不可解な体験、謎な話~enigma~ Part85
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/occult/1350179727/
31 名前:本当にあった怖い名無し :2012/10/15(月) 21:01:51.62 ID:GTCYNnzhO
ごくたまに寝ようと目を瞑ってたら気配を感じて起きる事がある
横を向くと必ず体操服姿の小さな女の子が膝をかかえて座ってる
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2012.10.23 |
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不可解な体験、謎な話~enigma~ Part85
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27 名前:本当にあった怖い名無し [sage] :2012/10/15(月) 20:33:50.58 ID:B11+MB/zO
3年前の9月に初めて不思議な体験をした。
夜中に人がドタバタ走りまわる音や扉をキィキィ明け閉めする音で起きて、上の階の人かと思いしばらく耐えてた。
が、一向にやむ気配なく勘弁してくれと思い上半身だけ体を起こして、音のする方を探してたら亡くなった弟のお骨だった。
28 名前:本当にあった怖い名無し [sage] :2012/10/15(月) 20:35:54.45 ID:B11+MB/zO
うちの家はいろいろ事情があって、納骨せずに私の部屋(元々は両親の寝室)の角の天井に木の板でスペースを作って扉も自作して、そこにお骨や遺影があるのね。
まさか弟が?とは思ったけど、明日も仕事だし早く寝なきゃと思い、横向きで足を布団から出して寝ようとしたら音は止んだ。
29 名前:本当にあった怖い名無し [sage] :2012/10/15(月) 20:40:21.75 ID:B11+MB/zO
やっと眠れると安心してたら急に布団から出してた足に、誰かの指先みたいなものがトントンって二回も触れてビックリして足を引っ込めて枕元にあった携帯で隣の部屋で寝てる両親に電話かけて電気点けて来てもらった。
両親には寝ぼけてる等言われてあまり相手してくれなくて、翌日兄に一部始終を話したらちょうどその時間に兄の奥さんが男の子を出産した時間だと判明。
30 名前:本当にあった怖い名無し [sage] :2012/10/15(月) 20:42:39.14 ID:B11+MB/zO
ひょっとして弟が会いに?祝いに?きてくれたのかもしれないと、ちょっぴり不思議な気分でした。
次からは脅かさないで出てきてほしいな^^;
2012.10.23 |
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ほんのりと怖い話スレ その88
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/occult/1347685557/
808 名前:本当にあった怖い名無し [sage] :2012/10/18(木) 04:58:32.45 ID:az0P9KEB0
バイクで一人夕方から朝方にかけてたまに走りに行ってた時、真夜中にナビにつられて知らない峠道を走ることになった。
爆音とか走り屋じゃなくて、静かなソロツーリングでなんとなく山の方をゆったり流してた。
まあ夜中に走る事が多くて山道メインだから、峠道も注意して安全に走ってたんだけど、曲がりにくい坂道の急カーブを抜けた先で何かゾワッとした。
山の寒さを超える寒気と悪寒。
直後に突然エンストした。
エンストするミスなんてしてないし、ガソリンもまだある。
突然の真っ暗闇、あれ?ライトも消えている。
キーをoffにしてONに入れるもライトが点かない。
頭が真っ白になり少しパニックになったが、取りあえずバイクを降りて端に寄せた。
携帯を取り出してライト代わりに使ってバイクの確認をするが、正直こんな時にどこを診ればいいか解らない。
バッテリーを疑ったけど、流石に突然ライトすら点かなくなるほどはないだろうと思った。
ならライトの電球切れか?
キーをONにして、ローからハイにしてみるも点かない。
その時までパニックで気がつかなかったけど、キーONにした時の作動確認の動作も見られない。
バッテリーから繋がってるケーブルが切れたのか?
809 名前:本当にあった怖い名無し [sage] :2012/10/18(木) 04:59:50.12 ID:az0P9KEB0
そんな確認をしてると、夏の終わりの肌寒さを感じる風が吹いてきた。
民家のない山の中で街灯も無く、携帯以外には視界を照らす灯りが無い。
やばいなー怖いなーと感じ始めた時、
「あぁぁあぁぁああぁぁー」
と、女の抑揚のない長い声が遠くから聞こえてきた。
歌とかそういうのではなく、ただ あああああ を叫んでる感じ。
この近くに村でもあるのかと考えたが、灯りは見えないし、人が彷徨くような時間じゃない夜中だし、峠道を30分は走ってきてその間に何も見当たらなかった。
「ァァァァァァァアアアアァァ...」
なんか近付いてきてるような・・・
電波はきてるから、まだ使ったことがないバイクのレスキューでも呼ぼうとしたが、その前にもう一度キーON。
点かない。
レスキューに発信しようとしたが、あれ、ここどこだっけ?
ナビに言われるがままに走っていたので、現在地はおおよそでしか解らない。
峠道に入る前がどの辺りかは解るが、その後30分ほど入った山道でよく解らない。
バイクがエンストした時にナビの電源は切れてる。
携帯の灯りを頼りに電源を入れて現在地の確認をする。
810 名前:本当にあった怖い名無し [sage] :2012/10/18(木) 05:00:41.56 ID:az0P9KEB0
ゾゾゾ......
ナビの画面には山の中を走る一本の線と自分の位置を示すカーソル、その近くに表示された「女」という文字が。
山の名前が「女」なのか?いやいやそんな筈は・・・
「ォアアァアアァァァアァ・・・」
うあ、絶対さっきより近づいてるって!!
バイクのシート下を開ける余裕もなく、ただシートをバシンバシンと叩いて、キー周りのメーター付近を叩いたりしてキーON!
なんで点かないんだよ!!
ナビを見ると「女」がさっきより近くに来ていた。
嫌な想像からくる寒気、山の中の冷たい風、ォアアァアアァァァアァという声に、カグブルでさっき走って来た道を見つめた。
真っ暗でよく見えないが、霞がかってるモヤのようなものが見えた。眠りに落ちるときに感じるようなぼんやりとした視界に似てた。
カーブはすぐそこだから、もし何かが来たら逃げられる距離じゃない。
来るなよ!来るなよ!?
そう思いながらナビを確認。
まだカーブ前には来てないけど、もう暫くしたら出会ってしまう距離だ。
駄目だ!
置いて逃げ出せばいいものを、バイクを押して先へと走り出した。大事な脚だから当然か。
ガソリンは半分くらい減っていたので、Nにしてれば押せない重さではない。400ccで良かった。
811 名前:本当にあった怖い名無し [sage] :2012/10/18(木) 05:04:15.88 ID:az0P9KEB0
「オアアアアァァァォァ」
まだ聞こえる。そんなに早く近づいてる訳じゃないようだ。
斜面も少なくて移動も早く、「女」の声のする方から少し離れだした。
ナビにも「女」の文字と距離を開け始めているのが確認できた。
真っ暗な峠道、ライトも無しに手押しで進むのは恐怖でいっぱいだ。
しばらく進んだ先、峠道の途中というのにお墓がポツリとあった。
ゾワワワーっと毛が逆立つのを感じたが、背後の声も聞こえなくなっていたので見ないようにしてバイクを押し進めた。
お墓を越えてまた峠道を進む。
思ったよりも早く進めているのでやれるもんだなと感心し始めたとき、思わず足が止まった。
お墓がポツリとあった。
さっき見かけたお墓と同じような、同じだろ・・・
・・・・・・。
「アアアアオオォアアアアアアアァァァア!」
前から声がした。
ナビには「女」の文字が自車の目の前に表示されていた。
顔を上げた時、声にならないヒュイっと言うような叫び声をあげたと思う。
女の姿をした影が数メートル先に立っていた。
暗くてよく見えないが、女性なのはすぐ解った。
白いモヤモヤとした煙のような霧のようなものがその周りに張り付いていた。
812 名前:本当にあった怖い名無し [sage] :2012/10/18(木) 05:06:23.04 ID:az0P9KEB0
怖くて頭の中で「ごめんなさい!」を連呼していた。
女は動かない。
自分も動けない。女から目が離せない。
何分経ったか解らないけど、バイクの重みで我に返り女を見たままバイクスタンドを立てた。
置いていこう・・・
もう身の安全を優先して、バイクもシートバッグもそのままに逃げようとした。
後ずさると、女がオアァォォァアァと叫んだ。
先程見つめ合ったように動かなければ何もしてこない。
なんなんだ。
こんな山の中だしお墓の傍だし幽霊に違いない。
でも話に聴くように近づいて襲ってこないし、無感情で叫ぶ声だけ。
少し冷静になってきた。
襲ってこないなら大丈夫かもしれない。
このまま朝まで睨み合いするかもしれない、息苦しいヘルメットを外して女を見た。
相変わらず動かずそこにいるだけだ。
逃げても追いかけられるし、バイク置いて後ろに戻ってもバイクで30分の距離なんて徒歩だと2時間はかかるだろう。
覚悟を決めた。もうヤケクソだ!
