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カンボジアのおっさん

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736 :本当にあった怖い名無し :2010/06/28(月) 00:06:32 ID:2S4abhivO
カンボジアのアンコールワット周辺での話
ややマイナーな遺跡で、疲れてたから、遺跡の上に座り休んでいた。
そこは、あまり観光客はいなかったな。
日本語ですみませんとか言われて起こされた。
おっさんだった。その人曰く、仕事でカンボジアにいるんだけど、日本の身内に手紙出したいから、この手紙日本に帰ったら投函してくれ、とのこと。 
そんなのカンボジアからでも出せるじゃんと不審に思ったけど、感じのよさげなウホッだったから、まあ、カンボジアの話聞こうと思って、その手紙受け取ったよ。
おっさんとはシェムリアプの町に戻って飯食った。
帰国後、切手買って手紙投函した。切手代は飯おごってもらったから俺が出した。


738 :本当にあった怖い名無し :2010/06/28(月) 00:18:01 ID:2S4abhivO
おっさんは物知りで、クメール人の悲しい歴史とかの話を聞いた。
手紙出すとき、一応俺の住所も書いといた。
数日して、おっさんの身内の方から連絡あった。
名前は言えない。
おっさんは、とうの昔に、現地で事故で亡くなっていた。手紙は生前のらしい。
身内の方に説明を求められたが、返信で、俺の見たことをありのまま書いた。
それきり身内の方から連絡はない。
怖い話かわからん。あのおっさんが、死んだという人とは別人で、なんらかの訳があってその名を名乗ってただけなのかもしれん。
でも、安易に知らない人から頼まれ事は受けないほうがいいな。

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2010.06.28 | | Comments(6) | Trackback(0) | ■怪異

チンピラの幽霊

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701 :本当にあった怖い名無し :2010/06/27(日) 11:51:18 ID:QHw3EzzO0
チンピラやってる友達Sが、チンピラ仲間の友人に10万円ほど金借りたんだわ。
(ちなみに俺は足洗って今は真面目にリーマンやってる)

ところがその借金相手が、返済期日前にバイクで事故って死んじゃったんだと。
Sはというと、仲間が死んだのは悲しいが、借金相手が死んじまったんだから、金も返さなくて良い、儲けた、なんて思っていたらしい。

そしたら四十九日終わった晩に、借金相手の死んだ友人が枕元に現れて、襟首つかまれて
「いつまでもとぼけてんじゃねーよ、俺が死んだからって借金がチャラになるとでも思ってんのか!?」
と言われて、ぶん殴られたんだと。

その事を俺に話しに来たSの顔、確かに痣になってたわ。
その化けて出た借金相手は
「俺のお袋に、俺が貸した金、全部返せや。そうしないとまた出てやるぞ」
と言って消えたんだと。

S曰く
「幽霊なんてただでさえ洒落にならんのに、それがチンピラの幽霊だと、もっと洒落にならん」
と言ってた。

2010.06.28 | | Comments(6) | Trackback(0) | ■都市伝説・噂

火葬

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668 :本当にあった怖い名無し :2010/06/26(土) 21:00:13 ID:7eVsWdjS0
先輩から会社の休み時間に聞いた話を投下

だいぶ昔のこと、先輩の田舎のおじいさんが亡くなった時の話なんだけど。

死因はフグの中毒死。夕食に食べたフグにあたってのことだって、

おじいさん一人でだったらしく、おばあさんが家に帰って来たときにはチアノーゼっての?
顔が紫で、息もしてなくて、「もうだめだ」っていう状態だったそうだ。

翌日に通夜で、その次の日に火葬という段取り。
当時はちゃんとした火葬場なんて無くって、山奥の焼き場に親族、知人で遺体を焼きに行く。
で、焼けたころに又何人かで骨を取りに行くっていう方式だったんだそうな。


焼きだしたのが結構遅かったらしく、焼ける頃にはもう日も沈むころ。おじいさんの知人の男二人でシャベルと明かりをもって焼き場に向かう。
さあ、骨を拾おうかと思ったら、棺桶の灰ばかりで肝心の骨がない。

そんなはずがないっていうんでよく照らしてみると、灰を引きずったような跡がある、二人はそのあとを追って進んでみた。
おじいさんがいた。
焼き場からほど無い所の木の下で、あぐらをかいて。全身が赤黒く焼け、半分炭化し、ところどころ骨の見えた姿で・・・


669 :本当にあった怖い名無し :2010/06/26(土) 21:01:44 ID:7eVsWdjS0
「俺が思うに」先輩が続ける。
「最初に死んだと思ったとき、じいちゃんはまだ生きてたんじゃないかな?仮死状態で、焼かれている途中に、息を吹き返しちまった」
そして焼かれながらもなんとか棺桶からはい出し、その木の下まで行ったところで力尽きた・・・。想像を絶する光景だ。


当時は医学もまだ進んでおらず、ましてや田舎のこと、そういうこともあったのかもしれない。
なんにせよこのままではいけない。一人の男がもう一度焼き場に戻そうとした、その時だ、

「きいいいいさまああ!!!死んでまで人様に迷惑かけるかあああああああああ!!!!」
もう一人の男が持っていたシャベルでおじいさんの体を打ちのめした。そして焼け場まで、蹴り倒すように運んで行ったんだ。

どうやら無くなったおじいさん、金貸しを生業としており、それもそのやり方がかなり悪どく、ご近所さんはおろか、近隣でも有名な人だったそうだ。
トチ狂った男も、「これできれいさっぱり縁が切れる」そう思って骨を拾う役を買って出たのかもしれない。


俺が怖かったのは、先輩がこの話を「休憩時間の笑い話」として話したこと。
「なんでこの話を自分が知ってるかっていうと、さっきの、じいちゃんを叩かなかったほうの男が、それから何年かしてから自分が死にそうになったときにとうとう墓場まで持って行けず、ばあちゃんに『実はこういうことが・・・』って話したんだってよ、あははははははははははははははは」

もちろん、話を聞いた俺を含め、誰一人愛想笑いひとつできなかったんだ。




2010.06.28 | | Comments(10) | Trackback(0) | ■都市伝説・噂

みず

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663 :1/2 :2010/06/26(土) 20:16:26 ID:JmJOG4sw0
30年前に両親(と祖母)が遭遇した体験 母から聞いた話

時期は夏、両親は父の実家に帰省していた
日中、父は伯父と共にある土地の整地の手伝いに行っていた

その土地は新しく買った土地なのかどうかまでは詳しく聞いてないが、昔から管理してきたような慣れた土地でないことは確かだと思う

さて整えようかという所で三人は土地の一角に大き目の古びた石が鎮座しているのを見つけたそうだ

整地の邪魔になるということで、やむなく伯父と父はその石を退かした
夕方に普通に帰ってきて、夜も何事もなく就寝したそうなのだが、問題はその後

深夜、隣で寝ていた父が起き出した気配がして、母は目を覚ました
母がどうしたの?と聞くと、父は母の方をぐるり、と向いて
 「みず。 みず。」
と無機質な声で父は答えたそうだ

異様な事態に母は父の肩を揺すりながらどうしたん!?と聞くが
父が答えるのは  「みず。  みず!」  ばかり
何より目が人間の目をしておらず、獣のような眼光を放っていたという


664 :2/2 :2010/06/26(土) 20:17:12 ID:JmJOG4sw0
怖くなった母は、隣の部屋で寝ていた祖母を起こして来て貰うことにした
その間に父は押入れに入り込んでおり、母と祖母は押入れの壁をガリガリと引っ掻きながら、「水… 水…」と言い続ける父を見つけた

そんな状態の父を、祖母は物ともせず支えて立ち上がらせた
その後のことは母は知らない
夜の暗さから極度に怖がる人なので怖さで付いて行けなかったのは無理もない
方角的には台所と風呂場のある方へ祖母は父を連れて行ったようである
やがて父の状態が落ち着いたのか、また祖母が父を連れて戻ってきた
布団に寝かせるとそのまま静かに眠りについた

