∧∧山にまつわる怖い・不思議な話Part47∧∧
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838 :雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :2009/11/23(月) 20:03:27 ID:h+GGaiAu0
友人の話。
高校生の時分に仲間三人で、山に星を見に行った帰り道のことだ。
ダラダラと駄弁りながら歩いていると、トンネルが見えてきた。
「そういや、ここって出ると噂されているよな」
一人が面白そうにそう言う。
「行きも通ったけど何も出なかっただろうが」
そう詰まらなそうに返すもう一人の声を聞きながら、暗いトンネルに入った。
古い隧道であまり整備もされていないので、中に灯りはない。
懐中電灯を頼りに足を進めていく。
・・・何かおかしい。
それほど長くないトンネルの筈なのに、何時まで経っても向こうの出口が
見えてこない。
他の二人はそのことに気が付いているのかいないのか、中に入ってからは
ずっと黙りこくったままだ。
やがてトンネルが二股に分かれた場所で立ち止まった。
古い煉瓦とコンクリートで作られた壁の奥は真っ暗で、照らしてみても
その先が見えない。
「ここ、一本道だったよな」
自分の声が震えているのがわかる。
839 :雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :2009/11/23(月) 20:04:32 ID:h+GGaiAu0
迷わず引き返すことにした。
来た時と同じように、かなりの距離を歩いた。
入ってきた口が見えると、思わず駆け出していたという。
無事に外に出られた時には、安堵のあまりへたり込みそうになった。
「もうこのトンネルは通りたくない」三人の意見はそれで一致した。
仕方なく横手の笹が茂る斜面を、苦労しながら麓まで降りたのだそうだ。
「その後も何度かそこを通ったけど、あんなことはもう無かったな。
アレって一体何だったんだろう?」
不可解だという表情で、彼はこの話をしてくれた。
そんな体験した後も何度かそこを通ったという彼ら自身が、私には一番不可解に思えたのだが、口に出して言うようなことはしなかった。
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2009.11.24 |
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819 :元登山者 :2009/11/22(日) 18:15:16 ID:NVak+ldI0
田舎で聞いた話です。
田舎の友人から聞いた話
彼が小学生の頃の話です。
夕方から急に冷え込んで、日が落ちてからは雪がちらちらとしてきました。
「このまま降ったら明日は雪が積もるかな。」と思いつつ、就寝
翌朝、日課となっている新聞を取りに出ると、雪が積もっていました。
玄関から郵便受けまでツッカケをサクサクと言わせながら歩き、新聞を取りました。
目の前の田んぼには一面に雪が積もって真っ白になっています。
「ああ、きれいだな」と眺めていると、山沿いにある田の真ん中にポツポツと足跡が見えました。
「動物だろうかな?」と思い、良く見るとかなり大きいです。
「熊じゃないだろうな?」思っていましたが、人のような感じの足跡で、 しかも、右足の跡しかありません。
「うわ!えらいものを見てしもうた!」と思った彼は急いで帰りました。
玄関に入ると、彼の祖父がいました。
「じいちゃん、さっきな畑に・・・」と見たものを話すと、祖父は
「ああ、たたら様じゃの、気にするな」何でもないように言ったそうです。
「まあ、今となっては思い出だけどね。でも、うちの田舎って色々、昔話 の類が多かったよな。たたら様とかも、その内に入るんかな?」
と今は古典教師になった彼は言っていました。
2009.11.24 |
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796 :雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :2009/11/20(金) 21:53:32 ID:upwfS3PB0
知り合いの話。
彼がまだ幼い頃、隣の借家に移ってきた家族があった。
同い年の気のいい男の子がいて、あっという間に仲良くなったという。
親しくなった後に教えてもらったのだが、隣家は矢鱈と引越ししていたらしい。
他所に移る予定など何もない彼が羨ましがると、悲しそうな顔でこう言われた。
「あんまり良くないよ。
折角友達ができても、すぐに別れることになっちゃうんだし。
学校によっても授業の進み具合とか違うしね、勉強も大変だよ。
でも仕方ないんだ。追われてるから」
「追われてるって・・・一体何に追われてるの?」
好奇心丸出しでそう聞いてみた。
「うちってその昔さ、遠くの山奥で神主みたいなことしてたんだって。
でも廃村になるから社をたたんで村を捨てたそうなんだ。
そこで祀っていた神様っていうのかな、山の主様がとても怖い神様でね。
祀っていないと祟りを落とす暴れ神だったんだって。
だからうちは一所に留まれないんだ。
神様、執念深くてきっと追いかけてくるから。
幸い神様は足が遅いらしい。
身体が石とか岩でできているって話だから。
だから神様に追いつかれる前に、うちは引越しして逃げ続けてるんだ」
797 :雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :2009/11/20(金) 21:54:35 ID:upwfS3PB0
「内緒だよ。借金取りから逃げてるんだろうって変な噂流されるから」
そう念を押されたので、誰にも話さないと約束した。
一年半ほど過ぎると、隣家は何処かへ引っ越していった。
彼はあの時聞いた話を誰にも話さず、その友人の記憶も薄れていった。
それから半年ほど経ったある真夜中、彼は目を覚ました。
何だろう、表の方から低い音が響いてくる。
ゴリン ゴーリン
何か重たい物を引き摺っているかのような音だった。
ぼんやりと寝床の中で聞いている内、音が隣家の周りを巡っているらしいことに気が付いた。
