ほんのりと怖い話スレ その86
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533 名前:本当にあった怖い名無し [sage] :2012/07/26(木) 15:22:06.37 ID:6kr8RQcK0
本当にほんのりと怖い話なんだけど
俺がまだ小さい頃に通ってた保育園の前のそれなりに大きな道路に路面電車が走ってたんだよ
そしてそれから十年以上たってから、親の車に乗ってる時に何となくその事を思い出したんだ
「ここって昔路面電車走ってたけど無くなったんだな」って
そしたら親が
「何言ってんの?路面電車とか走ってた事ないよ」とか言うわけ
それからしばらく、あった・無かったの少しした口論になったんだが
最後は母親の「あんたを毎日送り迎えしてたのにあったら嫌でも記憶に残ってる!」という言葉で黙らざるえなかった
でも全然納得してなかった俺は帰ってから親父を巻き込んでこの話題をしようと思った
帰ってきて親父も話しに加わったがやっぱり路面電車なんてそんな物は無いと言われた
そもそも時代的に考えても路面電車なんか走ってる時代じゃないだろとも言われた
弟には何言ってんだコイツみたいな目で呆れられて、親からも頭ごなしに無いと言われた俺は頭にきて自分で調べてやろうと思った
そもそも当たり前のように路面電車は走っていたものだと思ってたから、自分でその事を調べる事になるなんて思いもしなかったよ
それからいろいろ本や当時の資料調べて回った
それほど都会じゃなくて、むしろ田舎よりだったから少し骨が折れたよ
こういうの得意な人はあっさり資料とか集めちまうんだろうな
そんで結論から言うと路面電車は走ってたよ
内心ざまあみやがれと思ったね、ここに何十年も住んでてそんな事も覚えてねえのかと
でもその後すぐに混乱したよ、だってその走ってた時代は1920年代だったんだから
俺所か親父も母親も生まれてない
さっきまでのドヤ顔なんて消え去って、何か良くないものを見てたような気がして事はあまり口に出さないようにした
今考えても何が何だか分からない
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2012.07.31 |
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ほんのりと怖い話スレ その86
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412 名前:本当にあった怖い名無し :2012/07/23(月) 21:00:41.49 ID:rtR6KYPIO
10年程前に父が釣りに出かけて、磯から落ちて水死した。
その父が幼少の時と社会人になってから計三回も土左衛門を発見したらしい。
そのうちの三回目は私も一緒に行った釣りの時でした。
そして私は、数年前に一人で犬の散歩中に大きな河の河川敷で土左衛門を発見。そして昨年に友人と二人で行った和歌山の海でまたも土左衛門を見つけてしまった。
413 名前:本当にあった怖い名無し :2012/07/23(月) 21:02:48.34 ID:rtR6KYPIO
今は結婚して娘が生まれましたが、娘とは絶対に水場には行かないようにしています。
土左衛門って、そんなに発見するものですか?
私の回り(父以外の家族含め)は私以外に一人もいません。
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2012.07.31 |
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620 名前:本当にあった怖い名無し [sage] :2012/07/28(土) 17:17:38.51 ID:HlGbINUa0
なんとなく流れで思い出した爺ちゃんの話
かなり昔の事なんだが、うちの爺ちゃんの知り合いが
家を建て直したんだそうだ
祖父・両親夫婦・孫が2人(中学生と5歳くらい)の5人家族。
田舎では目立つ綺麗な家だったらしく、大黒柱だった旦那さんの
仕事も順調で、まさに幸せの真っ最中って雰囲気
でも、新築住宅に引っ越し後、数か月後に地獄になった
まず、大黒柱の旦那さんが仕事で山に行った際に滑落して死亡。
次いで、孫2人が、遊びに行った川で溺れて、5歳を助けようとして中学生の方も死亡。
その葬式の後、祖父(爺ちゃんの知り合い)が倒れて病院に運ばれたけど急死。
最後に残った奥さんは、実家に帰る風なことを言ってたんだけど、
ある朝線路に横たわって列車に轢かれるという形で自殺した
余りにも可哀想だが不気味な末路だったんで、新築だったけど、
地主がいったん家を取り壊して厄払い?的な事をしようとしたらしい
そこで発覚したのが、家の基礎に使われてた石。
…近所の誰も知らない苗字の墓石が、その中に紛れ込んでいたんだって。
基礎の工事をした業者は身に覚えが無いと言ってたそうだし、
そんな事ってあるの?と俺はつい思ってしまったが、
その家が建ってた場所は、確かに未だに空地で、誰も手を付けようとしない
2012.07.31 |
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591 名前:本当にあった怖い名無し [sage] :2012/07/27(金) 20:35:28.90 ID:LQX9glGI0
ピーポーピーポーピーッ
近所に救急車が止まった
夜の12時を過ぎていたのだが、野次馬で表にでてみた
すると救急車は、三軒隣の家の前で止まっていた
その家には、
定年退職して、よく犬の散歩をしているオッサンと
その奥さんと、そしてオッサンのお母さん、だからもう90近い婆さんの3人が住んでいた
憶測ではあるが、順番から考えて、あの婆さんかな?と思い、しばらく様子を見ていた
すると、玄関からオッサンが出てきた
血相を変え、ダッシュでこっちに走ってくる
オレはその形相に声をかける事ができず、ただ会釈だけした
気付かないはずは無いと思うのだが、オッサン無視、オレの横を走り抜ける
無理もない、身内が救急車を呼ぶほどの事態なのだ
オレも悪気は感じなかった
そしてまもなく、玄関から救急隊員がストレッチャーを運び出す
上に誰か横たわっていたが、全身を布に覆われていて、誰だかわからない
その様子からして、すでに手遅れ的な雰囲気
奥さんも付き添いで救急車に乗り込むと、サイレンを鳴らして走っていった
さっきのオッサンは何処へ行ったのだろう
マイカーで病院に先回りでもしたのかな
その時はあまり疑問にも思わなかったのだが
翌日、町内会長が教えてくれた
昨夜オッサンがなくなられた事を。。。え?
