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[091] 肝試し

『 百 物 語 』 ~弐〇〇七年・彼岸~
http://hobby9.2ch.net/test/read.cgi/occult/1190462579/l50

329 :四暗刻 ◆d/FbbQaSTc :2007/09/23(日) 04:39:41 ID:sxKUHzVN0
私が学生の頃の話しです。
深夜に部活の後輩と4人で麻雀をしていて、今から車でどこかへ行こう、という話になりました。
そこが田舎だったこともあり、こんな時間に行くところもないので、
地元の後輩の案内で心霊スポットに行くことにしました。
彼もおよその場所は知っているものの、まだ行ったことがないらしいその場所は、山の中でした。
山奥に神社があり、そこから先に進んだところに、今ではもう使われることのなくなった,
いわくつきの古いトンネルがあるそうです。
さっそくボロい車に後輩達を乗せて、小一時間走っていると、やがて暗い山道に入りました。
しばらく進むと、暗い闇の中にぼんやりと浮かぶ神社がありました。
車を降りて、周辺を散策してみると、
数年前の立て看板やポスターが古ぼけた姿のままで、放置されていました。

<199○年、7月頃にこの辺りで亡くなられた40歳ほどの男性の情報をご存知の方、
いらっしゃいましたら○○署までご一報ください。>

<このあたりで先月起きた事故を目撃された方、
ジーンズに白いセーター姿の20歳頃の若い女性を見かけた方は…>といった感じです。

辺りの暗さもあり、なにやら陰鬱な雰囲気に、嫌な気分になりながら、再び車に乗り込みました。
さて、どうしようか?と、相談すると、
「とりあえず進みましょうよ!」と中でも一番元気がありノリのいい後輩のFが答えました。
私は「そうだな…そうするか。」と車のエンジンをかけ、そのまま進んでみることにしました。


330 :本当にあった怖い名無し :2007/09/23(日) 04:41:23 ID:sxKUHzVN0
しばらく進むと、<この先、通行禁止>と書いた大きな看板が、道を遮っていました。
ふと、備え付けのカーナビを見ると、すでにそこに道はなく、
画面には、暗い闇の中で車の現在地を表す目印だけがチカチカと点滅していました。

「もうちょっとだけ行ってみます? ちょっとあの看板、どけて来ますね!」
後輩達が、車を降りて、看板をせっせと道の端に寄せました。
少し抵抗がありましたが、私達はノリでそのまま進んでみることにしました。
周囲に明かりはまったくありませんでした。
時折、急に道沿いに浮かび上がる民家や倉庫のようなものは、
全て廃屋となっていて、それが一層、不気味でした。
やがて道はだんだん細くなり、行き止まりか?と思いきや、
真っ暗闇の中にただれた古いトンネルがうっすらと見えました。
車がギリギリ入らないような細さの真っ暗なトンネルです。
皆、こんなトンネル絶対に入りたくない、と内心思っていたはずです。
ですが、ここまで肝試しに来た以上、へたれ呼ばわりされたくなかったのか、
誰一人として、「帰ろう。」と言う者はいませんでした。

「じゃあジャンケンで順番決めようか」
私達は、とりあえず、一人づつトンネルを往復することにしました。
ジャンケンの結果、初めはFです。
懐中電灯は一つしかなかったので、他の3人は彼が戻ってくるまで車で待機です。
「じゃあ…行ってきます。」
彼はしばらくトンネルの入り口で出たり入ったりを繰り返し、何度もこちらを振り返っていましたが、
やがてゆっくりとトンネルの奥へ消えていきました。
うっすらと懐中電灯の明かりがこちらからも確認できていましたが、
すぐに闇に溶けてなにも見えなくなりました。
後輩の一人はその姿を見届けると、ぽつりと言いました。
「あいつ、マジで行きましたね」