同時に、あの話も思い出す。
音の出所を確認するのは簡単だ。
二階角にある子供部屋は隣家に面している。
カーテンさえ開ければ、何が隣家の庭に入り込んでいるのか見える筈だ。
しかし、ベッドから出ることは出来なかった。
その何かを見てしまうのがひどく怖かったからだという。
重く低い音はしばらく隣家で響いていたが、その内に聞こえなくなった。
798 :雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :2009/11/20(金) 21:55:39 ID:upwfS3PB0
翌朝、日が昇ると一番にカーテンを開け、隣の庭を見下ろした。
そこには何の異常も見られず、重たい物を引き摺った形跡もなかった。
家族に聞いてみたが、前夜あの音を聞いていたのは彼だけだったらしい。
「まぁ本当のところ、僕が寝惚けていただけなのかもしれないけどね。
でも今でも時々思うんだ。
アイツ、まだずっと逃げ続けているのかなぁって」
仕事で知り合った彼は、とある会合でこんな話を聞かせてくれた。
「もう時効だろうし、アイツが今何処にいるかもわからないしね」
彼はそう言いながら懐かしそうな顔をした。
2009.11.24 |
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774 :本当にあった怖い名無し :2009/11/18(水) 02:00:38 ID:Vsx/P3520
>>76
> ちなみに幽霊は、半透明だったり足がないほうが珍しいよ。
話しぶった切って悪い。これ読んで、ふと思い出したことが。
山で写真を撮ってたんだけど、時間的に帰ろうか迷ってた時、男の人が頂上を目指して歩いて行くんだ。
俺も、人がいるからと安心して、もう少し上に行ってみようと思い、夢中で写真を撮ってた。
写真を撮りながらなので、かなり遅い登山なんだけど、男の人も休憩していたりして、ペースが一緒だった。
気付いたら日没まで、かなりギリギリだったので、急いで下山している途中、両足が痙って動けなくなった。
結局、夜に救助のお世話になったんだけど、あの男の人は何処に行ったんだろう?w
確かに山登りの服装だったけど、軽装でテントとか持ってなかったような。
丁度、今ぐらいの時期の11月下旬で、夜は寒いのに泊まったのかな?
改めて考えると怖い。自分は、凄い怖がり。
別の日に、滝の写真を撮ろうと、滝を眺めながらポジションを探していたら、後ろから女の人に名前を呼ばれたw しかも大声で辺りに響き渡る。
立ち止まって、振り返って見たが誰もいない。気のせいかと、鳥肌立てながら姿勢を戻したら、足下は激流だった。
滝の瀑音で、流れる音が消されてて気付かなかった。誰か分からないけどありがとう。
【「山で」の続きを読む】
2009.11.24 |
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764 :雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :2009/11/17(火) 18:27:24 ID:5s8Q8HvZ0
友人の話。
真冬日に、家の裏山を散歩していた。
普段は泥濘で入れない湿原にも雪が積もり、上を渡れるようになっていた。
鼻歌を歌いながら真っ新な雪を渡っているうちに、先行者の痕跡に出会した。
子供のものらしい、小さなスニーカーの足跡。
一直線に延々と、雪野の上を横切っている。
右足の跡だけが。
足跡は山の奥へ向かって進んでいた。
後を追うような真似はせずに、そこで下山したのだそうだ。
2009.11.24 |
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763 :雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :2009/11/17(火) 18:26:24 ID:5s8Q8HvZ0
友人の話。
月の綺麗な夜、一人山道を歩いていると、行く手に黒い穴があった。
丁度、人がスッポリと入るくらいの大きさ。
落ちないように避けて進む。
高みに差し掛かった辺りで、月に照らされる山を眺めようと後ろを振り返った。
ギョッとした。踵の直ぐ後ろに、先程と同じような穴が口を開いている。
まるで穴だけが自分の後を付いてきたかのような、そんな想像をしてしまった。
足元に落ちていた石を、穴に蹴り落としてみた。
しばらくすると穴の縁が微妙に震え、ペッ!と勢いよく石が吐き出される。
慌てて石を避け、もう一度目を足元に向けた。
白々とした月明かりの下、もう穴などどこにも見えなかった。
2009.11.24 |
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762 :雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :2009/11/17(火) 18:25:37 ID:5s8Q8HvZ0
友人の話。
彼の連れに、いわゆる“見える人”がいるのだという。
二人で山奥の神社へ出掛けた折に、その連れが境内の一角をじっと見つめたまま
動かなくなった。
「何か見えるか?」そう尋ねたところ、連れは短く答えた。
「肉がいる」
何だそれはと問うてみたが「肉は肉だ」と、それしか答えない。
しつこく問い質すと、桜色をした肉の塊が境内の隅を這っているのだという。
引き攣った友人の顔を見て、連れは息を一つ吐いてから続けた。
「大丈夫、悪いモノじゃないと思う。
時々、烏や犬がかぶり付いているから、毒もないんじゃないかな。
古い神社には割といるんだ、あの肉。
初詣の後なんか明らかにブクブクと大きく育ってる。
ひょっとしたら、人が吐き出していった願い事や悩み事を喰ってるのかもね。
それを鳥や獣が更に喰らう。
いわゆる浄化ってやつなのかな、そう思うよ」
それからというもの、彼は悩み事が出来るとその神社へ参拝するようになった。
柏手を打ってしばらくすると、不思議に頭がスッキリとするのだそうだ。
「ああいった話を聞いた後だから、単に思い込みなのかもしれないけど。
でも言われてみれば、確かにあの社、妙に烏が多いんだよな」