2012.07.31 |
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405 名前:本当にあった怖い名無し :2012/07/23(月) 01:21:43.64 ID:3W8CD8CaI
小学性の時の話。
ユキエちゃんと俺とミチヨちゃんは放課後展覧会の制作で残ってた。
ミチヨちゃんは物静かで大人しくてとにかく病弱でよく学校を休むので展示物の制作が間に合わなかったため、班の中で最も制作が進んでた俺とユキエちゃんが手伝うようにと残されていた。
適当な所でそろそろ終わりにしようかと後片付けをしながら俺はユキエちゃんを怖がらせようと怖い話をした。
「4:44分に、音楽室ピアノが勝手になるんだぜ~?いってみるか?」
ユキエちゃんはポッチャリしてるが運動神経が良くて男勝りだった。俺は悪ガキでユキエちゃんは優等生だったので何かにつけてたしなめて来るユキエに意地悪したかった。
「やめようよーもう暗くなってきてるじゃん~」
ミチヨちゃんはビビりまくってるがユキエちゃんは呆れ顔で
「バカじゃない?そんなのいるわけ無いじゃん、勝手にいけば?」
なんて感じだった。
406 名前:本当にあった怖い名無し :2012/07/23(月) 01:36:50.40 ID:3W8CD8CaI
あまり乗ってこないので面白くねえなと片付けて図工室を出ると3Fからピアノの音が聞こえる。俺はユキエちゃんの顔を見て「いま何時?」と聞くと、ユキエちゃんは顔を青くして「そんなわけないじゃん...誰かいるんだよ」とかなりビビってる。
俺は面白がって「いってみようぜ!」と階段を登った。
「まってよ!おいてかないでよ!」ユキエちゃんが走ってついて来る
「ねえ、どこいくん?まってー」ミチヨちゃんもついてきた。
ピアノの音はちゃんとした曲だったし、確実に誰かいるんだろうなと音楽室の前に立ってユキエちゃんが来るのを待つ。
「なんだ、先生がいるんじゃん」
音楽室の中には女の高橋先生がピアノに座って引いていた。
高橋先生は別の学年の担任だったのであまり知らない先生だったがこっちに気がつくと「早く帰りなさい、さようなら!」と教室の中から言った。
「さようなら!」俺たちが立ち去ろうとすると、ミチヨちゃんがようやく息を切らせて追いついた
「なんなんーまってよもうー」
「だから言ったじゃん!高橋先生だったよ、かえろ!」とユキエちゃん。
俺は二人を置いて走っていく。振り返るとユキエちゃんが追いかけてきていてミチヨちゃんは音楽室を覗いていた。
「おいてくぞ!」薄暗くなってひと気の無い校舎は不気味でユキエちゃんがびびればいいなーと思ったが、ミチヨちゃんが最後尾で、かわいそうになったので階段の手前で待った。
408 名前:本当にあった怖い名無し :2012/07/23(月) 01:50:07.81 ID:3W8CD8CaI
二階へおりて教員室に図工室の鍵を返しにいく。
担任に鍵を渡してさようならと告げると、残っていた先生達数人が
「はいさようならー」と返してくれた。
「あれっ」ユキエちゃんが声をあげたので視線の先をみると高橋先生がいる、音楽室にいるはずの高橋先生が。
「高橋先生、音楽室にさっきいましたか?」俺が聞くと
「うん?いや、行ってないよ。いまは...誰もいないね」
教室の鍵をかける棚に音楽室の鍵がある。
ここに鍵があるという事は、音楽室には鍵がかかってるということなのだ。
俺とユキエちゃんは顔を見合わせて「高橋先生じゃなかったんじゃね?」
と言いながら学校を出た。
じゃ誰だったんだ?女の先生だったよ、と話しているとミチヨちゃんが「なんなん?音楽室誰もいなかったじゃん、ピアノの音も聞こえなかったし」
ミチヨちゃんもは冗談とか嘘つくような子じゃないと思っていたしその表情と声のトーンに、俺とユキエちゃんはお互い顔を真っ青にして「おれ、聞こえたし見た...」「あ、あたしも....」とその場からしばらくうごけずに、ガタガタと震えていた。
翌日俺とユキエちゃんは熱を出して二人して学校を休んだがそれから音楽室でおかしなことが起きる事はなかった。
2012.07.31 |
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445 名前:本当にあった怖い名無し :2012/07/25(水) 13:45:00.03 ID:zyz8ctm60
私のとなりのレジで会計をしてる親子(子供が2~3歳くらい)の後ろから
おばあちゃんが
「ほら、おいでー!」と子供に声をかけて
手をひっぱって歩き出そうとしてた
子供は何も言わず引きずられてて
母親はレジで店員と話してて気付いてないっぽい
私はあぁおばあちゃんなんだろうなーと軽く考えてたら
振り返って子供が連れられてくのに気付いた母親が
「違う!他人です!!とめて!!」
と叫んだ。
おばあちゃんは手を離して何事もなかったかのように去っていった。
何も言わない子供も何事もなかった風なおばあちゃんも
なんかすごく怖かった。
2012.07.31 |
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570 名前:本当にあった怖い名無し :2012/07/27(金) 11:10:47.36 ID:nBISLzfw0
もう10年近く前の話ですが・・・
8月のお盆で帰省したときすごい変な人達を見た
うちの墓は結構山奥なんだけどそのちょっと離れた中に車が一台
こっちの方をじーっと見てちょっと気持ち悪かった
帰ろうとするときも睨むような感じで見られていたのでそそくさと帰った
その次の晩親戚や家族と庭で花火をしているとふと視線を感じたので見るとあの車中の人達(4人)だった
つけられた覚えもないしそれまでの面識ももちろんない
しばらく無言状態が続いた後その中にいたおばさんに「ダム行かんといけんのかねぇ」と言われて
それから口々にとダムはありますかいなとか行くんよーとか訳の分からないことを言い出した
さすがに不気味だったので母が家に帰られたらどうですか?ときいた
すると一斉に黙りこみ一番年長のおばあちゃんが「家にはもう帰れんのんよー帰っちゃいけんのんよー」と一言
何だか言いようのない気持ち悪さを感じまた沈黙が続き
なぜか急にありがとございましたとだけ言い帰ってしまった
あの家族が何をしたかったのか未だに分からない
2012.07.31 |
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540 名前:本当にあった怖い名無し [sage] :2012/07/26(木) 21:10:16.88 ID:ooApWBUyO
ある人物を研究するためにそのお墓があるお寺に行った
広いお寺だったのでどこか分からず、しかもお寺の人は不在
とにかく探そうとあちこち歩き回ると、古いのに全く墓参りに来た形跡のないお墓があった
「先祖供養は大事なのに・・」と言いながらそのお墓の前で一礼して通り過ぎた
結局、目的のお墓は見つからず諦めて帰ろうと車に乗った
瞬間、まるで腐った花瓶の水のような臭いが車中に広がった
ちょうどお墓参りに行き、花入れ掃除した時に誰もが一度は経験するあの臭い
行きはしていなかったのに、帰りに強烈に鼻先を掠めて行った
何だったんだろう
2012.07.31 |
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600 名前:本当にあった怖い名無し [sage] :2012/07/27(金) 21:24:57.17 ID:aH+kuUPxO
数年前の話
I県のとある駅前のビシネスホテルに泊まった時の事
その日の朝に東京から移動してきて、ある廃墟で撮影をした。
撮影は滞りなく進み、夕方には撮影が終わりホテルにチェックイン。
スタッフ何人かと夕食に行き、部屋へ戻って軽くシャワーを浴び、そろそろ寝ようとベッドに横になった直後、カーテンを閉めた窓をコンコンと叩く音が聞こえ始めた。
風だろうと思い、ほっとけば収まるだろうと思っていたが、暫く経っても一向に収まる気配が無い。
仕方がないのでカーテンを開けると、窓の向こうには何も無い。
当然だ、ここは八階で垂直の壁に窓が付いてるだけだ。
転落防止で余り開かない窓から覗いて見ても、音が鳴る原因になりそうな物は見当たらない。
確認後、窓とカーテンを閉めて再び寝ようとするとまた音が鳴り始めた。
601 名前:本当にあった怖い名無し [sage] :2012/07/27(金) 21:30:17.76 ID:aH+kuUPxO
頭に来たので、音が鳴ってるタイミングを見計らって一気にカーテンを開けたがやはり何も無い。
仕方がないので、カーテンは閉めないで寝る事にした。
カーテンを開けた状態では音が鳴る事は無く、漸く安心して眠る事が出来た。
翌日、昨日の撮影現場へ行き
普通に撮影をして、昼食をとっていたら
なんとなく昨日の話題になり、話を聞いていると
どうやら他の部屋でも色々な怪現象が発生して、部屋を変えたりして大変だった様だ。
特にヲチは無いお話でした。
2012.07.31 |
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573 名前:本当にあった怖い名無し [sage] :2012/07/27(金) 14:23:26.32 ID:CPzrWDN00
中学生の頃、留守番していると家電が鳴った
「はい、もしもし…。」
うちは母子家庭で母は夜に帰ってくるから、イタ電防止のためにも電話口で苗字は名乗るなと言われてんだ。
「もしもし、〇〇といいますけどお母さんいますか?」
初老のおっさんの声だった。
「母は出掛けていていません。」と言うと、
「そうですかぁ、お兄さんは元気ですか?」と聞かれた。
確かにうちには年の離れた兄がいるので、このおっさんは母ちゃんの知り合いなんだろうな… って安心したんだ。
「はい。兄も元気です。母にご用ならなにか伝えときましょうか?」と言うと、
「いやいや、聞きたいことあっただけだから、お嬢ちゃんでいいよ。」
「…?」
「お宅の近くに〇〇外科医院ってあるでしょ?」
「はい?あぁ、ありますねぇ。」
「お宅と〇〇医院と何かしら関係あるの?」
この〇〇医院の名前がうちの苗字と同じだったんだ。
「…?いや、関係ないと思いますけど??そんなの聞いたこともないですし……」
「ウソつくなぁ!!!〇〇医院と関係あるんやろうが!!」おっさん発狂、私涙目。
「〇〇医院は許さない!皆殺しにしてやる。お前らも無事に生きていけると思うなよ!云々かんぬん」
ここで怖くなり電話を切った。電話線も抜いて、泣きながら兄ちゃんと母ちゃん帰ってくるの待ってたんだ。
んで、母ちゃんに泣きながら話したら、当然そんなおっさんは知り合いでもないし、〇〇医院とも無関係だとのこと。
苗字が一緒なだけで勘違いされて脅されるとか、マジで怖かったです。
長文駄文スマソ
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2012.07.31 |
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637 名前:本当にあった怖い名無し [sage] :2012/07/28(土) 22:55:32.37 ID:59BAQmsS0
あまり思い出したくない中学校でのどうしても気になっていること
私はいじめられっ子だった
所謂「他所者」で方言が違うなどが理由でハブられ、修学旅行でクラス内で自由行動する際にずっと一人でいる程度にはいじめられてた
まあ、私のいじめられ歴はこのさいどうでもいいけども、いじめられているが故、昼休みとかに居場所なくて困ってた
そんな時に、ある場所を見つけたんだ
屋上に行く手前の小部屋
屋上は出入り禁止というか、ドアが融接されていた
(飛び降り自殺が原因という噂がもっぱらだし、屋上のほかに身を投げられそうな場所は全部出入り禁止だった)
で、その部屋が不思議だったんだ
髪の毛が生えているんだ
セミロングぐらいのが一本ずつ
ぽつんぽつんとだけど、天井の壁紙の向こうからで、簡単ないたずらではできそうもなかった
天井の壁紙は、指で触ったらぽろっと剥がれるぐらい劣化してたし
しかも日によって生えている場所や数も違った(観察する程度に暇だったw)
今となってはもう近寄りたくもないし、同級生とも連絡取ってない
そんなんだから調べようもないけど、
ドア融接のほかに、生徒が自宅で自殺した時にも保護者会開かないし、宗教系でもないのに「全校集会は儀式だ!!」と怒鳴る先生しかいなかった
各クラスに一人ずつ不登校者がいたり(私は意地で学校行ってた)
あの髪の毛はなんだったんだろう
今思えば、不思議
「北校舎」と呼ばれて日当たりは悪いし、お札跡のようなものが貼ってある教室もあったな
【「髪の毛」の続きを読む】
2012.07.31 |
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∧∧山にまつわる怖い・不思議な話Part63∧∧
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485 名前:本当にあった怖い名無し :2012/07/23(月) 10:57:01.87 ID:RUNpQE0U0
スレ正常化の予感!
