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ヤジロベエ

ほんのりと怖い話スレ その40
http://hobby9.2ch.net/test/read.cgi/occult/1178987005/l50

674 :本当にあった怖い名無し:2007/06/16(土) 18:29:45 ID:L7ZW0H4kO
私の変な体験。長くてごめんなさい。

中学生のとき、夜9時頃近所の夏祭りからひとりで歩いて帰ってた。
家は小さな住宅街にあり、そこには真っすぐなひたすら長い2本の
道に挟まれるように細い脇道が何本もあって、私の家はその脇道の
1本を曲がったところにあった。

まっすぐな道のひとつを歩いてると、私の家がある脇道の2つ手間の
脇道のあたりに、なにか見慣れないものがいた。
それは街灯の逆光をあびてシルエットしかわからず、人のようにも
見えるけど、1番わかりやすく例えると女トイレのマークみたいな形。
身長?は2メートルよりちょっと大きいくらい。
それは、ヤジロベエのように左右にゆらゆら揺れながらちょっとずつ
進んでいるようだった。

奇妙に思いつつもなぜか不思議とあんまり怖くなくて、10メートル
くらいまでそのまま歩いて近付いていった。


675 :本当にあった怖い名無し:2007/06/16(土) 18:30:50 ID:L7ZW0H4kO
そのとき、なぜだか覚えてないんだけど私はいきなり怖くなった。
私とそれの他には見渡す限り誰も見えず、結局私は廻り道して
もう一つの長い道から家に帰った。

あれが何だったのかもわからないが、不思議なのが、当時の私は
家に帰ってからもそれから暫くの間も、なぜか誰にもこの話をしようとも
思わなかったということ。
5年後位に不意に思い出し、兄に話したところ、
なんかわかんないけどやばそうと言われ、そう言われてみれば…
と、だんだん怖くなってきた。
それに、変なものを見たって事と、遠くからみた形、揺れ動きかた、
近付くといきなり怖くなったことだけははっきり覚えてるんだけど、
近くで見たときの姿はなぜか思い出せない。

あれがなんなのか知りたくて、いろんな人に話してみたんだけど
有力な情報はまだ得られてない。
ちなみに、それがいた長い道は、1.5キロくらい先におじさんの霊が出る
との噂の薮に囲まれた大きな池があり、800メートルくらい後に古い
武家の末裔さんたちの家がならぶ。
私は霊は見たことは無く、霊感も多分ない。まれに金縛りにあうくらい。

なんか思い当たる人いませんか?

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2007.06.18 | | Comments(2) | Trackback(1) | ■怪異

おばあさん

ほんのりと怖い話スレ その40
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663 :1/2:2007/06/16(土) 03:17:10 ID:4c2zys720
長文失礼。

私がまだ小学校にも上がってない頃。
父親は商売をやっていて、母親はその頃は体が弱かったけど父親の仕事を手伝ってた。
なので、私の面倒は一緒に住んでいたおばあさんが見てくれていた。
可愛がってくれて、いつも一緒にいたように覚えている。

おばあさんは太っていて膝が悪かったから、あんまり歩くのは得意じゃない。
でも、気性が勝気で活動的な人だから、億劫がりもせずに毎日遊んでくれていた。
住んでいたところは結構な田舎なんだけど、昔はいまよりもちょっとはマシで、
かなり頻繁に賑やかな市場に連れてってもらったりしていた。

ある日、夢を見た。
夢の中では、いつものようにおばあさんと一緒に散歩をしている。
現実では、おばあさんは本当にゆっくりしか歩けないから、私は先にどんどん進んで、
ちょくちょく立ち止まってはおばあさんが追いついてくるのを待つ・・・ってのがいつものパターン。
でも、その夢の中では違っていた。
おばあさんはいつも通り、ゆっくりした動作なのに、なぜかものすごくスピードが速い。
私がいくら走っても追いつけない。
待って、待ってと声をかけても全然待ってくれない。
おばあちゃん子だった私にはそれはとても怖いことだった。
結局、おばあさんには追いつけないまま夢は終わるんだけど、
そんな夢を小さい頃は頻繁に見ていた。


664 :2/2:2007/06/16(土) 03:17:50 ID:4c2zys720
校生ぐらいのとき、ふとその夢のことを思い出して、何気なく母親に話して見た。
そしたら、母親は少し驚いて、
「そういえば、昔、おばあさんもあんたに置いていかれる夢を見るんだ・・・ってよく言ってたよ。
 しょっちゅう見るって。怖くて悲しくなるって」
と教えてくれた。

なんか、それを聞いて何とも言えない気持ちになった。
あんまりいい感じはしない・・・よね・・・。
どう考えたものか。

ちなみにおばあさんは健在。
今でも地元に帰るたびにお土産持っていったり、手料理ご馳走してもらったりする。。
もう一個謎なことといえば、そのおばあさんは父母のどちらの母親でもないってことだね。
父親方のおばあさんと、母親方のおばあさん。一緒に住んでるおばあさん。
幼い頃は3人おばあさんがいるのを不思議には思わなかった。
私は成人して就職してるけど、未だにこのおばあさんと両親の経緯や関係をあまりよく知らない。
ただお世話になった人だってことだけはよくわかる。

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2007.06.18 | | Comments(0) | Trackback(0) | ■怪異

退院

ほんのりと怖い話スレ その40
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657 :1/2:2007/06/15(金) 23:15:54 ID:z6AQtAID0
余り怖くないですが。
数年前、上京して1人暮らしをしていた時の話。
そのアパートの大家は60代後半のおじいさんでアパートの隣に家に住んでおり家賃の支払いは直にその家に行って払っていた。
当時自分は残業やら休日出勤やらで帰りも夜遅く、たまに夜帰ってくると家から顔を出して「今帰ったの?随分遅いねぇ」と声をかけてくれたりした。
(自転車通勤だったのでしまう時の音で分かるらしい)

ある日、家賃の支払いに大家の家に行くと大家の奥さんが出てきた。
「ウチの主人、体調崩してしばらく入院する事になったから当分私が大家をやるんで何かあったら言って下さいね」と言われた。

それから2ヶ月程経ち、残業終えてアパートに戻ると、大家の家の玄関の前に誰か立っている。
よく見たら大家のおじいさんだった。
入院していたせいか元から痩せていた体が更に細くなりフラフラしたカンジで立っていて、ちょっとビックリしたものの「こんばんはお久しぶりです!」と挨拶すると「こんばんは。相変わらず仕事遅いんだねぇ」とにっこり笑って軽く会釈をしてくれた。
「いつ退院したんですか?」と聞いたものの何も答えずに笑っているので「じゃあおやすみなさい」と言って自分の部屋に入った。


658 :2/2:2007/06/15(金) 23:17:24 ID:z6AQtAID0
2週間後、家賃を払いに大家の家に行くと奥さんが「お線香上げてくれる?」と言うので「どうしたんですか?」と聞くと「あら?ウチの主人が亡くなった事まだ話してなかったかしら?」と言う。

驚いて「え?こないだ退院したのに?もしかして一時帰宅とかだったんですか?」と聞くと「主人は2ヶ月前に入院してから1度もうちに帰ってきてないけど…」とすごく不思議そうな顔をされてしまった。

何でも「退院まであと2日」という日の夜中に突然容態が悪化してそのままお亡くなりになってしまったらしい。
それが2週間前の話だそうで。
「よっぽど家に帰りたかったのかしら?だったら私に何か言ってくれればいいのに…それともアナタが毎日残業で帰って来るのが遅いって心配してたから会いに来てくれたのかしらね?」と奥さんが笑いながら言っていたのが忘れられない。

