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祖父

【ちょっとした】日常の恐怖体験~2【怖さ】
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/occult/1253537326/l50

198 :本当にあった怖い名無し :2010/01/10(日) 17:52:00 ID:0by2cvg2O
昨年から結構怖い目に合ってて、あるスレでも何回か書き込んでた(まだ解決してない)
で、新年早々初詣に行く予定だった(厄払い兼ねて)けどその予定の日は祖父の命日だったんでやめる事にして、仏壇に「無事であるように見守ってて」と拝んで終わりにした
その日、夜から視界に変な……というか、どうみても祖父の顔が見える
白い靄みたいで、様々な角度で私の顔を覗き込んでる生首だった
マジで見守ってくれてる?
んなわけないよな、病んでるなぁ、私大丈夫か?と思いつつ気にしないようにしていた
--コンビニのレジに立つまでは

コンビニで買うものがあったので、物を持ってレジへ
可愛い女の子がレジだった
バーコードで一つくらい値段読みとった時に、私の視界に祖父が見えた
やだな……と思った時に、レジの女の子が私の横を見て悲鳴を上げて奥に走って行ってしまった

奥から泣き声が聞こえてきて私はぽかーん状態
怖いだの、ヤバイだのいわれてるのが聞こえる
放置されて少ししてから男の子が出て来て謝りつつ会計

……私が何かしたんですか?と聞けるわけがなく、コンビニから出てきた
とりあえず理由わからず悲鳴上げられたのはショックだ、顔なじみなのに
しばらくそのコンビニ行けない……

2010.01.15 | | Comments(0) | Trackback(0) | ■怪異

フランス人形

子供の頃の不思議体験 5
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/occult/1249777527/l50

466 :本当にあった怖い名無し :2010/01/11(月) 09:36:02 ID:cyyE+U7+0
以前に住んでた家で3歳ぐらいの頃に、深夜目を覚ましたら、フランス人形みたいなのがフワフワ浮いてた。
まだ幽霊とかよくわからなかったから、全然怖くなくて、何か変なのが浮いてるなって思いながら見てたら消えていった
多分フランス人形みたのはその時が初めて

2010.01.15 | | Comments(0) | Trackback(0) | ■怪異

姉の呼ぶ声

子供の頃の不思議体験 5
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/occult/1249777527/l50

464 :本当にあった怖い名無し :2010/01/08(金) 20:36:13 ID:zVbfhies0
小学生の頃、塾で授業中にぼんやり自分の手の平を眺めながら
自分は何歳まで生きるのかな、とふと考えて急にさみしくなった。

ちょうどそれと同じくらいの時間に姉が突然、この世を去った。

それから半年くらいは、早朝のきまった時間に姉の呼ぶ声で目を覚ました。
寝室が2Fにあったんだけど、1Fからは吹き抜けの階段になっていて階下から呼んでいる感じで声が響いてきてた。
特に父と母のことを一生懸命、呼んでた。すごく寂しそうな声だった。
家族に話しても、そんな声は聞こえない、と。
もうすぐ命日だなあ。

2010.01.15 | | Comments(0) | Trackback(0) | ■怪異

お囃子

子供の頃の不思議体験 5
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/occult/1249777527/l50

461 :本当にあった怖い名無し :2010/01/06(水) 04:08:11 ID:p67KvXF90
ふと思い出したんでかきこ。

昔住んでた家は、川沿いの土手の直ぐ脇で、今と違って朝夕は人が通る事はほぼ無い所だった。
子供の頃、良く祭囃子の音が夜から夜中にかけて聞こえてた。
毎日そんな長時間お囃子の練習を欠かさずするのは変だとも思いながらも、毎日聞きながら眠りに付いてた。

前に思い出して両親に聞いたら、毎晩お囃子なんて聞いた事無いぞと言われた。
で、当時一緒の部屋に寝てた姉に聞いても、聞いてないと言われた。
あれがたぬき囃子と言う物だったのかも知れない。

2010.01.15 | | Comments(0) | Trackback(0) | ■怪異

回天

まとめサイト:死ぬほど洒落にならない話を集めてみない?
死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?234
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/occult/1261750444/l50

171 :本当にあった怖い名無し :2009/12/27(日) 13:22:18 ID:5Epv3M6C0
霊感はたぶんまったくなしの自分が体験した一番怖い話です。
怖くなかったらすいません。

山口の周南市(旧徳山市)に回天の基地があったことは、映画にもなってるので知ってる人もいると思いますが、そこでの話。
ちなみに回天ってのは人間が操縦する魚雷の事です。

俺は釣りが好きで、光市やら周南市の漁港近くで普段から釣りしてたんですが、回天の基地でいい釣り場があると言われ、興味を持ちまして、フェリーで行ってみることにしたのです。