俺もこの前体験した不思議な話を一つ
つい先日の天気が安定しない週末のこと
ドライブがてら友人に教えてもらった山間の集落にあるという隠れ家的な蕎麦屋に昼飯を食いに行くことにした
ナビに従って車を走らせるとドンドンと山の中に入っていく
いつのまにか雨足も強くなり、山の中ということもあって、昼だというのに辺りは仄暗くなっていた
初めて走る細い林道と暗い車内に独りという心細さで、ライトをつけようとした瞬間林が切れ視界が開けた
さっきまで降っていた雨はおろか、道路に雨染み一つない、抜けるような夏空の集落が広がっている
山の天気は~なんか長い田舎生活で嫌と言うほど経験したが、さすがにこんなことは今までに一度もない
一台だけ濡れ鼠になって蕎麦屋に着くと店のおばちゃんが車を見て一言
「おにいさん、相当狐に好かれとるんだね」
帰り道は特に何もなかったけど、なんというか、こんなこともあるんだなぁとその日は一日不思議な気持ちだった
あ、蕎麦は滅茶苦茶にうまかったよ
特に山葵が最高だった
2012.07.31 |
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∧∧山にまつわる怖い・不思議な話Part63∧∧
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498 名前:雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ [sage] :2012/07/24(火) 18:46:15.24 ID:36rLEmUi0
アメリカで聞いた話。
彼はインディアンの血を引いており、自部族が住む地区の自然保護官を勤めている。
かつて山奥の湖沼で、奇妙な皮を見つけたことがあるという。
その皮は全面がびっしりと、長くて黒い毛に覆われていた。
毛は非常に硬くて、針と呼んでも差し支えないような形状をしていた。
そして何とも気持ちの悪いことに、人型を思わせる四肢を備えていたそうだ。
尻尾はない。
彼曰く、まるで、毛がみっしりと生えた人が、毛ごとその皮を脱ぎ捨てたかのような、そんな不気味な印象を抱いたという。
何れかの哺乳類の皮を細工した代物かとも考えたのだが、何処にも加工したような痕跡は見受けられなかった。
皮の厚みはペラペラと言っていいほど薄く、蛇が脱皮したそれを連想させる。
一体何という動物の皮なのか、全く想像がつかなかった。
部族の長老に聞いたところ、それは「針の男」が脱ぎ捨てた皮だろうと言われた。
「針の男」とは、人型をした毛深い怪物で、皺だらけの顔と長く尖った耳を持つ。
頭が非常に良くて、人語を解し、これを操るという。
しかし、他の生き物に強い悪意を持っていて、常に周囲を呪っている存在なのだと。
山で他の動物に出会すと、それが人でなければ、襲いかかって食い殺してしまう。
人と出会った場合は特別で、殺すことはないが抱きついてきて、全身に生えた剛毛を
針のように使って刺してくる。
これに刺されると、大抵の者が気絶してしまうそうだ。
499 名前:雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ [sage] :2012/07/24(火) 18:49:39.41 ID:36rLEmUi0
その後、気絶から醒めた人間は、「針の男」と同じ精神を持つようになってしまい、ありとあらゆる生き物に憎悪を抱くようになる。
そして目にした動物を、片っ端から食い殺すようになるそうだ。
やがて、刺された人は新しい「針の男」に変化し、沼に潜むようになるのだという。
かなり昔のことになるが、「針の男」が大勢出現したために、山から生きた動物の姿が消えてしまったことすらあったらしい。
「針の男」は年月を重ねると、脱皮して光の精霊になると言われている。
そうなると他の生き物に興味を持たなくなり、世界にとって無害な存在になる。
だから、脱皮後に見つけたのは運が良かったと言われた。
ただ、残された皮や針に魔力が残っていて、人々に害を為すかもしれないから、これは燃やした方が良いと長老に諭された。
自然保護官の彼は高等教育を受けており、理知的に物事を考える人物であったが、同時にそういう言い伝えも大切にする人物でもあった。
だから悪い精霊の物だと知るや否や、長老の忠告通り、これを火にくべて灰にしてしまったという。
「勿体ない、何か未発見の動物だったかもしれないのに」
人からそう言われると、
「昔から伝わっていることというのは、必ず何か意味があってのことだから」
と冷静に返しているのだそうだ。
2012.07.31 |
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∧∧山にまつわる怖い・不思議な話Part63∧∧
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578 名前:雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ [sage] :2012/07/27(金) 19:56:52.02 ID:alRUP7m90
アメリカで聞いた話。
留学先の大学で仲良くなった男子学生が、こんな話をしてくれた。
「俺の故郷の、インディアン達に伝わっている話なんだけどさ。大昔そこの部族じゃ、よくよく異形の赤ん坊が産まれていたらしいんだ。鱗と尻尾が生えていて、手足にゃ水掻きが付いていたんだと」
「そんな時は、部族の伝説に伝わる英雄に祈ったんだって。ヤナールハって名前の、シャーマンヒーローらしいんだけどな。”英雄の墳墓”と呼ばれる丘が山の中腹にあって、そこの石室に問題のある赤ん坊を一晩入れておく。すると翌朝、その赤ん坊は普通の人間の姿となっているんだとさ。まぁ姿は普通になっても、衰弱して死んでたこともあったみたいだけど」
「俺は散々、親爺からこう言われて育ったんだ。『お前には産まれた時に尻尾があったんで、ありがたくも伝説の勇者様に助けてもらったんだぞ』ってね。これをニヤニヤ笑いながら言うんだぜ、我が父君はまったく質が悪い」
「だから俺も、自分に子が産まれたら、『お前には~』ってやってやるんだ」
すごく良い笑顔で、彼はそう宣った。
2012.07.31 |
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ほんのりと怖い話スレ その86
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649 名前:本当にあった怖い名無し [sage] :2012/07/29(日) 05:12:46.04 ID:a/tk9ONs0
未だによくわからない話を思い出した
まだ小学生の頃に、誕生日に横浜に遊びに行く事があった
親とはぐれて、どうしようと泣きそうになっていたら外人さんが話し掛けてきた
日本語じゃないけど、意味は何故かわかって手を引っ張られて、連れていかれた
外人の兄ちゃんは茶髪で黒目だけど、えらくハンサム
ちょっと背が小さいけど、頬っぺたに自分と同じ位置に黒子があってそれを示され、似てるねと笑ってくれたので、泣きそうになっていたのも忘れた
連れていかれたのは墓場で、沢山列ぶ石碑が幼い自分でもヤバいというのに気づいた
でも兄ちゃんは大丈夫、大丈夫と言いながらあるお墓まで連れてった
その墓の前で、兄ちゃんは墓の文字を指差して消えた