2009.11.24 |
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実話恐怖体験談その21
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295 :コックリさん1 :2009/11/17(火) 09:10:03 ID:784lfymf0
中学2年の時の話です
私は放課後に友人2人(A子・B子)と当時流行っていたコックリさんをやっていたんですが、途中で先生に見つかってしまい強制終了させられました
その時は誰も何も異常は無かったんですが翌日A子は学校を欠席していました
親からの連絡で熱があるとのことでしたが私とB子は気になってA子のお見舞いに行ったんです
296 :コックリさん2 :2009/11/17(火) 09:11:43 ID:784lfymf0
A子の母親は熱が出たと言うのは嘘で、実は昨晩からA子がおかしくなり朝になっても治らなかったとのこと
A子の部屋に行くとA子は口からよだれをたらしながら「ウフフフ」と言う笑いを繰り返すだけで何を聞いても無反応でした
それから1週間たってもA子は登校しないので担任もA子を見舞いに行ったのですが状況は変わっていませんでした
やがて夏休みに入ったのですが私達は怖くなりA子の話題を避けていました
297 :コックリさん3 :2009/11/17(火) 09:16:18 ID:784lfymf0
2学期に入ってからA子が精神病院に入院(病名は不明)したことを知ったのですが、高校を卒業するまでA子が退院する事はありませんでした
そして5年後の同窓会の時にA子が自殺したことを知らされました
あの時コックリさんをお返しにならずに止めてしまったことが原因だと今でも確信しています
A子はおかしくなる前は陸上部員で活発で明るい性格でしたし他に原因は考えられません
A子はおかしくなってから自殺するまでまともに会話をしたことが一度も無かったそうです
298 :コックリさん4 :2009/11/17(火) 09:22:38 ID:784lfymf0
あの時コックリさんをやっていた時に降りてきた霊は言語障害と知的障害があり17歳で自殺した少女でした
そしてA子が自殺したのも17歳でした
2009.11.24 |
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◇ 心霊ちょっといい話 ver.15 ◇
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385 :本当にあった怖い名無し :2009/11/23(月) 20:37:33 ID:tD+BwM8jP
うちの叔母も49日の頃に、挨拶にきたよ。
「おばあちゃんと一緒に長野県の穂積というところに行く」と
具体的な地名を言っていた。
(縁もゆかりもない場所だし、地図を見たら実際にあったので驚いた)
実家の裏口が、あの世への入り口になっていた。
覗くと一面の花畑で、おいしそうな果物がたわわに実ったまさに楽園のようなところ。
「あんたは、100歳ぐらいでこっちに来ることになっている」
と言われたw(つーか、長生きだな。自分w)
あんな綺麗な場所で、先に亡くなった大好きな人と一緒にいられるのならあの世に行くのも怖くないなと思ったよ。
2009.11.24 |
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◇ 心霊ちょっといい話 ver.15 ◇
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374 :本当にあった怖い名無し :2009/11/22(日) 09:52:59 ID:brOtIIkR0
父と妹の話。
4年ほど前、父が肺がんで亡くなりました。
過労やストレスなどもあり、余命半年の所、2か月で。
父は大変子煩悩で、遅くできた末妹を、とても可愛がっていましたし、また、末妹も極度のファザコンと言えるぐらいに、父とはべったりでした。
「いつも笑い顔でいろ」と言う父の言葉を体現するかのように、妹は太陽のように明るい笑顔。
生まれた時から、妹は内臓に疾患があって病弱だったけど、父はそれでも大変可愛がってました。
父が倒れてから、妹は東京での仕事を辞めて帰郷し、付きっ切りで看病しました。
変わり果てた父の傍で、妹はいつも、手を握って話しかけて居ました。
「父ちゃん、あれ(テレビに映ってる食べ物)美味しそうだね、父ちゃん早く治ってよ。兄ちゃんに連れてってもらおう」
笑顔でうなずく父。
「父ちゃん、父ちゃんが知らない美味しいお酒、いっぱい私知ってるよ。父ちゃんへのお土産にも買ってきたよ。だからね、父ちゃん、一緒に飲もうね。おうち帰って、一緒に飲もうね。父ちゃんの好きなレバニラとか塩ホルモンも食べようよ」
酒好きの父、それは俺と妹に受け継がれています。
酒の話に、とてもうれしそうになる父。
思い出の曲を静かに歌う妹と、耳を傾ける父。
「お馬の親子」という曲は、父がよくまだ幼かった妹を背中に乗せて歌っていた歌でした。
散歩に出かけた時も、手をつないでいつも一緒に歌っていました。
父が携帯電話を持った時、妹は父からの着信音を「お馬の親子」にしていました。
父の逝く日の夕方、父は妹に、「休め」と、口の動きで伝えました。
それを見て、渋った妹ですが、父が余りにも言うので、付き添いの人用の仮眠室に行ったそうです。
そして、父は逝きました。妹以外の家族と、兄弟たちに見守られて。
起こされた妹が、父の傍に行くと、手を握ってまるで狼の咆哮にも似たような声で10分ほど大泣きしました。
病棟全体に響き渡るような大声でした。父の事で、妹が泣いたのはそれっきりです。
375 :本当にあった怖い名無し :2009/11/22(日) 09:54:34 ID:brOtIIkR0
葬儀の最中、悲しみに暮れる家族をしり目に、妹はいつもの笑顔でした。
母親が「父さんが死んだのが悲しくないのか?!」と常時詰っていましたが、妹は笑っていました。
「やっぱり頭が春なのよ…」と、噂する親戚や近所の人も居ました。妹は小さいころから少し特殊なところがありましたので。