釣り場は魚雷を下ろすように掘り下げられた場所があり、その下が水深も深くて、びっしりと生えてるカラス貝の周りに目で見えるぐらいの沢山の魚が泳いでいました。
すでに自分以外にも釣り人が着てて、開いてる場所を陣取ってカワハギやらアジやらをサビキで釣りまくってました。

沢山釣れたのでそろそろ帰ることにしました。
次のフェリー到着までちょっと時間があるので回天の実物を展示してるところを見てまわりました。


172 :本当にあった怖い名無し :2009/12/27(日) 13:24:16 ID:5Epv3M6C0
171の続きです。

4メートルぐらいはある魚雷が博物館?の近くに展示してあって、それを見てみようと近づいたとき、魚雷の中から「ゴンゴン」と音がしました。
気のせいかと思ってしばらく展示物の前にある説明文などを呼んでたら、
「うわああああ!」
とか中から叩く音と共に、明らかに叫んでいる声が聞こえたんです。
最初はどういう風に入ったのか、中に子供が閉じ込められてるって気がして、「おい、大丈夫か?」とか言いながら外からゴンゴンと叩いても返答なし。
でも入り口が溶接してあって、入れるようには作られてない。

急に寒気がしたのと、何か不安になって(心拍数が上がりまくって)、逃げるようにフェリー乗り場に行きました。
何故か周囲は真っ暗。自分は余裕を持って最終便の2個前に乗る予定だったのに、何故か最終便にぎりぎり間に合ったという感じです。
あの場所に2時間近くいた事になる。

フェリーに乗ってからも、そのゴンゴンって音がしたような気がして外には出れませんでした。ずっと客室でテレビを見てました。

これは5年ぐらい前の話なんですが、今年の夏に光市のフィッシングパークっていう、桟橋を釣り用として作られた場所なんですが、そこで釣りしてたら、明らかにゴンゴーンって音がしてました。

でもその時は、家族連れで来てた人達もその音を聞いてました。
そこの子供が、「なんか人がいるよ」って言って、親がそんなわけないだろう、て笑っていた時には本当にびっくりしました。
自分には人の声までは聞こえませんでしたけど、回天基地の事を思い出しましたよ。
っていうか、ずっと憑いてきたのか、とか思って本気で怖かったです。


【「回天」の続きを読む】

2010.01.01 | | Comments(6) | Trackback(0) | ■怪異

うなされる

まとめサイト:死ぬほど洒落にならない話を集めてみない?
死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?234
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167 :1/2 :2009/12/27(日) 12:46:42 ID:mxMzlx660
流れ豚切りで・・・

社会人三年目の私の話です。
今、同棲を始めて4ヶ月目なんですが、段々共同生活というものに慣れてきました。
最初は、些細な習慣の違いなんかが目についたのですが、そういうことがあまり気にならないくらいには馴染んできたとこです。
部屋は、元々一人暮らし用の狭いアパートなので、個人の部屋もなくベットも一つ。
狭いわりには大きな摩擦も起こさず、うまくやっていると思っています。

昨日、寝ようと思ってベットに入り込んだところで、彼がふと思い出したように言いました。
「そういえばさ、ゆうべどんな夢見てたの?w」
「何で?」
「なんかすごいうなされてたよ。最初はうーんうーんって言ってるだけだったんだけど、そのうち頭を左右にぶんぶん振って呻きだしてさ。流石にこれは起こしてあげようと思って声かけたら、思いっきり向こうに寝返り打って壁に頭ぶつけてたw」
(ベットは壁際にあって、彼が手前、私が奥に寝てるので、彼に背を向けたときに壁にぶつかったってことらしいです)
「えー?ホントにー?夢なんて全然覚えてないよーw」

実際、前の晩の夢なんて全く覚えていなかったので、それを聞いたときに少しビックリしました。
一体どんな夢を見てたんだろう・・・怖い夢なら大抵起きてからも覚えてると思うけど・・・
うなされるほどヒドイ夢を見たのに忘れるなんて、ちょっと気になりました。
それに実家にいるときも自分の部屋で寝てたし、上京してからは一人暮らしだったので、寝てるときにうなされてるなんて聞かされたのは初めてでした。
学校の修学旅行の時も、いびきがヒドイ子や寝相の悪い子は朝になるとからかわれてましたが、私はそういうことを言われたことがなかったので
「自分は寝てるときは大人しいんだ」と思ってました。

まあ夢なんて全部覚えてるわけないし、きっと今までも指摘してくれる人がいなかっただけで夜中にうなされてたりすることがあったのかもしれない、と気にはなりましたが大した問題でもなかったので、そのまま二人で眠りに就きました。