331 :本当にあった怖い名無し :2007/09/23(日) 04:42:18 ID:sxKUHzVN0
わりと長いトンネルで、Fの歩みが遅いのか、戻ってくるのにはもう少し時間がかかりそうでした。
私は言いました。
「じゃあ、そろそろ帰るか」
「…えwwwww」
「行くぞ、早く乗れよ」
「はい、じゃあそろそろ行きましょか。」
私はやっぱり怖いのは嫌いです。面白い方が好きです。
ですが、後の笑い話のネタになるだろう、これぐらいやった方がFの肝試しも盛り上がる。、
べつにおれは怖いわけじゃないんだ、とわけのわからないことを言いながら私達は車に乗り込みました。

そしてなんのためらいもなく山を降りていきました。

なぜか3人とも急に楽しくなり満面の笑みです。
「ちょっと怖がらせるだけだ。10分ぐらいしたら戻ろう。」
私達は少し走ると車を停め、10分ほどニコニコと談笑しながら一服しました。
そして、「じゃあ迎えに行こうか」と、再度、山道を登り始めました。

トンネルが近づいてきたので、私は、車のライトを消し、ゆっくりと近づいて行きました。

前方に、なにか、おかしな影が見えました。
咄嗟に、ブレーキを踏み、目をこらしました。

「おい…なんだあれ?」
なにか、人間のような影がぴょんぴょん飛び跳ねながら、
狂ったようにあっちこっちを走り回っているのです。
一言でいうと、キチガイそのものでした。
あまりにも異様な光景で、一瞬、背筋が凍りつきました。


332 :本当にあった怖い名無し :2007/09/23(日) 04:43:29 ID:sxKUHzVN0
Fです。

Fが、わけのわからない叫び声をあげながら、
自分の、首、肩、足、腕、などを両手でしきりに叩きながら、くるくるくるくる回っていました。
そして飛び跳ねているのです。

私は一体何が起こったのか、わけのわからなさに少し涙目になりながら、驚いて車のライトを点け、さらに近づきました。

Fがこちらに気付いて、大声をあげながら走ってきました。

それを見て、私は一瞬、もうこいつはダメだ。と思いました。
正直に言うと、(あれはもう知り合いじゃない。敵だ。敵が来た。)
そう感じたのです。
「鍵しめろ!!」と、私はすぐに後輩に声をかけました。
後輩も「うわぁあああああああ」と言いながら、急いでドアのロックを確かめました。
すると、Fは車のドアをしきりに叩きながら、なにかわめいています。


333 :本当にあった怖い名無し :2007/09/23(日) 04:45:59 ID:sxKUHzVN0
よく聞くと、こう言っていました。
「…ちょ、、ちょおおお!!!!あけて!!なんで!?なんであけてくれないのん!?? 鬼か!!おまえら鬼か!!」と、半泣きでわめいていたのです。

私がおそるおそる車のドアをあけると、彼は乱暴に乗り込んできました。
「なにがあった!?大丈夫か!」
彼が肩で息をして、何も言わなかったので、私はすぐに車を出し、山道を降り始めました。
彼は、落ち着いたのか、やがてこう言いました。

「…トンネルから戻ったら、誰もいなくて…真っ暗で…、そしたら急に頭が真っ白になって、もうやばかった。
まさか置いていかれるとかありえないだろ?ありえないし、、なにが起こったのか全然理解できなかった。
まさか、おれ出口に向かってると思ったら、入り口に向かってた?
…え、なに?あれ?ポルナレフ?とか思って、そしたら、
その瞬間に、首に誰かの手が触れたような感触がして、びっくりして振り返ったが誰もいなかった。
気のせいか、と思う暇もなく、次は身体中をなにかに触られたり、捕まれる感触があって、
気が狂いそうになった。それでどうしたらいいのかわからなくて…、
とにかく大声を出してジャンプしたり、逃げてたんです。」
そう言い終わると、後輩の一人が、「ジャンプすんなw」と笑いました。

その瞬間、Fは恐ろしい顔でそいつをにらみながら、

「…ああ、次、おまえの番だから。なんか呼んでるから死んでこいよ。」、と言いました。

私達は謝り、どうにかFをなだめて、逃げるように山を降りました。
人間、すごい恐怖に襲われると、感覚がおかしくなるのか、なにがあったのかわかりませんが、
それ以来、肝試しに行こうと誰も言わなくなりました。