この時のどうにでもなれという気持ちは、死んでもいいって気持ちなのか、負けねえぞ!という気持ちだったのか解らない。
813 名前:本当にあった怖い名無し [sage] :2012/10/18(木) 05:08:00.79 ID:az0P9KEB0
前に進んで女に近づいていく。女は動かない。
更に近づく。影じゃない、顔はよく見えないけどちゃんと立体感のある女性だった。
女性の幽霊はワンピースってのは本当なんだ。
3メートルくらいの距離まで近づいた時、女性がお墓の方を見た。
そっちを見ると、ビクッとしたが、お墓の後ろに女性の影が立っていた。
視線を戻すと目の前の女性は消えている。
お墓...
導かれるようにお墓の前に立った。
女性は棒立ちのままだ。
こうするしかないと、お墓に手を合わせる。
目の前に幽霊が居るのに何してるんだろう。なんかお酒で酔ったような違和感を感じた。どうにでもなれって気持ちと、自分の存在があやふやな感じ。
でもまあ、誰か解らないけど冥福を祈るさ。
しばらく目を瞑りお祈りした。
どのくらい祈ったか、遠くから走行音が聞こえてきた。
首元を風がフワッと流れてヒエッて目を開けたら、女性は消えていた。
814 名前:本当にあった怖い名無し [sage] :2012/10/18(木) 05:12:15.52 ID:az0P9KEB0
しばらくして車がやってきて路肩に止まった。
ハッと目が覚めたような感覚。
こんな山の中に夜中に車が来て止まるとか怖すぎる!
「うわっ」
自分が出した声じゃなくて車から降りてきた男性の声だ。
「何してるの?」と訪ねられたが、「...バイクがエンストして・・・」と答えただけ。
幽霊の事なんて言ったら笑われてしまうとか、こんな時に恥かくことを怖がってる自分がアホらしかった。
男性が近くに止まってるバイクを見て、ふーんと納得したような。
男性が近づいてきたのに身構えたが、「そこ、いいかな」と退いて欲しいと言った。
お墓に用があるのかなと一歩下がると、目の前にお墓なんて無かった。
しかも先へ続く道路もない。
ここは林業の車が通る道といった感じの細道で、ただの行き止まり。その行き止まりに自分は立ってた。
???「あれ?お墓が・・・」と呟いた。
男性が「お墓?ここにお墓なんて無いよ」と、静かに言った。
茫然自失とはこの事か。
ライトに照らされ周囲がよく見えた。今までバイクを押してきた道はこんな砂利混じりの道だっけ?さっき見たお墓は??
色々頭で整理しようとしても整理できない。
男性が私がお祈りしていた場所に花を供えた。
えっ??
そして手を合わせて祈りだす。
帰ることなんて頭になく、ただこの変な状態の解答が欲しかった。
手を合わせ終わった男性が立ち上がり、誰が見ても怪しさ大爆発な私に話してくれた。
「もしかして、何か見た?」
何かと言うのは当然幽霊だろう。「女性が・・・追いかけてきて」とキョドりながらだと思うが答えた。
ナビに沿って走ったら行き着いた場所がここで、幽霊が居てそばにお墓があったので手を合わせましたと。
男性はしばらく「へー」と相槌を打って考えた様子、「なにかされた?」と聴かれたが、追いかけられて気がついたらここだったと答えた。
「A美(仮)が呼んだのかな」
男性がそう言った。
815 名前:本当にあった怖い名無し [sage] :2012/10/18(木) 05:15:19.79 ID:az0P9KEB0
暗いので車の中へ誘われて詳しく話をしてくれた。所々うろ覚えだから脳内変換してます。
私がここに呼ばれた意味は解らないけど、寂しかったんじゃないかなと言われた。
男性、BさんはそのA美さんの彼氏で、よくドライブにこの近くの峠道を利用してたと。
A美さんも車の免許をとり、独りでその峠道を走ることもあったようで。
そんなある時、A美さんの車がトラブルで峠道の途中で動かなくなったらしい。
携帯は圏外の場所らしく多分電波のある所まで歩いて戻ってたんだと思うが、夜の峠道、通りがかった車に乗せてもらい移動しようとしたんだろう。
その車の主にこの場所にさらわれて、強姦され殺されたと。
ここが遺棄現場だと聞いて震え上がった。
Bさんは寂しそうな顔で語ってくれた。
「今日が命日でね、僕の代わりに近くに居た君が呼ばれたのかな」
なんて声をかけて良いか解らなかった。
女性の幽霊は自分をここへ誘導しこの場所を教えた。それ以外に何もしなかった。女性は何か寂しそうだった。祈って欲しかったんだと思う。
それだけを伝えたら、Bさんは
「良かった。もしかしたら犯人かもと少し警戒してたんだ。A美をあんな目に合わせた奴なら何かされてただろうし」
と、なんとも言えない表情だった。
「そもそもこんな時間にこんな所へ来ないか」と、安心した感じになった。
犯人がまだ捕まってないのが残念だった。
816 名前:本当にあった怖い名無し [sage] :2012/10/18(木) 05:18:01.72 ID:az0P9KEB0
その後、Bさんに車のライトで照らして貰いながらバイクのキーをONにするとライトが点き、エンジンもすんなりと掛かった。
化かされていた気分だ。
Bさんに先導して貰って、林業道?から出た峠道まで戻ることになった。
Bさんは「A美の為に祈ってくれてありがとう」と言って先に車を出した。
砂利で荒れていたのは少しで、すぐにネイキッドでも走れる道路になった。
無事峠道まで戻りそこで別れて、ナビに沿って帰ることが出来た。
怖かったけど、現場にBさんが来てくれて話も聞けて全て落ち着いた。もし来てなかったらと思うとゾッとする。
2度見たお墓だけど、多分一度目のは峠道から林業道?へ入る時だと思う。二度目は現場だったが。もちろん一度目のお墓も見当たらなかった。
あれから夜走る時はハンドライトを持って行くようになった。もしもの時の為に。
Bさんには言い忘れていたけど、ナビに表示された「女」の文字が今でも怖い。
また夜の山道でナビに表示されないかと。
長文失礼しました
2012.10.23 |
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ほんのりと怖い話スレ その88
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839 名前:本当にあった怖い名無し :2012/10/19(金) 20:00:29.89 ID:jMoDSUa/0
幽霊トンネルとか自殺名所の峠をバイクで爆走して、「ほらなんともねーじゃねーかwアホかww」って思って帰宅。
特になんともなかったが一週間後くらいにバイクのマフラーに大量の髪の毛が突っ込まれるイタズラをされた。
関係ないとは思うけど、まあなんとなく髪の毛って心霊ぽいよなーと思った。
唯一経験した心霊、というにはあまりにもショボすぎるっつーかどうでもいい体験ww
2012.10.23 |
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ほんのりと怖い話スレ その88
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846 名前:本当にあった怖い名無し :2012/10/19(金) 20:56:06.99 ID:Og2+6W6y0
五年前、私の祖父が亡くなった時の話。
末期の癌で入院してたんだけど、ある日の夜中10時ごろ「危篤状態です」と病院から連絡があった。
父と母は当時中学生だった私を一人残して病院へ。
それから一時間ほどたったころ、突然インターホンが鳴った。
家のインターホンは随分前から壊れていて、鳴るはずがなかったから一瞬聞き間違いかと思ったが、また鳴る。
こんな時間に誰だろう、と恐る恐る覗き窓を覗いてみたが、誰もいなかった。
ぞっとして自分の部屋のベッドに潜り込んだ。
インターホンは鳴り止まない。
849 名前:本当にあった怖い名無し :2012/10/19(金) 21:02:57.12 ID:Og2+6W6y0
するとだんだんと腹が痛くなってきた。
ただの腹痛じゃない。
内臓がぐちゃぐちゃにかき混ぜられているような激痛だった。
あまりの痛みに何度も意識が遠のきそうになったが、なんとか堪えていた。
それからまた一時間くらい経って、インターホンの音が止んだ。
私は体の力が抜けてそのまま寝てしまった。
確か午前0時くらいだったと思う。
851 名前:本当にあった怖い名無し :2012/10/19(金) 21:09:30.01 ID:Og2+6W6y0
そして気づいたら朝になってて、父と母が帰ってた。
祖父は午前0時くらいに亡くなったらしい。
母に昨日の体験を言おうとしたその時母がポツリと、