168 :1/2 :2009/12/27(日) 12:48:13 ID:mxMzlx660
夜中、ふと声を聞いた気がして目が覚めました。
「んー・・・んんー・・・・・」
横で彼氏が何か言っています。
あぁ寝言言ってるんだなーとぼんやりした頭で思っていると、そのうちに
「うーん・・・んんんんーんんんんんー!」
と段々声が大きくなり、うなされ始めました。
歯軋りもして、何かに怒っているような感じです。
怖い夢でも見てるのかな、もう少し様子見てヒドイようだったら起こしてあげようかな、と思っていると、
「んんーー!んんんんーー!!!!んんんんんぅーーー!!!!!!」
と叫ぶような大きい声でうなったかと思うと、顔をバッタンバッタンと横に振りながら暴れ始めました。
私は思わず息を飲みました。
部屋は暗く、カーテンの隙間から漏れる街灯の明かりでわずかに照らされただけでしたが、それでもハッキリ分かりました。
唸りながら暴れる彼の目は、大きく見開かれており、ギョロギョロと辺りを見回していました。

いつ眠ってしまったのか分かりません、気付いたら朝でした。
朝食を作っていると、起きて来た彼が笑いながら言いました。
「また昨日もうなされてたよねwwストレスでも溜まってんじゃないの?」
彼は何も覚えてないようです。
あんなに尋常じゃなく唸って、しかも眠ってる様子でもなかったのに・・・
今日寝るのが怖いです・・・

乱文失礼しました。

2010.01.01 | | Comments(1) | Trackback(0) | ■サイコ

大焼け

まとめサイト:山怖まとめ 2
∧∧山にまつわる怖い・不思議な話Part48∧∧
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/occult/1259830292/l50

469 :本当にあった怖い名無し :2009/12/30(水) 22:05:14 ID:sjqrjshu0
上州の、特に西毛の山々は一際美しいな。

嬬恋で聞いた。
浅間山山麓では天明の浅間山大焼けで凄い被害が出たがその記憶も薄れ始めた頃。
村の人々が井戸を掘ったところ水がなかなか出ずさらに掘り起こしたところ、ポッカリ空間にぶち当たった。
「これをおかしい」と松明で良くみれば家が丸ごと埋まって屋根だけ出てる様だった。
屋根を壊して中に入れば、生きてる爺婆二人がいた。
話しを聞いてみると

「浅間焼けの時六人一緒に山崩れに遭い埋もれてしまった。4人の者は横穴を掘ったが出られず死んでしまった。わたしら2人は、蔵にあった米、酒を飲み食いしこのまま一生を全うしようと諦めて月日を過ごした。今日、こうして再会できたのは夢のようで。」


470 :469 :2009/12/30(水) 22:06:10 ID:sjqrjshu0
話しからから数えてみると三十数年が経過していた。
その頃の人を呼んで、逢わせてやると、何屋の誰だと言うことになった。
早速、代官所に連絡し引き上げようとしたが、長年地下で暮らしていたため急に地上へ上げると死んでしまうかも知れないといい、少しづつ引き上げ明るさに慣れさせ太陽の光にも慣れるようにと穴を大きくし食物を与えたという。

面白いことにこれとよく似た話が信州側にもある様で、三十数年は流石に無いが半月くらいは埋もれて救出された事はあったんじゃないかと思う。

2010.01.01 | | Comments(1) | Trackback(0) | ■民話・伝承

供養

まとめサイト:山怖まとめ 2
∧∧山にまつわる怖い・不思議な話Part48∧∧
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/occult/1259830292/l50

455 :鏡石 ◆Bs6SdTImF2 :2009/12/30(水) 17:51:19 ID:fhogf0no0
現代話がいいならそれなりにあるんだけどさ。

ある女性がさぁ寝ようと支度をしていると、「○○山に行け」と耳元で声がした。
○○山? と言われてはっとしたら、もう一度「○○山に行け」と声がする。
それから毎日、寝る直前に「○○山に行け」と声がするようになった。

○○山とは、その人の実家近くにある山で、大昔は霊山として信仰を集めていたという山だ。
もちろん登ったことはなかったが、あまりにしつこく声がするので、その人は登ってみることにした。

自家用車を乗り継いで○○山の麓に着いたが、正直、この山で行くところといったら頂上にある神社ぐらいしかない。
仕方なくその人は頂上の神社まで登ることにした。

その山は標高が1000メートルほどあったが、幸い登山道は整備されていたので登山用の特別な装備がなくても登ることが出来たという。

神社はさすがに由緒正しいものらしく、整然としていたが、それ以外に何かあるわけでもない。
仕方がなく社殿に賽銭を上げて拍手を打ってみたものの、何か起こるわけでもなかった。


456 :鏡石 ◆Bs6SdTImF2 :2009/12/30(水) 17:52:21 ID:fhogf0no0
女性が帰ろうと後ろを振り向くと、そこにいつの間に来たのか、男が立っていた。
スーツにネクタイ、革靴のサラリーマン姿で、どう見ても登山姿ではない。
男の顔は暗く滲んだようになっていて見えず、男の体も、なぜか周囲の景色より色が暗く沈んでいるような気がしたという。