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2007.10.01 | | Comments(0) | Trackback(0) | □連作「百物語 ~弐〇〇七年・彼岸~」

[090] 相槌

『 百 物 語 』 ~弐〇〇七年・彼岸~
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327 :あか ◆7URfw5wlqw :2007/09/23(日) 04:35:14 ID:9bkKu/o8O
とある男子高校生の会話

「少し前のことなんだけどさ」
「うん」
「夜中に小腹が空いたから近所のコンビニまで行ったのさ」
「ああ、よくあるよくある」
「そんでよ、歩いてたら道の隅っこに占いやってるお爺さんがいたんだよ」
「夜中だといろんな人いるよな」
「そしたらそのお爺さん、俺に話し掛けてきてよ」
「なんて?」
「あなたは死を見たことがありますか、だって」
「うわぁ、不気味…」
「そのときは軽くスルーしたんだけど、今考えてみるとさ…」
「……」
「そのお爺さん、顔の感じがお前そっくりだった気がしてさ…」
そう言い終えた少年は、昨晩急死した親友の棺の前で手を合わせた。
少年は棺の前で語りかけるように一人で喋っていただけだったが、死んだ親友が話に相槌を打ってくれていたような気がしたという…


2007.10.01 | | Comments(0) | Trackback(0) | □連作「百物語 ~弐〇〇七年・彼岸~」

[089] トモダチの家

『 百 物 語 』 ~弐〇〇七年・彼岸~
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323 :トンファ ◆ZybGQ0APoE :2007/09/23(日) 04:31:46 ID:kjmQXGhg0
ボクはその日、近くのトモダチの家に泊まりにいったんだ。

家に着いたときは夜も遅い時間だった。
トモダチはちょうど買い物に行っていたらしく、カギを開けたままだったので先にお邪魔させてもらった。
しばらくのんびりしていたが、トモダチがやたら遅いのでボクは電話をかけてみる。でもトモダチは出ない。
もう一回かけてみる。今度は出た。
「おう、オレ。今どこにいんの?」とボクは言った。
しかし、トモダチから返答が帰ってこない。なんか息が荒い。どこかを走っているのだろうか。
「さっき電話したけど出なかったからさ。先にお前ん家上がらせてもらったよ」
しかし、応答がない。
「どうしたんだ?さっきから……」
「……なんでだよ」
「え?」
不意に電話が切れた。しかたないのでテレビでも見ながらトモダチを待っていた。


324 :トンファ ◆ZybGQ0APoE :2007/09/23(日) 04:32:42 ID:kjmQXGhg0
やがてトモダチが帰ってきた。トモダチの顔は青ざめているように見えた。
「……何かあったのか?」とボクは聞いてみた。
トモダチはボクを振り返ったが、何も言わずに2階の自分の部屋に入ってしまった。
(なんだよ……せっかく来たってのに)
何やらただならぬ雰囲気を感じたが、「あまり触れないほうがいいかな」と思い、
1階のリビングでテレビを見ていた。
(なんか拍子抜けだな……アイツどうしちゃったんだろ)
ちょっと気になってきたので、トモダチのいる2階への階段を上がる。
部屋の扉の前で声をかけてみる。
「おい、ちょっと入っていいか?」
だが応答がない。おかしい。
さっき見たトモダチの顔は青ざめていた。体調でも悪いのだろうか。
それにしても、声も出せないくらいになるというのは、ちょっと異常だ。
もしかしたら、中で倒れているのかもしれない……
ボクはそう思い至って、急いで扉をバンッ!と、勢いよく開けた。