翌朝母は父にこのことを話したが、父は全く覚えていなかった

我が家は両家共々零感なのでそれの類の話はこれぐらいしか無い
おそらくその古い石には何かが憑いていて、勝手に動かしたのがまずかったのかも知れない

そういう話は前々から何となくどこかで聞いたことのある話ではあったが本当のことだとは…
古い石の扱いにはお気を付け下さい

2010.06.28 | | Comments(3) | Trackback(0) | ■怪異

喜美子さん

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662 :本当にあった怖い名無し :2010/06/26(土) 19:58:35 ID:Mh8+By3Y0
俺が特養ホームで夜勤してた頃のマジ話なんだけど、

深夜2時位になると、必ず院内を徘徊する爺さんが居た。
そして廊下の長椅子に座ってブツブツ言ってる。

ああ、またかと思って俺が爺さんに
「こんな夜更けに、誰とお話してるんですか?」と
ふざけて尋ねると、その爺さんは・・・・

「喜美子さん」

と、言った。マジで青ざめた・・・
喜美子さんは先週亡くなってるのに・・・・・

それ以来夜勤が怖くて、いつも神社のお守りを持ってる。

2010.06.28 | | Comments(0) | Trackback(0) | ■怪異

メッセージ

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505 :1/4 :2010/06/24(木) 14:54:37 ID:2baYGPaj0
会社の同僚が亡くなった。
フリークライミングが趣味のKという奴で、俺とすごく仲がよくて、家族ぐるみ(俺の方は独身だが)での付き合いがあった。

Kのフリークライミングへの入れ込み方は本格的で、休みがあればあっちの山、こっちの崖へと常に出かけていた。

亡くなる半年くらい前だったか、急にKが俺に頼みがあるといって話してきた。
「なあ、俺がもし死んだときのために、ビデオを撮っておいてほしいんだ」

趣味が趣味だけに、いつ命を落とすかもしれないので、あらかじめビデオメッセージを撮っておいて、万が一の際にはそれを家族に見せてほしい、ということだった。俺はそんなに危険なら家族もいるんだから辞めろといったが、クライミングをやめることだけは絶対に考えられないとKはきっぱり言った。いかにもKらしいなと思った俺は撮影を引き受けた。

Kの家で撮影したらバレるので、俺の部屋で撮ることになった。
白い壁をバックに、ソファーに座ったKが喋り始める

「えー、Kです。このビデオを見てるということは、僕は死んでしまったということになります。○○(奥さんの名前)、××(娘の名前)、今まで本当にありがとう。僕の勝手な趣味で、みんなに迷惑をかけて本当に申し訳ないと思っています。僕を育ててくれたお父さん、お母さん、それに友人のみんな、僕が死んで悲しんでるかもしれませんが、どうか悲しまないでください。僕は天国で楽しくやっています。皆さんと会えないことは残念ですが、天国から見守っています。××(娘の名前)、お父さんはずっとお空の上から見ています。だから泣かないで、笑って見送ってください。ではさようなら」


506 :2/4 :2010/06/24(木) 14:55:19 ID:2baYGPaj0
もちろんこれを撮ったときKは生きていたわけだが、それから半年後本当にKは死んでしまった。クライミング中の滑落による事故死で、クライミング仲間によると、通常、もし落ちた場合でも大丈夫なように下には安全マットを敷いて登るのだが、このときは、その落下予想地点から大きく外れて落下したために事故を防ぎきれなかったのだそうだ。


通夜、告別式ともに悲壮なものだった。
泣き叫ぶKの奥さんと娘。俺も信じられない思いだった。まさかあのKが。

一週間が過ぎたときに、俺は例のビデオをKの家族に見せることにした。さすがに落ち着きを取り戻していたKの家族は俺がKのメッセージビデオがあるといったら是非見せて欲しいと言って来たのでちょうど初七日の法要があるときに、親族の前で見せることになった。

俺がDVDを取り出した時点で、すでに泣き始める親族。
「これも供養になりますから、是非見てあげてください」とDVDをセットし、
再生した。


507 :3/4 :2010/06/24(木) 14:55:59 ID:2baYGPaj0
ヴーーーという音とともに、真っ暗な画面が10秒ほど続く。
あれ?撮影に失敗していたのか?と思った瞬間、真っ暗な中に突然Kの姿が浮かび上がり、喋り始めた。
あれ、俺の部屋で撮ったはずなんだが、こんなに暗かったか?


「えー、Kです。このビデオを・・るということは、僕は・・んでしまっ・・いう・・ります。○○(奥さんの名前)、××(娘の名前)、今まで本・・ありが・・・」

Kが喋る声に混ざって、さっきからずっと鳴り続けている
ヴーーーーーーという雑音がひどくて声が聞き取りにくい。



「僕を育ててくれたお父さん、お母さん、それに友人のみんな、僕が死んで悲しんでるかもしれませんが、どうか悲しまないでください。僕はズヴァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア××(娘の名前)、お父さん死んじゃっヴァアアアアアアアアアアアアア死にたくない!死にズヴァアアアアアアアにたくないよおおおおヴヴァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア、ザッ」



背筋が凍った。
最後の方は雑音でほとんど聞き取れなかったが、Kの台詞は明らかに撮影時と違う
断末魔の叫びのような言葉に変わり、最後Kが喋り終わるときに暗闇の端から何かがKの腕を掴んで引っ張っていくのがはっきりと見えた。


508 :4/4 :2010/06/24(木) 14:58:28 ID:2baYGPaj0
これを見た親族は泣き叫び、Kの奥さんはなんて物を見せるんだと俺に掴みかかり、Kの父親は俺を殴りつけた。奥さんの弟が、K兄さんはいたずらでこういうものを撮るような人じゃないとなだめてくれたおかげでその場は収まったが、俺は土下座をして、すぐにこのDVDは処分しますといってみんなに謝った。

翌日、DVDを近所の寺に持っていったら、処分をお願いしますという前に住職がDVDの入った紙袋を見るや否や「あ、それはうちでは無理です」と。
代わりに、ここなら浄霊してくれるという場所を教えてもらい、行ったがそこでも「えらいとんでもないものを持ってきたね」と言われた。

そこの神主(霊媒師?)によると、Kはビデオを撮った時点で完全に地獄に引っ張り込まれており、何で半年永らえたのかわからない、本来ならあの直後に事故にあって死んでたはずだと言われた。


2010.06.28 | | Comments(26) | Trackback(0) | ■都市伝説・噂

笑い声

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424 :1/3 :2010/06/22(火) 14:59:15 ID:4OcsQ4Uq0
私が勤めている会社の近所でのこと。

残業だったので、時間は夜7時過ぎだったと思う。
デスクで仕事をしていたら、会社前の通りがなんだか騒がしくなった。
女の人のキーキーした声と、笑い声と、男の人の怒声だった。
痴情のもつれか何かかな?と思って、ブラインドを上げて下を見たら(オフィスは2階)
長い髪の毛をポニーテールにしたおばさんが、男2人に組み付かれていて
ちょうど道路に押し倒されたところだった。

ビックリして、とりあえず窓を開けて顔を出したら
男の人たちは「警察!警察呼べ!!」「放火魔だ!はやく警察呼んで!」
おばさんは「ぎひぃーっ、だめなんだぁ~!はーーなーーーせえーーーー」などと叫んでいた。
そのおばさんの金切り声が、喉が破れちゃうんじゃないかと思うぐらい大きくて…
しかも何度も何度も同じ言葉を繰り返すもんだから、怖いし足震えるし
とにかく叫びを止めて欲しくて泣きそうになってた。
でもオバサンは警察が来るとぱたっと黙って、大人しく捕まっていった。
ちなみに通報したのは、オフィスに居たうちの社長。


425 :2/3 :2010/06/22(火) 15:00:26 ID:4OcsQ4Uq0
その長髪ポニーテールのおばさんは、近所では有名なその土地一体の地主の娘だった。
頭がおかしいらしい。
連続放火魔ということで捕まっていったけど、
確かに会社近所の住宅地では度々不審火が出ていた。
ゴミとか犬小屋とか、ポストからはみ出たチラシなんかが燃やされてた。
それから空き地でのあからさまなゴミ焚き火になり、
いよいよアパートの外壁を燃やそうとしたところを現行犯で捕まった。

私がオフィスから見た男の人は、近所の人で組織された自警団の男性たちだった。
後日その人たちが「ご協力ありがとうございました」とわざわざ会社に来てくれたので
そのとき少し話を聞かせてもらった。