えっ? とその女性が驚いていると、突然その男の右腕がボトッと湿った音を立てて地面に落ちた。
女性が悲鳴を上げると、男の影がパッと消えた。

こいつが呼んでいたのか……と思うと怖くなり、女性は急いで山道を駆け下りたが、
どういうわけか帰り道がわからない。おかしい、登山道は一本だったはずだ……と思ったが、行けども行けども笹薮だった。

おかしい……と思った瞬間、笹薮の中にスーツの男が立っているのに気がついた。
女性が絶句すると、片腕の男の体から、残っている方の腕が同じようにボロリともげ落ちた。
同じように悲鳴を上げると、やはり男の姿が掻き消えた。

女性は半狂乱になって笹薮を下った。その間にも、ふと顔を上げるとスーツ姿の男がいて、まるで映画を見ているように体のどこかしらが朽ちてゆくのだという。

右足、左足がもげると、今度はスーツが朽ちてなくなり、ネクタイ、ワイシャツまで剥がれ落ちると、今度は肉片がボロボロと崩れ、最後には体のあちこちから骨が覗くようになった。

死に物狂いで笹薮を駆け下り、夕方近くになってようやく駐車場に降りることが出来た。
泣きながら車のエンジンをかけて、後ろも振り返らずに家に逃げ帰ったのだという。

その後、寝る前に男の声が聞こえることはなくなった。
なぜかはわからないが、あの男はそうすることで供養になるものだったのだろうと女性は語ったそうだ。

2010.01.01 | | Comments(0) | Trackback(0) | ■怪異

蒼前淵

まとめサイト:山怖まとめ 2
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449 :鏡石 ◆Bs6SdTImF2 :2009/12/30(水) 15:15:28 ID:fhogf0no0
>>429の蒼前淵には他にもいろいろな伝説がある。そのうちのひとつ。

我が山村で昔、盗みがあった。

あるとき、その家の家主が蔵に行ってみると、籾殻が床一面に散らばっていた。米泥棒である。
狭い山村のこと、すぐにどうかして犯人が捕まったが、その男は身寄りが一人もいない男であった。

盗人は「堪忍してけろ、堪忍してけろ」と涙を流しながら懇願するので、家主も男の身上を哀れんで、「このことは許す。他言もしない。だからもう二度と盗みはするなよ」と盗人を許してやった。

しかしある日、このことがある男のところに知れてしまった。その男というのが非常に厄介な男で、些細なことに難癖をつけては事を大きくしてしまうというので、村人からも恐れられていた。

この男は早速その盗人のところに行くと、まずは盗人をののしり、「盗人は死罪だ」と行って必死に懇願する盗人を強引に家から連れ出してしまった。

盗みに入られた家主は「俺が許したのだから許してやれ。それに、あの男の家には身寄りがない。あの男を死罪にしたら、あの家は断絶してしまうぞ」となだめすかしたのだが、この男はしつこいもので、「お前、盗人を庇うのか。盗人を擁護する者も同罪だぞ」と騒がれれば、さすがの家主も引き下がるほかなかった。


450 :鏡石 ◆Bs6SdTImF2 :2009/12/30(水) 15:16:35 ID:fhogf0no0
男は盗人を蒼前淵の崖に立たせ、泣き叫ぶ盗人を後ろ手に縛ると、無理やり頭から袋を被せた。
ここに突き落とそうというのである。

そのときだった。今まで泣き叫ぶばかりだった盗人が不意に泣き止むと、袋を被せられた顔をこちらにぐいと向け「おい」と低く怒鳴った。

「俺は何の関係もないお前にここで殺される。この恨みは忘れん。いいか、よく聞け。お前の家に生まれる跡取りは20になる前に皆、殺してやる。努々それを忘れるな」

その声はすでに普段の盗人の声ではなかったという。男は「この盗人め! まだ口を利きやがるか!」と憤慨し、
盗人の背を蹴飛ばして蒼前淵に突き落とした。

盗人はそれでもなんとか顔を水面に出そうと必死の様子だったが、男は岸に泳ぎ着こうとする盗人を持ってきた竹竿で押し戻し、「早く死ね! 早く死ね!」と罵った。

それでも盗人は、常人ならとっくに息絶えてもおかしくない時間の間、必死に抵抗したという。
男は怒り、傍にあった稲杭を引き抜くと、盗人に向かって投げつけた。

稲杭が盗人の肩に深く突き刺さると、蒼前淵は盗人の血で真っ赤に染まった。
盗人はそれでも岸に向かって泳ごうとしたが、ついに力尽き、蒼前淵の底へと沈んで見えなくなった。

それからというもの、男の家では謎の不幸が続出し、せっかく生まれた息子も20になる前に急死してしまった。
男の一族郎党の男子は20になる前に皆死に、その不幸は七代に渡って続いたという。