「そういえばお爺ちゃん、亡くなる直前に“お腹が痛い”ってずっと言ってたんだよね…」と呟いた。
私はあの日、祖父と共鳴でもしてたんだろうか。ぞっとした。
インターホンは、今も壊れたままであれ以来一回も鳴ったことは無い。
2012.10.23 |
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ほんのりと怖い話スレ その88
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873 名前:本当にあった怖い名無し [sage] :2012/10/20(土) 20:18:40.95 ID:Hy7wpBUy0
不思議な体験で思い出したので、ついでに吐き出し。連投ごめん
怖くないけど、たまにお金が落ちてきた話
小さい頃は姉と二人部屋だったけど、部屋によく小銭が落ちてた。1円から10円くらい
なんであんた達の部屋はよくお金が落ちてんの!大事にしなさい!とよく母ちゃんに怒られた
中学の時、個室でふんばってて気が付いたらトイレットペーパーの上に1円が山盛りになってた
同じく中学、合宿中にシャワー浴びてから「チャリーン」と音がして10円が落ちてきた
その10円を拾って部活仲間に「落ちてきた」と話したら、またチャリーンと天井から10円が降って来た
怖かったから、この20円は公衆電話で使った
高校から一人部屋になったが、数か月に1回くらいか?思い出したようにたまにお金が落ちてくるようになった
バイト中、そのことをチーフに話してみたら、チーフが「そんなの作り話じゃんw」と笑った。その瞬間、
完璧なタイミングで「チャリーン」と100円が落ちてきた。無言でチーフと顔を見合わせたのを覚えている
以降、バイト先でもよく金が落ちてくるようになる
休憩中、飲み終わったコップの中に1円が山盛りになってることもあった。この時もチーフが一緒だった
俺が「自作自演じゃないですよ!」と言うと、チーフは「わかってるよ!」と怒った。怖かったらしい
この時は自分の部屋にいる時も、月1くらいか?頻繁に金が降ってきていた
874 名前:本当にあった怖い名無し [sage] :2012/10/20(土) 20:22:09.87 ID:Hy7wpBUy0
小銭は、たまにボロッボロのもあったたけど、昔のお金とかではなかった
でもある日、制服をクリーニングに出したら、ポケットに入ってましたよ、と百円札も返って来たことがあった
もちろん俺は入れてないし、百円札もこの時はじめて見た。これは親戚の子が欲しがったからあげた
大学に受かり、引っ越すことになった
部屋を片付け、勉強机も捨てようとして、机の上に敷かれていた世界地図?をどかして驚いた
下には、大量のお札があった。全部、旧札。これには、背筋が凍った…
不思議な事に、それまで怖いと思ったことは一度もなかったんだけどな
家族は誰も怖い話とか信じないので、「銀行行ったら換えてくれるぞ!」とまったく気にしてなかった
そのお金は両親に預けて、俺は東京へ一人暮らし。それから、お金が落ちてくることはなくなった
チーフは、俺が前世で金貸しをしていて、貸した人が今になって返しに来ているのでは…と推理していた
チーフは俺と出会って以降オカルトに興味を持ち、いつの間にか前世やオーラにかなり詳しくなっていた
俺が人生でもっとも影響を与えたのは、間違えなくチーフ、あなただろう…
なんのオチもなくてごめん。実害も何もない、本当、たまにお金が落ちてきただけの話です
2012.10.23 |
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ほんのりと怖い話スレ その88
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867 名前:本当にあった怖い名無し [sage] :2012/10/20(土) 19:15:07.63 ID:Hy7wpBUy0
怖いっつーか不思議な話
俺の家はけっこうでかい店をやってて、当時も従業員が10人くらいいた
夏のある日、俺が店の前で遊んでたら、おっさんが話しかけてきた
「この家の子?」
俺が頷くと、おっさんは「私はこういう者です」と言って名刺をくれた
そして、「この家の人にはとてもお世話になった。お礼を言っておいてください」と頼んできた
60代くらいで、すごく背が高くて紳士的なおっさんだった
おっさんは、婆ちゃんが店をやってたときに働いていた人だった
婆ちゃんはすごくびっくりしてた。「今更お礼に来るなんて変だ」とか不思議がってた
問題はその後。家に、遺品だというおっさんの小さいアタッシュケースが届いた
実は一週間くらい前に、飛行機の墜落事故があった。おっさんはその事故で亡くなっていたんだ
俺がおっさんから名刺をもらったのは、その墜落事故の翌日だったんだ
つまり俺が会ったあのおっさんは、幽霊だったんだな
868 名前:本当にあった怖い名無し [sage] :2012/10/20(土) 19:18:47.54 ID:Hy7wpBUy0
おっさんには家族も身内もいなくて、この辺はよく知らないけど、どういうわけか遺品が家に届いた
親父は人様の遺品なんてもらっても困るし気味が悪いと受け取りを断ろうとしたが、
婆ちゃんが譲らなくて、結局受け取っていた
そして婆ちゃんは俺に、おっさんの事は誰にもいうなと脅してきた
俺は霊勘とかまったくないけど、本当に不思議な体験だった
で、1年ほど前、その婆ちゃんもこの世を去りました
婆ちゃんの遺品整理してたら、出てきたよ、あのアタッシュケースが
中には俺がもらった例の名刺と、年賀状と、見なれぬ手紙が輪ゴムで一まとめになってはいってた
手紙の内容は、おっさんから婆ちゃんへのラブレター…どうやら二人は、昔浮気していたらしいw
親父や親せきに見つからないよう、俺がこっそり処分しておきました
もうすぐ婆ちゃんの一回忌なので、文章下手だけど記念カキコ
2012.10.23 |
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実話恐怖体験談 拾八段目
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192 名前:本当にあった怖い名無し :2012/10/02(火) 06:21:13.05 ID:ZUvIsStG0
数年前に自分のアパート(二階)で体験した話
ある日、寝ていたら友人Fの呼ぶ声で目を覚ました。
寝ぼけていた俺は、自分が一人暮らしで普段から玄関のドアには必ず鍵をかける習慣があることに思い至らなかった。
おかしな話なんだが、俺を呼ぶ声は寝ている居間の引き戸の向こう、つまり台所から聞こえているようだった。
「ちょっと悪いんだけど、ここを開けてくれないか?」
親しげで気さくなFの声は、この時点では寝ぼけていた俺に危機感を持たせることは無く……
「なんなんだよ、面倒だなあ」
そんな感じの受け答えとともに俺は寝たままの姿勢で手を伸ばし、引き戸を開けてしまった。
193 名前:本当にあった怖い名無し :2012/10/02(火) 06:22:34.67 ID:ZUvIsStG0
その瞬間、腕だけを引き戸の方に伸ばしたまま金縛りにかかった。
この時になってようやく完全に目が覚めて、自分がおかしな行動を取っていたことに気付いたんだ。
合鍵も持ってないFがいつの間にか家の中に入ってきているというだけでも気味が悪いというのに、知らないうちに台所に居
て、鍵のかかっていない引き戸を開けてほしいと頼んできているという、ちょっとありえないシチュエーション……。
木造建築っていうのは寝てると側で人が動く感触がよく伝わってくる。だから、誰かが台所にいるっていうのは身体が動かな
くてもすぐに分かった。
言いようの無い不安の中、台所からソイツがこちらに来る気配だけが伝わってきた。
Fなのか?
確認したいけど声も出ない。身体の自由を取り戻す間もなく、侵入者は枕元のすぐ側までやってきていた。
194 名前:本当にあった怖い名無し :2012/10/02(火) 06:25:49.10 ID:ZUvIsStG0
カーテンから漏れてくる街灯の光のおかげで部屋は真っ暗というわけじゃなかったけど、首を動かせないこの状況では俺に見える景色といえば薄暗い部屋の天井のみといった状態だった。
そんな中、ひらりと何かが視界の端に飛び込んできた。
スカートの裾だった。さすがに色までは分からなかったが、頭のすぐ側、プリーツ加工の折り目がついたロングスカートが揺れているのが分かった。
やはりFでは無かった!