自警団の人たちは最初、アパートの塀の中でゴソゴソする人影を見つけたんだって。
で、塀に空いている飾り穴から中を覗いたらオバサンが居て
サラダオイルを手にとって、アパートの外壁にゴシゴシぬりつけてたらしい。
でも、その人たちが言うには、そこにはオバサンの他にもう1人居たんだって。
オバサンの脇で、にこにこ笑う女の人が。
で、その女の人がにこにこしながらオバサンに耳打ちするんだって。
するとオバサンも、同じようににこにこしながら「うんうん」って頷くんだって。


426 :3/3 :2010/06/22(火) 15:01:24 ID:4OcsQ4Uq0
で、塀を回りこんで入り口からオバサンのところへ走って
「なにしてるんだ!」って声をかけた時には、女の人は既にいなかったらしい。
脱兎のごとく逃げ出したオバサンを追いかける時、
オバサンは
「私じゃない!私じゃない!私じゃない!私じゃない…」
「私じゃないいーっだめ!私を捕まえたらだめ!!」
なんて喚きながら走ってたらしい。

そういえば、確かに最初に私が聞きつけた騒ぎでは、
「私じゃない!あの女だ!!」っていう女の声と
「ぎゃはははは、あーっはっはっは」って笑ってる女の声と
「うるさい!!」っていう男の声だった。
だから痴話げんかだと思ったんだよね。

でもおかしいよね。オバサン笑ってなかったし
痴話げんかじゃないなら、てっきりギャラリーの誰かが笑ってたんだなと思ってたんだけど
その、オバサンの脇に居たっていう女の話を聞いたら、ゾッとした。
自警団の人には、その笑い声のことは言わないでおいた。

その事件の後、3週間か1ヶ月か経った頃に
ふとオフィスの外を見たら、なんとあのオバサンが通りを歩いてた。
オバサンはヒモにつながれてて、ヒモの先は警察官が持ってた。
警察官3人とオバサンで何かやってたから、現場検証ってやつだと思う。
でもそこにはオバサンだけで、もう1人の女なんて居なかった。
もう8年以上前、本当にあった話です。


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2010.06.28 | | Comments(6) | Trackback(0) | ■怪異

言い訳

まとめサイト:山怖まとめ 2
∧∧山にまつわる怖い・不思議な話Part49∧∧
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930 :雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :2010/06/27(日) 20:53:09 ID:ow1HWrgh0
山仲間の話。

サークルのキャンプに参加した時のこと。
一人だけ遅れて来ることになり、初日の夜に宿営地で合流することになった。
しかしいつまで経ってもそいつが来ない。
山慣れた奴だし、あまり心配はしていなかったのだが、そろそろ日付が変わる刻限になると、流石に何かあったかと皆が不安になった。

結局、日が変わってからかなり経って、そいつはキャンプ地に到着した。
「何やってたんだ、心配したぞ」
そう声を掛けたところ、こんなことを言い出した。

「いや、予定時間通りに着くよう、ちゃんと出発したんだよ。途中で壊れかけた外灯が灯っている所があるだろ。そうそう、点滅しているあそこ。そこに差し掛かった時にさ、見えたんだ。前方の外灯の下に、襤褸を纏った女の姿が」

「こんな遅い時間に、こんな山道に手ぶらで突っ立ってる女っていうのは、そら真っ当な女だと思えないよな? だから立ち止まって遠くから様子を伺っていたんだけど・・・」

「それで気が付いたんだ。その女な、時々消えてた・・・いや物の例えとかじゃなくて本当に。外灯が点滅してパッと灯る度に、道の上に姿が現れたり消えたりしてたんだ」


931 :雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :2010/06/27(日) 20:54:22 ID:ow1HWrgh0
「幽霊だったかだって? 確認できるはずないだろ! あんなモノ、絶対近よれるかいな。仕方ないから大回りして獣道を通ってきたんだ。だから遅くなったって訳」

憮然とした顔でそう説明する。

どこまで信じてよいものやら、皆で少し悩んだそうだが、結局そいつの見間違いだろうということにされて、その夜は終わったのだという。

彼自身は、そいつが遅刻した言い訳にオカルトを利用したと考えていたそうだ。
「まったく、つまらない言い訳しやがって」
彼が私に最初この話を聞かせてくれた時は、そう言って締めくくってくれた。

その半年後、再びこの話題を彼が持ち出した。
「あの話覚えてるか? 出たり消えたりする女の話。ついさっきなんだけどな、俺も見ちゃった。ありゃあ確かに近づけないわ」

青い顔をしてそう言う彼に、私は問い掛けた。
「それって君が今晩遅刻した言い訳なんじゃ・・・」
「違う、本当に見たんだって! 言い訳なんかじゃないから!」

その日、例のキャンプ場で、彼と私は落ち合う予定になっていた。
先に着いた私に遅れること三時間、真っ暗になってから彼はやって来たのだった。
必死で女の様子を説明する彼を、果たして信じて良いものかどうか悩んだ。

件の女を目撃した仲間はこの二人だけであり、今も真偽は不明のままである。

2010.06.28 | | Comments(1) | Trackback(0) | ■都市伝説・噂

リネン室

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896 :本当にあった怖い名無し :2010/06/25(金) 02:57:50 ID:H7Ze9KUhO
中学校のいわゆる林間学校のような行事に参加した時、日が暮れてからロッジの横で、天体観測の実習があったんだな。

人数が多いから、望遠鏡を覗く前と後に、ヒマになっちゃうんだが、俺のいたグループで暇つぶしに怖い話をする奴が出て来たんだ。
そのうち何気なく、ロッジを見た奴が、「あれさあ…」て言い出した。

ロッジの部屋の窓がずらりと並ぶ中、宿泊用じゃない部屋のまどに、白っぽい影が見える。
まどは磨りガラスで、良く見えないんだけど、人影ぽいんだ。

グループは6,7人いたんだけど、みんな見えると云う。
しかも、前後にゆらゆら揺れてる気がするなあと、言い合っていたら、いつの間にか、はっきりと揺れて見えだして来た。

後でリネン室だったとわかったけど、この後凸りもしなかったので、真相は不明です。

心霊モノで、大勢の意識が凝ると形になるってこう言う事かな…。

2010.06.28 | | Comments(1) | Trackback(0) | ■怪異

独り言

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882 :雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :2010/06/24(木) 20:32:44 ID:pWSFgy7e0
友人の話。

一人で軽いキャンプに出掛けようと思い立った。
行き先を聞いた山仲間がこんなことを言う。

「行くのはいいが、あそこじゃあまり独り言を言わない方がいいぞ。お前さんいつも多いからな」

どういう意味だよそれ?と訊ねたが、「行けばわかる」とだけ返される。
気にしないことにしてキャンプに出かけた。

晩飯も終わり、切れた靴紐を補修していた時のこと。
焚火では光量が足りないのか、手元がどうにも暗い。
「あー、面倒くさいけどライト出してこよっかな」
ぶつくさとそんな独り言を口にして、手を休めたところ。

背後でコトリと硬い音がした。

何気なく振り返り、思わず硬直した。
そこにはヘッドライトが置いてある。
今まさに自分がテントの中に取りに行こうとしていたライトだった。

周りを見渡したが、誰の姿も気配も感じない。
少し血の気が引いたのだという。
その後山を下りるまで、出来るだけ独り言は言わないように注意したそうだ。


2010.06.28 | | Comments(4) | Trackback(0) | ■怪異

フレイム

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863 :本当にあった怖い名無し :2010/06/23(水) 11:38:08 ID:gaB5Bjaz0
先週の話なんだけど
ちょっと暑かったから家のベランダで夕涼みしていたときに、ふと視界の端の裏山のほうに赤い光が見えたんだ
最初は山火事かと思ってびっくりしたんだけど、よく見たらドラクエのフレイムってモンスターみたいなのがゆらゆらしてた
周りに煙も出てないから火事とか野焼きの類じゃないし何かの見間違いか光の加減かと思って、一度よそを見てからもう一度見直してもやっぱりフレイムがゆらゆらしてる
草の丈からすると120センチくらいの身長で顔みたいのなものはない
とくに何かするわけでもなくゆらゆらしているだけ
綺麗だし害もないみたいだから10分くらいボーっとみてたんだけど、もっとよく見ようと双眼鏡引っ張り出してきたら消えていた
見間違いじゃなきゃ妖怪の類だと思うんだけど名前とか知ってる人いませんか?
ちなみに場所は飛騨のほうです

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屈伸

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855 :本当にあった怖い名無し :2010/06/23(水) 02:04:35 ID:uclBv++X0
去年の秋に、ハイキングをしようと近所の山に登ったんだ
山っていっても山頂まで一時間位の小山で、山道も整備されてるんだけど、登山口から中腹辺りの道沿いに、割と鬱蒼とした雑木林があって、登りながらちょっと気味悪いなと思ってた

山頂で弁当食べたり、写真撮ったりしてたら結構長居しちゃって、帰りに雑木林通る頃には薄暗くなってたんだけど、ふと林の奥見ると、山道から随分外れた所に人影があるのね
登山の人かなと思って「こんにちわ」って声かけてみたんだけど返事なし

よく見ると薄暗い中でもはっきり分かるくらい全身真っ黒で、ひたすら屈伸みたいな動きをしてる
怖くなって早足で下山したんだけど、あれ一体何だったんだろう?