325 :トンファ ◆ZybGQ0APoE :2007/09/23(日) 04:33:25 ID:kjmQXGhg0
トモダチは、倒れてはいなかった。PCの前の椅子に座って、ボクの方を見ながらブルブルと震えていた。
その顔は、尋常ではなかった。
目を大きく見開き、顔じゅうに汗がにじんでいて、身体全体がケイレンでも起こしたかのように大きく振動していた。
「なあ……!一体どうしたんだよ!?」
ボクはただならぬ不安を感じ、そのトモダチに聞いてみた。
するとトモダチが、ぽつりと、
「……来るな」
「……え?」
「……来るなぁ」
「……なんだよ……どうし」
「来るなああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
トモダチが絶叫した。
「こっちに来るな!!おまえはここに来ちゃいけないんだ!!!」
何をいってるんだコイツは。ボクはトモダチに近づいていく。
「おまえから電話だって?そんなの来るわけがないんだ!」
かなり興奮してるようだ。ボクはさらにトモダチに近づく。
「オレはこの目でちゃんと確認したんだ……!」
トモダチの前でボクは止まる。信じられないような目でこっちを見ている。
「ちゃんと殺した……10回以上も刺したのに……」
……トモダチの顔を見ていると、不意に可笑しくなって笑いがこみ上げてきた。
「なんでオレの目の前に立ってるんだよおおおおおおおおお!!!!!」



「キヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒッヒッヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒッヒヒヒ」



ボクは、トモダチの、くびに、手をかけた。


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2007.10.01 | | Comments(0) | Trackback(0) | □連作「百物語 ~弐〇〇七年・彼岸~」

[088] 同窓会のあとで

『 百 物 語 』 ~弐〇〇七年・彼岸~
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320 :ナイ ◆FQlEx2Ih9Y :2007/09/23(日) 04:29:21 ID:jrQ/KyTO0
私が20歳の夏、小学校の同窓会が開かれた時の話。
2次会も終わったが、久しぶりの再会に別れが惜しかった私達はドライブに行こうということで
3台の車に分乗して地元でも有名なオカルトスポットが点在している海岸沿いに向かった。

昔、少女が監禁されていたという噂の廃墟やら自殺者の霊が現れる駐車場のトイレ、賽の河原に見立てた
小石が積んである洞窟など七不思議といわれるスポットをまわった。
しかし、どこの地域にでもあるデキの悪い都市伝説で肝試しやら怖いもの見たさで訪れるような場所だった。
行くまでは盛り上がっていたが、いざ来てみると退屈なところだったというのは言うまでも無かった。
私たちも疲れてきて、この辺で帰って解散しようということになった。

そして帰り道のトンネルを抜けたところで急に車のエンジンが止まりかけ、運転手が
「あーーっ!ハンドルが!切れない!!」
なんとかハンドルを切りカーブを抜けたが、エンジンも完全に止まっていた為、すぐ先の駐車場へ車を入れた。
助手席の友人は固まったままで動けない様子。
確かに危なかった、それも無理もない話だった。
運転していた友人は
「トンネルの出口に親子連れが立っていた」
「こんな時間に人がいるわけが無い」
などとオカルトスポットを訪れた後ということでふざけた様子で皆を驚かそうとしていた。
確かにそのトンネルは親子連れ幽霊が出るといわれていたこともある場所だが、本気ではないのはわかっていた。
まあ、原因は単なるガス欠だった。
他の車にスタンドまでガソリンを買いに行ってもらっている間、私たちは冗談と知りつつもその話で盛り上がっていた。
ただ一人を除いては…


321 :ナイ ◆FQlEx2Ih9Y :2007/09/23(日) 04:30:15 ID:jrQ/KyTO0
そして数日後の話

その時の友人が事故死した。
当然、葬儀の後でオカルトスポットに行ったことが原因ではないのか?という話になった。
なんでも、解散した後で別の友人が死んだ友人から言われたそうだ。
それは例のトンネルを出たところでお地蔵さんを見たという話だった。
そして、七不思議のなかに海岸沿いの道路でお地蔵さんを見ると死んでしまうという噂があった。
私はその道路にお地蔵さんがあることは知っていた。
ガードレールに隠れているので、ほとんどの人が気づかない事も。
しかしそのお地蔵さんがあるのは、もっと先でありトンネルのそばには無いのだ。

勘違いしないで欲しい。
事故死したのは運転していた友人ではない。
彼が見たのは親子連れの幽霊であり、しかも冗談である。
死んだのは助手席に座っていた友人なのだ。
あの時、彼がなぜ動くことができなかったのかわかって頂けたと思う。