何か得たいの知れないモノを部屋に招いてしまったのではないかという危機感に駆られ、自由の利かない身体を必死に動かそうと焦っていると……
「本当に開けてくれるとは思わなかった。ありがとう」
聞き覚えの無い、女の声がした。
195 名前:本当にあった怖い名無し :2012/10/02(火) 06:27:55.40 ID:ZUvIsStG0
若い、多分二十歳いってないんじゃないかと思うくらい子供っぽい、けど落ち着いた感じの声。
なんとなく、敵意のこもった感じじゃなくて少し安心したのをよく覚えている。
この直後、俺は意識を失ってしまった。
気がついた時には朝になってて、俺は風呂場の中で浴槽にもたれ掛かるように倒れていた。
普段は閉められている風呂場の窓が全開になっていて、ここに至るまでの経路にある脱衣場、居間、台所と全ての扉が開け放たれた状態になっていた。念のために確認したが、玄関の鍵は締まったままだったし、そもそもFは俺の住む県外に住んでいてここまで来るのに車で一時間くらいかかる。平日の夜中にこんな手の込んだイタズラをしにくるほどヤツは暇じゃない。一応連絡を取ったが、幸いにもFには男の部屋に無断で進入する趣味は無かった。
196 名前:本当にあった怖い名無し :2012/10/02(火) 06:29:56.49 ID:ZUvIsStG0
気味の悪さを感じながら一つ一つ窓や扉を閉めていき、開け放たれた台所の窓に手をかけた時、一つのことに気付いた。
「そう言えば、昨晩は夕飯の支度中に開けた台所の窓を閉め忘れていたような気がする」
この日以来、俺は寝る前の戸締りを入念に確認するようになりましたとさ。
おしまい
2012.10.23 |
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海にまつわる怖い話・不思議な話 18
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622 名前:本当にあった怖い名無し :2012/09/15(土) 23:56:47.05 ID:xmYlUKtv0
もう15年くらい前の事だけど、思い出したんで書き込んで見る。
当時の職場(24時間営業の書店)にダイビングやってる後輩が居て、地元の人間しか知らない釣りの好ポイントを聞いてきたって言うんだよ。
海岸線の国道から20分くらい入った広場に車を停めて、そこから荷物持ってさらに30分は歩かなきゃならない。
でも、30cmオーバーのニザダイが入れ食いで時々グレもくる。
「先輩がいれば絶対大漁。大丈夫っスよ!オレの車4駆ですから」と言う。
平日に2人で休みを取り、その釣り場に出かけた。すごく良い天気だった。
後輩自慢の4駆を停めたら荷物持って、暑い中けもの道みたいなのをひたすら歩く。
変な寒気がするし、何だかセミの声も妙に遠くで聞こえる気がして「熱中症?ヤバイじゃん」とか思ってたら、遠くにヒラヒラ赤いものが見える。
??何だ??って思って歩いてると、その赤いものは次第に近づいてきた。
623 名前:本当にあった怖い名無し :2012/09/15(土) 23:57:51.41 ID:xmYlUKtv0
あのさ、何て言うか「これから演奏会に出ます」って感じの可愛い女の子。
多分小学校の2・3年生くらいで、真っ赤な綺麗な服来て歩いて来るんだ。
肩に大きなカバン背負って...オレ、寒いし、もう声出すのも怖くて。
その子と目あわさないように、後輩の陰にかくれるみたいに黙って歩いた。
釣り場に着いてから後輩に
「あの子、地元の子かな?赤い服、可愛かったな、ハハハ」とか言ったら
「変な冗談やめて下さいよ」って全然相手にされない。
「途中で赤い服の女の子とすれ違ったろ、見なかったのかよ?」と食い下がったら
「オレ怖がりだけど、そんな安い話にはひっかかりませんよ」と笑う。
確かに良い釣り場で、その日は大きなニザダイと良型のグレを結構釣った。
でも、どうしても赤い服の女の子が気になって「日が暮れてからが勝負っスよ」という後輩を説得し、早めに釣りを切り上げた。
624 名前:本当にあった怖い名無し :2012/09/16(日) 00:00:45.62 ID:xmYlUKtv0
荷物と魚の詰まったクーラーボックスを担いで車へ戻ったら車を止めた広場のすぐ手前に、片方だけ真っ赤な小さい靴が落ちてた。
さすがに後輩も青い顔になって、2人慌てて荷物乗せて車を走らせた。
一番近いローソンに着くまで、どっちも無言だったよ。
だって最初車停めた時、そんな靴なんか絶対落ちてなかったし。
まあ、怪談というより「変な話」かもしれないけどね。
もちろんその釣り場にはそれから一度も行ったことはないしこれからも行く気はない。
2012.10.23 |
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∧∧山にまつわる怖い・不思議な話Part64∧∧
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705 名前:雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ [sage] :2012/10/09(火) 18:00:44.12 ID:I44wuZXi0
知り合いの話。
持山で仕事をしていると、おかしなモノを見つけた。
通い慣れた踏み分け道の上に、真っ黒な人影が立っている。
「もし?」と声を掛けても返答がない。
近よってみると、それは木材から切り出して拵えた、木彫りの人形だった。
大きさは彼の背丈より少し低い程度で、まるで昔話に出てくるような着物姿。
木樵であるのか、右手に小振りな斧を携えている。造りは見事な出来だ。
何処かの土産物みたく、表面がピカピカに磨かれて黒光りしていた。
「昨日はこんなモノ無かったがなぁ」
疑問に思ったが、気味悪くもあったので、触ることなくその場を後にした。
夕方、帰る際にそこを通りがかると、もう木樵の人形はなくなっていた。
昔やはり山で働いていた彼の父にこの話をしたところ、その山に時偶現れる人形であったらしい。
彼の家族以外その山に入る者もまずいないため、誰が置いているのかは不明。
出会したからといって、別に障りのあるような悪いモノでもないらしい。
彼の祖父はクロソマさんなどと呼んでいたという。
彼はその後も何回か、クロソマさんを見かけているそうだ。
2012.10.23 |
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704 名前:雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ [sage] :2012/10/09(火) 17:57:27.23 ID:I44wuZXi0
仕事仲間の話。
昔、大きな公共工事に従事するため、山奥の集落に長逗留したことがあるという。
一件だけある居酒屋に、毎晩のように出かけていたそうだ。
ある夜、仲間五人で千鳥足になりながら、宿まで帰る途中のこと。
通りをいい気分で歩いていると、何かが前方より転がってきた。
古い笊だった。彼らの目前まで来ると、そこで倒れて横になる。
どかそうとして手を伸ばすと、突然、笊の目一つ一つが、本物の目玉に変じた。
幾つもの人間の眼球、それが一斉にギロリと彼らを睨め付ける。
皆が悲鳴を上げ尻餅をつくと、笊は煙のように消えてしまった。
居酒屋まで必死で逃げ帰り、店主に今見たモノのことを話すと、こんなことを言う。
「ここいらじゃ、ザロコロゲ(笊転げ)って呼ぶんだけどね。読んで字のごとく、古くなった笊のお化けだよ。出なくなって随分と経ってるんだけど、あんたらみたいに余所の人が大勢来たもんだから、奴さん、ついつい張り切っちゃったんだろうさ」
そう苦笑しながら、店主は水を出してくれたのだという。
2012.10.23 |
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703 名前:雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ [sage] :2012/10/09(火) 17:53:43.64 ID:I44wuZXi0
同級生の話。
仲間数人で沢登りをしていた時のこと。
河原でキャンプしていると、小雨が降ってきた。
大降りになる前に場所を移動すべきかどうか検討していると、流れ水の上に幾つもの光が舞いだした。
蛍だろうかと見ている間にも、光はどんどん増え続け、あっという間に川面を覆い尽してしまう。
そのままこちら側に流れて来ると、眺めていた皆やテントに纏わり付いた。
慌てて払い落としたところ、手が触れた端から溶けるようにして消えてしまう。
小雨が止むと同時に、光はどこへともなく消え去ったという。
光に集られた箇所には、油が滲んだような黒い痕が残っていて、ヌルッとしてかなり生臭くなっていた。この汚れは、洗っても中々落ちなかったそうだ。
「あの光って、ミノムシとかカワボタルって呼ばれてる代物なのかもね。確かに綺麗だったけど、何もかもが油塗れになったのは困りモンだったわ」
彼はそんなことを言っていた。
2012.10.23 |
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648 名前:本当にあった怖い名無し :2012/10/07(日) 01:41:00.53 ID:BrNlot7/0
これは祖父が林業を辞める1週間前の話らしく、さらに手記を読んでみると林業を辞める間接的な要因にもなったようです。
祖父はその日、沢の付近にいい犬槐の木が生えておりそれをとってきてほしいと依頼をされました。
親方にその場所までの行き方を聞いている時のことです。「沢なりに上る道はあるがその道はあるくな」
と、言われました。道を外れてあえて歩きにくい森の中をいけというのです。
祖父は少し疑問に思いながらも言われた通り森の中を進んでいきました。