突然人が消えた事で茫然としていたら、外人さんの集団が向かってきて、自分は発見された
中には日本語が喋れる人がいて、K察に連れて行ってくれた
K察行く前に、どうしてここにいるの?と聞かれたので集団の中のおばあちゃんが持ってた写真の兄ちゃんに連れられてきた、と答えたら大騒ぎになった
兄ちゃんが死んだ日と自分が生まれた日が同じだった
だから家族でお参りに来たそうだ
それだけの話なんだが、生きてる人間だったらやばかったよなとか、死人でもK察連れてけよとか、なんで四駅くらい離れてたのに墓まで連れられてきたのか、とか今思うとツッコミだらけの体験だった
2012.07.31 |
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648 名前:本当にあった怖い名無し :2012/07/29(日) 03:44:43.97 ID:h7H95LzKI
寝れないのでちょっとだけ怖い話するわ
去年の夏にお盆で帰省した時、新幹線で寝すぎて夜全然眠れなかったから、夜中1:00位ににコンビニ行ったんだわ。
エロ本でも買おうかなーと雑誌コーナー見てたら視線を感じる。
外のガラスから食い入るように見つめるおっさんがいる。
俺はビクッとしたけど、目を合わせたらまずいような気がして雑誌を立ち読みしてた。
おっさんは汚れた白いTシャツをきていてだらしなく太っていた。
じーっと感じる視線にたまらなくなって本を読むのをやめてジュース買ってレジに行くと、店員の男の人が気まずそうにちらちらその男を見ている。
「なんかヤバそうですね」
「ですねえ...」
「店員さん一人なんですか?」
「はい...」
「...出るの怖いんで、暫く立ち読みしてていいですか?」
「はい!ぜひ!」
2時間程立ち読みして明るくなり始めると搬送のトラックが来てそれとともにそのおっさんは帰っていった。
トラックから荷物おろして来たおじさんが
「何あの人、包丁もってたよ?」
手提げ袋に出刃包丁が入っていたそうだ。
俺は生きた心地がしなくてタクシー呼んでもらって帰った。
2012.07.31 |
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∧∧山にまつわる怖い・不思議な話Part63∧∧
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484 名前:本当にあった怖い名無し [sage] :2012/07/23(月) 09:58:11.56 ID:3rHFrDDW0
>>312さんの話で、私も似たような事を思い出した。
木々に囲まれた、里山を開いた坂道を下った辺りで必ず「パァン!」とタイヤの方から音がする。
しかしタイヤはもちろん車体にも何の衝撃も異常もない。その爆竹のような音がするだけ。
毎回ではないが、かなりの頻度で鳴っていたのでそんなに気にもしなかったけど、ある夜自宅付近で殊更大きい「パァン!」が鳴った時、さすがに車を降りて点検したらやはり異常は無い。
ふと「最近あの道を通らないからここまで付いてきたのかな?もしかして狸に化かされてる?」と思った。
その里山の道は結構な距離があり、遠い昔は細い獣道だったであろうと思わせるような道だ。今でも時折、狸が轢かれている。
例の坂道を下る辺りでその里山を抜ける事になる。そこで、ものは試しに通りかかる度に「私は騙されない!」と強く思うようにしたら
効果覿面、ピタリと音はしなくなった。
数年が経ち、私は住まいを変えその道を運転をする機会も無くなった。、そしてそんな事も忘れかけた頃、実家に帰った時に母の運転する車で数年振りに「パァン!」を聞いた。驚きと共になにやら懐かしい気持ちで一杯になり、怪訝な顔をした母に嬉々として経緯を話した。
その後、私が勝手に「たぬきロード」と命名したその道には、新駅建設のため近隣の開発が急速に進み、住処を追われた狸をはじめ様々な野生動物が犠牲になって横たわっていた時期があった。今でも、例の「パァン!」は聞けるだろうか。
2012.07.31 |
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576 名前:雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ [sage] :2012/07/27(金) 19:53:33.92 ID:alRUP7m90
知り合いの話。
アメリカでインディアンの居留地にステイしていた時、腹痛に襲われたという。
とんでもない激痛で、身体を動かすことも適わなくなり、危篤状態にまでなったのだが、現地の呪医が処方してくれた薬が劇的に効き、無事一命を取り留めたそうだ。
薬が効いている間は体中の感覚がなくなり、同時に痛みも感じなくなったという。
しかし奇妙な事に、寝ている自分を真上から見下ろしたり、建物の屋根をすり抜けてから空を飛んだりした記憶がある。いやにくっきり、はっきりと。
呪医が言うには、この薬は体と心を切り離してから、患部を強烈に治す働きがあるのだと。
要するに、副作用として幽体離脱してしまう薬だったらしい。
回復後に、お礼の日本酒を持参して呪医を訪ね、薬の話をもっと詳しく聞いてみた。
それによると、とある森に棲まう、角の生えた大蛇から採取した薬だという。
「夢の蛇」と呼ばれるこの蛇は、呪医自身が魔法の歌を唄って森から呼ぶというのだが、大層音楽の好みにうるさいようで、歌が気に入らないと姿を現さないのそうだ。
因みに上手く呼べる確率は、これまでの経験では十回に一回程度らしい。
歌が気に入ると森の中から出てきて、角を大人しく削らせてくれるのだと。
しかし歌が途切れると、蛇はこちらに興味をなくしたような様子になり、すぐさま姿を隠してしまうので、削る間は必死で歌い続けなければならないそうだ。
「お前に処方した薬は、その角の粉末を使っているのだ」と言われた。
「今はもう滅多に入手できないから、ありがたく蛇と私に感謝しなさい」とも。
彼も負けずに、「この酒も滅多に入手できない、高価なものなんですよ」と言い包め、皆で仲良く酒盛りを楽しんだのだという。
2012.07.31 |
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ほんのりと怖い話スレ その86
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633 名前:本当にあった怖い名無し :2012/07/28(土) 20:57:41.63 ID:xO8Be6bd0
実体験でお前らが怖がるとは思えないけど投稿する
飛ばしていいぞ
じゃ、始まり始まり
朝、固定電話が鳴っていた。
俺の携帯ではないから出張中の親か入院している祖母の知り合いからだろうと
踏んでいたが、違った
――ニシイです
「は?」
「ニシイです」
声は二十代後半?くたびれている感じの声。
声色も名も聞いたことがなく知人や親戚、友人といった線はなかった
「掛け間違えてないですか?」と聞こうと思った
当然だろ?
634 名前:本当にあった怖い名無し :2012/07/28(土) 20:58:34.25 ID:xO8Be6bd0
しかしこちらが口を開く前に相手が尋ねてきたんだ。
「元気ですか?」
「は?」
何度も同じ言葉を返すしかない俺を責めないでくれよ(笑)
実際、脈略がなさ過ぎたらお前らだって本当に憮然とするしかないぜ?