書き込みしてたら、思い出して気持ち悪くなってきた(´・ω・`;)

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847 :雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :2010/06/22(火) 23:31:47 ID:+X5pC/Gd0
知り合いの話。

久しぶりに山奥の実家に寄ったのだという。
実家にはまだ幼い姪がいて、彼に良く懐いていた。

一泊した次の朝方、その姪が不気味なことを言う。
「○○さんちの小父さん、もうすぐ死んじゃうよ」

○○家というのは近所に住んでいる親戚だ。
何でそんな気味の悪いことを言うのかと聞くと、姪は次のように答えた。
「昨晩、夢で見たんだ。裏の山から大きな黒い猿が下りてきて、小父さんを抱えて山に帰っていくの」

なんだ夢の話かよ。
そう苦笑いしている彼に、姪はこう続けた。 
「うん、夢なんだ。でも私の夢の中で猿に攫われた人、皆死んでるんだよね。夢を見てからあまり間を置かずにさ」

えーっ!?
言葉が継げなくなった彼に、姪は釘をさした。
「家の人に言っちゃ駄目だよ。私がそんなことを言ってる知ったら、凄く怒るんだ。夢なんて自分じゃどうにもならないのにね」

そう言う彼女は、とても不服そうな顔をしていた。


848 :雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :2010/06/22(火) 23:32:57 ID:+X5pC/Gd0
街に戻ってから一ヵ月後、果たして姪が言っていた小父さんが急死した。
実家から連絡を受けて、鳥肌が立ったという。

以降も変わらず姪とは交流しているが、あの夢の話は口に出せないらしい。

・・・うっかり、自分の死を予言されたらどうしよう・・・

ついついそんなことを考えてしまうからだそうだ。

2010.06.28 | | Comments(0) | Trackback(0) | ■怪異

はしるのやだ

ほんのりと怖い話スレ その66
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/occult/1276909319/l50

211 :本当にあった怖い名無し :2010/06/27(日) 20:12:52 ID:eV8+E3NP0
子供の直感ってあるよね?そんな話をひとつ投下。

住んでたアパートから70㎞ぐらい離れた所に嫁の親の実家がある。
週末は家族3人(自分、嫁、娘:当時2才)でほぼ毎週実家に泊まりに行ってた。
早く出発できれば下道、遅くなったら高速を使ってた。

仕事を終えてから準備しての出発。早めに仕事は切り上げるんだけど、やっぱり遅くなる時のほうが多い。
その日も夜8:30を過ぎていた。子供はもう寝る時間。ま、金がかかるけど高速を使っていくことにする。

嫁「○○(娘の名前)~。もうすぐおばあちゃんにあえるねー」
娘「うーん」
俺「つくまで寝て行っていいぞ。高速で、すごいスピードで行くからなー。あっという間だぞー」
娘「うーん。○○ねー。びゅーんってはしって、あっというまにおばあちゃんのおうちにつくんだー。
おばあちゃん、めっちゃよろこぶねー」

まあ、たわいもないこと言いながらインターに乗ったんだわ。と、突然娘が騒ぎ出した。
娘「はしるのやだ!すごいスピードやだ!」
ちなみにまだ合流もしていない。80キロにもなっていないぐらいだ。


214 :本当にあった怖い名無し :2010/06/27(日) 20:14:15 ID:eV8+E3NP0
211続きです
嫁「スピード出てないよ、パパ、ゆっくり走ってくれてるよ」
嫁が懸命にあやす。でも娘は全くいうことをきかない。
仕方がない。俺は高速を80キロ、嫁はチャイルドシートから娘を降ろして抱っこしながら走るという
完璧に違反を取られる走り方で進んだ。
その間にも娘は泣き叫んでいる。

娘「はしるのやだ!すごいスピード、やだ!」
俺は(まずい言い方したかな?)とおもいつつ、とりあえずサービスエリアでいったん車を止めることにした。
俺「もうすぐ休憩所だからな。ジュース飲むか?それともアイスクリームにする?」
嫁「わー、やった。パパ、車とめてくれるって、アイスクリーム買ってくれるって」
娘「きゅうけい、やだ!くるまとめるの、やだ!」

もうらちが明かない、とりあえずサービスエリアで休憩して、できれば寝るまであやすかな。ああ、今夜は長くなりそうだ。
そう思いながらサービスエリアに入る。


俺は絶句した。
サービスエリアの進入路から駐車場に入るところが、火の海だった。
車がひっくり返っている。レスキューの隊員だろうか?オレンジの消防服っていうのか?を着た男たちが走り回っている。
隊長らしいのが大声で指示を出している。ホースをもつもの、担架をおすもの・・・。
インターを進入禁止するのも間に合わなかったのだろう。とりあえずのコーンを並べるもの、交通整理を始めた男もいた。
ほんの数分前にここで大事故が起きたのだ。

休憩どころの話ではない。交通整理の誘導にしたがい、俺はそそくさとインターを出た。
娘はそれからしばらくして寝ていった。

今でもあれが何なのかはわからない。眠りたい子供が寝入りばなにぐずった。そういえばそうだろう。
しかし・・繰り返すがほぼ毎週似たような感じで高速を使っていたのだ。あんなことは初めてだった。

俺の身に起きた(自分にとっては)洒落コワです。皆さんも夜の運転は慎重に。


2010.06.28 | | Comments(1) | Trackback(0) | ■怪異

井戸があった側

ほんのりと怖い話スレ その66
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/occult/1276909319/l50

202 :怪誤植1 :2010/06/27(日) 16:56:39 ID:rA9HhC470
『すずめに餌あげちゃだめですよ』

そう年下の先輩に言われたのは、以前の職場で働き始めて2ヶ月経った頃でした。
当時デイケアで働き始めたばかりの私に、指導係として付けられたチカちゃん。
チカちゃんは年上の後輩と言う扱いにくいだろう私に、親切に仕事を教えてくれる優しい女の子でした。
彼女と私は、動物好きと言う共通点から仲良くなり、傍から見てもいい関係を築けていたと思う。
いつもニコニコしている彼女が、厳しい顔で言ったのが冒頭の一言です。

今頃の時期になると、すずめが巣立ったばかりの子供を連れて餌を探しているんです。
田んぼの真ん中にあるような田舎の職場なので、すずめの親子たちを頻繁に見かけました。
可愛いな~と、忙しい仕事の合間にちょっと外を覗いては癒しを貰ってたんですw
チカちゃんも同じだった様で、「可愛いですよね~」と緩んだ笑顔で癒されてました。

「でもね、餌はあげちゃダメですよ?」

今まで笑ってたチカちゃんのいつにない真剣な表情に、ちょっとビックリした私。
でもすぐに、ああ糞とかで汚されたりとかあったのかな?と思いました。
しかし、次の一言で思いっきり首を傾げてしまったんです。

チ「取られちゃうから」


(え・・・?取られるって何?)