しかし、森の中をいくのは足場も悪く行く手を遮る草木を払って進むようなので体力の消耗が激しいため誘惑に負けて沢の道へ出てしまいました。
ちょうど昼時だったために昼食をとりながら一休みしている時、あることに気づきました。
650 名前:本当にあった怖い名無し :2012/10/07(日) 02:26:00.28 ID:BrNlot7/0
座って休憩している祖父の周りでひそひそ声が聞こえることに気づいたそうです。
それは祖父を取り囲むようにひそひそ聞こえているのですが、祖父が動こうとしたりするとぴたっと聞こえなくなるのです。気味が悪くなってきたと思った祖父は早々と昼食を終えて登り切ってしまおうと思いました。山から見晴らしのいい方を眺めて食事をしていたため振り返って再び沢の道を上ろうとしたときに祖父は体が固まってしまいました。
進行方向の木の陰から真っ黒な人間みたいなものが祖父の方をのぞき込んでいたのです。
651 名前:本当にあった怖い名無し :2012/10/07(日) 02:28:48.57 ID:BrNlot7/0
それは見間違いとかではなく、ずっとその場に居続けました。
さらにそれは祖父が見つめていると、ぼそぼそざわざわとしゃべっています。
黒い人間みたいなそれは体と顔の大部分は真っ黒なのに不思議と口をぱくぱくと話しているのは見えたそうです。真っ赤な口と白い歯が見えたらしいです。
その黒い人間は最初は一人だけ見えていたのですが、近づくと隠れて離れた所にまた出てくる。
そういう行動を繰り返していました。不気味に思いながらも我慢して上っていくとそれが沢の反対側
652 名前:本当にあった怖い名無し :2012/10/07(日) 02:34:33.98 ID:BrNlot7/0
ほかの木の陰、岩の陰からでていることに気づき歩みが自然と止まってしまいました。
そこで祖父は下山しようかどうか迷っていましたが、誰も沢の方にいかないため依頼者は祖父に高い料金で依頼していました。また、祖父は林業をやめた後に夢や考えがあったため先立つものが必要でした。
そのため我慢して依頼された木を取りに行くことにしました。不気味な声をできるだけ聞かないように我慢しながらも祖父が木を切り、引っ張って下ろせるように細かく切り分けて、縄でくくって沢の道を下り始めました。
するとぼそぼそ声がだんだんはっきり聞こえてくるようになりました。聞いてみるとそれは子供の声、赤ん坊の泣き声、すすり泣く声や泣きわめく声も混じっているようでした。
654 名前:本当にあった怖い名無し :2012/10/07(日) 03:12:21.31 ID:BrNlot7/0
中には「ひもじい」「なんで迎えにきてくれないの」「まだかな」という子供の声が聞こえました。
祖父はなんだか気疲れしてしまい、沢の石の上に座り込んでうなだれました。
岩の陰からも真っ黒な人間が出るのを忘れて。うなだれた先に赤ん坊の真っ黒の人間がはいはいして祖父の足にしがみついていたのです。驚いた祖父は岩から転げ落ちました。木にくくりつけた縄を引っ張って降りようとしたのですが重くて動きません。木の方をみると、上に真っ黒な人間が数人座っておりにっこりと赤い口と真っ白の歯を見せて笑っていました。
祖父が鉈を投げつけるとけらけらと笑いながら鉈をよけるように木の束から降りました。
655 名前:本当にあった怖い名無し :2012/10/07(日) 03:14:57.99 ID:BrNlot7/0
祖父は逃げるように下山し、親方の元へいきました。そのことを話すと親方は何も言わずに神道さんと呼ばれる神職の人の所へ連れて行きことの顛末を話した後にお祓いをしてもらいました。
そして親方は、後日お供え物を沢の入り口にあるお地蔵様にあげてちゃんと手を合わせてこいと言われました。
言われた通りにした後、親方に呼び出されしかりを受けました。
そのときに「おまえは沢の道を上るなと言われたのに上ったろう。あの沢の上は面倒だからいかないということではない。」
656 名前:本当にあった怖い名無し :2012/10/07(日) 03:16:03.90 ID:BrNlot7/0
「みんな行きたくないから行かないんだ。」と言いました。
そして「おまえが上った場所を言ってみろ」と言われたので祖父は「小助沢の道を上りました。上るなと言われた沢です。」と正直に答えました。
すると「都合上、小助沢とみんなが呼んでいるだけでおまえが上っていた沢の名前は。」
「本当は子捨沢という場所なんだよ。」と親方は言いました。
そのことを聞いた祖父は血の気が引きました。
657 名前:本当にあった怖い名無し :2012/10/07(日) 03:18:31.82 ID:BrNlot7/0
親方は「昔、食い扶持が足りなくなった時にしょうがなく親はその沢に子供を捨てに行ったんだ。少しここで待ってろとか言って迎えにくるふりをして捨ててきたんだよ。まだ歩けない乳飲み子も捨てたやつもいる。」と悲しそうに言ったそうです。
祖父はあの真っ黒な影のような人間はあそこに捨てられた子供達だったのだとわかった瞬間に自然と涙が零れてしまったそうです。
658 名前:本当にあった怖い名無し :2012/10/07(日) 03:22:59.66 ID:BrNlot7/0
祖父は林業をやめた後にタクシー会社や乳業店を開きました。
自分の会社を持つことが祖父の夢だったそうです。
会社を初めてしばらくたって資金的に余裕ができた頃。
祖父がお地蔵様と魚や野菜やおにぎりとお味噌汁が彫られた石を沢の入り口に置いたそうです。
言った割には怖くないかもしれません;すみません;
あと、日付をまたいでIDが変わってしまいましたが。ばくの話を投稿したものです。
【「小助沢」の続きを読む】
2012.10.16 |
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602 名前:聞いた話 ◆UeDAeOEQ0o [sage] :2012/10/03(水) 23:50:11.00 ID:42I9eXvv0
枝打ち職人に聞いた話
枝打ちの最中に霧が出てきたので、作業を止めて山を下りることにした。
林道端まで戻ったが、車が見つからない。
そこは人里離れた山奥なのでバスは通っておらず徒歩なら、国道に出るだけで小一時間は掛かる。
徐々に濃くなる霧の中、焦りつつも必死で探して回ったが、どこにも車はない。
仕方なく林道を歩いて下り、国道沿いに住む知人に自宅まで送ってもらった。
自宅に戻ってみると、車はいつも停めている駐車場に停めてあった。
腑に落ちない心持ちのまま家に入り着替えをしていると携帯や財布の入ったポーチを紛失していることに気がついた。
山仕事に行く時は何時も、ポーチは車中に置きっぱなしにしているのだが…
【「霧」の続きを読む】
2012.10.16 |
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626 名前:本当にあった怖い名無し [sage] :2012/10/06(土) 01:25:55.53 ID:8NArHue/0
特に怖い話ではありませんが、俺が体験した不思議な話でも。
俺は秋田県在住で、季節が来ると八森町という所にある山へ岩魚を釣りに行ったり山菜を取りにいったりしています。
沢を2時間ほど上った先に少し開けたポイントがあるのですが、そこにキャンプを張った2日目の真昼の話です。
その日はとても良く釣れました。5時から7時半位までで、持ち帰るレベルの大きさのものが17匹も釣れました。
まだまだ釣れそうでしたか、あまり釣りすぎてもいけませんから、釣るのを止めキャンプへ戻り朝ごはんにしました。
もう一泊の予定でしたから、釣った魚は川渕に生簀を作り、そこに泳がせておきました。
朝ごはんの後はイワタバコという山菜を取りに行きました。
あまり見かけない大きなナメクジが沢山居たのが印象的でした。
11時半頃山菜取りを終えキャンプへ戻り、朝釣った岩魚で一杯やった後テントへ戻り少し寝ました。
14時頃違和感を感じて起きました。
川音も聞こえない位、山が酷く静かなんです。
「なんだべ…まぁこんた日もあっかー」
っと思いながらテントを出ようとすると、下流の方から音も無く川の中を真っ黒な塊が上って来るのが見えました。
とっさにテントの中へひっこみ、隙間からその黒い塊を見ていました。
魚の群れのようにも見えましたが良く分からなかったです。
金縛りとかそんな感じではなかったですが、それが通り過ぎるまで身動きできませんでした。
なんというか、少しでも動いたら引っ張られそうな感じで…
黒いのが通り過ぎた後とても怖くなり、逃げるように沢を下り家へ帰りました。
生簀の岩魚は全て居なくなっていました。
2012.10.16 |
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556 名前:雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ [sage] :2012/10/01(月) 19:38:22.12 ID:nCLUNxF/0
知り合いの話。
彼女は里山に囲まれた田園地帯に住んでいる。
幼い息子を幼稚園に車で送迎するのは、彼女の分担なのだそうだ。
ある日、農作業に手間取ってしまい、うっかりと迎えの時間を忘れていた。
気がついてから慌てて母屋へ戻り、車のキーを取って車庫に走る。
車を門から出したその時、当の息子がこちらへ歩いてくるのが見えた。
右手だけ宙に上げて、嬉しそうにニコニコしながら、農道の上を進んでくる。
「えっ、まだ年少さんなのに一人で帰ってこれたの?」
驚いて我が子を見つめているうち、奇妙な事に気がついた。
息子の背後から、夕暮れの太陽が差しかけて、地面の上に長い影を作っていた。
息子の影と、その横に寄り添うような、もう一つの大きな人影を。
まるで見えない誰かが、息子の側に居るかのように。
思わず息を呑む。もしかして・・・。
息子が右手を空中に差し上げているのは、その誰かに手を引かれているのでは?