でも、妹は気にせず笑顔のままでした。
火葬も終わり、父の遺骨が家に帰ってきた日、夕飯を食べ終わって、妹と伯父(父の兄)がたばこを外で吸っている時の会話が、何気なくすぐそばの俺の部屋に聞こえてきました。
「おじちゃん、あのね。私、父ちゃん死んで嬉しいわけじゃないよ」
「解ってる。お前が一番悲しいの、おじちゃん解ってる」
「一番悲しいのは、母ちゃんだよ。兄ちゃん達も姉ちゃんも、みんな泣いてるのに、私涙でないの」
妹の優しさに、涙が出ました。そして、妹につらく当りつづける母に辟易したりもしました。
「あのね、父ちゃん死んじゃった時、私寝てたじゃん」
「うん、疲れてたんだな。2か月ろくに寝てなかっただろう」
「父ちゃんが寝ろって言ったの。でもね、変な夢見たの」
妹の話す話は、こうでした。
妹が家の茶の間に居ると、よそ行き姿の父が大きなかばんを持って、
「おう、行くからよ~」と言って玄関に向かったそうです。
「どこに行くの?」と妹がおうと、「ちょっとよぉ」とにこっと笑ったそうです。
履きなれない革靴を履くのに手間取っていたので、妹は父がいつも履いていたサンダルをビニール袋に詰めて持たせたそうです。
「どこに行くか知らないけど、父ちゃんすぐ帰ってきてね」
「すぐには無理だなぁ。OO、いっつも笑ってるんだぞ。笑ってれば良い事がたくさんあるからよ」
そう言って妹の頭を撫でると、玄関から出て行った。
家の前には大きなバスが止まっており、たくさんの人が乗っていたそうです。
それは子供だったり大人だったり…でも、その中に、亡くなった祖母や、父の友人たちの姿も見たそうです。
運転手は、ずっと運転免許を欲しがっていた母方の祖父だったそうで。
376 :本当にあった怖い名無し :2009/11/22(日) 09:55:23 ID:brOtIIkR0
「おばあちゃんの隣にはね、父ちゃんがメガネかけたような人がいたの」
「それ、お前たちのじいちゃんだよ。そうか、そうか…迎えに来たのか」
と伯父が言って泣きました。
父方の祖父は、父が若いころに他界しています。
きっと、妹を可愛がっていた父が、少しでも悲しみを和らげて上げようと見せた姿なのかもしれません。
それから程なくして、妹は再び上京し、仕事を始めました。
大晦日も働くぐらい、忙しい職場。
でも、元旦の朝には、会社がお雑煮や餅を振舞ってくれた。
寒空の下で、それを仲間達と頬張りながら談笑し、少し視線を移すと、父がにっこり笑って頷いていたそうです。
父は、妹の所にちょくちょく現れるようで、なんだか「本当に死んだのか、親父」と思ったりもします。
俺や別の兄弟の所にも現れ事は2回ぐらいなのに、やっぱり父は妹がとても心配なんだろうな。
妹に何かありそうな時には、ケータイ電話から「お馬の親子」の着メロが流れると言います。
それは父が「危ないよ」と教えてくれているのかも知れません。
父はたぶん、妹の守護霊見たいになって見守っているんだろうなと思います。
もうすぐ俺も「父」になります。親父見たいな、優しくて強い父になりたいです。
2009.11.24 |
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子供の頃の不思議体験 5
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/occult/1249777527/l50
362 :本当にあった怖い名無し :2009/11/21(土) 13:24:27 ID:yNEisNyl0
昔、大事にしていた小さな切り紙飛行機があった。
ある日、一番広い部屋でそれを飛ばして遊んでいると、勢いよく投げた紙飛行機は部屋の反対側の天井にぶつかって垂直に落下した。
でも、何故か床から1mくらいの高さで紙飛行機の姿が消えたように見えて、床へ落ちる瞬間が見えなかった。
すぐに部屋の反対側に向かうが、どこにも紙飛行機は落ちていない。
側にあるゴミ箱の中にも、突き当たりの廊下にもない。
タンスやカーテンレールなんかは高い位置にあり、落ちてきた紙飛行機が引っ掛かるわけはなく、確認しても見あたらなかった。
ほかに紙飛行機が紛れ込めそうな場所はない。
どこを探しても一向に見つからず、そのときは怖くなって別の部屋へ行った。
その後、大掃除の時にもう一度探してみましたが、とうとう見つけだすことはできませんでした。
神隠しの一種だったりして・・・
【「紙飛行機」の続きを読む】
2009.11.24 |
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【恐怖】既女が語る恐い話【心霊】39
http://hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/ms/1257516033/l50
12 :可愛い奥様 :2009/11/08(日) 21:46:02 ID:cvOCgK/T0
自分ではなくて舅の体験した幽霊がらみの話。
あまり「恐く」はないかもしれないけど。
舅は小さな観光バス会社で運転手やってる。
観光だけじゃ仕事が少なく会社として成り立たないらしいので、葬儀屋から火葬場、お寺などへの送迎を主としている。
そんな仕事だから、お寺の住職が言うには、たまに肩に霊を乗せていたりするらしい。
住職が「今日は連れてきているから気をつけなさいよ」といった日に限って青信号なのに前の車が突然ブレーキを踏むなどの、いわゆるヒヤリハットが多い。
今日も丁字路を直進中にバスのギアチェンジをしようとクラッチを踏んでギアを入れようとしたらどうしても入らない。
中古のバスだからたまにこういうこともあるけどな、と冷静にもう一度クラッチを踏み込んでギアをいじるが、ニュートラルから動かない。
「なんでだ?」と思っていたところ、目の前を一時停止しない左折車両が飛び出して行ってしまったそうだ。
客も口々に「危なかった、もう少しでぶつかってたよ」と言う間に、目的地(寺)へ到着。
拝み終わってから、住職が「運転手さん、ひとり肩に乗ってますよ」と。
住職曰く、
「憑いていても肩が重くなったり、凝ったりしなければ良い霊」
「良い霊は良い人へ、悪い霊は悪い人へしか憑かない」とのこと。
今日憑いてきたのはギアを入らないようにして守ってくれた、ってこと?