私「・・・や、焼き鳥とか?」

チ「いやいやwそうじゃなくてw」

最初餌あげたりしたら集まってきたすずめを、誰かが『焼き鳥』用に捕まえるかと思った私w
思いっきり笑われました。
その理由は、以前働いていたチカちゃんの先輩が切っ掛けだったそうです。


203 :怪誤植1 :2010/06/27(日) 16:57:50 ID:rA9HhC470
チカちゃんの先輩は、私やチカちゃん同様かなりの動物好きだったらしいのです。
その先輩がダイエットをはじめ、少しお弁当のご飯を残し始めた。
勿体無いから、水で解してすずめに与え始めたのが切っ掛けだと言う。

最初は余り近寄ってこなかったすずめ達も、徐々に餌が置いてある状況に慣れてきたようで、徐々に餌を求めてやってくるすずめも増えていったそうです。
だんだん利用者達もそのすずめが可愛くなってきたようで、時間があれば眺めるお年よりも。
責任者も犬や猫とは違って特別手がかかる訳でもないので、咎められる事はなかった。

だが、餌をやり始めて一年ほど経った頃先輩はあるものを見つけた。
苑外行事で利用者や職員が出払った折、残った職員で普段手がまわらない場所を掃除する事になった。
先輩は施設の裏にある、一面砂利が敷いてある職員用の駐車場の清掃に。
砂利の間から伸びた草を抜き、捨てられた吸殻を見つけてブツブツ文句を言っていた時にそれを見つけた。
一見枯れ草のように見えたそれは、手に取ってみると干からびた鳥の死骸だった。
それが成鳥だったのか雛だったのかは分からない。
恐らくすずめの死骸だっただろうと思い、先輩は駐車場のすぐ横にある花壇の側に埋めてあげたそうです。

私「その辺の気持ち、凄い良くわかるーw」

チ「動物好きはそうしますよねw」

私「でも何で死んでたんだろうね?すずめが集まってるから猫が来たとか?」

チ「私達も最初はそう考えたんですよ。でもね、おかしいんですよ。」

その清掃の数日後、今度は別職員がその死骸を見つけたと言う。
同じように干からびた状態で、二羽分の死骸を。

チ「それでね、よくよく考えたら二、三日前に掃除したばかりだから、猫に取られたとしても、死んでからそんなに経ってない訳じゃないですか?そんなに早く死骸って干からびないでしょ?」

私「そうだねー、しかも今と同じ梅雨時期だったんでしょ?」

チ「そうなんですよ!真夏ってんならまだ分かりますけどね、ジメジメした時期に・・・」


204 :怪誤植3 :2010/06/27(日) 16:59:10 ID:rA9HhC470
それでも一番可能性があるのは、別の動物から襲われた以外に考えられず、すずめへの餌やりは止める事になった。
すずめを罠にかけてたも同然だと、先輩は一時相当落ち込んだらしい。
(この辺も動物好きにはたまらなく分かる気持ちでした(;´∀`))

そんな理由があるなら仕方ないと思ったのですが、それだけではなかった。
すずめへの餌やりを止めて、ひと月が過ぎたぐらいから先輩にはある不思議な現象が起こり始めた。
仕事をしている最中に、ふと視界の端に何か黒いものが映ると言う現象が。
何かが過ぎったのか?とその黒い影を追ってみても何もない。
この時チカちゃんも、仕事中によく振り返ったり首を傾げたりしてる先輩を見ていたそうです。
でもそれ以外には特別何も起こっておらず、他の職員も利用者も施設自体にも何もなかった。
先輩も特には気にする事もなく、そのうち慣れてしまった様子だったとか。

職場では営業を終えた後、シャッターを閉めるんです。
先輩以外が初めて異常を感じたのは、このシャッターを閉めている時に起った。
ガラス窓には全てシャッターがついていて、数名でシャッターを下ろす作業をしていた時。
先輩がシャッターを下ろした途端・・・

バンバンバンバンバン!!
バンバンバンバンバン!!


205 :怪誤植4 :2010/06/27(日) 16:59:54 ID:rA9HhC470
明らかに人が外から叩いている音が施設内に響いたそうです。
すぐにその場にいた男性職員が悪戯だと思い、窓から叩かれているシャッターをのぞき見た。
瞬間音が止み、窓から身を乗り出していた職員も目を見開いて中にいる全員を見た。

「誰もいない。」

今の今まで音がなっていたシャッター。
誰かが悪戯していたのなら、逃げていく姿ぐらい見れるはず。
みんなその事を分かっていたし、ありえないと思っていたが誰も言葉に出来なかった。
しんっと静まり返って、なんとも言えない空気が漂った。
この日休みだったチカちゃんは、翌日話を聞いて震え上がったそうです。

チ「凄い怖かったですよ!今まで普通に働いてた場所で、そんな異常なことが起こるなんて思わないじゃないですか。」

(そりゃそうだ、そして今私がその気持ちですw)

その日シャッター閉めるのが、めっちゃ怖かったの今でも覚えてますww


206 :怪誤植5 :2010/06/27(日) 17:00:23 ID:rA9HhC470
ウチのデイケアって、病院が運営してるんですよ。なのでデイ施設は病院の隣にあるんです。
まあそんな関係から病院じゃ色々あるのは想像つくし、利用者の中で亡くなった方だっている訳で。
みんなビビリまくったけれど、取り立てて何かをする事もなかった様です。
その後も事務所にある神棚の榊が倒れてきたり、誰もいないデイルーム内で物音がしたり、片付けてあったリハビリ用の道具が勝手に落ちたりと色々。
チカちゃんもその当時、ちょっとした体験をしてるそうです。
しかし自体が大きく急変したのは、やっぱりその先輩の前でした。
変な事が起こり始めて2ヶ月弱経っていたので、もう夏の暑さが酷くなっていた頃。
営業終了後、デイルーム内の清掃や翌日の準備をしていた職員達。
その間はやはり暑いので、全てを終えて帰る寸前までクーラーは入れていた。
なので全部の窓は閉められており、室内は過ごしやすい温度が保たれている。
そのはずなのに、何故か湿った空気を感じた先輩。
原因はなんなのか?どこか窓が開いてるのか?と粗方終えた清掃の手を止めあたりを見回す。
また黒い影が視界を横切った。
ぱっと目をやった窓に、初めて黒い影を捉えることができた。
事務所側の窓、その先はあのすずめの死骸を見つけた職員用の駐車場がある。
黒い影は窓の下のほうから少しだけ見えていた。
目を凝らし、徐々に近づいた先輩はそれがなんであるかに気づいた。


それは、こちらを覗く人の顔だった。


207 :怪誤植6 :2010/06/27(日) 17:01:16 ID:rA9HhC470
鼻を窓枠に押し付けるようにして覗く顔は目から上しか見えない。
雨も降っていない真夏日なのに、長い髪は濡れたように顔に張り付いている。
表情のない目は異様でおぞましく、先輩は全身が総毛立つと同時にある確信を持った。
あのすずめの死骸、きっとこいつが食ったんだ!
何故かその時、先輩はそう思ったそうです。
絶対にこいつだ、こいつがすずめを食っていたんだ!と。
その顔はぬるぬるとした肌で、緑がかった黄土色をしていた。

恐怖で、大声を上げて泣き出した先輩に驚き、他の職員も慌てて駆けつけた。
その日は全員がパニック状態で、収拾が付かなかったそうです。
チカちゃんもその場にいたそうですが、顔なんて見ていなかった。

先輩はその後、今まで自分の身に起こっていた事を責任者に話した。
黙って聞いていた責任者には、心当たりがあった様ですぐどこかに電話を入れた。
ややあって、呼び出された数名が一室に籠もりなにやら相談していたそうですが内容は今でも不明との事。

最終的に分かった事は、今デイが建っている場所は以前は民家で、その土地を購入しデイを建てたのだが
その家には井戸があったそうなんです。
私自身この話を聞くまで知らなかったんですが、井戸を潰す時ってお払いとかお清めが必要らしいですね。


208 :怪誤植7 :2010/06/27(日) 17:03:35 ID:rA9HhC470
その神事を、どうやらやらなかった様です。
デイ完成直後も実は色々あり、慌てて地元の神主に助けを求めた。
一応応急手当のような事はしてくれたらしく、その後きちんとお祀りしていたので何事もなかった。