ちゃんとお線香上げてお祈りしました。
間違ってあげてしまってすみません。

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2007.06.18 | | Comments(0) | Trackback(0) | ■怪異

後ろ姿

ほんのりと怖い話スレ その40
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627 :本当にあった怖い名無し:2007/06/13(水) 21:51:57 ID:snUodO7S0
ココに投稿したら良いのかな? この話。

消防の高学年くらいから見始めたんだ。
髪の長い女の後姿。

いつも同じ服で向こうをむいてんだ。
それが振り向こうとする。
電車やバスの窓から眺める街の景色なんかに気付いたら立ってる。
その女が振り向こうとした瞬間にビルやなんかで視界が遮られて
見えなくなる、っつーのが月一ほどあった。

環状線から見下ろす交差点、通り過ぎる駅のホーム。
田んぼの真中ってのもあった。もちろん後ろ姿。

最後まで振り返ったその顔は見れなかった。
工房の時、叔母が自殺してからは現れなくなったからだ

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2007.06.18 | | Comments(0) | Trackback(0) | ■怪異

笑い声

ほんのりと怖い話スレ その40
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613 :本当にあった怖い名無し:2007/06/13(水) 00:18:12 ID:c+gI1Kpy0
ちょっと長くなるけど、実体験投下

俺は四人兄弟の末っ子で、三番目の兄とも10歳離れてるってくらい
異様に年の差開いて生まれたんだけど
(北海道旅行で両親が張り切った結果俺誕生wwwwww)
三番目の兄は俺が小さい頃から霊感強かった。
俺は全然信じてなかったけど、
夜中にマジ泣きの高校生の三男が部屋に入ってきて
「今、足掴まれた!」って小声で震えながら俺に泣きついてきた時は流石にびびった

次男は霊感とか全くそういうのは無かったけど、大学生活中一人暮らししてて
バイト終わった後真夜中に階段降りてたら
いきなり後ろから誰かに突き落とされたらしい。
狭い階段だし足音響くから後ろには誰もいないはずなのに
不思議だなあって入院先の病院で話してた。

長男は一連の件に全く触れない感じだったけど
実はよく金縛り(乗っかられたり頬触られたり)に遭ってたとか。

こういう話聞いてたら俺ももっと霊とか真剣に考えてたのかもしれないけど
三男以外の兄貴達は何も話してくれなかったし
三男も普段「あそこに霊が…」なんて痛発言しなかったもんで
自分もまさかそういう現象体験するとは思わなかったorz


614 :本当にあった怖い名無し:2007/06/13(水) 00:26:32 ID:c+gI1Kpy0
sage忘れスマソ

実際体験したのは数ヶ月前の春で、俺の住んでる地域はまだ雪降ってた。
当初は書き込みとかしたらやばいかなってくらいびびってたけど
段々怖くなくなってきたから書き込みにきた

どこから話せばいいのか…話が行ったり来たりになるかもだけど聞いて欲しい
去年の12月に病気で犬亡くした。
動物飼うのは初めてで、失うのも初めてだったんで本当に凹んだんだが
三ヶ月くらい経ってケージの中身とか処分して、もうすっかり立ち直ってた。

俺は普段は二階の自分の部屋で寝るんだけど、
エアコン故障しててストーブもないんで、この冬は一階のリビング横の和室で寝てた
リビングについてたストーブの熱で和室も暖かくなってて安眠できたんで。
ただ、犬死んでからはなんとなく寝つき悪かった
というのも、室内犬だったんだけど
リビングで動き回る「カツカツカツ…」って足音とか
たまに聞こえる「ピス ピス」って鼻息とか全然しなくなったんで
ああ、もういないんだなって考えると情けないことに18にもなって泣けてしまうんだ(´・ω・`)

でも流石にその無音にも慣れて、その日もまったり眠ってた。
朝の7時にケータイの目覚ましセットして枕元に置いてすやすや寝てたんだけど


616 :本当にあった怖い名無し:2007/06/13(水) 00:32:32 ID:c+gI1Kpy0
いきなり耳元で女の叫び声が聞こえた。
叫び声っていうか、笑い声?絶叫に近い笑い声みたいな
「アーハハハハハギャガガガガガ!!!!!!!」っていう
しかも直接耳元で叫ばれて飛び起きようとした

でも体が全然動かなかったんですげえ泣きそうになった
指先すら動かないし、視線動かすことも忘れて一点凝視
布団の中で横向きに硬直しながら、畳と隣に置いてあった椅子の隙間の空間見てた

どんどん笑い声?は遠のいていって、町に響き渡る感じで消えていった
「ハハハハハハヒーヒヒヒ………」
ようやく動けるようになって、とりあえず手伸ばしてケータイをげと
時刻は夜中の3時40何分くらいだったと思う。
二階の両親の部屋に行こうかと思ったけど、真っ暗な中布団から出るのも怖かったし
階段を上るのも怖かったから布団の中で縮こまってた

で、必死にあの声の事考えてた
普通忘れようと思うんだろうけど、俺はなんかあの声に聞き覚えあったんだ
思い出せば夢だったんだ!で済ませられると思って考えてた
考えてる間に寝てたw


618 :本当にあった怖い名無し:2007/06/13(水) 00:40:58 ID:c+gI1Kpy0
そんな事が数日おきに何度かあって
親にも恥を忍んで言ったんだけど爆笑されて終わった
あの時は本当に切なかったし正直キレそうになった
こんな話でもマジで、俺は寝不足で死にそうなんだよ!と

そんで2週間くらい経った頃に、布団の中で2時まで粘ってたけど
結局ウトウト→三時頃に笑い声で起きた
でもその日は笑い声が遠ざかるんじゃなくて、ぴたっと止まった
とうとう何かされるのかと震えてたら、リビングから「カツカツカツ…」って音がした
ちょw幽霊歩いてるwって思って、ふと気付いた。多分犬だ。
たまに夜に起き上がって歩いてきて、俺の布団の近くで丸くなってたんだけど
その雰囲気と似てたというか

とりあえず状況に慣れたのか知らんが、目だけ開閉可能になったんで
必死に金縛りとけるまで目閉じて耐えてた
そのまままた寝ちゃって、朝になって母親に起こされた

リビングの電球がつかなくなってて、電球替えてもつかないんで電気屋呼んだ。
電気屋「あれ?元のガラス球の部分が割れちゃってますね…」
これは偶然なのかわからんけど、これを境に女の声はもうしなくなった。犬の足音も二度と聞こえなかった。


619 :本当にあった怖い名無し:2007/06/13(水) 00:52:28 ID:c+gI1Kpy0
その事を兄にメールしたら、「ドンマイ(笑)」ってだけ返ってきたw
まあ思い返せば幽霊実際に見たわけでもないし、
夢でも見てたんだろとか言われればそうかもしれないってくらいの薄っぺらい体験だったかもしれん

でも俺は暫く「結局あの声は誰のだったっけ」と考えてた。
受験終わって学校も休みになったんで、リビングにいるとその事ばかり考えてた
そんで、ある日俺が暇なもんで熱出した姪の世話押し付けられたんだけど
姪の顔見て思い出した。
何で今まで忘れてたんだってくらいだけど
同じく去年のGWに首吊って自殺した、兄の義母の声だったんだわ

兄義母の家は古い木造建築で、遊びに行った時俺はコタツでうたた寝してた
その時隣でテレビ見てた兄義母の笑い声で起きた
その笑い声を劣化させた感じだった。まさにそんな感じ。

そんで、兄義母が可愛がってた姪は去年ようやく二歳で、喋るようになったばかりだったんだが
自殺騒動でゴタゴタしてた頃姪は家に泊まって俺が世話してた
その時和室でオムツ取り替えてたら姪が
「あ、ばーちゃんだ」って何もない空間指差して言ったのを思い出した
それもそれで衝撃的だったのに何で忘れてたのかとwww

とにかく謎が解ければ解けるほど怖かった
幸いもう和室で寝ることは無くなったし、そんな体験もしなくなったけど
幽霊見えるとかすげえステータスwとか小馬鹿にしつつ思ってた今までの自分を殴りたい
もうあんな思いすんのはこりごりっすわ…

長々と話した割にくだらないオチですまん
でもこの体験は俺は地味に一生忘れられないと思うんだ(´・ω・`)
とりあえずこの経験のおかげで幽霊を信じるようになったぜ…!