祟りより人間の方がはるかに怖い。

2010.01.01 | | Comments(1) | Trackback(0) | ■民話・伝承

赤犬

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439 :鏡石 ◆Bs6SdTImF2 :2009/12/30(水) 00:53:35 ID:fhogf0no0
岩手県のある町のある山の中に、誰も奥まで入ったことがない洞窟があった。
この穴の壁面にはちょっとした壁画があり、大昔は蝦夷が生活していたのだろうという。

あるとき、ある猟師が「この洞窟の奥を確かめてやろう」と言って、お供の白犬を連れてこの洞窟へ入った。
なんてことはない洞窟だったが、暗闇を暫く歩くと急に辺りが開け、光が差し込んできた。

そこには、広い空間があったのだという。
猟師は、これが世に言うマヨイガの類ではないだろうかと考えたそうだが、その割には花一本咲いておらず、何か綺麗な御殿や姫がいるわけでもなく、やけに殺風景だったという。

猟師が犬を連れて歩いてゆくと、小川が流れており、それを飛び越えると、どこからともなく機織の音が聞こえてきた。

人がいるのか、と猟師が先を急ぐと、そこには粗末な機織小屋があった。
音は間違いなくそこから聞こえる。猟師がその機織小屋に入ると、一人の姫がこちらに背を向けて機を織っている。

猟師が声をかけようとすると、女がフッと笑うのが気配でわかった。
女が振り返った途端、犬がけたたましく吼えた。

女の顔には、ひとつしか目がなかった。目がひとつであること以外は人間と変ったことはなかったそうだが、遠目にも女の肌の毛穴まで確認できたというから強烈である。
猟師が腰を抜かすと、女はその一つ目顔でニィ……と笑いかけてきたそうだ。

猟師はほうほうのていで洞窟から逃げ出し、そのことを周囲の人々に語った。
それからはその洞窟に入ろうと言い出すものはいなくなったという。

そのとき連れて行った白犬はあまりの恐怖に毛が赤くなってしまい、死ぬまで赤犬のままだったという。


2010.01.01 | | Comments(0) | Trackback(0) | ■民話・伝承

蒼前神社

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429 :本当にあった怖い名無し :2009/12/29(火) 19:17:01 ID:k+zMOZsg0
我が町の山深いところに蒼前神社というのがあるが、その神社はある川の淵の前に立てられている。

昔、この淵の傍で仲のよい兄弟たちが遊んでいたところ、突然淵から怪物の手が出て、兄の方をあっという間に淵へと引きずりこんでしまった。

弟の方が泣きながら家に帰って両親にこのことを伝え、すぐに村人総出で兄の救出作戦が始まった。
しかし、農民だけではなんともしがたいので、すぐに隣町から川漁師を呼んで潜らせることになった。

逞しい川漁師が淵に潜ると、果たして川底に正座している兄を見つけた。
数度の挑戦の末に兄を漁師が引きずり上げると、兄の体は怪物に襲われたとは思えないほど綺麗な顔をしていた。
まさか生きてるのではないかと皆がざわついた瞬間、両親はわっと泣き崩れた。

兄の口には、体が浮かび上がらないようにと、川石がぎっちりと詰められていたのだという。


2010.01.01 | | Comments(2) | Trackback(0) | ■怪異

雲の先

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424 :本当にあった怖い名無し :2009/12/29(火) 13:01:45 ID:k+zMOZsg0
実際に起こった(らしい)話。ウチの近くのある山村の話。

明治の初めの頃。天気の日であった。

突然、落雷のような轟音が響き渡り、人々は驚いて家を飛び出した。
上空には一本、棒のような白い雲が尾を曳いていたが、それ以外は何も変わることのない、ただの青空だった。
大人たちが不思議がっていると、近くで遊んでいた子供たちが悲鳴を上げた。

「あれあれ、ヤタザル(海馬を入れるザル)のような頭に二本の角がある化け物が飛んでくる!」

子供たちは恐慌状態に陥って大人たちの足にすがり付いて泣き始めたが、大人たちには何も見えない。ただ青空に一本の雲があるだけである。

と、突然その雲の先がするすると地上に降りてきたかと思うと、大人たちの頭上をかすめ、村はずれの西畑というところに落下した。大人たちはまた驚き、急いで墜落地点に向かった。

西畑の畑に、白煙と共にクレーターのような大穴がぽっかりと空いていた。
しかし、やはりそれ以外はやはりなにもない、いつもどおりの畑であったという。




ちなみにバアちゃんもこの件については家族に聞かされて知ってるらしい。ばあちゃんの話によると、「昔、傘に尾のついたものが空を飛んでいった」らしい。ちなみに昼間のことだったというので彗星ではないだろう。

2010.01.01 | | Comments(0) | Trackback(0) | ■怪異

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397 :1/4 :2009/12/28(月) 20:11:17 ID:f6IWiyPa0
鬼になった人の話