ここからはその神主さんの見解ですが、恐らくすずめをお供え物と勘違いしたあの顔が、急にお供え物を
止めてしまった先輩に抗議しにきたんじゃないか?と。
しかも先輩が見たその風貌からして、もうあれは水神や龍神ではなく魔物となってしまったのだろう。
抑えることが出来ても、完全にその存在を消してしまう事は難しい。
上手く共存するしかないと、責任者に言われたそうです。
二年くらいで寿退社してしまったのですが、私は二年間何も経験しませんでした。
今は大人しくしているのだと思います。
あと、すずめの死骸があった場所が井戸があった側だったようです。

何度も読み返して修正したんですが、読みにくくてスミマセン。
こうして書いたら、あまり怖くもないですね・・・(´・ω・`)

2010.06.28 | | Comments(6) | Trackback(0) | ■都市伝説・噂

お迎え

ほんのりと怖い話スレ その66
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179-182 :眼科1-4 :2010/06/27(日) 00:00:29 ID:Q9asGUpxO
友達の眼科看護師の話。
友達の病棟はナースステーションを挟んで大部屋側と個室側に分かれている。
大抵どこの病院も、ケア度の高い患者さん達がステーションに近い部屋に入ると思うが、友達の病院も同じ。
ナースステーション隣の大部屋には、疾患で視力障害があり全盲の患者さん達が入院。
反対側個室は末期で危篤な患者さんが入られていた。

友達が夜勤の時に、個室の患者さんが亡くなられた。状態は悪かったが、急変だった。
個室側の先輩が篭っていた為、友達がコール対応にあたっていた。心拍が落ちてきたのをモニターで観察していた時に、ナースステーション隣の大部屋からコール。訪室すると患者さん全員が起きており、チョッとしたパニック状態。

『こんな時間に見舞いなんて非常識。』と怒っている。友達が見舞いなんて来てませんと答えると、他の患者さんからも『大勢の人が廊下に向かって移動した気配がした』『部屋を通り抜けて行った』と口々に言い出した。

ナースコールがあった時刻は丁度個室の患者さんが亡くなられた時間だったそうだ。
その『気配』はお迎えだったと思うと、友達は話していた。その後のクレーム対応に追われた友達は、お迎えご一行様に軽くキレていたが、私はそんな彼女がオカルトです。

2010.06.28 | | Comments(0) | Trackback(0) | ■都市伝説・噂

金縛り

ほんのりと怖い話スレ その66
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160 :1/4 :2010/06/25(金) 07:44:37 ID:m/Rom7c00
いろいろな人に話した体験談なので、聞いたことあったらごめん。


20歳を過ぎた頃、自動車免許を取るためにF県にある教習所に行っていた。
合宿プランで2週間。
教習所と宿泊先ホテル間でバス送迎付き。

ホテルで同じ部屋割りになったのは、自分を含めて4人。
自分は1人で行ったし、ほかの奴らも1人で来ていたようで、年齢も出身も職業も違う人と一緒に生活するのはストレスでもあり楽しくもあった。

部屋は2階の突き当りにある和室で、4人が一列に布団を並べて寝る。

教習が始まってから3日か4日か経った深夜(4時頃だと思う)、ボイラー音みたいなうるささを感じて目が覚めた。
ぶうー……ん…… という音みたいな耳鳴りみたいな感じで、てっきり誰かが風呂の換気扇を消し忘れたんだと思った。

それにしても寝起きが悪い自分が妙にすっきり目が覚めた。
換気扇のスイッチ確かめるのめんどくさいな… と思っていたら、部屋のドアが開くときの ギィィー という控えめな音がした。

ドアの鍵をかけ忘れたはずはない。

あれっ? と思ったとき、はっきり足音を聞いた。
畳の上を静かに歩いてきた。
不思議とそれほど怖くはなかったけど、まじかよー自分が起きてるのばれませんように とか考えてた。
が、その直後に足音は頭上で止まり、金縛りにあった。
疲れてたし放っといてそのまま寝たと思う。


161 :2/4 :2010/06/25(金) 07:45:49 ID:m/Rom7c00
それから1週間ほどは何事もなくすぎて、同じ部屋だった4人のうち2人は順調に進んで卒業していった。

残った自分ともう一人(E)は、ホテル側の都合で部屋を移っていた。
前の部屋と同じく2階で、やっぱり和室。
いくぶんゆとりを持って布団を敷くことができ、Eは4人の中でも一番話しやすい相手だったので、よくおしゃべりしてた。

卒業検定が迫った日の夜のこと。
位置関係はこんな感じ↓

←窓  E 自分   ドア→

2時くらいかな。ぐっすり寝てたと思うけど、自分が話してる声で目が覚めてきた。
でっかい寝言じゃなくて、人と話してる感じで、口もしっかり動いているし、話の内容もなんとなくわかる。(今は何を話してたか忘れてしまったが)
自分は横を向いて寝てて、目の前に横になってる人の気配を感じるので、Eが目を覚まして話しかけてきて、自分は寝ぼけながらも話し相手になったんだと思った。

でもそのとき気づいてしまった。
自分が顔を向けてるのは、ドアの方だということ。
ドアの方向には誰も寝てないはず。

じゃあ今誰と話してる? Eの偽者じゃね?

そこまで考えたとき、また金縛りにあった。
ちなみにこのときまで、口は勝手に動いてなんかしゃべってた。誰かと会話してた。
金縛りになった途端に静かになった。

このときも疲れてたのでそのまま寝た。


162 :3/4 :2010/06/25(金) 07:46:35 ID:m/Rom7c00
無事に卒業検定に合格して、帰ることになった。
電車に乗り、同じ日に教習所を卒業した子(K)が同郷なので同じボックスに座って世間話をしてた。
Kは泊まっていたホテルも同じで、3階にいたらしい。

Kも心霊ネタが苦手じゃないことを確かめて、ホテルであった二度の金縛りのことを話した。

このときはまだ、自分の体験は気のせいだったんじゃないかと思ってた。
零感だし、あまり怖くなかったし、すぐ寝たし。

話し終えたら、急にKが黙った。(Kは元気キャラでよくしゃべる)
K「私と同じ部屋だった子、霊感があるって言ってた」
K「2階に幽霊がいるって言ってたよ」


そのときなんか背筋が寒くなった。


163 :4/4 :2010/06/25(金) 07:52:25 ID:m/Rom7c00
おしまい。
怖くなかったらごめんねw
本当に零感なので、オカルトっぽい体験談はこれだけ。

ただ、この合宿に行っている間に妹の友人の父親が急死しただの、妹も金縛りになって手足を斧で切られそうになっただの、妹にやたらととばっちりがいったw

金縛りの感覚を体が覚えてしまったのか、このときからけっこうな頻度で金縛りを食らうようになりました。

2010.06.28 | | Comments(2) | Trackback(0) | ■怪異

ほんのりと怖い話スレ その66
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155 :本当にあった怖い名無し :2010/06/25(金) 01:55:08 ID:T0wqxZbdO
母と山の中にある某一族の墓を見学したときの事
夏の盛りでその日は朝から気温が高かった

道は砂利が敷かれた階段等でそれなりに整備はされているが、歴史好きじゃないとわざわざ朝早くから足を運ばないだろ的な場所だったから、見学自体はスムーズに終ったんだ

次はどこに行こうかと和やかな会話を交わしながら下りてた時、初めて自分達以外の観光客に出会った
父母おじいさん、それとまだ小学生に上がるか上がらないかくらいの元気一杯の息子さん
とりあえず「こんにちは」と声をかけて相手もにこにこと会釈して…別れたんだ
それからしばらく無言で下っていた時、ふいに母がこっちを見たんだ


156 :本当にあった怖い名無し :2010/06/25(金) 02:03:51 ID:T0wqxZbdO
俺も母を見て、腕をまくって見せた
その後はとにかく振り返らずに走って山を下りた
階段を下り切って町に出た時ようやくほっとしたよ
あんな真夏の暑い中、俺は背筋が凍るような寒さを感じ、腕は鳥肌びっしりだった
恐る恐る母が口を開いた
「あの家族…変だったよね?」
俺は頷いた