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2007.06.18 | | Comments(0) | Trackback(0) | ■怪異

分かるでしょ?

ほんのりと怖い話スレ その40
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608 :本当にあった怖い名無し:2007/06/12(火) 12:09:18 ID:WyVz/snOO
都内の某カラオケボックスでバイトしてるんですけど、そこは繁華街の中にあってお昼なんかはサラリーマンのお父さん達が昼寝しに来たりするんですよ。マン喫より静かだから。

こっから本題なんですけど、以前お客様が室内で亡くなられたらしいんです。詳しいことは教えてくれないんですけど。
んでその部屋からたまにだけど誰もいないのにインターフォンがなるんです。もちろん出ても何も音はしないし、部屋を見に行くと受話器はかかってるんです。
ただ、これは全然恐く無くて、自分でも不思議なんですけど。
何が恐いかと言うと、お客さまでたまに部屋を変えてくれと言ってくる人がいて、どうかしましたかと尋ねると、いや・・・分かるでしょ?と失笑混じりに言われたりするんです
これは全身鳥肌もんです。ほんとにそういうのが分かる人っているんですね・・・。

あと最後に、コレは洒落コワなんですが。お祓いもしたそうです、数十万かかったとか・・・。恐いですね。長文失礼しました。

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2007.06.18 | | Comments(1) | Trackback(0) | ■怪異

泣き声

ほんのりと怖い話スレ その40
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601 :本当にあった怖い名無し:2007/06/11(月) 16:48:58 ID:RPQDzPgAO
出産で入院した時の事。

私の入った産院は母体回復の為に夜間は完全母子別室、日中は体調により同室もオケ。
ただし、大部屋だと入院患者の入院理由により全日母子別室。
同室不可の理由は婦人病系で入院してる人もいるから。
で、私が入ったのは大部屋で母子同室が不可だった。

夜中の授乳を終え、新生児室から部屋へ戻ると何故か赤ちゃんの泣き声が聞こえる。
さっき聞いた泣き声が耳に残ってるのかなー、とか思いながらベッドに入り
朝方、看護師さんに授乳に来るように起こされるまで爆睡。
授乳用品の支度をして部屋を出ようとするとまた赤ちゃんの泣き声。
おかしなーと思いながらも授乳へ向かった。

新生児室と授乳室は隣合わせ、その奥に分娩室やらがある。
そこからの音は漏れてこない、授乳室へ向かってる最中も
赤ちゃんの泣き声なんて聞こえてこない。

うっかりガーゼを落としてしまい、代えのガーゼを
取りに戻るとやはり赤ちゃんの泣き声。
いい加減おかしいと思い、授乳中に看護師に報告。
看護師は、今の時間部屋に赤ちゃんを連れ帰ってる
お母さんはいません、赤ちゃんも全員いますよ?と言う。


602 :本当にあった怖い名無し:2007/06/11(月) 16:55:47 ID:RPQDzPgAO
様子を見に行くからと私の部屋番号を聞かれ、
答えると看護師の表情が変わった(ように見えた)。
不審に思われたかな?私の部屋は赤ちゃんの連れ込み禁止の
婦人科系患者が入ってる部屋だもんなぁと話した事少し後悔した。
部屋を変えましょう、出産まもないお母さんって色々
敏感になるから、と言われその日の日中に変更。
変更前に同室だった経産婦も一緒に部屋変え。
彼女も同じく赤ちゃんの泣き声を聞いたそうだ。
経産婦の入院患者は私ともう一人、同室の他3人は違う。
私も彼女も一度も部屋に赤ちゃんを連れ帰っていない。


あの赤ちゃんの泣き声の正体はわからないまま。

もしかすると、母体の病気で生まれてこれなかった赤ちゃんだったのかな?と思う。
でも、出産で気持ちが高ぶっての幻聴だったのか?とも思う。

部屋変更を手伝ってくれたヘルパーさん?にこういうのってよくある話なのよ、
と言われたけど、それだけだったんでどちらともとれるだけにちと怖かった。

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畳1枚

ほんのりと怖い話スレ その40
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592 :本当にあった怖い名無し:2007/06/11(月) 09:50:22 ID:ia6xb/Lz0
>>585
俺のお袋だが、ちょいと手術した時の事だ。
大した手術ではなかったんだが、麻酔が効き過ぎて
なんかヤバイ事になった。
で、なんか三途の川っぽいとこまで行ったらしいんだな。
死んだ爺ちゃん(お袋にとっては舅)が出て来たそうな。
それが、畳1枚ほどもあるでかい顔だったんで
お袋は妙にツボって、爆笑してしまった。
医者はビクーリしたそうだ。麻酔効き過ぎて死ぬかもヤバい!と
慌てて処置していたら、いきなり笑い出したのだから
その恐怖は10円どころではなかったのでは無いかと推察する。

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590 :本当にあった怖い名無し:2007/06/11(月) 07:20:09 ID:ae5pLHP6O
また携帯からお邪魔します(´・ω・`)

自分の祖父の話
その日祖父は、隣町の友達の家で酒を夜12時位まで飲んでいたらしい。
その日は空には雲一つ無く、月は大きな満月、その光で周りが電気付けなくても良く見えたらしい。そして原っぱを走っていた時の事。
前からなにか来る。白い何か。祖父は幽霊かとwktk、、しかし近づいて来ると髪はボサボサで服はボロボロの女。女は道の端に倒れて這ってケラケラ笑いだした。祖父はコレはヤバイ…。と思い目を合わせず通り過ぎようとしたとき

女は
ギャァ¢£#&◎◇◆殺してやる!!!!
と叫びながら追って来た。祖父は普段は何事にも動じない俺だったがその時ばかりは血の気がひいたらし。

ジイちゃん、天国でバァちゃんと仲良くしてるかなぁ(´・ω・`)この場をお借りして、俺の親代わりに頑張って育ててくれてありがとう。孫見せたかったよ。お世話に成りました

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2007.06.18 | | Comments(2) | Trackback(0) | ■サイコ

同じ場所

【怪談】 学校にまつわる怖い話 【七不思議】
http://hobby9.2ch.net/test/read.cgi/occult/1177249017/l50

127 :本当にあった怖い名無し:2007/06/12(火) 00:53:27 ID:4cpO8fk50
大人でも見える人は見えるようだけど
子どもの見る力には驚かされるばかり。
とくに噂や怪談めいた話にはなっていないけれど
2階に上がる階段に女の人が座っている、と
見てしまった一年生がよく泣いている。
去年の一年生も同じ場所でよく泣いていた。
調べると今の六年も一年のときに泣いていた。
女の幽霊がいるかいないかはわからないけれど、
毎年同じ場所で一年生が女性を見て泣く光景を見ると、
なんだか不思議な気持ちにさせられる。