文政十二年(1829年)、6月8日のこと。遠野南部藩からの命令で、この町で山狩りが行われた
これは館野武石衛門という猟師がリーダーとなり、辺り一帯の村や町に住む武士や町人、農民までもが駆り出された大規模なものであった

この山狩りの目的は鬼退治であった

昔、南部藩はいくつかの「小」南部藩に分かれており、遠野はその小南部藩の城下町として栄えていた
ここにとある武士(一説によるとこの武士は南部公の叔父にあたる人だったというから、この人も南部の姓を持つ由緒正しき侍であったことには違いない)がいた

この武士はある日、何の故があったのかわからないが発狂してしまい、刀を抜いては人に切りつけるようになった。藩主はこれに困り、彼に閉門を申し付けたが、それを逃げ出して山中に逃げ込んだのだという

そして山から山を渡り歩くうちにいつしか完全に理性を失った彼は、時々思い出したように里に下りては誰彼構わず人に斬りつける「鬼」になってしまったのだという
何しろ狂人であるからその行動は全く予想がつかず、人々はただただ恐怖に震えるしかなかった


398 :2/4 :2009/12/28(月) 20:12:00 ID:f6IWiyPa0
その武士があるとき、確かな情報筋によって俺の町のとある山に逃げ込んだという情報が入った
この情報が遠野南部藩に上申された結果、南部公から彼の討ち取り命令が下った

その陣頭指揮を執るように南部公から直々に命令されたのが館野武石衛門だった

彼は村一番に名を轟かせた狩人で、豊かな体躯と豊富な経験、山の獣相手に培った胆力があった
武石衛門は火縄銃の達人でもあり、南部公から武士の位を賜ったほどの剛の者だった
しかし、今回の的は鬼だった。さすがの彼も、この名誉の仕事が成功するかは五分五分であった

彼は山狩りの直前、手に手に有り合わせの武器を持った山狩り要員に対し、檄を飛ばした

「皆様ご苦労であった。しっかり気をつけなくてはならない。もし刃向かってきたならば、しっかりしなくては危ないぞ。いくら狂人と言えども武芸の達人であるから、逃がしてはならない。俺は一発で仕留めるつもりだが、もし射損じると、お殿様に申し訳が立たぬ。皆もしっかり頼む」

この檄をしおに、いよいよ山狩りが始まった


400 :3/4 :2009/12/28(月) 20:30:50 ID:f6IWiyPa0
山狩りが開始されてすぐ、件の武士が発見されたという情報が武石衛門の下に届いた
我が町の陣が沢というところに、畳石という巨石があったのだが、この上は名前の通り平らで、その上で発見されたのだという。武石衛門は一同を引き連れ、この畳石に来た

畳石に近づくと、確かに石の上に人影があった。しかし、その姿は人間というにはあまりにも凄惨なものであった

狂人の髪は伸び放題になり、上等な着物は見る影もなくボロボロになって体に張り付いていた
髭もぼうぼうに伸び、目だけが爛々と光り輝いていた。彼は畳石の上で、どこから捕まえてきたのか、蛇を捕まえてガリガリと噛り付いていた。その姿はまさに悪鬼そのものの姿であったという

皆が狂人侍の姿に恐れおののく中で、武石衛門は先頭を切って畳石に近づいていった
そして何とか火縄銃が届く距離まで近づいた武石衛門は、静かに火縄銃を構えると、引き金を絞った

「誰か! 無礼な!」

狂人侍が発したのはその一言だけだったという。武石衛門が放った銃弾は一発で侍に命中し、侍は仰向けによろけると、そのまま倒れて動かなくなった

勝鬨の声を上げて狂人侍に近づくと、全員が絶句してしまった。見れば、この侍は天を衝くような大男で、筋骨隆々の体はすでに人間の域のそれではなかったという。彼は山から山へ逃げるうちに、いつしか完全に人間ではなくなっていてしまったのだろう


401 :4/4 :2009/12/28(月) 20:31:52 ID:f6IWiyPa0
ともかく、この悪鬼を討ち取った武石衛門は、このことをすぐさま南部公に報告し、山狩りは終了した

この狂人侍はさすがに罪を重ねすぎていたためか、家中の墓に葬られるわけには行かなかったらしく、農民たちの手によって、日陰というところの山の麓に手厚く葬られた
この侍の供養碑には『忠山了儀居士』と記された。正気を失った武士への、せめてもの手向けであった

後に、住民たちはこの侍のために念仏塔を拵え、この侍の冥福を祈願した
この念仏塔とは車仏というもので、卒塔婆に車輪がついたもので、これをクルクル回して個人の速やかな輪廻転生を祈願するものである