あと、舅は霊感ゼロの人ですが、葬儀場などの仕事に携わると本人が見えなくても憑いてきてしまうらしい。
でも、こういう幽霊話よりも火葬場で働く人の生の声のほうが怖い。
燃え残りを出すとか、脳みそ燃やすために頭蓋骨割るとか、体がでかくて燃えにくいから火力あげちまえとか。
2009.11.16 |
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実話恐怖体験談その21
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/occult/1251728815/l50
287 :本当にあった怖い名無し :2009/11/11(水) 07:04:39 ID:wPUcpc3jO
関東から大阪へ転勤したんだけど、転勤した初夜にこんな体験をした。
深夜、玄関ドアの外側に何か砂が当たるような音がパラパラっとした。
うとうとしながら聞いていると、今度はドンドンと大きな音に変わり、そこで異常事態と気付き、目が覚めてダッシュでドアを開けてみた。
だけど外には誰もいなかった。
携帯で時間を見ると3時半ころ。
訳がわからず引っ越しの疲れもあって寝直したら、今度はやけに部屋が明るく目が覚める。
気付くと、さっき見た携帯が着信して光ってる。
でも着信者はいなく、画面だけ着信表示で光ってた。
異常はその日だけだが、あれはいったい何だろう…
2009.11.16 |
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◇ 心霊ちょっといい話 ver.15 ◇
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352 :本当にあった怖い名無し :2009/11/13(金) 19:04:09 ID:kUb9duFJ0
私が小学入学の頃、一人でのお留守番は寂しかろうと母親が犬を飼ってくれました。
鼻のつぶれたその犬は、カールと名付けられて私の父親にとても可愛がられ、いつしか小学校低学年の私を下に見るようになりました。
散歩に連れて行ってもぐいぐい引っ張られ私が転ぶ有様。
寒いからと私がコタツに足を入れれば足を咬まれ、私が席を外せば私の食べ物を盗み食べして、なんて生意気な犬なのだろうと思っておりました。
ある日カールとお散歩に行くと、大きな(中型犬位)野良犬が牙をむき出しにして走って私に向かってきました。
怖くて足がすくみ動けなくなっていると、小さな体のカールがその犬にかかっていったのです。
どう見てもカールが勝てる訳が無く、普段意地悪なカールでしたが
「カールが怪我しちゃう!殺されちゃう!止めて!カール!」と泣き叫び続けました。
幸いに近所の方が声を聞きつけ追い払ってくれましたが、カールは首に傷をおいました。
抱いて帰る私の胸で小さく唸ったり、撫でている手を咬もうとするカール。
看病しようとする私の手を咬み続け、美味しいものを食べてる時と散歩のリードを持った時だけ寄ってきたカール。何故か寝る時だけ私のベッドに上り私の足元で寝るカール。
そんなカールは、私が高校生の時、私が不在の時に亡くなりました。
生意気だったカールでも私には可愛い弟でした。
挨拶ができなかった事、見とれなかった事、いろいろと悔やまれ、涙が止まりませんでした。
353 :本当にあった怖い名無し :2009/11/13(金) 19:05:23 ID:kUb9duFJ0
そしてカールが亡くなった翌日
まだ涙が止まらないでいた私の部屋の前の廊下で カチャカチャとカールの足音が聞こえてきました。
え?っと思っている間に その音は部屋に入り、ぼすんっ と私のベッドに上ってきました。
そして すぽんっ と布団に腰を下ろした重さ。
カール と呼んでも返事はしませんでしたが、私はありがとうと言えました。
毎晩カールは私のベッドで寝てくれました。こんな日がずっと続くのかと思っておりましたが6日程で来なくなってしまいました。
そして カールが来なくなった晩、私はカールの死をようやく認められました。
寂しがり屋のお姉ちゃんでごめんね。
ありがとうカール
又会おうね
2009.11.16 |
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ほんのりと怖い話スレ その62
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379 :本当にあった怖い名無し :2009/11/13(金) 17:19:00 ID:qe0fJmv00
子供が道路に飛び出すのは、大人に比べて神経の発達が未熟なせいで、視野が狭いから、と言う話を最近知った。
自分にも思い当たるふしがある。
小4の頃、母親に小遣いと言って100円もらった。
大喜びの俺は、100円玉を握り締めて家を飛び出し、近所の駄菓子屋へ向かった。
ところが、しばらく走ったところで不意におかしなフレーズが頭に浮かんだ。
「子供」「飛び出し」「トラックにはねられ死亡」
「手には100円玉が握り締められていた」
やばい、と思って立ち止まると目の前は交差点で、まさしく右手からダンプカーが左折してくるところだった。
その時の俺は、なぜか真正面しか見えず、右手のトラックが目に入ってなかった。
危なかったなあ、と思いながら買い物を済ませて帰宅。
翌日、父親が読んでた新聞を横から覗くと、交通事故のニュースが目に付いた。
俺と同じ歳の子供が、トラックにはねられて死んだと言うニュースだった。
その手には、100円玉がしっかり握り締められていたそうだ。
2009.11.16 |
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ほんのりと怖い話スレ その62
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378 :本当にあった怖い名無し :2009/11/13(金) 16:00:34 ID:cMj3q/m10
8年前、某レンズ工場で働いていた。
生産管理をしていた。
工程が止まって、誰もいない中で残業をすることがよくあった。
無音の広い工場内、デスクに向かってエクセルのデーター打ちをしていると、たまに不可解なことがおきた。
各工程に手洗い場があるのだが、水が勢い良く出始めるんだ。
徹底したコスト管理を行っている手前、止めないわけに行かない。
震えながら止めに行った。
一人の時に限って、機械も誤作動する。
ロボットアームはワンアクション毎にアラームが鳴るんだが、動いていないのにアラームが鳴るんだ。
レンズの研磨機も動き出したことがある。
土地の因縁なのだろうか、工場があった場所は、市内でもいわく因縁の深い場所だと言う。