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開閉するドア

【怪談】 学校にまつわる怖い話 【七不思議】
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121 :本当にあった怖い名無し:2007/06/10(日) 23:33:15 ID:OSupj0fa0
学校現場で働いていると、怖いものに鈍感になる。
半年くらいは暗い廊下や誰もいない教室が怖い。
でもそのうち「節電節電」とかいいつつ、
真夜中の真っ暗なトイレも平気になってしまう。
子どもたちが噂する話のほとんどがただの噂だとわかっているからだ。
だけど中には不思議な出来事もある。


122 :本当にあった怖い名無し:2007/06/10(日) 23:34:20 ID:OSupj0fa0
例えば、勝手に開閉するドアだ。
数年前から始まった怪奇な現象なのだけれど、
始まった次期とある児童が入学した時期が重なる。
その児童の姉はこの学校で命を落としており、
彼女が弟に会いにきているのだろうと言われている。
実際のところはわからない。
だけど、過去に命を失った児童がおり、
その弟が入学してきた事実があり、
ドアが勝手に開くことが当たり前のようになっている。
みんなどうして慣れてしまうのだろう。

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2007.06.18 | | Comments(0) | Trackback(0) | ■怪異

いいんですか

一人暮らしの怖い話… part10
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105 :本当にあった怖い名無し :2007/06/18(月) 01:28:08 ID:1OFT8YpAO
10年前に住んでたアパートなんだが、立地条件が墓の隣。
紹介してくれた不動産屋に、契約しようと連絡したら「いいんですか?」と返される、絵に描いたような不穏な物件。
金無かったから安さで選んだんだけどね。

案の定、帰宅すると消した筈のテレビや蛍光灯がついてたり、勝手にトイレの水が流れたり、
あげく寝てたら肩叩かれて起こされる。

我慢できなくて一年経たずに転居したけど、他の部屋の住人とかよく耐えられるもんだと思った。

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2007.06.18 | | Comments(0) | Trackback(0) | ■怪異

武士の家系

あなたの家の開かずの間 3部屋目
http://hobby9.2ch.net/test/read.cgi/occult/1171700275/l50

573 :本当にあった怖い名無し:2007/06/14(木) 20:54:56 ID:xmtpwCQQO
開かずの間というほどではないんだけど
暇つぶしにでも読んでくれたらいい



実家はもともと武士の家系で、今となってはほとんど名残なんてないんだが、槍とかちょっとした業物があるらしい。
らしいというのは実際に目にしたことがないから。


家の二階、一番奥の部屋の天井裏にまとめて置いてあるらしい。
子供の頃に祖母にその話を聞いて、刀や槍を見せてくれとせがんだ。
だが祖母は「あれは人を殺めとる。いろうたらいかん(触ってはいけない)」と言うばかり。
しかし好奇心が勝り、ひとりで留守番をしている時にこっそり二階へあがってみた。
奥の部屋は薄暗く、カーテンすら開けられていない。びびりな自分はそれだけで身が竦んだ。つか部屋には一歩も踏み込めなかった。


574 :本当にあった怖い名無し:2007/06/14(木) 20:55:56 ID:xmtpwCQQO
襖の隙間から見えたのは、不気味な絵巻物?みたいなのと家紋の入った小さな箱、そして般若の面。
絵巻物は壁に掛けられており、球体に包まれた赤ん坊が滝上に浮かんでいる。
般若はその絵巻物をしたから見上げるかたちで置かれていた。


雰囲気だけでびびって何もせずに一階へ退避。マジ恐かった。
母親と暮らすようになって(離婚していて祖父母に育てられていた)、奥の部屋のことを聞いてみたが、母もあまり詳しくは知らないらしい。ただ、

・絵巻物のかかっている場所の天井裏に業物が置いてある
・絵巻物は家を護る役割
・般若は業物を見張る存在

だそうな。ちなみに小箱の中身はわからない。



ついでだが。

うちには玄関に鬼の面を飾ってある。
自分が一人で留守番をする時は、鬼の面がかかっている柱のすぐ横の部屋にいるように言われた。
何かあれば、その部屋から奥の間(仏壇と神棚がある。鬼の面がかかっている部屋の隣の部屋)にいるように、とも常日頃言われていた。
むしろその二部屋のどちらかにいなさい、と。

何だか意味不明な文になったな。長いし。ごめん。

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2007.06.18 | | Comments(1) | Trackback(0) | ■民話・伝承

足跡

あなたの家の開かずの間 3部屋目
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568 :本当にあった怖い名無し:2007/06/14(木) 17:14:21 ID:zgkR1JQY0
私が体験した開かずの間の体験談。

今から5年程前、母方の祖父が亡くなり、喪が明けてから祖父宅を改築し
伯父夫婦が祖母の面倒を見る為に一緒に住むことになりました。

その際に使われていなかった物置代わりの離れが取り壊されることになったのですが、
当時夏休みで暇をもてあましてた高校生の私は、離れの大掃除の人手として呼び出されました。

気に入ったものがあったら、形見分けのつもりで持っていっていいよと言われていたのもあって
張り切って掃除に取り掛かりました。

離れの大掃除が粗方済んだ後、地下室?への階段が見つかりました、その先に鍵のかかったドアがあったのです。
伯父に話を聞いてみても、地下室なんかあったんだと返ってくる始末。
祖母に話を聞いてみても、祖母が嫁入りした時には、もう離れは物置化しており、大掃除のときくらいしか
離れに立ち入らず、鍵は曾祖父が管理しており、地下室?の鍵はいつの間にか紛失していたそうです。

どうせ取り壊すんだからと、その場のノリでドアを壊して、部屋の中を確かめてみることになったのですが、
今にして思えばやめておけばよかったと今でも後悔しています。

ドア自体は古い割に頑丈で中々壊れなかったのですが、蝶番の部分は劣化が激しく、そこを足がかりにドアを取り外しました。
ドアを外した瞬間、部屋の中から人の体温に似た何かが感じられて、背筋が寒くなったのを今でも鮮明に思い出せます。


569 :本当にあった怖い名無し:2007/06/14(木) 17:17:57 ID:zgkR1JQY0
部屋の中は当たり前ですが真っ暗だったので、まず懐中電灯で部屋の中を照らしてみました。
結論から言うと、がらんとしていて部屋の中は空っぽでした。それでも一応中に入ってみることになったのですが
足元を照らしてみた時に見た光景は、これもまた今でもはっきりと思い出すことができます。

一見、埃が積もっているだけで、何もおかしくないように見えるのですが、どことなく違和感が感じられ
そのことに思い当たった瞬間、思わず悲鳴を上げそうになってしまいました。
うっすらと、でも確実に足跡が部屋の床中に残っていたのです。注意を凝らしてよく見てみれば
場所によっては、くっきりとあたかもさっきつけたかのような鮮明な足跡も少なくありませんでした。
足跡のサイズは小さめで子供の靴でつけたもののようでした。

正直、気味が悪かったのですが、部屋の中を観察することに不自然なくらい没頭していました。
そして子供の目線で部屋を見てみるとあちらこちらに人がいた痕跡が残っていました。

壁の低めの位置についた手垢、ドアの内側にひっかき傷で書かれたみみずがのたくったような文字のようなもの
考えれば考えるほど、目の前が真っ暗になっていったような気がします。