訳が分からず、受話器を一度耳から離し、意味もなく音が出力される無数の穴を睨み再び耳元へかざす。
いつからなのだろうか、
分からないけれど
きっと離していた間だろうな、
男が
元気ですかという言葉を連呼していた
「元気ですか?元気ですか?元気ですか?元気ですか?――」
流石に気味が悪かったけれど、
動転してドラマのように受話器を降ろし回線を切ることはせず
何故か自分でもわからないが、俺は素直に
「……元気ですけど」と答えた。
635 名前:本当にあった怖い名無し :2012/07/28(土) 20:59:31.03 ID:xO8Be6bd0
相手は
「そうですか」と短く答えそれ以上は言及せずに電話を切った。
なんじゃこりゃと、釈然としないまま俺も同様に受話器を置く。
その日は平日の月曜日であり俺は学生なので当然のように
身支度を整え学校へと登校。
通行手段としては電車を利用。
その通いなれた駅のホームにて
再び電話が鳴った。
家ではないから当たり前だけど、携帯だ。
相手は出張中の父だった。
出ようか迷ったが結局五コールぐらい?で応答
嫌な予感というのがしてたんだが見事に的中
内容は不幸なもので訃報だった。
――ばあちゃんが、死んだぞ。
入院中の祖母が死んだ。
本来なら悲しんだり愕然としなければいけないんだろうけれど
なぜだか朝の男の言葉が脳内で幾度も流れるだけで
祖母の死に対して何の感傷も生まれなかった
ただただ、気になった
実際は何も関係ないんだろうし、悪戯なんだろうけどさ
男の
元気ですか?という言葉が、気になってんだ。
質問は
受け付ける
応えれるのだけな
まあ質問なんてされないだろうけどなw
2012.07.31 |
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545 名前:本当にあった怖い名無し [sage] :2012/07/26(木) 20:43:20.99 ID:ROIF5P6C0
ようし、この流れを変えるべく、怖くはないけど不思議な話を。
俺、登山歴15年以上なんだけどさ。
1000m以上の山に登ると妙にガスるんだよね。
まあ、500mの山とかはそもそも滅多にガスらないし、1000m超えたらガスっても不思議じゃないんだけど、妙にガスるんだよね。
丹沢の塔乃岳とか11連敗とか。
んで、去年、過去の写真整理してて気付いたんだけど独りで1000m以上の山に行くと、必ずガスってた。
正直、単独登山なんて毎年10回以上、途中2~3年登山してない時期があるけど、もう、何ていうか。。。orz
547 名前:本当にあった怖い名無し [sage] :2012/07/26(木) 20:50:28.59 ID:KHhpRTxg0
ガスって有毒ガスの事?
初心者な質問でごめんねごめんね~
553 名前:本当にあった怖い名無し [sage] :2012/07/26(木) 21:20:30.94 ID:y5Od2Fhe0
>>547
山中の霧の事。(麓から見れば、雲)
ちょっと歩くと全身びっしょりになる。ルートを見失って道迷いしやすくなるので注意が必要
天気が悪いと低山でも発生するよ
生駒山(標高642メートル)にかかる雲(ガス)
ttp://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/ed/d5d0bb96e34583bbbdc1be7728a67ec4.jpg
比婆山池の段・風の声(広島)
ttp://www.youtube.com/watch?v=2YqmqSHRMvw
557 名前:本当にあった怖い名無し [sage] :2012/07/27(金) 02:08:21.97 ID:OSCDM8qKP
>>553
田舎の祖母の家が標高500mくらいの場所にあるんだけど、夏休みにラジオ体操へ行こうと思って外に出たら、周囲が真っ白な霧に覆われていた。
2m先も見えないほどの霧を体験したのは、後にも先にもあれ一度きりだったなあ。
母に、視界が悪くて危ないから今朝はラジオ体操に行っちゃダメって言われて、ふーんそうなんだラッキー♪とか思ってたけど、大人になってから、霧の濃い日は物の怪や死者の霊が彷徨う、無闇に出歩くと連れて行かれる…という言い伝えが地元の県にある事を知ってほんのり怖くなった。
558 名前:本当にあった怖い名無し [sage] :2012/07/27(金) 02:51:43.09 ID:OSCDM8qKP
ついでにもう一つ思い出したんで書いてみる。
休日の早朝、祖母宅を出発して田舎道をのんびりドライブしつつ、家路を目指していた時のこと。
見通しの悪い三叉路で、猛スピードで走ってきた対向車とあやうく接触事故を起こしそうになった。
お互いに田舎道という事で油断していたのが原因と思われるので、幸い怪我もなかったし、どっちが悪いとかいう話でも無かったんだけど、相手方の車の荷台には大型犬のケージが。
更に、降りてきた連中が…地元の猟師のおっちゃん達とは違う、どう見てもカタギの職業には見えない人種w
わざわざライフルらしき物(?)を見せびらかすように背負って、
明らかに因縁つける気満々でこちらに近付いてきたので、とっさに、
「近くの×××(祖母宅のある村の字)に親戚がいるんです!! 事故したって聞いたら心配されちゃうから、ちょっと相談してきますね!!!」
と、車の窓から大声で叫び、全速力でUターン。来た道を戻った。
祖母宅に駆け込んで事の次第を報告した所、
「今は猟の時期では無いぞ、おかしい」
「ひょっとして密猟じゃないか?」
「まともな猟師なら地元の人間とのトラブルは避けるはず。そいつらはカタギの者では無いのでは?」
とご近所に話が伝わり、しばらく近隣の山を注意して見回ってみる、という事になった。
人気の無い山奥で武器を持った893者に捕まっていたらどんな目に合わされていたか。
さっさと逃げて正解だったと思う。
2012.07.31 |
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504 名前:本当にあった怖い名無し [sage] :2012/07/24(火) 20:29:48.99 ID:6PMbq8X8P
伝聞っていうかもはや言い伝えってレベルかもしれないが
この話を聞いたのは先月ほどだ
友人と夏休みを利用して山(と言っても低くお目当てはBBQとかだったが)に行こうと計画を立てていて
まずはメンバー集めということで何人かに声をかけていた
実際大学生で暇なやつが多く5-6人はすぐに集まった
もう一人くらい呼ぼうかということで同じ学科で仲のいいAを誘うことにした
俺「おーいAー お前夏休み暇だろ?」
A「バイトくらいしか予定は入ってないな なんかあるのか?」
俺「寮の暇な連中集めて山に旅行というかBBQしにいこうt」
A「あーすまん山ならおれはパスだわ」
Aはキッパリとした口調で断った のらりくらりとしているAにしてはとても珍しいことだった
俺「珍しいなー お前がそんなにキッパリ断るとわ」
A「行きたいんだけどさ 山にいくとなると爺さんに本気で怒られるからさ」
Aの爺さんにはあったことがあり気のいい人で怒る姿なんて想像もできない人だった
505 名前:本当にあった怖い名無し [sage] :2012/07/24(火) 20:50:17.06 ID:6PMbq8X8P
A「俺の爺さん元軍人なのしってるよな?」
俺「 確か陸軍だっけ?勲章見せてもらったなそういえば.... もしかして山で戦時中に酷い目にあったからいくな!!とか?」
A「いやーそれが逆なんだよ」
俺「逆?」
Aがいうには爺さんは徴兵ではなくもともと士官学校?卒の結構なエリートで所属が山岳部隊
その人がいればその部隊は安全とか 山のooなんて異名がつくようなかなりすごい人だったらしい
俺「ならなんでいくなー!なんて怒るんだ?逆についてきそうなほど元気じゃん」
511 名前:本当にあった怖い名無し [sage] :2012/07/24(火) 21:39:51.46 ID:6PMbq8X8P
了解した前置き終わったらスッと終わるから
A「あのな いまからいう話は爺さんが(今後の子孫にも絶対教えて家訓にしろ!)っていったことで本当かどうかわからんしオカルトチックだぞ?」
俺「オカルト!オカルト!」
A「そういえば好きだったね...」
爺さんは第2次世界大戦中自分で前線へ志願したそうだ それも最前線でと
しかしその頃は半分教官のような立場であり役に立つ人材だった爺さん
前線とは名ばかりの補給もしっかりしたかなり安全な基地だったそうだ
爺さんはしがな一日将棋でもしてるか基地の周りを散策してたそうだ
ある日妙な噂が基地の中で流行ったそうだ
「山の中で人間と猫?を合わせたような怪物がいる」と
俺は爆笑した
Aはほらぁ...っていう顔をしていた
513 名前:本当にあった怖い名無し [sage] :2012/07/24(火) 21:56:15.73 ID:6PMbq8X8P
爺さんも同じ反応で大爆笑し
暇を持て余していたこともあり「どれ俺が探してきて鍋にでもしちまうか」などと言い 夜目撃があった山の中腹に哨戒がてらさがしに行ったそうだ
行ったのは夜ということもあり爺さん含め山のベテランばかり
山に入りやっぱりいないじゃないかガハハなんて軽口を叩き合ってたらしい
そんなこんなで折り返しのところのすぎそろそろ帰るかーなんて言ってるうちに哨戒の列の一番後ろのやつが
「おいー...なんか変な音がするんだけど」
なんて言い始めたらしい
そいつはその中で一番若かったらしくビビりめ!なんてバカにされて笑われてたのだが
ザッ....ザッザッ ザッ.....ザッザッ
なんてまるで軍靴の行軍みたいな音がしたらしい
514 名前:本当にあった怖い名無し [sage] :2012/07/24(火) 22:02:13.01 ID:6PMbq8X8P
この話をしてるAが
「これから話すことは俺も爺さんに聞いて笑って怒られたんだ笑うなよ...」
なんて言ってきた
その音は真後ろというよりは斜め後ろからこっちに近づいてるようであった
幽霊とかは全く信じない爺さんらしかったがえもいわれない恐怖に襲われたらしい
ザッ....ザッザッ ザッ.....ザッザッ
爺さんは手に持っていた小銃を向け
どこの部隊だ!と叫んだそうだ
そして痺れを切らし音のする茂みを超えると....