近くの多目的ホールは、墓場の跡地だ。
結局、海外生産に拠点が移り、工場はつぶれてしまった。
2009.11.16 |
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334 :本当にあった怖い名無し :2009/11/09(月) 01:02:04 ID:brecli7k0
夏のある日、友達の家で酒を飲んでた。
で、肴のつもりで笑える霊体験の話を振ったのだが。
なんか、本気で嫌がられた。
20年付き合ってて初めて知ったよ、見える人だった。
しかも、出る家だった。っつか、通り道らしい。
俺、笑える話ばっかりみてて随分と怖いの麻痺してたんだが
「隙間があると、向こうから覗かれるんでな」て襖とかぴっちり閉めてるの見ると
なんか背中ぞわっとした
寝ようか、って電気消してしばらくして
きっちり隙間を閉めて回ってる気配に改めて怖くなった。
言われてみると、なんか見られてる気がするんだよ。隙間から。
霊話に寄ってくると言うのは本当かもしれぬ。
こうやって書くと何ともないけど、当時はほんのり怖かったよ。
2009.11.16 |
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▲▲★▲▲山道での恐怖体験▲▲★▲▲第3巻
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129 :本当にあった怖い名無し :2009/11/03(火) 17:03:39 ID:iU34IsYhO
流れ切って悪いが俺もひとつ
俺は山や林が好きなんだ
ある日の夜9時頃、ランニングで近所の山っぽいところ(といっても舗装されたゆるやか道)を走っていたら声が聞こえた
詳しくは聞き取れなかったんだが多分成人男性の声
でも、山の入口とは言えこんな時間に山に「ライトなしで」入って来る奴なんてキチガイか幽霊しかいないわけじゃない
そう考えて必死になって逃げた。真っ暗な中怖くて怖くて泣きそうになったね
やっと普通の道に戻って来た時に山を見たんだがなんもなかった
でも、それが余計に怖かったな
だってさ、いっそ幽霊でも出てくれた方がまだマシじゃない
得体の知れないモノに遭遇すると何があるかわからないし
あれから2ヶ月以上経ったけど一応なにもない
2009.11.08 |
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ほんのりと怖い話スレ その62
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329 :本当にあった怖い名無し :2009/11/08(日) 10:31:58 ID:UQ1R5z9Y0
トイレ行ったら俺がいた。
普通に小便してた。
声をかけるのもどうかと思うのでそっとドア閉めて
部屋に戻った。
怖いってよりなんだアレ? と不思議な気持ちになった。
しばらくしてリビングに戻ると、
親父が首かしげながら
「今、トイレ行ったらわしがいたわ」
俺んちのトイレはコピー機ですか。
【「トイレ」の続きを読む】
2009.11.08 |
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305 :本当にあった怖い名無し :2009/11/04(水) 16:47:33 ID:mqbJ9HMU0
微妙だけど吐き出し。
うちは父一人子一人の父子家庭で、母は私を産んですぐ他界。
母の遺品はとても少なく、普段着数点とドレスのみ。
そのドレスが古いながらもとても綺麗な物で、子どもの頃はこっそりあてがったりしてた。
しかし残念ながら私はふとましく成長し、細身だったらしい母親サイズのすらっとした総レースのドレスは
ずっと箪笥の肥やしになっていた。
そうしたら、父から連絡があってそのドレスが盗まれたとのこと。
犯人は近所に住む親戚の奥さんだったらしく、突然家に来て泣きながらドレスを返してきたらしい。
父は全然盗まれたことに気がついてなかったので、訳が分からぬままなんとか事情を聞き出したところ、
盗んだ日から頭痛が止まらない・着ようとしたら寒気がする・挙句階段から落ちた!呪いだ!
ということで、慌てて返しに来たらしい。
私のかーちゃんは怨霊ですかwwwプラシーボ乙www
…これからは私の手元でドレスは管理することになったけど、一応お墓参りしてから帰る。
2009.11.08 |
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ほんのりと怖い話スレ その62
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270 :本当にあった怖い名無し :2009/11/01(日) 19:08:06 ID:9eWefCdx0
豚義理な
風景写真撮ってる友人が訪ねてきた。
この間の休みに撮りに行ってきたらしく、土産と写真を持ってきた。
写真はなんか画素数がすげー高いやつで、A4なんだけどかなり緻密な写真だった。
「おおー、すげーな、よく撮れてんじゃん」
「まーな。 あ、でもさ、この写真、すごいぞ?」
そういって彼が示したのはどこかの農村風景で、たくさんの人が田植えをやっていた。
「・・・? のどかでいいな。いまどき人力で村人総出でやってるんだね」
「ちげーんだな。いい笑顔だろ?」
「・・・?? ああ。みんなこっち見て笑ってるな。記念写真とか?」
「んなわけねーよ。俺、そのとき超望遠で山の向こうからたまたま村を撮ったんだ。
だから少し鳥瞰図みたいになってるだろ?」
「わかんねーな、何がすごい?」
「望遠で撮ってるのに、なんで全員気付いて笑顔なんだろうな?」
2009.11.08 |
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ほんのりと怖い話スレ その62
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255 :本当にあった怖い名無し :2009/11/01(日) 05:36:15 ID:oFZwPKKSO
長くなりますが(´・ω・`)
昔、暗い山の中に住んでた。場所は全然覚えていない。父方(今は離婚して、父はいない)の祖父母の家で、大きな木造の古い家だったな。
「二階に行く時は一人で行ってはいけない」
「どうしても一人で行かなければならない状況の時は、階段を上る間、念仏を唱えて上りなさい」
「この部屋には入ったらいけない」
と、色々言い聞かされていた。
鬱蒼とした森の中なので、ご近所さんなんてものもいない。幼稚園や保育園にも行っていなかったので、遊ぶ時は、一人で家の前で遊んでいた。