気付いたときには、祖母の顔が目の前にありました。
地下室で倒れて、母屋に運び込まれたようです。換気のよくない場所にずっと篭っていたので
多分、そのせいだと思います。伯父にもぼーっとしてるかと思ったら、急に倒れるから驚いたよと言われました。

私が目を覚ました時には、離れの大掃除も終わっていたおり、私が倒れた後に
庭に運び出していた使えそうにないものを離れに運び入れなおし終了したそうです。
△△(叔父)も急に顔を真っ青にして帰るし、○○ちゃん(私)は倒れるし大変だったよと伯父に愚痴られました。

その後、帰る際に祖父が愛用していた懐中時計を祖母より譲り受け、このまま何事もなければ、
一夏の思い出として終わっていたのですが、後日談が発生してしまいました。


570 :本当にあった怖い名無し:2007/06/14(木) 17:20:09 ID:zgkR1JQY0
離れも無事取り壊され、夏が終わり、、そして秋を迎える頃、叔父が自殺してしまったのです。
自殺したときの状況はよくわからないし、教えてもらえなかったのですが
叔父とも仲がよかった私を気遣ってくれたのか、母が遺書の内容だけそっと教えてくれました。

遺書には一言「罪を償います。」とだけ記されていたそうです。


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2007.06.18 | | Comments(0) | Trackback(0) | ■怪異

茅葺屋根

あなたの家の開かずの間 3部屋目
http://hobby9.2ch.net/test/read.cgi/occult/1171700275/l50

567 :本当にあった怖い名無し :2007/06/14(木) 04:49:24 ID:brfIy9Va0
実家にまだ茅葺屋根の建物があったんだけど
親父が実家と仲が悪くてあまり訪ねる事が無かった
知らない間に建物を壊してしまってたんだけど
今から思えばちゃんと探検しておけば良かった
何代か前に神隠しに遭った子供が巫女?陰陽師?として
成人になってから戻ってきたらしく
そういう用具も何点か残ってた
今は梵字?の小さい巻物が数点しか残っていない
詳しくないけど密教の巻物だと思う

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2007.06.18 | | Comments(0) | Trackback(0) | ■民話・伝承

リカちゃん人形

今考えるとやばい子供の頃の思い出・5
http://hobby9.2ch.net/test/read.cgi/occult/1176121361/l50

924 :本当にあった怖い名無し:2007/06/05(火) 13:16:27 ID:F2P7SE3i0
保育園位の頃だったと思う。その頃持ってたリカちゃん人形の腕がある日突然グルグルと回りだした。
普通なら、そこで悲鳴をあげるなり不気味がって捨てたり供養するのが普通なんだろうけど、その時の私はそりゃあもう好奇心の塊で恐怖心など微塵も感じずただ「凄い!なんで動くんだろう?」と疑問を解明せんと眼をキラキラさせながら

分 解 し た 。

しかし分解したものの原因はわからず、組み立て直したらもう動かなくなってた。
でもこの事を誰に言っても信じてもらえない…。

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2007.06.10 | | Comments(2) | Trackback(0) | ■怪異

霊魂

今考えるとやばい子供の頃の思い出・5
http://hobby9.2ch.net/test/read.cgi/occult/1176121361/l50

921 :本当にあった怖い名無し:2007/06/05(火) 06:29:38 ID:/t02UgXe0
幼稚園の頃、
友人が握っていた手を広げると、そこから水色の霊魂みたいなものがフワ~ッと飛んでいった。
俺は捕まえようとしたが失敗。まあ疲れてたんだろうけど不気味な思い出だ。

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2007.06.10 | | Comments(0) | Trackback(0) | ■怪異

いじめっ子

今考えるとやばい子供の頃の思い出・5
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918 :本当にあった怖い名無し:2007/06/05(火) 00:20:54 ID:2N0UDNFq0
小学生の時
町内に一つ上の「いじめっ子タイプ」の女子Kがいた。
命令されてKの家(2階建てアパート)へ遊びに行った。
アパートの駐車場の砂利を掘ったり投げられたりしてあそんでいたら
50代くらいのおばちゃんがやってきた。
んで階段をあがるおばちゃんにKが叫んだ。
「ばかやろう!もっと静かに歩け!ブタ!死ね!」
おばちゃんは泣きそうな声でハイ!って返事してた。
「今のウチの上の部屋のババァ。アイツのせいであたし大変な目にあったんだよ!」
Kの部屋の本棚が階段側にあって、おばちゃんがドスドス歩くせいで
本棚が倒れて下敷きになったらしい。

しばらくしておばちゃんが亡くなった。噂じゃ自殺らしかった。
Kのことだから清々したとかなんとか言うんじゃないかと思っていたら、
「あのババァユーレイになった。」
「ドスドスさせながら上の部屋に入っていくもん!
 ママが『いいかげん成仏してよ!』って怒ってたし」

んなアホなと思ったが、Kは引越し、アパートは取り壊しになった。
当時はKを言葉遣いが乱暴な怖い子としか思ってなかった。
今どうしているやら。

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2007.06.10 | | Comments(3) | Trackback(0) | ■怪異

今考えるとやばい子供の頃の思い出・5
http://hobby9.2ch.net/test/read.cgi/occult/1176121361/l50

908 :1/6:2007/06/04(月) 23:28:50 ID:k79DxEFA0
かなり長いんだがネタを投下。確か小4の頃の話。今から十数年前。

朝っぱらから友人のKが「昨日ヤバいもん見つけた」とか騒ぎ立てたもんだから、
放課後にチャリで集まって見に行くことになった。
集まったのはKと自分も含め4人。
Kに連れられて向かったのは、通学路から少し外れた、学校からさして遠くない一角。
近くに商店など一軒もないが、住宅街というほど家が建ち並んでいるわけでもなく、
目と鼻の先には中途半端な規模の茶畑が広がっている。
よく通る道というわけではないが、みんな「何だこのへんかよ」みたいな雰囲気だった。

――その道沿いに、古びた家とボロアパートに挟まれた「空き地」がある。
   空き地といっても、どこぞの漫画に出てくるそれとは違って、
   狭っ苦しい上に周囲を背の高いブロック塀が取り囲んでいる。
   唯一の入口は道路に面した面にある錆びた鉄製の門だが、
   それも人ひとり通れる程度の幅しかない。
   門から垣間見える塀の内側に
   建物の痕跡は何一つ残されておらず、
   紛れもなく空き地と化していた。
   しかし、空き地を四角く囲う塀は
   そこが「私有地」であることをこの上なく主張し、
   門の狭さも相俟って何となく入りづらい雰囲気を帯びていた。
   みなそこに「空き地」があることは知っていたが、
   その空き地で遊ぼうなどとは誰も思わず、
   雑草が伸び放題になっていた。
   今こうして書いてみると、その空き地からして妙な感じもする。
   とはいえ物心ついた頃からそこは空き地になっていて、
   当時「そこに家がない」ことを疑問には思ったことはなかった。――


910 :2/6:2007/06/04(月) 23:30:47 ID:k79DxEFA0
さて、
Kが言うに、彼が見つけた「ヤバイもの」とやらは件の空き地にあるらしい。
近くの公園にチャリを止めると、空き地へと足を進めた。
先陣を切るKの背中を眺めながら、他の友人と
「どうせ隣のボロアパートのオッサンが投げ捨てたエロ本でも見つけたんだろ」
などとタカをくくっていた。