私は友人の十三回忌が終わった今でもあの道を通るつもりはない。


2007.10.01 | | Comments(0) | Trackback(0) | □連作「百物語 ~弐〇〇七年・彼岸~」

[087] 呼び出し

『 百 物 語 』 ~弐〇〇七年・彼岸~
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317 :サンコン ◆J0YMbjhvL. :2007/09/23(日) 04:18:24 ID:dp9GGuzw0
深夜、私は試験勉強に励んでいました。
疲れたなと思った深夜二時ごろピンポーンと鳴った
誰だろうと思ったが勉強したいので出ないことにした。
三十分後またピンポーンと鳴る、気味が悪いので見に行かないと
またすぐピンポーンとなる。
怖いので寝ることにした。
4時ごろまたピンポーンと鳴る
絶対出ないぞと思い。布団にこもっていた。
立て続けに3,4回ピンポーンと鳴った。
怖くてこもり続けていた
ようやく止んだと思い、ほっとして
布団から顔を出し辺りを見渡すと
窓から女の人が凄い形相で覗いているのです。


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[086] 電池

『 百 物 語 』 ~弐〇〇七年・彼岸~
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314 :はと ◆grKVSban2w :2007/09/23(日) 04:08:04 ID:K0OQ3ZX7O
私も百物語な怖い話を一つ。

百物語て、ろうそくの準備が大変。
それで家の中の電化製品をつけまくってそれを一個ずつ消して代替したんです。
あれこれつけてたんですがなかなか100には足りなくてDSとか携帯充電したり、携帯ラジオもつけてました。
ようやく100明かりがついたとこで怪談を始めたんですが、70話前後で突然、家中の電気が真っ暗になりました。

女の子はキャーキャーいうし野郎は机蹴り倒すしちょっとしたパニックに。
どうやら予約炊飯が始まってブレーカーが落ちただけみたいでした。

315 :はと ◆grKVSban2w :2007/09/23(日) 04:08:54 ID:K0OQ3ZX7O
結局私がみんなにすげー叱られて、百物語はお開き。
引っ張り出してきた携帯家電を片付けていました。
だけど、なんかが引っかかる。
(そういえばラジオの電池、目覚ましに入れたんじゃなかったっけ?)と思い、蓋を開けて確認したところ、やっぱり電池はありませんでした。


2007.10.01 | | Comments(0) | Trackback(0) | □連作「百物語 ~弐〇〇七年・彼岸~」

[085] 母

『 百 物 語 』 ~弐〇〇七年・彼岸~
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311 :犬 ◆J.bDRB.F4E :2007/09/23(日) 04:00:25 ID:G+ilewNlO
 60話でも話しましたが、うちの母親は霊を時々見るようで、母親がまだ子供の頃の話です。
母親が兄弟達と寝ていて、何か気配を感じて起きたそうです。
すると、障子が一部分だけ明るくなっていて、丸い頭のようなものが浮かび上がっていたそうな。


312 :犬 ◆J.bDRB.F4E :2007/09/23(日) 04:01:31 ID:G+ilewNlO
あわてて、そばで寝ていた兄弟達を起こしたのですが、誰も見ていなかったので、寝ぼけていたと思われたようです。
次の日、母親を可愛がってくれた近所のおじさんが亡くなったという知らせを聞き、
「あの坊主頭は、近所のおじさんだ!」と、気がついたのでした。
よくある話だし怖くないけど、身内から聞くと本当にあるんだな、と実感しました。


2007.10.01 | | Comments(0) | Trackback(0) | □連作「百物語 ~弐〇〇七年・彼岸~」

[084] メル友

『 百 物 語 』 ~弐〇〇七年・彼岸~
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309 :全米>>501 ◆BWcEIRUB1A :2007/09/23(日) 03:55:43 ID:YSdpe7nSO
今から数年前、俺はある女性と知り合い、メル友のような付き合い方をしていた。
ある夏の日の夜、彼女から『今から会って少し話をしませんか?』とのメール。
少なからず好意を寄せていた俺は、二つ返事で彼女が待つ横浜駅へ車で向かった。
横浜駅に着くと、若干暗い表情で佇む彼女を発見。
何事かと思いながらも、とりあえず彼女を乗せドライブをする事に。
最初の内は何て事ない会話をしながらドライブをしていたのだが、しばらく走っていると少し俯きながら彼女はある事を口にした。
『今日は前付き合っていた彼の命日なの…運転中に事故にあってね…』
その言葉を聞き、突然会いたいと言った事と、暗い表情だった意味を察し、どうにか元気付けれないかと言葉をかけてみた。
「彼を失った事は辛いけど、次に進まないと彼も浮かばれないと思うよ」
この言葉が終わるか終わらないかの内に、後部座席から見知らぬ男の声で…