嬉しそうに口をパクパクさせているのは、その誰かと話を交わしているのでは?
我に返ると、指が白くなる程、ハンドルを強く握りしめていた。
557 名前:雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ [sage] :2012/10/01(月) 19:41:53.51 ID:nCLUNxF/0
必死でドアを開けて、息子の名前を呼ぶ。
すると母親に気がついたものか、息子はこちらの方に駆けだした。
そのまま彼女に飛び付いてき、「ただいま!」と元気に叫んだ。
「お、お帰りなさい・・・えっと、一人で帰ってきたのかな?」
恐る恐るそう訪ねると、首をブンブンと横に振り、変なことを言う。
「違うよ! 山の小父ちゃんに送ってきてもらったんだよ!」
「山の小父ちゃん?」
聞くところによると、彼の通っている幼稚園には、以前より不思議な小父ちゃんが現れるのだという。
不思議というのは、どうやら大人には、その姿が見えていないらしいのだ。
しかしこの小父ちゃん、一緒に遊んでくれたり、暴れる子が居ても優しく諭したりするので、子供達には絶大な人気があるとのこと。
迎えの来ない子を時々送ってくれることもあるといい、今日は息子がその世話になったということなのだそうだ。
幼稚園が閉まる頃、小父ちゃんは別れの挨拶をしてから、裏手の山に姿を消すので、皆から「山の小父ちゃん」と呼ばれている――。
息子は嬉しそうにそう話してくれた。
息子を連れて家に入り、おやつを与えておいてから、園に電話をした。
不審者が息子を連れ回したかと考えたからだが、担当の先生は怪訝な声を上げる。
「あれ、○○君はさっき、奥さんが御自身で迎えに来られたじゃないですか。
変なことを言わないで下さいよ、怖いなぁ」と、笑われた。
血の気が引いたという。
558 名前:雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ [sage] :2012/10/01(月) 19:45:12.55 ID:nCLUNxF/0
夫が帰宅してから相談したところ、こう言われた。
「その小父ちゃんっていうのは、イマジナリー・コンパニオンって奴だと思うよ。確か、子供が空想で作り上げる、実在しない友達のことだったかな。集団心理とか何かで、皆が同じ空想を共有してるんじゃないか」
などとわかったようなことを言う。
「そんなことって有り得るの?」信じられずに問い返したが、
「さぁ、それは正直わからないけど。でもあそこ、僕が中学生の頃からそんな噂があったんだぜ。子供の世話をする、子供にしか見えない何かが居るって。その噂を元に子供達が空想したのが、山の小父ちゃんなんじゃないかな。実際、喧嘩の仲裁をしてくれたり、一緒に遊んでくれたりするんだろ。肯定的に捉えても良いんじゃないかい。え、何? 君の姿を写し取ったって? それは職員の勘違いだろうよ」
夫はそう言って泰然としていたという。
それ以上誰かに相談することはしなかったが、彼女は釈然としなかった。
だって彼女は、アレを見てしまったのだ。
息子の側に立つ、影だけを道に落とす何者かを。
それとも、知らぬ間にこの自分自身も、園児達が作り上げた空想の中に
取り込まれてしまっているのだろうか。
いくら考えても答えは出なかった。
559 名前:雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ [sage] :2012/10/01(月) 19:48:29.61 ID:nCLUNxF/0
「それからどうしたの?」
ドキドキしながら私がそう聞くと、彼女は苦笑しながらこう答えた。
「難しいから、考えるの止めちゃったわ。誰にも真実なんてわからないし。実際これまで、あの園では、不審者絡みの問題は起こっていないしね。ただ、あれから送り迎えの時間だけは、絶対忘れなくなったわよ」
今でも息子さんは、元気にそこの幼稚園へ通っているということだ。
2012.10.16 |
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ほんのりと怖い話スレ その88
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485 名前:1 of 2 [sage] :2012/10/07(日) 14:09:15.83 ID:MlKzb3PL0
俺の家、ある遊園地から徒歩 10 分くらいのとこにあって、最寄りのバス停もその遊園地のバス停なんだわ。
その日、俺は大学からの帰りにいつものようにバスに乗っていた。
時間は午後 8 時くらい。
同じバスに、小学校低学年くらいの女の子と母親からなる親子が乗っていたんだが、遊園地が見えてくると女の子が「遊園地まだやってるよ!」などと言い始めた。
486 名前:2 of 3 [sage] :2012/10/07(日) 14:13:40.63 ID:MlKzb3PL0
ところがその遊園地は午後 5 時くらいに閉まる。
その日も、もう遊園地は真っ暗ですでに閉園してる様子だったから変だなと思った。
まもなくバスは遊園地のバス停に着いたので、俺は降りた。
487 名前:3 of 3 [sage] :2012/10/07(日) 14:15:49.42 ID:MlKzb3PL0
俺を含む遊園地周辺の住人たちはバスを降りると遊園地とは反対の住宅地の方向へ進んだが、その親子だけは真っ暗な遊園地の方向に歩いていった。
その親子がどこへ行くのか気になったけど、怖くて確認できなかった。
【「遊園地」の続きを読む】
2012.10.16 |
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ほんのりと怖い話スレ その88
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366 :本当にあった怖い名無し:2012/10/03(水) 07:47:35.83 ID:lv1/LHhw0
具体的に何か実害があった訳じゃないけど地味にめっちゃ怖い話。
俺がいつも乗っている自動車は中古の普通車なんだけど
・前の持ち主が自動車事故で同乗者と一緒に死んでいる
・そのさらに前の持ち主は自動車事故で片目だか両目だかを失明
・二度の事故にあっても自動車自体には何故かほとんど破損は無い
・俺にその自動車を売ったディーラーが謎の自殺
俺が乗り出してからは
・運転中に突然、フロントガラスが真っ白に曇る
・真夏の野外に置いていたはずなのに、入ったら凍えるほど寒い
・時々ハンドルが王将の床みたいにネチャネチャする
そんな車に四年間ほぼ毎日乗ってる。
今のところは実害はない
【「中古」の続きを読む】
2012.10.16 |
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ほんのりと怖い話スレ その88
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305 名前:本当にあった怖い名無し [sage] :2012/10/01(月) 11:23:37.46 ID:u/y5SUd/0
うちと同じ路地に、不幸になると噂の家がある
引っ越しの挨拶に来る時は幸せそうな普通の家族なのに段々家が暗くなっていく
住んでるはずの家族の顔も段々みなくなる(ひきこもり?)