果たして空き地にあったもの、それは自分の予想の遥か斜め上を行くものだった。
狭い門から見える空き地の真ん中に、真っ白な「首」が「浮かんで」いた。
有り得ないその光景に、みんな絶叫しながら公園まで逃げ帰った。

公園で円陣を組み、息を切らしながらの緊急会議。あの「首」はなんだと。
話し合ったところで答えが出るわけもない。
結局は恐怖心よりも好奇心が勝り、もう一度見に戻ろうということに。
その辺に落ちていた木の棒やら縄跳びやらで思い思いに「武装」し、みんなで再び空き地へと向かう。


911 :3/6:2007/06/04(月) 23:32:11 ID:k79DxEFA0
「首」は相変わらずそこにあった。
恐る恐る門を開けて中に入ると、段々と浮かぶ「首」の正体が見えてきた。
デッサン等で使うようなセッコウ製の(おそらくは)女性の首の像が、
鉄か何かの棒の先に突き刺してあり、それが地面に植えてあった。
周囲を覆う雑草のせいで、遠目では首だけが空き地に浮かんで見えたというわけだ。

なんだ、浮かんでいたわけじゃないんだ。よく考えればありえないよな。
…誰も口には出さなかったが、おそらくみんなそんなことを考えていたと思う。
非科学的な現象への恐怖が絶ち消え、張り詰めていた空気が緩む。
その一方で、「首」に近づくにつれて不気味なディテールが見えてくる。
表皮に付いた砂や泥が雨風で流れ落ち、まるで爛れたようになっていて気味が悪かった。

「首」の前まで歩み来たとき、今まで目に留まらなかった別のものに気付いた。
雑草に覆われて見えなかったのは、地面から伸びる棒だけではなかった。
「首」の真下にコンクリのブロックが置かれていて、その上に牛乳瓶に活けた花が飾ってあったのだ。
当時の自分の脳内では「路端に花を飾る=誰かの死」という単純な公式が
目の前の光景に代入され、平穏を取り戻しつつあった心にまた別の恐怖が上陸してきた。


912 :4/6:2007/06/04(月) 23:33:55 ID:k79DxEFA0
「これって何かの墓なんじゃ…」
思わず出た俺の一言に、誰からともなく踵を返して走り出した。
狭い鉄の門から我先にと飛び出すと、手にしていた心強い「武装」を
空き地に向けて放り投げ、一目散に公園へと逃げ帰った。

少なくともあんな木の棒じゃヤツに勝てない(何をもって勝ちかは分からないが)。
薄暗くなってきし、今日はもうごめんだ。
明日もっと多人数で再挑戦しようということに決め、そのままみな帰路に着いた。

当時は自覚がなかったが、その時からすでにオカルトスキーだったのかもしれない。
夜中思い出したら眠れなくなるかも・・・。
恐怖と興奮が入り交じった胸のドキドキを抑えながら、家へと急ぐ。
自分には2つ離れた兄(当時小6)がいて、早速「首」の話をしようと思った。
家に着くなり手洗いもせず兄の元へ。
クロノトリガーをやってた兄に意気揚々と武勇伝を聞かせ始めた。

やたらとニヤけながら話を聞いている兄に違和感を覚えながらも話を続ける。
そしていよいよ「首」が登場という時に、兄の言葉が話を遮った。
「そこには首が飾ってあったんだろ?」


913 :5/6:2007/06/04(月) 23:35:49 ID:k79DxEFA0
・・・はて、何で知ってるんだ?もしや先に見たとか?
Kの話では昨日からあったみたいだしひょっとして・・・。

そんなことを考えを巡らしつつ唖然としていた俺に、兄は決定的なホームランを浴びせかけた。
「あれな、俺が作ったんだよ」

兄が言うにはこうだ。
昨日友達(どちらかというと悪友か)と遊んでいると、例の「首」がゴミとして捨ててあるのを見つけた。
その時点から既に棒は突き刺さっていたとのことで、
誰が捨てたか分からないが面白いので振り回して遊んでいたらしい。
やがて遊び飽きたときにたまたま近くに例の空き地があったので、
それらしい舞台装飾をして飾っておいたのだという。

「まさかこんなに早く、それも弟から聞かされるとはな」
高笑いする兄に怒りを通り越して呆れた俺は、スーファミのリセットボタンを押して逃げた。


915 :6/6:2007/06/04(月) 23:41:03 ID:k79DxEFA0
あすこまで盛り上がっておいて、この真実はいただけない。
むしろ明日も探検気分でいる友人たちに、このオチをバラしていいものか・・・。
当初の思惑とは違う意味で眠れない夜となった。

さて翌朝。
気まずさと眠気を感じながら教室のドアを開き、さぞや「首」で盛り上がって・・・
と思いきや、「首」の意外な顛末を聞かされることとなった。

「首」はいなくなった。
昨日空き地に行った友人の一人が今朝通学途中に寄ったところ、「首」は跡形もなく消えていたという。
信じられず学校帰りに見に行ったが、なるほど空き地に残されていたのはコンクリのブロックと空の牛乳瓶だけだった。近隣の住人が不気味がって破棄したといったところか。

そのまま「首」にまつわる話が収束してくれれば良かったのだが、そうはいかない。
「首」の話は先生の耳に届くこととなり、学校の近くにキティGUYがいるのではという一大問題にまで発展しかけた。
結局「首」以降に何も音沙汰がないということで解決するのだが、それまでのあいだ兄と俺は冷や汗デイズだった。
いろいろとやばかった思い出でした。
ひどいオチスマソ

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2007.06.10 | | Comments(1) | Trackback(0) | ■都市伝説・噂

真っ赤なワンピース

ほんのりと怖い話スレ その40
http://hobby9.2ch.net/test/read.cgi/occult/1178987005/l50

550 :本当にあった怖い名無し:2007/06/09(土) 21:40:58 ID:dlXRbzRTO
弟はサッパリだったみたい(´・ω・`)
雨の降る夜中、俺が目を覚ました時(12時位)女の笑い声で起きた。明らかに外から。そん時弟はプレステしてて、『うっせな?こんな夜中に』なんて話しても弟曰く『何言ってんの?』とか言われて窓の外見たら外灯の下に真っ赤なワンピース着た女がこっち見て笑ってた。

明らかに雨の中なのに傘もささずにひたすらハァッハッハッ…て笑ってた。顔は真っ白で髪は胸位のロング。口紅も真っ赤。
んでちょっとして車走って来たら車の方に笑いながら走ってった。その時弟に『ほら!やっぱ居たじゃん!!アイツ何こっちみて笑ってんだ?』と言って弟に見せても『誰も居ないって!!』の一点張り。

でも良く考えると、その女全然雨に濡れてなかったし、スゴイハッキリ見えたんだ。
今考えるとなんだったんだろ('A`)




長文失礼しました

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2007.06.10 | | Comments(0) | Trackback(0) | ■怪異

白い着物の女

ほんのりと怖い話スレ その40
http://hobby9.2ch.net/test/read.cgi/occult/1178987005/l50

545 :本当にあった怖い名無し:2007/06/09(土) 19:52:56 ID:dlXRbzRTO
携帯からスマソ
自分が厨房だった時の話です。
中二の夏いつもの様に寝ていた時の話、その頃俺は二段ベッドの上に寝ていた。蒸し暑い日だったと思う。夜中電話の音で目を覚ました。
寝ぼけながらも
(こんな時間に電話?誰か知んだな…。)
なんて思いながらコール音を聞いていた。一階(俺の部屋は二階)で誰かが電話に出ようとした音はしたが電話は切れてもしまったようだった。
間違えか…なんて思ってまた目を閉じると、耳鳴りがしだした。少しして金属で出来た棒をキーンキーン叩く音が耳元で聞こえたそこでいきなり金縛り。
その時仰向けで寝ているのに何故か階段を上ってくる人がはっきり見えた…。白い着物の女。顔は見えないけど無表情だと思った。女はそのまま部屋に入って二段ベッドを上り鼻から上だけ覗かせてニヤニヤ笑っていた。
パニックで声も出ないしとりあえずお経を唱えたりしたら金縛りとけて、そのまま弟と寝た(´・ω・`)
後日談も有りますが希望が有れば書きます。