2足歩行している大きな猫?狸?明らかに大きすぎる哺乳類の団体だったそうだ
2足歩行で
隊列というか守備良く並んで
俺はまた爆笑した
515 名前:本当にあった怖い名無し [sage] :2012/07/24(火) 22:12:40.75 ID:6PMbq8X8P
爺さんはよくわからん恐怖に陥って仲間共々逃げ帰ったそうだ
基地に帰ってから夜は山に入らない!という規則を作ったそうだ
それからは特に何事もなく戦争も終わり日本に帰ったそうだ
A「これでおしまい」
俺「は?」
A「だからこれが爺さんから聞いた山のはいるなって話」
俺「またまたご冗談w
A「ところがどっこい本当なんだよ山にはいくな!ってさ」
俺「・・・・・」
俺たちは進路を海に変えAとAの爺さんと共に良い休日を過ごしました
517 名前:本当にあった怖い名無し [sage] :2012/07/24(火) 22:15:26.21 ID:6PMbq8X8P
おしまいです
Aが真面目な顔で2足歩行の....って言い始めた時は目がテンになりました
いまだに爺さんは猫とか犬とかタヌキとかが苦手らしい
海では大学生に混じりアグレッシブにスイカ割ってました
お粗末さまです
【「怪物」の続きを読む】
2012.07.31 |
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ほんのりと怖い話スレ その86
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673 名前:本当にあった怖い名無し [sage] :2012/07/29(日) 20:22:55.29 ID:YAG4BHZ60
数年前の話。
男女4人で海沿いの神社に行ったんだが
俺はトイレに行きたくなり丘の上の公衆便所に入ったら
誰もいないのに背後に数人の気配と、覗き込まれてるような視線を感じ
恐怖が限界に達した時、大小全ての便器からザーッと一斉に水が流れた。
ダッシュで丘を駆け下りたわ。
2012.07.31 |
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ほんのりと怖い話スレ その86
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/occult/1341449031/
687 名前:1 :2012/07/30(月) 04:17:29.23 ID:19uWc8jk0
父ちゃんの助言
小学生の時に父ちゃんの体験を聞いたんだ
というのも、うちの学校でコックリさんが流行ってるって話をしたのがきっかけ
本題の前にうちの父ちゃんはどんな人か簡単に
オカルト・超常現象真っ向否定で勿論霊感などなく
ホラー番組など見ても「作りが粗ぇぇwww」と笑って煽る人
学生時代の廃墟での肝試しも怪我や不審者にビビったらしい
そんな父ちゃんに俺がコックリさんの話しをした時に語ってくれたことがあった
父ちゃんには赤ん坊の頃から付き合いがある近所に住む同級生がいたんだ
小学6年の時にその同級生と同じクラスだった時のこと
そいつの家庭は親父がギャンブル狂いで大変だったらしい
ある日その親父が稲荷神社に願掛けをしたんだって
競馬か何かで大勝ちさせてくれたら「何でもくれてやる」って内容でさ
後日ギャンブルで超大勝ちして騒いでるのが
近所で親しい父ちゃんの家庭にも勿論知れたわけで、その時に願掛けの話しも聞いたらしい
688 名前:2 :2012/07/30(月) 04:20:22.05 ID:19uWc8jk0
さらにその数日後にうちの父ちゃんが体験したことが起こった
いつも通り教室で授業を受けていると父ちゃんの斜め前の席にいた同級生に異変が起きた
突然身体をビクつかせたと思うと席から飛び出して教室の後ろにしゃがみ込んだ
当然先生やクラスの皆が注目する中そいつの姿は異常だった
獣の様に地面を這い、ヨダレを垂れ流し、口角と眼は釣り上がっていた
それは父ちゃんが良く知っている同級生とは全く違った何かだった
先生や父ちゃん達が「どうしたんだ?!」と声を掛ける中確かに聞いたんだって
「もらった もらった」
どんどん獣の様に暴れるその同級生はそのまま病院に運ばれた
同級生は勿論小学校卒業まで帰って来ることなく
その一家も離婚や引越しで父ちゃん達と疎遠になってその後は知らないってさ
689 名前:3 :2012/07/30(月) 04:21:34.97 ID:19uWc8jk0
俺は「コックリさんの話しじゃないじゃんww」とマジビビリしながら聞いたさ
だってさ、いつもおフザケの父ちゃんが真剣な表情で語るんだよ
「コックリさんもそうだけど、キツネ関係だけはやめろ」
「稲荷神社には近づくな、何もするな、関わるな」
「目の前で憑かれた同級生を見た俺だから言えるんだ」
それ以来、元々ビビリだがオカルトは半分信じる位で楽しむ俺も
キツネ関係だけは絶対に関わらないようにしてる
そんな父ちゃんの助言
ちなみに父ちゃんも俺もお寿司のおいなりさんは好物
2012.07.31 |
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579 名前:雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ [sage] :2012/07/27(金) 19:57:51.04 ID:alRUP7m90
アメリカで聞いた話。
彼はインディアン保留地で医師をしている。
暖炉用の薪を拾うため、よく山に入っているのだが、それを知った住民から一風変わった
注意をされたのだという。
「常緑樹の森の中で、一ヶ所だけ木が枯れている場所があったら、そこは避けるように。そこには『枯れ木の巨人』が居るのだから。その枯れ木は巨人の住処だから、周りを彷徨いていると、木の幹で殴られてしまう。近よらなければ、手は出してこないから」
そこで医師は神妙な顔になって、こう述べた。
「おとぎ話みたいなものだと思っていたんだけどね。前に一度だけ、そんな枯れ木の側で、何かにぶつかったことがあるんだ。怪我とかは大したことなかったけど、これが何にぶつかったのか、全然姿が見えなくて。まさに見えない大木の幹にでも衝突したような、そんな感じだったんだ」
巨人を信じる訳ではないが、あれ以来、そのような枯れ木には近よらないのだという。
2012.07.31 |
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不可解な体験、謎な話~enigma~ Part83
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/occult/1342760034/
93 名前:本当にあった怖い名無し [sage] :2012/07/26(木) 23:09:08.11 ID:WIxLvJKq0
ついさっき起こった出来事なんだが、不可解だったのでここに書き込ませてもらいます。
さっき、俺は床に座ってハムスターを手のひらに乗せたりして戯れてた。
3分ほど撫でたりニンジンあげたりしてたんだが、ふと足元にモゾモゾした感触。
何事かと思って足元を見たら、金粉塗った棒みたいなのが床を這ってた。
光に反射してキラキラしてて、金色に光るきれいなそれがムカデだと気付くまでには時間がかかった。
気付いた瞬間俺は飛び上がって、慌ててハムを小屋に戻し、
隣の部屋にいたオカンに向かって「金色のムカデが出た!!!」と叫んだ。
するとオカンが血相変えて、「赤也(ハムの名前)が刺されたら大変だから急いで小屋を部屋にもってけ!」と。
オカンは家族のだれよりも赤也を溺愛してるので、金色のムカデが出た事なんかどうでもよかったらしい。
とりあえず俺は小屋を避難させた後、リビングに戻ってムカデを探した。
金色のムカデはまだ床を這ってた。
よく見ると物凄くキラキラしてて、本当に金粉塗ったみたいに綺麗な金色。
殺すのは勿体ないのでしばらく観察してると、そいつはソファの裏に入っていった。
ソファに潜られるとその後座るのが若干気持ち悪いので、ソファをずらす。
すると、ソファの下から1万円札と5円玉が出てきた。
ムカデはその後一瞬でどこかへ消えたらしく、どこを探しても出てこなかった。
とりあえずその1万5円は財布にしまったけど、お金の在り処を教えてくれるムカデだったんだろうか?