やはり山道なので、家の前も坂道。
その坂道をよく、キツネやリスにまじって、登ってくる人たちがいた。
みんな、真っ黒で、わかりやすく言うと、影を立体的にしたような人たちだった。
そんな人たちがたまに登ってくる。自分の前も通り過ぎ、ずっとずっと上へ登って行く。
ある日、影たちの行き先が気になり、一人で山を登って行ったことがある。
その時の山頂の風景が未だに忘れられない。本当にまっさらで、太陽を独り占めしているかのように明るく、美しい場所だった。
そして山頂から見下ろす景色もとても美しかった。
そこでボーッとしているとすぐにばあちゃんが探しにきた。
ここへはあまり近づいてはいけないときつく言われて、それ以来行くことはなかった。
もう一度、あの場所を訪れてみたい。
2009.11.08 |
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怖い話@生活版Part17
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318 :おさかなくわえた名無しさん :2009/11/02(月) 12:44:00 ID:0mzi5DQv
今日の朝電車で通学中
ある駅で髪がボサボサで服装のだらしない女の人が乗ってきたんだ。
腕に大事そうに赤ん坊を抱えてたから、あー…何か赤ん坊の検診か何かで急いでるのかなーっと思ったんだ。
まぁ、この時点でその女の人の回りの様子がおかしいのも、だらしない服装の事だと思ってスルーしてたんだが、何だか様子がおかしいんだ、普通赤ん坊って常に泣いてるから
おかしいな…おとなしい赤ん坊にしても怪しいな…って思ってたら
女の人が隣にいた見ず知らずのおばさんに
「うちの子いい子なんですよ」
っていいながら赤ん坊の服を着た猿のぬいぐるみを見せてた。
何度も何度も笑顔のまま言ってたから言葉にしにくいぐらい怖かった
2009.11.08 |
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実話恐怖体験談その21
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/occult/1251728815/l50
265 :本当にあった怖い名無し :2009/11/06(金) 18:10:40 ID:cC71srmJ0
20年くらい前のことなんですが当時私は番組制作会社のADをしていました
女性アイドル(かなり短命のアイドル)と霊能力者が心霊スポット検証する番組の収録の時のことですが、そのアイドルが現場で突然白目になって周りのスタッフに掴みかり、噛み付いたんです
顔は人間とは思えませんでしたね、顔の左右が非対称になってて右目と左目が違う方向を睨んでました
唸っていたんですがその声は女性の声では無かったです
そして立ったまま失禁(大便も・・・)していました
その後霊能力者の必死のお払い?で元通りになりましたが、そのアイドルは一連の出来事を全く覚えていませんでした
この番組は事務所からの要請でお蔵入り、テープも廃棄処分、この一件について閉口命令が出ました
アイドルだったのでお蔵入りは当然ですが、お笑いタレントでもお蔵入りになったと思うくらい凄まじい出来事でした
視聴率次第ではシリーズ化の話もあったようですがそれも打ち切られました
実はこの事件にはまだ続きがあるんです
その半月以内に当時居合わせたスタッフの1人が交通事故で片足麻痺、続けざまに別のスタッフが過労?で倒れて意識不明、翌日意識を回復したものの記憶喪失
偶然かもしれないけど収録現場で噛み付かれたのはこの2人だけなんです
そしてこの女性アイドルもその後1年くらいで売れなくなりましたね
私は半月以内には何事も無かったのですがこの一件で軽いノイローゼになり数ヵ月後に転職しました
偶然が重なっただけなのかもしれませんが
2009.11.08 |
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◇ 心霊ちょっといい話 ver.15 ◇
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/occult/1251510512/l50
346 :本当にあった怖い名無し :2009/11/08(日) 00:22:53 ID:wOEiROFLO
ずいぶん前の話。友達(♀。当時は婦警さん)のお父さんが亡くなった。ところがその夜から、みんなが居間にいると廊下や階段を歩く音がする。特に階段は上がったり下りたり上がったり下りたり。
家族はみんな「あ、お父さんだね」って、全然落ち着いてた。でもいつまでもいつまでも、ホントにいつまでも階段の足音が止まらない。
ついにイライラし始めた友達が「お父さんうるさいっ!」って怒鳴った。そしたらみんなの顔の前をザァッ!っと風が過ぎて、チリーンッ!ってお鈴が鳴ったと思ったらお仏壇の扉がバタンッ!って閉まって…シーン…。
それっきり足音は止まっちゃったって。友達はしばらく「霊を恫喝した女」って言われてました。
(´・ω・) ナンカカワイソス
2009.11.08 |
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子供の頃の不思議体験 5
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/occult/1249777527/l50
315 :本当にあった怖い名無し :2009/11/05(木) 00:02:24 ID:l5Eo0WxVO
つまらん話ですまないが投下
何歳かよく覚えてないが多分5歳くらいのときの話
当時俺はばあちゃんと一緒の部屋で寝てたんだ
ある日一人で先に布団に横になってたとき、突然足が上に浮いた
なんか足首を掴まれたような足をすごい吸引力で吸い込まれるような感じで
それでその足がブンブン回った
ジャイアントスイングじゃなくて俺から見れば空中に足で円を描く格好で、その時はものすごくびっくりして怖くて泣いた
そしたらばあちゃんが来ていつの間にか足も戻ってたんだが、あれは何だったんだと思う
2009.11.08 |
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子供の頃の不思議体験 5
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/occult/1249777527/l50
302 :本当にあった怖い名無し :2009/10/29(木) 05:41:52 ID:QdZ+BpZhO
連投すみません!