548 :本当にあった怖い名無し:2007/06/09(土) 20:39:25 ID:dlXRbzRTO
そだね(´・ω・`)
スイマセンでした。
では
それから連日決まって2時に決まって金縛りになるようになった。姿は見えないけど枕元に気配は有った。
しかし連日なると慣れてしまうもので、ある日一晩に三回金縛りになった。三回目にいい加減にしろ!!と思いながら暴れようとすると耳元で女がウフフフと笑う声と男がうめく声が聞こえ、これはヤバイと祖母に相談した。
祖母はすぐに巫女さん?の所に相談しに行ってくれた。
巫女さん曰く先祖が何らかの理由で来ていただけで問題無いらしかった。
でも俺は本当にちょっと怖かった('A`)
先祖のみなさんちょっとやりすぎだよ…
てか最後gdgdでスマソ。
文にするとあんまし怖く無いね('A`)
他にもヒトダマも見たし、赤い服の女とかその頃は良く見た

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2007.06.10 | | Comments(0) | Trackback(0) | ■怪異

後頭部

ほんのりと怖い話スレ その40
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527 :本当にあった怖い名無し:2007/06/09(土) 03:27:24 ID:g5/y5k0N0
先週の出来事
夜勤が終わり午前3時頃自宅アパートのエレベーターに乗り込んで
ボーッとしながら、扉の上の階層の表示板を見てた
表示板に反射した俺の顔と目が合う
2階…3階…

表示板に写った俺の顔、その斜め後ろに真っ黒い…人の後頭部が写っている

「(今エレベーターに乗ってるのって俺だけだよな・・・?)」
5人乗りの小さなエレベーターだ、乗るときに気付かないはずは無い
変だな…とは思いながらも、夜勤明けで疲れていたのであまり気にせず部屋に帰って寝た
冷静に考えるとちょっと怖いような…まぁ何も無かったしあれ以来見てないし多分大丈夫だよな、うん

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2007.06.10 | | Comments(0) | Trackback(0) | ■怪異

ポイ捨て

ほんのりと怖い話スレ その40
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522 :本当にあった怖い名無し:2007/06/08(金) 21:46:57 ID:TQZbvP9n0
5年位前の話
当時高校生だった俺は地元の森に囲まれた高校に通っていた。
その森の中にある道が通学路だった。、
森の中には小さい沼が点在しているんだが、部活の帰りに友達が
飲んでいたオレンジジュースの空き缶をその沼の一つに投げ込んだ。
その時は夜9時くらいで、その森の中に居るのは俺たち2人だけだった。
翌朝その友達と学校に行くと、友達の机の上には
泥のついたオレンジジュースの空き缶が置いてあった。
友達も俺もドン引き、ちなみにそのオレンジジュースは部活のOBの人が差し入れてくれてたもので、学校近くにそれを売っている自販機はない。
友達はポイ捨てをやめた。
実話。

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2007.06.10 | | Comments(0) | Trackback(0) | ■都市伝説・噂

お姉ちゃん

ほんのりと怖い話スレ その40
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521 :本当にあった怖い名無し:2007/06/08(金) 21:29:20 ID:Y0+CkJbYO
携帯から失礼。

自分の母親が人形が結構好きで集めてる。

その中でも母が一番可愛がっている日本人形がある。
私は子供の頃から人形全般に興味が無いんだが(どちらかと言うと怖い)その日本人形だけ私の夢にたまに出て来る。

リアルに喋ったり動いたりしてて「そろそろ着替えたいんだけどね…」「こういう着物似合わない?」とか世間話を言う。

まあただの夢だろうけど、ある日「あたしの事は名前じゃなくてお姉ちゃんって呼んでね」と言われたんで母親に話てみた所、両親が結婚して何年経っても娘が出来ず諦めて、娘代わりにその人形を買ったらしい。
が、一年後ぐらいに私ができたと。
だから確かにあんたは確かに妹ね!と嬉しそうに言われた。
ちなみに日本人形は今日も母の傍らにいます。

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2007.06.10 | | Comments(5) | Trackback(0) | ■怪異

読経

ほんのりと怖い話スレ その40
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501 :本当にあった怖い名無し:2007/06/08(金) 13:40:39 ID:E7SruXi40
ちょっといいかな? たった今現在進行中の話なんだが。


502 :本当にあった怖い名無し:2007/06/08(金) 13:50:55 ID:E7SruXi40
ごめん、下げ忘れた。
連投になって悪いんだが、あんまり気味悪いから誰か助けてくれ。
以下、本日の午後一時半から現在までの経過。

今朝から少し調子が悪くてついさっきまで寝てたんだけど、何だか変な声で目が覚めた。
起き出して窓の外を見ると激しめの雨と雷。
それらの音に混じって、何故か般若心経と木魚、それと仏壇に置いてあるお椀みたいなもの(叩くとチーンと音がするアレ)の音が聞こえてくる。
寝ぼけてるのかと思って顔を洗ってみてもまだ聞こえる。
こうやってカキコしてる間も止まずに聞こえてくる。


504 :本当にあった怖い名無し:2007/06/08(金) 14:00:49 ID:E7SruXi40
>>503
ワンルームマンソンだから他の部屋で葬式とか有り得ない。
テレビかなんかの音でもないはず。だって隣の部屋と上階の部屋には誰もいないから。
窓を開けてみても音量に変わりはなかった。
何より雷と雨の音の中でかなりはっきり聞こえてる。そこまで音でかくなるのかな?


508 :本当にあった怖い名無し:2007/06/08(金) 15:00:17 ID:E7SruXi40
読経が止んだ。
徐々に外が晴れてくるにつれて声がだんだん小さくなってきてたから、ひょっとしたら天気が関係あったのか?
今までこんなことなかったのに。
とりあえず終わった。ROMに戻るよ。


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2007.06.10 | | Comments(1) | Trackback(0) | ■怪異

モヤモヤ

ほんのりと怖い話スレ その40
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500 :本当にあった怖い名無し:2007/06/08(金) 13:35:12 ID:N4JNicjo0
幼稚園くらいの事やけど、いまだに覚えてる不思議な事がある。
いつも自分は部屋に父さんと母さんと自分の3人で寝ててん。
で、その日は朝5時くらいに目が覚めて、寝れないから電気をつけずに
ベッドから降りて、幼稚園の本を読んでてん。
ほんじゃあ、いつも読みなれてたはずの本に何か忘れたケド、
書いてないはずの言葉があって、「あれっ?」って思った瞬間
周りに白いモヤモヤが出てきて、金縛りじゃないけど、
怖いのに声が出せなくて、動きもスローモーションになってん。
それでも、やっとベッドについて母さんの体に触れた瞬間、
金縛りみたいなのも解けて、モヤモヤもなくなってた。
その後、めちゃくちゃ泣いた記憶がある。
これだけは、いまだになにやったんやろ?って思う。

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2007.06.10 | | Comments(0) | Trackback(0) | ■怪異