この話をオカンにしたら笑われたけど、確かに金色でした。
2012.07.31 |
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海にまつわる怖い話・不思議な話 18
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/occult/1334474705/
563 名前:本当にあった怖い名無し [sage] :2012/07/23(月) 02:15:18.54 ID:5mbPVX7n0
心霊とはちょっと違うかもしれないけど不思議な体験したんで書かせてもらいます
4レスほど使わせてもらいます
この間の三連休、彼女と海に行った。詳細は伏せるけど、そこはいわゆる管理された海水浴場じゃなくて
気を付ければ泳いでもいいよ的なとこで沖にブイもないようなとこ。その分、人が少なくて穴場
その日は人が全然いなくて、まさに貸し切り状態で俺も彼女もテンション上がりまくり
彼女はそんなに泳ぎ得意じゃなくて、浅場でしばらく泳ぎ教えつつ遊んでた
で、少し上達も見えてきた辺りで、彼女が「あの辺まで往復してみよう」って沖の方差した
一応、浮き輪は用意してたんだけど泳ぐときに持ってると邪魔なんだよねあれw
そこまで沖に行くわけじゃないし、まあいいかと並んで泳ぐ形で泳ぎ出したわけ
最初のうちはゆっくりしか進まなかったけど、ある程度泳いだらペースが上がってきて、ああ成果出てるなーとか考えながら俺も気分良く泳いでた
んで、陸から結構離れて、そろそろ戻るかーって話しだした時にようやくおかしいことに気付いた
564 名前:本当にあった怖い名無し [sage] :2012/07/23(月) 02:16:29.00 ID:5mbPVX7n0
なんか、腹に冷たい流れ感じるのよ。しかも立ち泳ぎしてるはずなのに景色が動いてる
管理されてるわけじゃないだけあって、どうやら離岸流に巻き込まれてたらしい
彼女も異常に気付いて、パニックまで行かなくてもかなり焦ってる様子で俺の方も「あ~流されてんな~、ちょっとやべえな~」とか思ってた
ちなみにやたら他人事っぽいのは、今まで何度も死ぬような目に遭ってきてもはやこのぐらいじゃ動じないからw
ただ、一人なら余裕で逃げられるんだけど、彼女も一緒だからそういうわけにもいかない
沖まで来てるから戻るのに時間かかるし、俺一人戻って浮き輪取ってくるにしてもたぶん彼女が溺れる
かといって俺も彼女連れて泳げる自信はないし、そもそも俺の方も体力があまり残ってない
彼女の方はもう体力やばいみたいで、こりゃ俺も死んだかなーとか思った瞬間、いきなり変な記憶が再生された
夢の中で十年ぐらい経ったとか経験ある人ならわかると思うけど、あんな感じで唐突に流れ込んできた感じ
なんか、俺がどっかのド田舎の川で泳いで遊んでる。周りは小さい子ばっかりで、自分もそれぐらいの年齢だってのはわかった
しかもその小さい子は全部友達で、ほんとに楽しく一緒に泳いで遊んでるっていう、そんな記憶
一応言っておくと、俺は川で泳いだ経験なんて一度もない
565 名前:本当にあった怖い名無し [sage] :2012/07/23(月) 02:17:18.06 ID:5mbPVX7n0
その記憶が流れた瞬間「ああ、あの泳ぎ方ならいけるかも」と思って彼女の首を後ろから絞めるみたいにホールド
「ちょ、何すんの!?」とか言われたんで「力抜いて浮いてて。浮き具合は適当に調整して。大丈夫、助けられる」と
改めて書くとちょっと恥ずかしい台詞を吐いてから、流れに対して直角に泳ぎ出した
足を挟みこむように蹴って、右手を伸ばして進行方向の調整に使う。左手で彼女引いてるから多少水を掻くのにも使う
いわゆるのし泳ぎね。これも今までやったことなかったんだけど、思ったよりかなり速いし、顔がずっと出てるから楽
やったことないはずなのに、記憶では得意な泳ぎだってのは不思議な感覚だった。フォームもきれいに決まってたはず
じりじりと流れを脱出して、多少体力の戻った彼女にバタ足で補助してもらったりしつつ、泳ぎ出しから離れた陸地に無事生還
人心地ついてから、俺は唐突な記憶に関して色々考えてた。んで、思い当たったのが婆ちゃん
今はボケちゃって施設に入ってるんだけど、昔は外で遊ぶのが好きなお転婆だったとか、そういう話は聞いたことがあった
じゃあもしや婆ちゃんが……とか思ってたら、10分ぐらいして携帯に親父から着信
「どうした?婆ちゃんが死んだとか?」「いい勘してるな、でも死んでないw」
曰く、寝てるのかと思ったら呼吸が止まってるようで、慌てて救急車呼んだら着く頃にはケロッとしてたらしい
でも一応大事を取って入院させる、という電話が施設からあった、ということだった
566 名前:本当にあった怖い名無し [sage] :2012/07/23(月) 02:20:45.90 ID:5mbPVX7n0
あとで婆ちゃんについて詳しく聞いてみたら、やっぱり泳ぎが得意だったらしい
しかも半端なく速くて、クロールで泳ぐ級友をのし泳ぎで抜き去るほどだったとかw
帰ってから婆ちゃんの見舞いにも行ってみたけど、快調にボケててやっぱり俺の存在絶賛抹消済みで
「どちら様?」
「あなたの息子のAの息子ですw」
「Aは小学生なのに息子がいるわけないでしょw」
みたいな会話しか交わせなかったw
でも婆ちゃんが助けてくれたもんだと俺は思ってるんで、一応ありがとうって言ったら
「はい、どういたしまして。ところでお宅どちら様?」
「あなたの息子のAの友達です」
「あらぁ、大きなお友達ね……ところd(ry」
といった感じで文字通り話にならなかったw
婆ちゃん死んでないし、ボケまくってるし、その状態でどう俺を認識してるんだか本当に疑問だし
その辺を考えると心霊かどうかは判断に迷うんだけど、少なくともおかしな記憶が入ってきたのは事実だし
婆ちゃんが助けてくれたんだと俺は信じてる
あと顔ははっきりしないけど裸の幼女達の記憶とのし泳ぎの技術はこれからも大切にしていこうと思ってる
2012.07.31 |
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不可解な体験、謎な話~enigma~ Part83
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/occult/1342760034/
116 名前:本当にあった怖い名無し :2012/07/28(土) 06:48:02.89 ID:t+EVO0W70
自分が小学生の頃、当時一緒に暮らしてた祖母から聞いた話です。祖母は数十年前から視力を失い、現在養護施設の盲人フロアにお世話になっているのですが、その祖母が視力を失うきっかけになったのが、「神棚の中で楽しそうに遊ぶ二人の小人」を見たという事でした。
小さな観音開きの扉が真ん中にある、横幅1mもない神棚。今も現存しているその中で、二人の小人が扉を開けて入ったり出たりしながら楽しそうに遊んでる光景を見た時から、それまでは普通だった視力がいきなり落ち、遂には光まで失ったそうです。
自分はこれを寝る時に読んでくれる童話のように聞かせてもらいました。当然眠れなくなりましたが(笑)。
数日後に母(祖母の長女)にこの話をしたら、「あら、聞いたの。私にも一回だけしかしてくれなかった話よ」と言っていました。
祖母は盲目の三味線奏者で、○○流の名取でもあります。
朝、布団の中でぐずぐずしてると、耳元でアタックの強い津軽三味線を弾いて叩き起こされた事は、今となっては素晴らしい思い出です。
【「神棚の中」の続きを読む】
2012.07.31 |
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不可解な体験、謎な話~enigma~ Part83
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138 名前:本当にあった怖い名無し :2012/07/28(土) 22:52:33.58 ID:O+iaukrPO
地元民しかわからない話しで恐縮ですが。
20年位前、私が4歳の頃に、16時過ぎに神戸市兵庫区にあった家の前から三輪車に乗って行方不明になり、18時に尼崎の武庫之荘駅近くの交番で三輪車に乗った私が保護されたらしい。
両親も祖父母も未だに「三輪車ごと誘拐されたんだ」と言ってるが、私は三輪車に乗って武庫之荘に着いた記憶しかない。
警察も事件にはせず、親の確認(時間)間違いで終わったらしい。
概ね車で一時間位の距離です。
2012.07.31 |
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∧∧山にまつわる怖い・不思議な話Part63∧∧
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/occult/1341559719/
599 名前:本当にあった怖い名無し [sage] :2012/07/28(土) 06:11:00.46 ID:F/1OekhPP
オリンピック開会式見ながらボツボツと
自分はロードバイクで夜間のヒルクライムが趣味の人間
はまった理由ってのがちょっとだけオカルト
本業は超長距離走だがその一環としてやっていたヒルクライムにのめり込み暇さえあれば近くの山を登りに行ってた
基本は昼だが仕事があったりすると夜にいくこともたまにあった
その山は緩やかな坂が10km-15kmくらい永遠と続く山で練習にはちょうどいいくらいで目印になる休憩所などもあり地元ではヒルクライムのメッカだった
出来事に合ったのは3ー4年前の夏 とても暑かったが湿度は低く坂を攻めるにはいい夜だった
600 名前:本当にあった怖い名無し [sage] :2012/07/28(土) 06:20:54.41 ID:F/1OekhPP
その時は坂用のおNEWのタイヤを履きルンルン気分で山の麓まで車で移動した
多分10時ぐらいだったかな?