おかしかったんだよ、考えてみたら一本道の山道、それなのにかなり近くになるまで存在を認識できなかったし、あんなに元気に飛び跳ねていた息子さんの声も聞いていない
階段はそこそこ幅が広く、間には砂利がしかれているのに…まったく音が聞こえなかったんだ

あんまり怖くないかもだが振り返ったらだめだっていう感覚って
本当にあるんだなと

2010.06.28 | | Comments(0) | Trackback(0) | ■都市伝説・噂

菊の花束

ほんのりと怖い話スレ その66
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151 :本当にあった怖い名無し :2010/06/24(木) 23:51:23 ID:ygkYPAzR0
自転車に乗ってる時、見通しの悪い曲がり角で、目の前に少年が飛び出してきて、ウワァー!って目つむりながら急ブレーキかけたっけぶつからずに済んだのね。

怪我はないか!と目を開けたが少年はどこにもおらず、辺りを見渡すと足下には菊の花束

2010.06.28 | | Comments(0) | Trackback(0) | ■都市伝説・噂

紫色の傘

ほんのりと怖い話スレ その66
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121 :本当にあった怖い名無し :2010/06/23(水) 15:27:22 ID:jgCgrKWH0
さっき路地ですれちがった小さいばーさん
大きな紫色の傘をさしてて、鼻の下まで顔が隠れてるはずなのに両目がこっち見てたんだけど。
あれは何なの。そういう障害ってあるのかな。

2010.06.28 | | Comments(3) | Trackback(0) | ■都市伝説・噂

老衰で死なせて

ほんのりと怖い話スレ その66
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110 :本当にあった怖い名無し :2010/06/23(水) 07:51:46 ID:4m7J6w+KO
母が健康診断の結果、膀胱ガンの疑いが出た(異常があり精密検査した)
以前にもそれで手術しており、再発したのかと家族に緊張が
母は「もしかしたらもうだめかも・・」と諦めにも似た穏やかさでいたが、内視鏡検査を受ける日は家族全員、それぞれ出勤前に仏壇に手を合わせた
祖父母共にガンで亡くなっているため、私は
「娘までガンで死なせたいの?普通に老衰で誰か死なせてよ」
と仏壇に声を掛けてから出勤した

そして検査結果はガンではなかった
お医者も「あれ?検査じゃ・・」
と首をひねっていたそうだが、その後の色々な検査でも何ともないそうだ

だが、確かにガンらしきものはあったそうだ
それがなくなったのはやはり見えない力があったのだろう
ちなみに私が仏壇に「普通に死なせて」とは私が知る限り、母方の祖父母は80過ぎてのガンで死亡、叔母は3歳の時に土間に落ちて頭を強く打って死亡、大伯父は優し過ぎて死亡(としか教えてもらってない)と皆、大往生してないから

でもこう書いていて思った
大伯父の死因、「優し過ぎたから亡くなった」は小さい頃にそう教えられたが、大人になった今でも聞くとこう言われる
優し過ぎて亡くなることってあるのだろうか
別に詐欺とか借金の保証人とかそういうのではなく、ただただ優し過ぎたそうだ

昨日、母の結果が分かったんだけど何だか不思議になったので書き込みました
怖くなかった・・すいません



【「老衰で死なせて」の続きを読む】

2010.06.28 | | Comments(6) | Trackback(0) | ■怪異

ウォーキング

ほんのりと怖い話スレ その66
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/occult/1276909319/l50

108 :本当にあった怖い名無し :2010/06/23(水) 06:40:49 ID:/NOmS6O+O
健康の為夕食後にウォーキングをしていた時のこと
ガードレールで車道と区切られた狭い歩道で、後ろからタッタッタと走ってくる人の足音が聞こえてきたから、道をあけながら振り返ったんだけど、誰もいなかった

横路も無いしおかしいな
確かに聞こえたからこうやってわざわざよけたのにな
と思って前を向いたら、すぐ目の前の電柱に死亡事故発生現場の看板が立っていた

思わずもう一度振り返ったのがまずかったのか、しばらく家で不可解なことが続いた
こちらは大した事なく、誰もいないのに声が聞こえたり、誰か居るような気配があったり程度
ただ、続いたからフィギュアの刀をお守りにし塩水お清めはやった
一緒に歩いていた友人は聞こえなかったと言うが幻聴にしてはタイミング良すぎでビビった
音に関わるものは別件でまだあるからなんだかなぁ

2010.06.28 | | Comments(1) | Trackback(0) | ■怪異

アイマスク

人形の怖い話ありませんか?(ΦДΦ)<十六巻目
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/doll/1275721753/l50

299 :(1/2) :2010/06/22(火) 00:34:02
少ししか人形が関わってないし、全然怖くないけど投下してみる。
長文になってしまったけど良ければ暇潰しにどうぞ


私は霊感ナシの超鈍感だけど、母は霊感が強く最近、身の回りで何度か霊体験をしていた
(見知らぬ人が自宅に入るのを見たり、歩いてると横切られたりとか)
話を聞いても自分は霊感が無いから、家に霊が来ても関係無いとか思ってた。
ところがどっこい、ある忙しい日の事。

その日は忙しくて疲労感からか、寝付けずにいた。
深夜2時前になってようやく眠った。が、いきなり金縛り。
意識はハッキリしてたけど何故か夢の中だと確信。
初めての金縛りにあった私は凄く感動して
「疲れてると金縛りやすいのはマジだったんだ!」とか呑気に考えていた。

気が付くと足元に誰かが立っていたが、姉か母だと思っていた。
(私の足元に部屋の入口がある。ちなみに和室)
起きてるのバレたらウルサイから寝たフリ決定…とか夢の中なのに現実的な事を考えていた。


300 :(2/3) :2010/06/22(火) 00:46:13
すると足元の人が突然
「ずざぁぁ!ずざぁぁ!」と凄い音を立てて歩き始めた
(↑畳の上を、長い裾を引き摺りながら歩いてる様な音)
凄まじい音に驚き、意識が夢から戻って来た私は、足元の人はリアルに存在してて母でも姉でもないと気付き血の気が引いた。
(直前まで無かったアイマスクの感触があったから間違いなく現実だった)

鈍感な私でも、これはヤバイ!と本能的に感じ、金縛りを解こうとするが呻き声すら出ない
アイマスク装備で目が開けられず状況がよく判らないが、音の方向から、ソレは足元から素早く周り込み、枕元に立とうとしている事に気付いて焦る。
枕元で衣擦れの音がして、ソレが屈んで両手で私の背中に触れようとしていた。
(アイマスク装備&うつ伏せ状態なのに何故か解った)
両手が近づくにつれ、背中が冷たくなり鳥肌が立っていた


301 :(3/3) :2010/06/22(火) 00:51:04
何故か突然、必死で喉に力を込め掠れた声で「A…」と人形の名前を呼んだ。

その瞬間、金縛りが解けて気配もスッパリ無くなったので起き上がった
初めての金縛りに、お約束の時間(深夜2時)に来る幽霊?や、凄まじい疲労感に戸惑いつつもAに感謝した。

気の所為かもしれないけど、ピンチに人形が助けてくれるという展開は人形者の浪漫wだと思うのでAのお陰だと今でも思ってる。
アイマスク装備は何かあった時に怖いので、最近は控えてるw



【「アイマスク」の続きを読む】

2010.06.28 | | Comments(2) | Trackback(0) | ■怪異

おじいちゃん

ちょっとした不思議な話や霊感の話 その7
http://hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/ms/1276666528/l50

111 :可愛い奥様 :2010/06/25(金) 17:38:37 ID:ljky2QaT0
私と同じ年齢の従兄弟が小学校低学年時の話。

学校から帰ってすぐに友達の家に遊びに自転車に乗って道路に少し出た時に大型トラックに自転車ごとはねられてしまった。

それをたまたま近所のあばさんが目撃していて「危なーい!!」と叫んだけど、間に合わなくて、ぐちゃぐちゃになった自転車を見て従兄弟は死んだと思ったが、不思議な事に従兄弟は急ブレーキで止まったトラックの真横に放心状態で突っ立っていた。

おばさんがびっくりして駆け寄り「○○君大丈夫!?怪我はない!?」と聞いた途端、従兄弟が「おじいちゃんがーー!おじいちゃんがーー!!」と泣き叫びました。
騒ぎに駆け付けた従兄弟のお母さんが「どうしたの?!何があったの??」と問いただすと、「おじいちゃんが抱っこしてくれた」という。