人々は折々、この車仏の車輪を回して、侍の霊を手厚く弔った

この侍の霊は、現在も近隣住民によってお盆に供養されているという
この侍の墓も残っているが、風雨で風化したのか、『忠山了儀居士』の文字を読み取ることはできない


書き方のせいで創作っぽくなったが、一応我が町の正真正銘の歴史だ
このスレの本義からは離れるかも知れんが、一応歴史に登場した鬼ということで書いて見たわ
人間が鬼になるというのは割かしこういう理由からなのかも知れん

2010.01.01 | | Comments(3) | Trackback(0) | ■民話・伝承

飲んでる

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375 :元登山者 :2009/12/27(日) 15:03:27 ID:Q10/IuIo0
田舎で聞いた話

田舎の知り合いから聞いた話です。
彼のうちは山を持っており、毎年、年末には祠の大掃除と御鏡をお供えに行くそうです。
この時期は、だいたい雪が積っており、山の頂上近くにある祠からの眺めも綺麗なので、彼はコッヘルとコンロを持って行き大掃除後に景色を眺めながら一服いれようと考えました。
大掃除を終え、古い御鏡も取り替えて、さて一息と湯を沸かし紅茶を作って眼下の景色を楽しんでいると「ゴトゴト、ガタガタ」と音がします。
「ん・・・何の音だ?」とあたりを見回しても、そこは開けた山の頂上なので何もありません。
よくよく、耳を澄ますと祠の中から音がするようです。
「ああ、いけね。おすそ分け忘れてた。」と気がつくと、もう一杯作ると祠にお供えしました。しばらくはゴトゴトと音がしていましたが、そのうち静かになったそうです。
帰るときに、カップを回収しようとしましたが、湯気の立つカップの中身があきらかに減っていたそうです。一杯まで入れていた紅茶が半分くらいに減っていました。
「ああ、まだ飲んでるのか?」と思った彼は、カップをそのままにして下山しました。



「猫舌の神様ってのもいるんかの?」と暢気な彼は笑っていました。

2010.01.01 | | Comments(0) | Trackback(0) | ■怪異

案山子

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359 :雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :2009/12/26(土) 20:28:42 ID:rWKabWLG0
友人の話。

山間の、棚田の間を走る細い道が、彼の通学路だった。
ある夏の朝、見覚えのない物が田中に立っているのに気が付いた。
三つの案山子で、どれも少しおかしな格好をしている。

「あんな所に案山子を追加する必要あんのかな?」
そう不思議に思いながら通り過ぎた。

夕方帰ってくると、朝の案山子はどこにも見えなくなっていた。
代わりに、田の持ち主のお爺さんが鎌を手にして、畦道に座り込んでいる。
「逃がした」とかぶつぶつ言いながら、目の前の地面を引っ掻いていた。

「何を逃がしたんだい?」と聞くと「案山子だよ!」と怒鳴られた。
ふっと、頭の中を奇妙なイメージが横切った。
鎌を振り回す祖父さんから、三体の案山子が必死で逃げている姿。

それ以上聞く気になれず、そこから立ち去ったのだという。

2010.01.01 | | Comments(0) | Trackback(0) | ■怪異

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358 :雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :2009/12/26(土) 20:27:54 ID:rWKabWLG0
知り合いの話。

山間の棚田に雀脅しの設置をしていた時のこと。
雀脅しとは、カーバイドと水からアセチレンガスを発生させ、それを爆発させて大きな音を出す爆音機のことだ。
タイマーを利用して火花を飛ばすのだが、確認のため試しに動かしてみた。

 パコォォーーンッ!

炸裂する大きな爆音が谷間に響き渡る。
と、すぐ背後でドサッと何かが落ちる音が聞こえた。
驚いた猿でも木から落ちたかな。振り返って見る。

白い人型が地面の上で腰をさすっていた。しかし明らかに猿でも人でもない。
身体の彼方此方に、色々な顔付きをした、大小様々の顔が付いていたのだ。
至る所の口から「痛てて」「痛てて」と連発しながら、頭の部位にある一番大きな顔が恨めしそうな表情で彼を見た。

言葉を無くす彼を見ているうち、どの顔もやれやれと言った苦笑いに変わり、ゆっくりと立ち上がってから森の奥へ姿を消したという。


2010.01.01 | | Comments(2) | Trackback(0) | ■怪異

モッコとムッコ

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357 :雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :2009/12/26(土) 20:26:54 ID:rWKabWLG0
友人の話。

子供の頃、夜更かしをしていると、よくこう言って叱られたという。
「早く寝ないと山からモッコとムッコが下りてくるよ。彼奴ら怖いからね。捕まったら皮剥かれて食べられちゃうよ」
子供心に恐ろしいモノだと認識していたのだが、どんな姿をしているのだろうと長いこと疑問に思っていた。

先日里帰りした折、顔見知りの小母さんと世間話していると、モッコとムッコのことが話題に上った。
「どんなモノノケなんだろうって、小さい時から不思議なんですよ」
彼が何の気無しにそう漏らしたところ、小母さんはあっけらかんと答えた。