抱き枕

ほんのりと怖い話スレ その40
http://hobby9.2ch.net/test/read.cgi/occult/1178987005/l50

497 :本当にあった怖い名無し:2007/06/08(金) 11:29:53 ID:Sos/sRrb0
あんまし怖くないかもしれないけど、実体験の話を。

通販で抱き枕を買いました。
抱き枕と言うよりは、黒いカバー付きの長めのクッションと言った感じのものです。
抱きつきながら本を読みつつ、「お、こりゃいいや」と思いながら眠りました。

ですが、数時間後、強烈な悪夢で目を覚ましました。
内容は全く覚えていないのですが、「これは、シャレにならない」と言う感覚だけは残っています。
気を取り直すために、ビールを飲みながら2ちゃんでまったりとして、出てきた欠伸を機にまた眠りました。

数時間後、再び悪夢で目を覚ましました。
またしても、内容こそ覚えていませんが、前回と同じ内容だったという感覚はあります。
寝不足のまま朝を迎えました。

翌日も、同じような展開でした。
眠っては覚め、の繰り返しです。
覚えてこそいないものの、同じ内容の強烈な悪夢。
この時になって、抱き枕に疑惑が向きました。

三日目、「もしまた、同じような夢を見たら、抱き枕を捨てよう」と決心し、眠りにつきました。
結果はもちろん…。
夢の内容は、同じものだったようです。
ただ、違っていたのは、「何かが近づいてきている」と言う確信にも近いものです。

結局、その後すぐに、マンションのゴミ捨て場に抱き枕を捨てました。
何となく気になって様子を見にいくと、誰かに拾われたのか無くなっていました。

そして二ヵ月後、仕事から帰ると、部屋のドアに抱き枕が立てかけらていました。

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2007.06.10 | | Comments(0) | Trackback(0) | ■怪異

殺してやる

ほんのりと怖い話スレ その40
http://hobby9.2ch.net/test/read.cgi/occult/1178987005/l50

487 :1/2:2007/06/07(木) 23:18:58 ID:eMHL/9G40
体験談。
しょんぼり感が増したらすまん。

私が幼稚園児か小学校低学年くらいだった頃。
両親共働きで、よくばーちゃんの家に預けられてた。
泊る日はいつもばーちゃんと同じ部屋で、
布団並べて寝てた。

ある夜、いつものようにばーちゃんの隣に寝てたんだけど、
何かの拍子にふと目を覚ました。
何時だか全然分からなかったけど、外はまだ暗かった。


488 :2/2:2007/06/07(木) 23:21:05 ID:eMHL/9G40
何だが目が冴えてしまった私は、横になりながら
薄暗がりの中辺りを見渡したけど、
姿見に見知らぬ人が映っていた、などということはなかった。

シーンと静まり返る中、ウトウトし始めた私の隣で
突然ばーちゃんが、

「殺してやる…」

ばっちり目が覚めた。
寝たら殺されると思って、朝まで眠れなかった。
いつも優しいばーちゃんだし、ただの寝言だったんだろうけど、
当時の私には強烈に怖かった。
今でもばーちゃんに会いに行くと、時々この思い出が脳裏をよぎる。

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2007.06.10 | | Comments(0) | Trackback(0) | ■サイコ

飲み歩いてる

ほんのりと怖い話スレ その40
http://hobby9.2ch.net/test/read.cgi/occult/1178987005/l50

456 :本当にあった怖い名無し:2007/06/06(水) 22:19:31 ID:j+CcoNCz0
もう10年以上前。
親父が亡くなった。
まぁ精神的にもおかしくなってたし、
最後は肺炎こじらせて脳死状態だったから、覚悟はできてた。
元々仲良くなかったしな。
亡くなって1ヶ月後位かな?その頃まだ自分も実家で、ニートだったから昼頃起き出したら
おかんと兄貴がなにやら騒がしいんだよ。


465 :本当にあった怖い名無し:2007/06/07(木) 00:54:32 ID:pI/rFQR00
んで、おかんと兄貴にどうしたのか聞いたら、
「親父の友達から今朝電話があった」とのこと。電話取ったのはオカン。
以下、電話の内容。

親父友「あ、○○(親父)さんいますか?」
オカン「失礼ですがなんの御用でしょうか?」
親父友「いや、仕事の件でお話があるんですが」
オカン「・・・○○は先日他界しましたが」

ちなみに、葬式は身内と、ごく親しい間柄の人間だけで行われた。
口に管?みたいなの通してたから死んだ後も口開きっぱなしで、
元々親父は細かったけど、まさに骨と皮だけで、
プライドだけは高かった親父にしてみれば、あまり見られたくない姿だったろうからな。

親父友「・・・え?昨日お会いしたんですが?」
オカン「は?」
親父友「△△駅(最寄の駅からひとつ離れた駅。有りうる)で偶然会って、
『今何してんだ?』て聞いたら『なんにもしてない』って」


466 :本当にあった怖い名無し:2007/06/07(木) 00:55:43 ID:pI/rFQR00
確かに親父ダメ人間でその頃ニート。
親父友が、「じゃ今はどこに住んでんだ?これからなにしに行くんだ?」
と聞いたら、まさに家の場所と、これから飲みに行くところだと答えたらしい。
親父友は心配と親切心で、それなら自分の運送の仕事を手伝ってもらえないかと思って電話してきたらしい。

既に亡くなっているというのを聞いてかなり驚いていたとのこと。
昔の仕事の知り合いだから、顔を見間違えるはずもなく、
名前を呼び合っていたみたいだから、他人のなりすましでもない。
その後どうやって電話切ったのかとか聞いてないけど、
オカンも兄貴も「アル中親父は氏んでも飲み歩いてるんだな」て笑ってた。

ま、そんだけなんだけど、
こうやって親父の話をすると次の日あんま良くないんだよね。色々と。
亡くなってからも、親父はプライド高くて、自分の事悪く言われたくないんかなぁ、と。

長くてつまんなくてごめんな。

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2007.06.10 | | Comments(0) | Trackback(0) | ■怪異

ぬいぐるみ

ほんのりと怖い話スレ その40
http://hobby9.2ch.net/test/read.cgi/occult/1178987005/l50

443 :本当にあった怖い名無し:2007/06/05(火) 22:13:42 ID:W9Bxs5Lb0
現在進行形なんだが。
80年以上前の英国製ぬいぐるみを、委託に出した彼女に起きた事。
それは、保管が優れていて、臭みもなく、ハーブの良い香り。
その年にもかかわらず、すごく綺麗な状態で大きいのに、ほぼ抜け毛もなくフサフサ。
凄く珍しい物らしくて高いんだが、金に換えたかったらしい。
が、手放した翌日から、彼女の片目が真っ赤に出血して・・
白目があっという間に赤目に変わった。しかも傷むらしい。
医者は、良くある事で心配ないと、目薬くれたんだが、痛みは治まらない。

彼女、古いもの大好きで、ぬいぐるみや西洋人形や、一杯持ってるんだ。
その中に、同じ側の白目だけが何故か真っ赤な物が、たった一つ。
それさ、信じなくても良いけど・・
委託に出した、その古いぬいぐるみなんだ!
そいつだけは、なぜだか、右の白目だけが真っ赤なんだ。
家に戻せと言うべきか、早く売れて他へ行くのをただ待つか、どっちが良いんだ?
彼女が、こんな赤目になったの初めて見たよ。どうすべえ・・

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2007.06.10 | | Comments(0) | Trackback(0) | ■怪異

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