玄関先に飾ってあったお花も枯れて放置、門扉に蔦が巻きつき枯れる
たまに駐車場にある車は古くてボロボロ、ガムテープが張ってある
まるで空き家みたいになるんだけど夜中は電気がついてるからまだ住んでるらしい
今の住人はこんな感じで割と長く住んでいるけど、その前まではすぐ出て行く人が多かった
やっぱり最初は普通の家族なんだけど、離婚したり家庭内暴力があったりで引っ越していく
2012.10.16 |
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ほんのりと怖い話スレ その88
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215 名前:本当にあった怖い名無し [sage] :2012/09/24(月) 11:05:03.36 ID:kn0wivxW0
うちのアパートはちょっと変わった立地で、通りに出るには二通りの方法があるんだけど。
アパートの裏から、水路ぞいに出て、大きな通りに出るか、アパートの正面から、幅3メートル、長さ30メートルくらいの舗装されてない車道が伸びてるんでそこを歩いて通りに出るかなんだわ。
先に言うけど多分霊的な話じゃない。
裏から通る道は、すごく狭い。アパートの脇と塀の間を通るのだけど人一人分くらいの幅しかない。
そのアパート脇の地面には、砕いたブロックや、空になった2リットルペットボトルが敷き詰められていてとても足場が悪いからめったに使わない。
砕いたブロックやペットボトルは邪魔で仕方ないから管理会社に何回か撤去して貰ってるが気づくと敷き詰められている。(猫除け? ……にしてはペットボトルが空なのが謎)
なので自分はアパート正面の舗装されてない幅広の道を使ってる。
で、この幅広の道は、道沿いに一軒家が建ってるの。普通の親と多分姉妹?が住んでるおうち。
ある夜アパートに向かって舗装されてない道を歩いてたらふっと視線を感じて、顔を上げたら一軒家の二階の出窓から、オレンジ色の室内灯で逆光になった人影ふたつ(つか、多分そこの家のお母さん?と娘?)がじーっとこっちを見てるんです。
216 名前:本当にあった怖い名無し [sage] :2012/09/24(月) 11:08:16.42 ID:kn0wivxW0
こっちもえっ?ってなって見上げたままアパートに歩を進めると人影の目線(逆光でもだいたい目ってわかるよね)もこちらを追ってくる。
なんで見てるのか全然わからん。出窓にはカーテンついてて、わざわざカーテンから窓側に出てきて、こっちを見てるのよ。
というのが半年くらい前の話。
以来、夜、幅広の道を通るときはつい気にして出窓を見上げるんだがまず98パーセントくらいの確率でそこんちの人が自分を見下ろしてる。
夜3時くらいにタバコ買いに、(勿論足音は殺すよ)外に出るときも見下ろしてる
夜21時に帰宅しても、23時に帰宅してもなのよ。
別に自分を見るために出窓に待機してるわけじゃないと思うけどその出窓の正面は道を挟んだただの別のアパートなんよ
気のせいかなーと思って、友達をアパートに呼んでみたりすると
幅広の道の途中で友達が「なんであの家の人たち俺らを見てるのよ」的な突っ込みが入るので
自分だけの思い込みではないはずと思う。
アパート脇のブロック、ペットボトルがいつも片付いてたら裏道使うんだが最近アパート脇の裏道、卵のカラ(大量)とかも敷き詰められてるんだよね
引っ越したいです
2012.10.16 |
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ほんのりと怖い話スレ その88
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323 名前:本当にあった怖い名無し [sage] :2012/10/02(火) 12:17:50.81 ID:SmiIldfGO
>>321、>>320じゃないけど、触るのすら駄目な箱は私の曾祖母が
実際に触ってしまったと聞いた事がある。
厳重に御札付きで隠されていても箱に意志があり、 呪いの力で手に取るように仕向けるそうで
触ったのは5人で全て若い娘、その中に曾祖母もいて曾祖母以外翌日4人共溺死、自殺でした
叔母曰く 「ばあちゃんは狐に護られとった」為に高熱で済んだらしいです。
曾祖母は私の地域で「もりこ」と呼ばれる狐憑き体質でしたが
忌み嫌われる為に内緒にしていたそうです。
何故忌まわしいとされる狐が曾祖母を護ったかも、「もりこ」の漢字も不明です。
実家は中国地方のド田舎ですが、上の箱の方とは世代が違うので別物でしょう。
324 名前:本当にあった怖い名無し [sage] :2012/10/02(火) 12:31:08.73 ID:SmiIldfGO
因みにもりこに憑く狐は白狐で二本足で歩き、大きな鈴の付いた柄杓と腰には竹の箸を差していて
お腹が空くとその箸で勝手に村人の弁当をつまむそうです。
【「もりこ」の続きを読む】
2012.10.16 |
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ほんのりと怖い話スレ その88
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306 名前:本当にあった怖い名無し [sage] :2012/10/01(月) 13:38:37.05 ID:LVZLlrr1O
子供の時に仲良くしてる子が二人いて、大抵は3人(AとBと私と書く)で遊んでた、
小6の時親同士の懇親会をした夜に
母親がもうAちゃんの家に行っちゃいけない、遊ぶのも禁止!!
といきなり言われてしまった、理由を聞いても
「あの子のお宅は危ないから」「よくない噂がある」と曖昧な理由しかなくて
Bも母親から同じように言われたらしいけど、Bは聞かずにいつもAと遊んでた。
ある日、古い土蔵があるAの家で「宝石箱みつけた!」とBが学校で教えてくれたので
私も見に行きたくて、一度だけAの家に行きたいと行ったら
母親はすごい形相で激怒して、部屋から出してもらえず
土日を挟んで、学校に行くとBは亡くなってて Aは転校していた。
死因は「喘息による呼吸停止」と聞かされて ひどく血を吐いて亡くなったらしかった。
すぐ後にBの母親と姉は事故で、父親は自殺で亡くなった。
宝石箱は結局見られず終いだったけど、
この前帰省したら、Bの親戚一同も喘息に吐血で亡くなっていた。
偶然かも知れないけど怖い
308 名前:本当にあった怖い名無し [sage] :2012/10/01(月) 13:50:14.72 ID:LVZLlrr1O
ちなみにBは喘息持ちではなかった。むしろAが喘息持ちだった。
Aの家の話は実家でも一切出来ないので書いてみた
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2012.10.16 |
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221 名前:本当にあった怖い名無し [sage] :2012/09/24(月) 20:54:10.09 ID:7YeO7njJ0
10年くらい前、まだ自分が小学生だったころ、旅行で両親にタイに連れて行ってもらったんだ。
で、露店の台の上に置いてある頭部だけのマネキン(美容師がカット練習に使うようなもので、不気味なものではない) を見てる私と母の写真を、父がデジカメが撮った。
ところがその写真をよく見てみると、車の影から私と同じ顔が出ている。
パソコンで拡大して見てみたらしいんだが、見れば見るほど私と似ている。
しかもそいつはその時私が被っていた帽子と同じようなやつを被って、私の方を見ていた。
もちろん身長も同じ。
昨日ふとその話がでて写真を見せてもらったんだけど、すげー気持ち悪かった。
たまたま同じような身長で同じような顔の同じような帽子を被った子供がこっちを見ていただけだったのかもしれないけど、それはそれで気持ち悪い。
文章下手ですまんかった。
222 名前:本当にあった怖い名無し [sage] :2012/09/24(月) 23:22:56.53 ID:bLoO8Ne00
それなら、自分で撮った写真に自分が映ってたことあるよ。
自分撮りではない。
周りに言わせれば、誰か他の人が撮ったのだと信じてくれない。
2012.10.16 |
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303 名前:本当にあった怖い名無し [sage] :2012/09/30(日) 21:51:03.42 ID:jnvfB2PfP
小さいときご近所さんが引っ越して空家になった。
随分長い間誰も入り手がなかった。
ある日不動産屋が窓のカギをかけ忘れたらしくそこから進入してみんなで探検した。
なんのヘンテツもないただの一戸建て。ガランとした空家。
でも何故か2階の1室を覗くとおばあさんば向う向いて正座してた。
気付かれると怒られると思ってみんなでそっと逃げた。
どきどきしたけどなんであんなところで一人で座っていたのだろう?
あれって・・・。
2012.10.16 |
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606 :本当にあった怖い名無し:2012/10/10(水) 21:45:18.48 ID:10SMqsil0
うちの姉ちゃんの話。
オカルトじゃないと信じたいし集団催眠だと俺は考えてる。
当時俺は5歳くらいで姉ちゃんが中二くらいだったはず。
DQNな姉ちゃんだったけど優しくて家にいれば普通でよく友達を部屋に呼んでた。部屋といっても自分の部屋がないから
一番大きな母親の部屋を使ってて学校終わりにいつものように集まっていたら
ある時友人の一人が「あの人形やばくない?」みたいな事を言い出した。
よくあるおかっぱの日本人形で、もちろん呪われてもいないしいわくすらもない。
607 :本当にあった怖い名無し:2012/10/10(水) 21:46:43.06 ID:10SMqsil0
いきなり言い出すものだから皆人形を見だして
なーに言ってるんだよ的な事を言い出してるのに
その友人はさらに一言「目を見てると動いてんだよ」
って普段見たことない表情で言うものだから
皆真顔になって無言になった。少し間が空いて
別の友人も「いつも見られてる気がした」と言い出した。
そんなのはありえない。俺が5年もその部屋で寝てるのに何も無いし、そもそも怖いことを言うんじゃねえ。
と子供ながらに思った。そして何かあるのならちょっとの間見てればいいんじゃないの?