おじいちゃんというのは私と従兄弟の祖父で、その時から一年以上前に亡くなっていて、私と従兄弟をとても可愛がってくれて私たちも大好きだった。
その孫である従兄弟がトラックにひかれそうになったのを咄嗟に抱き上げて助けてくれたのだろうか。

これと似たような事かはわからないが、私が二十歳くらいの若い時に車に乗って信号待ちしてて、青になったので走りだそうとしたら、アクセル踏んでも進まない
ニュートラルの状態とかでもなくドライブなのに故障?
と思った瞬間、赤信号で暴走してきたDQN仕様の車が目の前を通りすぎた。

その後普通に運転できたけど、念の為に異常ないか見てもらったが、どこも異常なし。

従兄弟の事を聞いていたからもしかしてまた祖父が事故を未然に防いでくれたのだろうか?
違うとしても暴走DQNの車に当たらなかった事はありがたい。

なぜ思い出したかと思うとまた似たような事が今日あったから。



【「おじいちゃん」の続きを読む】

2010.06.28 | | Comments(3) | Trackback(0) | ■怪異

差し入れ 二題

恐い話@同人22
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/doujin/1275786161/l50

355 :怖い :2010/06/25(金) 18:40:20 ID:mdeUlJUz0
差し入れ関連の話が続いて申し訳ない、今でもトラウマ話。

イベント終わり、お腹が空いたな~などと友人と話してたら、差し入れにもらったからとクッキーを勧めてくれた。
一目見てわかる手作りで、友人のやってるジャンルがちょっとお子様向けなのもあって、友人のファンも若い子が多い。
もともと手作りには抵抗あったし、それに友人が貰ったものだしで断ったんだけど遠慮しなくていいよ!とにこやかに勧めてくる。
あまりかたくなに断るのも悪いかなと思って一枚だけ貰った。

一口かじったら、つつーと長い髪の毛が繋がって出て来た。

友人は慌てていろいろフォローしてたけど、私の運が悪いのかなんなのか…どっちにしても以来、手作りは受け取らないようにしている。


391 :恐い :2010/06/27(日) 22:50:34 ID:qYGQotpF0
差し入れを頂いて、舞い上がってたら妙なモノが入ってた。
「クッキーとバラのポプリ」のセットなんだけどね

クッキーの中に細かく切った髪の毛が。
バラのポプリの中にはバラの花びら以外に黒いつぶつぶのもの
良く見たら、真っ黒に塗られたラベンダーと呪詛めいた怪しい紙

こんな都市伝説みたいなもん貰うなんて…orz



2010.06.28 | | Comments(0) | Trackback(0) | ■サイコ

殺してやる

恐い話@同人22
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/doujin/1275786161/l50

256 :こわい :2010/06/21(月) 15:46:00 ID:q7096tYEO
メチャクチャ怖いって話じゃなくて申し訳ないですが。

1ヶ月分の拍手コメントのチェックしてたら
『殺してやる』
って一言だけ書き込みされてた。サイト始めてから3年、こんな一言は初めてです。
更にその翌日の書き込みにはその書き込みと同じキャリアの方から私の出産についての書き込みが。(しかもどう好意的に受け取ろうとしてもお祝いには読めない『出産されたらしいですね、ご愁傷様です』)
私がサイトやってる事はオフ友には一切知らせてないし、サイトではプライベートに関する事は一切載せてないし…(プロフにはHNと性別と好きなジャンルだけ表記。隠れ腐の発散のため日記は萌え語りのみ)。
特に荒らされたりはしてないんだけど、どうやって私の出産を知ったのか…しかもご愁傷様とか。
具体的にどうこうってワケじゃないけど何か怖い。首筋から背中にかけてがゾワゾワする感じ。


2010.06.28 | | Comments(4) | Trackback(0) | ■サイコ

子供の両手

【きゅう~】電車内での怖い話 11【んにゃっ】
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/occult/1245982669/l50

685 :本当にあった怖い名無し :2010/06/22(火) 01:54:07 ID:KN+Mx7C8O
あまり詳しく書くとマズいので、地名などは伏せます。
とある駅、時間にして16時辺りの決まった時間の決まった車両、決まったドアとホームとの間から子供の両手(手首あたりまで)がヌンッと出てくる。
ドアに手を差し出すような感じで伸ばして挟まれる!というタイミングではじけて消える。
害はないだろうが、そもそも人身事故などのあとってホーム事故現場はお祓いしないのだろうかと常々思う。
俺はお祓いなどは出来ないから見ているだけだ、すまない

2010.06.28 | | Comments(4) | Trackback(0) | ■サイコ

インターホン

一人暮らしの怖い話・・・part21
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/occult/1261629892/l50

678 :本当にあった怖い名無し :2010/06/28(月) 01:32:25 ID:Yw4E8SDf0
俺が住んでいた木造アパートの2階は、葬儀場と墓場の直線上にあった。
距離は離れていたので気にすることはなかったのだが、ある日、夜更かししていると、午前3時ころ、玄関に何の気配もないのに、インターホンがピンポーンとなる・・・。めちゃ怖いのでそのとき見に行かなかったが。

3度くらい続いた時、玄関まで見にいったんだ。思い切って戸を開けてみた。
そしたら何にもいない。ふと横に置いていた洗濯機を見ると、そこから青白い炎がすーーーっと墓場の方に飛んで行った。


2010.06.28 | | Comments(1) | Trackback(0) | ■怪異

床を踏む

実話恐怖体験談その21
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/occult/1251728815/l50

962 :本当にあった怖い名無し :2010/06/26(土) 20:50:17 ID:KPfjTDOM0
マジ話。というか現在進行中の話

今職場で話題になってるんだが、残業をしていると上のフロアから変な音が聞こえることがあるらしい。
実際に聞いたことがないのでわからないが、大勢で床を踏んでいるような音らしい。
俺の会社は7階建てのビルの3階で、4階にも企業が入っている。
4階の企業の人たちが音を鳴らしているならそれまでの話なんだが、
その企業はWeb制作をしている企業で従業員も数人しかいない。
まして夜に大勢で床を踏む意味がわからない。


2010.06.28 | | Comments(4) | Trackback(0) | ■都市伝説・噂

入ってこいよ

◇修羅場◇part97
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/ex/1276311660/l50

189 :恋人は名無しさん :2010/06/19(土) 20:52:37 ID:KWHRAzYa0
数年前の話。
いきなり元彼からメールが来た。

「私子、元気か?
つらいことあったんじゃないか?ちゃんと食べてるか?
お前のことがすごく心配だ。

やっぱりお前俺のことまだ好きだったんだな。
わかってたけど、お前の愛の強さがそこまでだったとは正直とまどってる。
お前はもっと自分の気持ちを押し殺してしまうタイプだと思ってたから。

髪伸びたんだな。痩せたな。
俺が引っ越したこと、Bに聞いたの?
ちゃんと話そう。やり直せるかどうか二人で話し合おう。
明日ドア開けとくし、入ってこいよ。
ひさびさにお前の手料理も食べたいし。

元彼男」


190 :恋人は名無しさん :2010/06/19(土) 20:53:36 ID:KWHRAzYa0
別に私はもう元彼に興味ないし、
髪はあの頃より短いし、とくに痩せてもいないし、なにもかもがイミフだったから返事せずにほっといた。

その後、元彼と共通の友人から聞いた話。
元彼が某アパートに引っ越してから、毎晩女が窓から覗いてくるようになったらしい。
なぜか元彼はそれを「私子が未練があって毎晩来てるんだ」と脳内変換。
毎晩その女の顔に
「入ってこいよ」「遠慮するな」「やり直そう」「まだ好きだ」
って口説いてたらしい。
友人Bに「それ私子じゃないし、私子はもう新しい彼氏がいるし、第一、三階の窓からどうやって足場もないのに覗きこむんだよ」
って指摘されて、やっと目が覚めたそうです。

その後元彼は入院した。
元彼の精神がおかしくなったのか、本当にアパートに「出た」のか
わからなくてこっちまでしばらく怖かった。

おわり。

2010.06.21 | | Comments(7) | Trackback(0) | ■怪異

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