もう一個あるのですが、これも小1の時の話。
家族で田舎のジイサンの家に行った時にジイサンが山で栽培してる椎茸を取りに行くことになった。
獣道さえ無くて、木や岩を掴んで上がる感じだったので親父に引っ張られながら登ったのだが、目的地付近でもう一段階急な山道を登らないといけないから、と私だけちょっと拓けた木が並んでる場所に残された(でもみんなの声は聞こえるすぐに駆けつけれる距離)。
一人で地面掘ったりしてると、「何してるの?」って声が聞こえて振り向くと、木の後ろから同い年かちょっと上ぐらいの男の子が出てきた。
「みんな椎茸取ってるから待ってるの。」
と答えると、
「ふーん、じゃあ僕も一人だからみんな来るまで一緒に遊ぼ!」
と言うので、二人で落ち葉集めたり鬼ごっこをした。
鬼ごっこしてると木の後ろに回り込んだと思ったら違う木から出てきたりするので、「さすが山育ち!」と勝手に山育ち設定にして褒めたりしてたw
303 :本当にあった怖い名無し :2009/10/29(木) 05:42:37 ID:QdZ+BpZhO
普通にキャッキャ遊んでると上から「○○ー?」とオカンに呼ばれた。
するとその子が
「もう終わりかぁ。また来てくれる?」
と言うので
「うーん、ここまで来るの大変だったからもう連れてきてもらえないかも、、」と社交辞令じゃなくマジ答えしたら
「、、じゃあ大きくなったらまた来てね!バイバイ」って走って山の中に消えてった。
するとみんなが椎茸持って降りてきて、
「あんたキャーキャー1人で何してたの?」
って聞かれたから男の子の事話すとジイサンが
「バカ言うな、子供一人でここまで来れんわ。周りはただの山ぞ。」
って言われて。
その後も詳しくその子の特徴やら何やらを聞いても、この近くにそんな子はいないと。
そして私と同年代の孫や親戚を持つ家も無いと。
「そんな漫画みたいな話あるわけないわwちょくちょく上から様子見てたけど、あんた一人で一生懸命落ち葉集めてたしw」
で、この話は終わった。
本当によくある漫画みたいな話だけど、男の子の顔はちゃんと覚えてないけど、遊んだ事は鮮明に覚えてる。
不思議だなぁ。。
2009.11.01 |
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子供の頃の不思議体験 5
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301 :本当にあった怖い名無し :2009/10/29(木) 05:11:12 ID:99tUrnFcO
友達の話
幼稚園のとき近所にヒカル君っていう男の子がいてよく友と友弟と3人で遊んでいたらしい。
幼稚園の頃って遊ぶ場所は家か家の近所じゃん?だからヒカル君を家に呼んだり、ヒカル君の家で遊んでたりしてたわけ。
だいたい園児同士で家で遊ぶときって親がいると思うんだけど、友の家で遊ぶときは親がいたらしいけどヒカル君家に行くときはいっつも親がいなかったんだって。
で、あるときを境にヒカル君がいなくなったらしいんだ。
親に「ヒカル君引っ越しでもした?」て聞いても「誰それ?」て返ってくるし、他の人に聞いても同じ答えらしく友と友弟は不思議がってた。
でいっときして友と友弟の中でヒカル君の話題が出たときに友弟が「今だから言うけど、ヒカル君と遊んでるときにヒカル君転んで血が出てたんだけど緑色だったんだよね」って言ったらしい。
2009.11.01 |
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子供の頃の不思議体験 5
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/occult/1249777527/l50
300 :本当にあった怖い名無し :2009/10/29(木) 04:55:41 ID:Rd0EW1QeO
小学低学年の頃、家の前のお墓に毎日黄色い帽子、赤いランドセルの女の子がいた。
子供だったので毎日いるなあ?くらいにしか思ってなかった。
しかし、朝も昼も夜も絶対にいるその子の事が気になってきて、夜お墓に行ってみた。
行くと誰もいない、家に帰って見るとまたいる。ここに来て子供ながらに不思議だなあと思っていた。
今思うとよく夜のお墓に行ったなあ。
2009.11.01 |
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子供の頃の不思議体験 5
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299 :本当にあった怖い名無し :2009/10/29(木) 04:44:22 ID:QdZ+BpZhO
小学1年生の時の話。
友達が二匹の犬(姉妹犬AとB)を飼ってたんだけど、Aが子犬生んでから性格が一変し飼い主であろうが誰であろうがキ○ガイのように噛みつくようになった。
反対にBはすっごい落ち着いたノンビリした犬で吠えてるとこもあまり見たことがない犬だった。
友達もAにはかなりビビってたんだけど、ある日私が友達家に遊びに行くとAの首輪が外れてて庭で遊んでた私達を襲ってきた。
必死に友達と逃げ回っててBの小屋の前を走った時に、私達を追ってBの前を走ったAをいきなりBがガッシッ!と前足で掴んでAの首当たりを噛んで地面に叩きつけた。
何っ!?っと思って友達と止まって見ると、暴れてるAを必死に抑えながらパッとBがこっちを見て
「早く逃げて!」
と言った。。
それを聞いて友達と同時にハッ!となり家の中に逃げ込んだ。
家に入り座り込んだ後、友達が
「ハァハァ、、さっき、、Bが早く逃げてって言わなかった?」
と言ってきた。
あぁ私だけ聞こえたんじゃないんだって思って、
「言った。。顔上げた時言った。。」
「だよね。助けてくれたんだね。」
と。。
今から考えると状況的にBの声を自分の頭で勝手に作り上げただけで、確かにBは助けてくれたんだろうけど喋りはしないだろうとw
でも何だか不思議な経験だった。
2009.11.01 |
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