「あぁモッコかい。蒙古のことだよ」

「蒙古って、元寇の時攻めてきた、あの蒙古のことですか?」
驚いて問い返すと、改めて教えてくれた。

「そう、その蒙古。こっちのお国言葉で訛っちゃって、モッコになったのね。ちなみにムッコっていうのは剥くって言葉が変形したんだって、学校の先生に聞いたことがあるわ。蒙古が皮を剥くで、モッコとムッコになった訳」

彼は呆れたような顔でこの話をしてくれた。
「うちの実家って東北の山奥なんだぜ。そんな遠い場所で妖怪になるなんて、奴らどんな暴れ方をしたんだろうな」

2010.01.01 | | Comments(2) | Trackback(0) | ■民話・伝承

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324 :雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :2009/12/23(水) 19:32:09 ID:NZgl00GE0
友人の話。

幼い頃、不気味な夢を見たのだという。

いつも通り友だちと遊んでいると、遊び場の裏手の山から女が下りてきた。
そして友だちの内二人の手を掴むと、そのまま山へ連れ去ってしまう。
何故か皆逆らわず、黙って静かにそれを見送った。

しばらくすると、シャツを血で染めた友が一人だけ帰ってきた。
耳が片方千切り取られて、そこから流れた血がシャツを濡らしていた。

・・・そこで目が覚めた、そう彼はいう。

数日後、その裏山が一部崩落し、遊んでいた子供たちが巻き込まれた。
運悪く土砂に埋もれたのは、彼が夢で見た二人だったらしい。
大人たちに救助されたものの、一人は残念ながら亡くなってしまう。
夢の中で、山から帰って来なかった方の友人だった。

もう一人は命は取り留めたが、片側の耳が聞こえなくなってしまった。
このことがあってから、しばらくは夢を見るのが怖かったそうだ。

2010.01.01 | | Comments(2) | Trackback(0) | ■怪異

ムスビ

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323 :雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :2009/12/23(水) 19:30:36 ID:NZgl00GE0
友人の話。

バイクで一人旅をしている途中、ある峠道でビバークすることにした。
ぐっすり眠っていた真夜中、不躾な邪魔者に目を覚まされた。

何かが彼女の顔を、暖かく濡れた舌でベロベロ舐め回したのだ。
不快な感触に飛び起きたが、自分以外の姿は何も見えない。
だのに、何かが彼女をしつこく舐め回し続ける。
大慌てで寝袋から抜けだし、手足を振り回して奇声を上げる内、見えない何かはガードレールを乗り越える音だけを残し、山奥に去って行ったという。

大学のサークル室で、青筋を立てながら報告する彼女に、先輩が地図を持ち出した。
「それ、ここいら辺の山じゃないか・・・あぁやっぱり。そこの山々って、昔はムスビ山って言われてたそうだよ。ムスビってのは“産び”と書くらしい。山の神様に舐められた女性は、子宝を沢山授かるという有り難い所だって」

「子宝ねぇ」まだ現役の学生だった彼女は、そう言って顔を顰めていた。
ちなみに彼女、卒業してからこれまでずっと独身を守り通している。
だものだからムスビ様の神通力は、今のところ確認できていない。

2010.01.01 | | Comments(2) | Trackback(0) | ■怪異

ツチノコ

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322 :雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :2009/12/23(水) 19:29:19 ID:NZgl00GE0
知り合いの話。

彼の祖父はかつて猟師をしていたという。
遊びに行った折に、色々と興味深い話を聞かせてくれた。

「ツチノコ? あぁ見たことあるよ。いやいや違う、世間様がいうツチノコかどうか知らんが、そういうビール瓶みたいな形の、変な生き物を見たことがあるってことだ。ちょっと平べったかったが。もっともありゃ蛇なんかじゃないけどな。目鼻口なんかどこにも無かった」

「強いて一番近い物を挙げンなら、蛭だな。黄色のヌルヌルしたでかいのが、樹の上から下通る奴に飛び掛かってくるんだ。山刀で無理矢理引っぺがすんだけど、これがまた簡単には死なないみたいでサ。頭とか切り落としても、そっから新しいのが生えてくる。その場ですぐに生え代わる訳じゃないが、色が違っとるんで一目でわかる」

「これがよォ、変な切り方してっと、頭が二股に分かれて二つ生えてきたりしてた。酷いのになると、頭だけじゃなく尻の方まで、何股にも分かれた気持ち悪いのがいた。つっても、一体どっちが頭でどっちが尻かなんて、誰も本当のところはわかりゃあせなんだが。出る山は決まってたけど、あまり出会しはせんかった。ここ十数年は出たって話も新しくは聞かんし、もういないのかもしれねえナ」

2010.01.01 | | Comments(2) | Trackback(0) | ■民話・伝承

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