【…シネ!】

と聞こえた瞬間、フロントガラスが一気に白く曇り、前方が何も見えない状態に。
俺はこの信じられない現象に驚き、慌てながらもブレーキを踏み事無きをえた。
とりあえず車を止め、居るはずのない後部座席を確認し、彼女も驚いているだろうと見てみると、俯いたまま少しも動かない。
しばらく彼女を見つめていると、彼女は
『やっぱり貴方でも駄目みたい…』
と一言つぶやき、寂し気な表情を俺に見せ、車から降りて行った。

その後、彼女とは連絡をとる事も気が引け、彼女が今現在も同じような状態にあるのかは解らないままである。


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[083] 日記

『 百 物 語 』 ~弐〇〇七年・彼岸~
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306 :ASIAN ◆aYuEZHzg4U :2007/09/23(日) 03:49:42 ID:7V7+v3nLO
いつだったか、友人に見せてもらったスクラップノートの話し。

それは確か、地方紙の死亡記事かなんかの寄せ集めだったと思う。
友人は、ある記事のところを指差してオレに見せてきた。

━━男子高校生の白骨死体、地元M川の中かから発見。

みたいな事が書かれていた。
これがどうかしたのか?と突っ込みを入れる前に、友人は鞄から一冊のノートを取り出した。
サン〇オキャラが印刷されたそれを、無言でオレに手渡す。
見ろって事なんだろう。意を汲み取って、ページを捲っていったわけ。
読んでいくと、それが所謂交換日記ってやつなのがわかった。
カップルでやってたんだろうな。読んでてイライラするぐらい、日記の中でいちゃこいてやがる。


307 :ASIAN ◆aYuEZHzg4U :2007/09/23(日) 03:50:20 ID:7V7+v3nLO
それでも我慢して読んでいくと、最後のページが凄い。

なんか、精神病の患者が脅迫観念に取り憑かれたかのような、めちゃくちゃな筆跡で「追われてる」とか「恐い恐い」とか、もう壮絶に書き殴ってる。
そのくせ、日付とかは書いてあるから不思議なんだわな。

で、その壮絶な文を最後に日記は終わっているんだが、さっぱり意味がわからん。
どういう事?って突っ込む前に、友人はまたさっきの新聞記事の今度は日付を指差した。
そして、日記の最後の日付を指差して、「これ、その男子高校生の物なんだよ」って一言。

新聞の日付は、見事に日記の日付の翌日。

「死体ってさ、どれくらいの速度で白骨化するんだ?」

友人はそう言ったが、オレはこいつがどうしてその日記を持っているのかが気になって、黙ってしまった。

今でも、友人には怖くて聞けない。


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[082] トンネル

『 百 物 語 』 ~弐〇〇七年・彼岸~
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304 : ◆urufi/Tr1A :2007/09/23(日) 03:43:00 ID:kM9Wy74y0
日帰りで温泉に行く途中の事。
私が住んでいる場所から3時間かかる温泉に行った。
その温泉は山の中で県外。ひたすら一本道を車で走った。

途中いくつかのトンネルを通ったんだけど最後の1つ。
そのトンネルに突入する時にだけ何故か「通りたくない!」と思った。

小さく「うわっ」って呟いてしまったらしい。
結局何も見えなかったし何も起こらなかったけど
トンネルを出てから運転していた友人が「なにか嫌なトンネルだったね。」と言った。

そしてちらりと私をみて「あんた!!大丈夫???」と叫んだ。
どうやら私の顔は顔面蒼白だった、らしい。


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