なんて提案を俺が何故かしてて皆も同意してくれた。
それで全員が人形の前に座り見続ける事になった。
俺含め5人いて怖いから俺は見てなかったんだけど
しばらくして4人はぶつぶつ独り言をしだした矢先に誰かが 今動いた!!!!って叫んだ瞬間
4人同時にぶっ倒れた。人形はもちろん動いてない。でも4人ぶっ倒れた。
様子を見るとトランス状態というか…心霊番組のお払いであるようなうめき声
痙攣 泡を吹く といったいかにもな感じで怖くなって別の部屋にいた母親を呼びにいった。
608 :本当にあった怖い名無し:2012/10/10(水) 21:49:24.83 ID:10SMqsil0
状況説明なんて出来るわけないしとにかく見て欲しいから
早く部屋に連れて行って経緯を分かる範囲で説明したら
酒と塩を持って来いと言われたのですぐにキッチンに向かった。
部屋に戻ると母親が一人一人に話しかけてたけど何一つ状況が変わらず。
俺が戻ってきた事に気づいた母親は4人に塩を酒をかけて欲しいと言ってきたのですぐさまぶっ掛けた。
母親が魚を調理するみたいに酒と塩を揉みこんでいたのが印象的だった。
4人揉み終わって1分ぐらいするとうちの姉ちゃんが叫び暴れだした。
見たことのない顔をしてたし声もいつもと違ってた。他の友人も釣られるように叫び暴れだした。
609 名前:本当にあった怖い名無し [sage] :2012/10/10(水) 21:50:42.42 ID:10SMqsil0
その場で吐く人もいた。ますます状況が悪くなり怖すぎて逃げ出そうとしてたら母親がおもむろに法蓮華経をあげだした。
そうするとやっぱり暴れだす。さながら映画のエクソシストみたいな感じに。その間俺は日本酒をぶっかけ続けてた。
母親は慌てることなく2周3周あげると段々と静かになって事態は収まりだして
4周目突入して終わる頃には4人がこっちの世界に戻ってきてたみたい。
泣き出す人、ぼーっとしてる人様々いて落ち着いてから話を聞いてみたところ
見つめてた時は何もなかったけど段々人形が迫ってきて動いたと叫んだ瞬間に記憶が飛んだ。
夢のようなものを見てて人形が襲い掛かってきて体をのっとられそうになった。
何かをかけられた(俺の塩と酒)瞬間体が熱くなって変な気持ち悪い言葉が聞こえて(たぶんお経)死ぬかと思ったって言ってた。
そんな話をしている間にみんな落ち着いたらしく全員で部屋を片付けて解散した。
しばらく経って何事もなく無事だったけどあの日以来姉ちゃんは家に友達を呼ばなくなった。
おわり
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2012.10.16 |
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422 :本当にあった怖い名無し:2012/10/05(金) 13:33:33.36 ID:o1qUwS73O
流れ叩き切る。
文才ないからつまらんだろうが、俺の父が経験した話をば……
俺、父、祖父(父方、母方共に)は三代揃っての釣り馬鹿で、よく近くの漁港や川で釣りをしてる。
で、その父が盆にも関わらず夜釣りに行ったのね。
うちは当時母方の実家で法事をする流れだったから、出たのも勿論そこから。
425 名前:本当にあった怖い名無し [sage] :2012/10/05(金) 13:38:30.64 ID:o1qUwS73O
当然、親戚一同猛反対。特に当時存命だった祖母が反対したらしい。
母方は霊感体質が多く、特に祖母がずば抜けて強かった。多分、嫌な予感してたんだろうね。
だけど、父はそれでも行った。言い出したら聞かない性格だから。
で、どうやらそんな時期だから人も全くいなかったらしく、釣果もふるわなかったらしい。
でも、そんな中で一人の漁師風のおじさんが話しかけてきたらしい。
426 名前:本当にあった怖い名無し [sage] :2012/10/05(金) 13:41:01.39 ID:o1qUwS73O
まぁ、話の内容は「釣れますか」「いやいや」みたいな大した内容ではなかったらしいが、その人は片腕がないというかなり特徴のあった人らしかった。
そんなこんなで帰ってきて、「こんな人と話をした」と明かした父。その途端に、祖父が顔色を変えたらしい。
「その人、本当に片腕無かったんか?」と聞く祖父。他にも色々聞いていたらしい。
427 名前:本当にあった怖い名無し [sage] :2012/10/05(金) 13:44:59.96 ID:o1qUwS73O
そしてよくよく話を聞くと、その人は祖父の釣り仲間の元漁師の人で、漁の途中の事故で片腕を失ったらしい。
で、予想通りだと思うけども、その人はとっくに死んでいたらしい。
たまたま盆に帰ってきたのに鉢合わせしたんだろうな。
そんな父は未だに盆に釣りに行ったりするが、盆の夜釣りだけはしなくなった。
内容薄い長文失礼しました。
2012.10.16 |
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ほんのりと怖い話スレ その88
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388 名前:本当にあった怖い名無し :2012/10/04(木) 15:30:17.54 ID:s8d8ozpP0
友人と電車で隣町に遊びに行った帰り
終電を逃す時間まで遊んでしまったので
仕方なく徒歩で田舎の国道を夜中歩いて帰った
そんで前方がカーブになってる所に差し掛かったとき
黒い小さな子供?みたいなのが道路を走って横断するのが見えた
あれ気のせいかな?夜中なのに変だなと思っててカーブを曲がると
その先の道沿いの街灯の下にお花とお供え物がしてあった
影は友人は見てない
こんなことでも自分の身におきると血の気が引いた
帰りのコンビニで塩かって振ったよ
2012.10.16 |
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∧∧山にまつわる怖い・不思議な話Part64∧∧
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527 名前:本当にあった怖い名無し :2012/09/30(日) 01:28:22.11 ID:1ExHbpF60
こんばんは、ばくの話をかきこんだ者です。
今度は資料からまとめてみたのでかいてみます。
【迷い行者】
昔、猟師が山に入って狩猟をしているときのことです。その日、猟師はめぼしい獲物をとらえられず
あきらめて下山することにしたそうです。しかし、あきらめるまでがながかったためか当たりは暗くなり始めていました。
528 名前:本当にあった怖い名無し :2012/09/30(日) 01:33:10.77 ID:1ExHbpF60
猟師は気味が悪くなってきて急いで山を下りたそうです。ふと下りてる途中で後を誰かがついてくる気配がするのに気づきました。
猟師は同業者が自分と同じように獲物が捕れなくて下っているのだと思ったそうです。
しかし、足音意外にも音がすることに気づきました。錫杖や鈴、そしてぼそぼそ話し声が聞こえたそうです。
529 名前:本当にあった怖い名無し :2012/09/30(日) 01:39:53.48 ID:1ExHbpF60
猟師はこれはへんだとおもい岩の物陰に身を潜めて後を追う者達を探ってみました。
すると(ここから虫食いとか昔の字でわかりにくくて間違いがあるかもしれません・・・ごめんなさい;)
「やや見失った」
「そんなことないもっとよく探せ」
「あの男についていけばきっと村里にでられるはずだ」
530 名前:本当にあった怖い名無し :2012/09/30(日) 01:43:06.62 ID:1ExHbpF60
「村に下りられればなんとかなる」
「あんじょうにすんな」(地域方言で逃がすなよとか無事ですますなよという意味)
など、会話しているのが聞こえました。
猟師は迷い行者という3人の修験者の話を思い出しました。
その昔、その山で若い修験者が修行をしていました。しかしきて間もない山で
531 名前:本当にあった怖い名無し :2012/09/30(日) 01:46:49.93 ID:1ExHbpF60
山道もわからないため腹が減ったり、怪我をしたりして村里に下りたくても下りられずそのまま野垂れ死んだという話を思い出したのです。それからその山には3人の行者が化けて出て山に入った者の後をつけて村に下るというのです。
そして猟師はおめおめ後をつけさせて村に下らせるとその村に災いが降りかかるという噂も聞いていました。
540 名前:本当にあった怖い名無し :2012/09/30(日) 20:41:15.45 ID:1ExHbpF60
猟師はどうしようか、どうしようかと岩に身を潜ませながら考え込んでしまいました。
しかし、あまり長い間考え込むと今度は暗くなって自分が下りられなくなってしまいます。
そこで焦った猟師は適当に「わしをつけてきても無駄じゃ!わしも山で死んだ人間じゃ! わしについてきても里には下れんし、食い物ももってないから腹もふくれんぞ!」と叫びました
541 名前:本当にあった怖い名無し :2012/09/30(日) 20:45:14.82 ID:1ExHbpF60
するとその声の主達は「なんじゃ、残念じゃ」「そりゃあすまんかった」「まったく、いかん」と台詞を吐いて
足音や錫杖などの音が遠ざかっていったそうです。
猟師は音が聞こえなくなるのを確認すると、できるだけ足音を立てないように
足跡を残りにくいような場所を通り村まで帰りました。
543 名前:本当にあった怖い名無し :2012/09/30(日) 21:06:35.83 ID:1ExHbpF60
それからその村近辺では、夕方に山に入らないようにして万が一迷い行者に遭遇してしまったら
「自分も山で死んだからついてきても意味がない」と答えるようにという習わしができたそうです。
本当に日本昔話みたいですみません;そしてあまりこわくなくてすみません。
2012.10.16 |
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