その山は7時ごろすぎると0といってもいいくらいの交通量で人気がまったくない
メッカと言っても夜だと自転車もいない
自分一人ってのがまた燃えるんだよね
坂を登り始めて30分かそこらである休憩所についた
その休憩所は販売機があり景色もいいからいっつもそこで休憩していたのだが、よくみると薄暗い電灯の下に先客がいる様子
一瞬びっくりしたが近くにロードが見えたため同業者とわかり安堵して声をかけたんだ「こんばんわー」って
その人はかなり高価な自転車を乗っていたのだが、年齢は多分20台ぐらい下手したら未成年の若者だった
向こうも一瞬びっくりした様子だったが私の自転車を見てにこやかに返事をしてくれた
601 名前:本当にあった怖い名無し [sage] :2012/07/28(土) 06:27:48.33 ID:F/1OekhPP
ロードバイカーって同業者だとわかるとすごく安心するんだよな
その若者と少しの間自転車談義にのめり込んだ 好きな坂や行った土地の体験など
とても楽しいひと時だった
その後は自分は坂の上若者は坂を下るらしいので名残惜しかったがそのまま解散
その坂には頻繁に行くのだがその若者にはそれっきり会うことはなかったが
意外な形で再び会うことになったのが
1年後だった
次にあったその若者は冷たい死体だった
602 名前:本当にあった怖い名無し [sage] :2012/07/28(土) 06:37:08.81 ID:F/1OekhPP
いや
殺人とか埋められたのを発見したとかじゃないんだ
その若者の葬式に呼ばれたんだ
若者とあってから1年後くらいに知らない番号から電話があった。
その時の私は事故で愛車を失い本当に落胆していて何をする気力もなかったのだが不思議とその電話には手が伸びた
電話口からはおっさんの声で「いきなりこんな電話をして申し訳ありません そちらはxxさんであっているでしょうか?」と聞かれた
確かにおれの名前はxxだ
だがこの声には聞き覚えがなかった
そうだ と答えると
「あなたはoo山でロードバイクに乗っておられますか?」
おれは君が悪くなったが
乗っている
と答えた
603 名前:本当にあった怖い名無し [sage] :2012/07/28(土) 06:42:19.95 ID:F/1OekhPP
向こうは安堵したようなため息をしたあと
「不躾ながら申し訳ありません 一度お会いすることはできないでしょうか?大事なお話があるのですが」と言われた
流石に怪しいな...と思いなぜだ?と聞いた
「間違いだったらすぐ電話を切ってもえらってかまいません。去年の7月x日にこれこれこのような自転車に乗った人に会いませんでしたか?」
それはあの若者の自転車のことだった
若者の自転車は高級品でそうそうあるものではないため私は会った 彼はいまどうしてる?と少し機嫌が良くなり聞き返した
607 名前:本当にあった怖い名無し [sage] :2012/07/28(土) 09:26:49.80 ID:F/1OekhPP
「彼は死にました 」
私はよくわからないめまいに襲われた
え?死んだ?そう聞き返すと
「私は彼の親類なのですが....詳しい話がしたいのでこのあとご予定はありますでしょうか?」
もちろんYESと答えた
そして向こうが指定したファミレスに行った
ファミレス二いたのはなんの変哲もないおっさんがいて服は喪服だった
私は詳しい話とは?と聞き席についた
「いきなりの連絡呼び出し等申し訳ありません、しかしちょっと急ぐもので...」
とかしこまっていた
私が要件は?と聞くと粛々と話し始めた
少年の死因は交通事故 それもロードバイクで転倒した時運悪く崖に自分だけ転落したらしい
少年には彼のしか親戚がおらずほとんど天涯孤独であった
少年の家を片付けていたところ一冊の日記が見つかりその末尾にもし私が死んだら7/x日にxx山で私によくしてくれたooさんを探して自転車を渡して欲しいと書いてあったらしい
自分の名前が書いてあることに驚愕したが自分のロードバイクにもかいてあるからそれを見たのであろうと思った
ごめん携帯の電源きれてた
610 名前:本当にあった怖い名無し [sage] :2012/07/28(土) 09:37:54.03 ID:F/1OekhPP
私は愛車を失っていたことといろいろ心労が重なってかなり危ない精神状態であったがその自転車を受け取ることにした
親戚は少しの気味が悪い感じを自転車からしていたから助かったと言っていた
その黒がかった赤のロードバイクは昼に走るとすごく重く感じるのになぜか夜走るとものすごく軽く感じる
周りのロードバイク乗りに乗らせてもみんな同じ反応だった
そしてこの自転車を受け継いだ私はたった30分ほどしゃべっただけの彼と竹馬の友のような親近感がするようになった
それ以降私は彼への弔いと友情を思ってその自転車に乗るのは夜だけと決めている
そして今日も彼と山に行きます
いつかまた会えないかなぁ
【「ロードバイカー」の続きを読む】
2012.07.31 |
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不可解な体験、謎な話~enigma~ Part83
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/occult/1342760034/
5 名前:本当にあった怖い名無し [sage] :2012/07/21(土) 20:35:49.56 ID:xCJd0i+xP
20年ぐらい前に亡くなった俺の曾祖母の話で直接見た訳じゃなく、俺の親から聞いた話なんだけど、曾祖母が若いころある日耳元で声が聞こえてきたらしい
それ以来不思議な体験や超能力のような物を使えるようになって、踊ったこともない踊りを突然踊れるようになったりとか、俺の父親にお前の嫁は山から来ると言ったり、実際母親は山奥の村出身。特に不思議なのが人の病気や怪我を手で擦ると治せる能力が身に付いたらしい。病名までは分からんが医者に見放された病気の人が来て、患部を手で擦ると腐った骨がボロボロ出てきたらしい。その骨は祖父がトイレに捨てたらしい
それだけじゃなく父親が事故で手の指を皮一枚残してほぼ切断状態になったことがあったらしいんだけど、それも手で患部を揉むようにしたら綺麗にくっついたんだって。
親自身も実際治してもらってるからインチキとか見間違いでは絶対ないんだけど、結局何なのか未だによく分からないんだよな。
2012.07.23 |
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