人形の怖い話ありませんか?(ΦДΦ)<二十二巻目
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341 :もしもし、わたし名無しよ :2013/06/21(金) 04:11:38.87
友達に紹介されてこのスレ来ました
ぬいぐるみに魂やどったみたいな話ありますか?
344 :もしもし、わたし名無しよ :2013/07/06(土) 03:03:40.36
>>341
魂がやどったのかよく分かんないけど聞いてちょ
後輩が中学生のとき体験した話
深夜1時くらいに後輩が1人でリビングで勉強してたんだけど、
途中で集中力が切れて友だちと電話してたんだって
後輩以外の家族は寝てたから起こさないように小声で
で、少し経ったくらいに廊下から物音が聞こえたらしい
耳をすますと子どもの足音っぽい(ペタペタとかテトテトみたいな)
後輩は弟(当時3歳)が起きたのかと思ってドアを開けて廊下を覗いたんだけど、誰もいない
オカシイナーと思って電話を続けてたら、今度は足音と声が聞こえる
その声は明らかに弟とは違う女の子の声
345 :もしもし、わたし名無しよ :2013/07/06(土) 03:12:32.99
後輩がやべーと思ってるうちに、足音と声はどんどん近付いてきてリビングのドアの前で止まった
で、その足音と声の主はなにかをぼそぼそと繰り返してる
そろそろやめないととまるよ
ってずっと言ってたらしい
後輩は恐怖とかよりも、え?何が?って感じ
その瞬間にバツン!って音がして部屋の電気が一斉に消えた
その部屋しか電気点いてなかったから断定できないけど、多分停電
で、それまでずっと電話してた友だちに
「今一人?後ろのほうでぼそぼそ声聞こえるんだけど」
と言われて、後輩はパニックになって電話を一旦切ってしまった
346 :もしもし、わたし名無しよ :2013/07/06(土) 03:14:42.75
電気は普通に点いて、気づいたら声も聞こえなくなってたらしい
で、なんとなく大丈夫かと思って(意味が分からない)後輩は今度は台所で電話を再開した
ちなみに、リビングで使ってたのは子機(だから停電しても使えた)で台所のは親機
コードが繋がってるからその場にしゃがみ込んで電話してたんだけど、
またさっきの声でぼそぼそ言ってるのが聞こえた
今度のはすぐ後ろから
いいかげんにしないと~~だよ(~~の部分は聞き取れなかったらしい)
で、かなり怖かったんだけど思い切って振りかえったら、人形がちょこんと座ってたらしい
347 :もしもし、わたし名無しよ :2013/07/06(土) 03:25:37.53
といっても日本人形とかじゃなく、育児ごっこ用の声が出る可愛らしいやつ
その人形は後輩が小学生になるくらいまでずっと可愛がってて、それ以降は押し入れにしまっといたらしい
なんでその人形が今ここにあるのか
そう考えた瞬間に一気に鳥肌が立って、電話は放置して親の部屋にダッシュ
親に事情を説明して、その日は親と一緒に寝たそうだ
その後は特になにも起こらず、その人形は近所の小さい子にあげたらしい
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2013.08.19 |
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不可解な体験、謎な話~enigma~ Part89
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789 :本当にあった怖い名無し :2013/08/15(木) 01:32:42.19 ID:tZLlRUGp0
enigmaスレに相応しいかどうか判らないけど変な物を見たので書くよ
うちの会社は全館禁煙でタバコを吸うときは外に出て吸うことになってる
俺とは違う部署のAさんも喫煙者で、ちょいちょいサボっては会社の裏手の
人通りの少ない場所でタバコを吸ってる
で、先日俺が何気なしに二階の裏窓から見下ろしたら
例のごとくAさんがタバコ吸ってたんだけど、その動きが変だった
誰も見てないと思ったのか知らないけど、まるでフラダンスみたいに両手を伸ばして
左右にひらひらくねくねさせてる
790 :本当にあった怖い名無し :2013/08/15(木) 01:36:51.69 ID:tZLlRUGp0
それだけだったら暇潰しに体操でもしてるのかな、と思うんだけど、
そのAさんの足元に野良猫がいたのね、ちょうど招き猫みたいな格好で座ってんの
その猫がAさんの動きに合わせて同じように、前足をひらひらさせて踊ってたんだよ
後から思い返せば可愛いように思うけど、そのときはぞっとした
猫がそんな動きするとは思わなかったから
その後Aさんに猫の件を尋ねてみても「え、何のこと?」みたいにすっとぼけられた
怖くも何ともないけど、変な感じ
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2013.08.19 |
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不可解な体験、謎な話~enigma~ Part89
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762 :本当にあった怖い名無し :2013/08/14(水) 00:29:19.01 ID:fy39kgUp0
んじゃあお盆だし、親父の墓参りに行って来たついでに、思い出した話をひとつ
うちの親父は俺が中学の終わりごろに亡くなった
しかし親不孝者なもんで、親父の命日などほぼ覚えていない(今年もすっぱり忘れてた)
それは10年以上前の、親父の命日にあった出来事
その年も案の定忘れてて遊びに出かけ、確か夜10時過ぎくらいに帰ってきたと思う
玄関のドアを開けたら、家の中真っ暗。オフクロはもう寝たのか、と思った矢先
「おかえりなさい。電気点けちゃ駄目よ」
と、台所のほうからオフクロの声が
763 :本当にあった怖い名無し :2013/08/14(水) 00:32:02.63 ID:fy39kgUp0
なんでこんな真っ暗にしてんだよと言いつつ台所に向かうと、水道からドバドバと水が流れて器に溜まる音がする
暗くて薄ぼんやりとしか見えないが、どうやらオフクロは水道の前に立って水を両手で受けているようだった
何してるのかと聞く前に、オフクロはすっと横に避けて、俺を水道の前に立つよう促した
「両手で水を汲んで。こぼさないようにしっかりとね」
とりあえず手洗いするつもりで水に手を突っ込むと
「そのまますくって。お家の中のどこかにいるから、探してちゃんと飲ませてあげてきなさい」
と、わけのわからないことを言う
正直頭の中???状態だったが、穏やかな声なのに有無を言わせない迫力があって、何故か逆らえなかった
探すって何を?と思いつつ、とりあえず両手で水を汲んで、暗い中をそろそろと歩き出した
764 :本当にあった怖い名無し :2013/08/14(水) 00:34:17.58 ID:fy39kgUp0
その答えはすぐにわかった
探すまでもなく、台所の冷蔵庫の横にうずくまっていたからだ
暗闇の中でもはっきりとわかるほど、真っ黒な人影
見た瞬間硬直した
飲ませてあげなさいってのは、これのことか? これに水を飲ませてやれと?
頭が混乱してて、状況が全く理解できなかった
ただ、すぐ傍の台所に母親がいるわけだし、不思議と恐怖は感じない
その黒い影に向かって、そーっと両手を差し出す
765 :本当にあった怖い名無し :2013/08/14(水) 00:37:04.99 ID:fy39kgUp0
いきなりガシッ!っと両手首を掴まれて、心臓が止まりそうになった
黒い影は俺の両手に顔を突っ込んで、ぐびぐびと水を飲み干していく
その頭部を見て、俺の両手首を掴んでる骨ばった掌の感触を思い出して
ああ、これ親父だ、と気付いた
後ろまで禿げ上がってて、額の上のあたりに孤島のように髪の毛が残ってるこの頭部
そうか、今日は親父の命日だったっけなと、そのとき初めて思い出した
その時点でもう恐怖はなかった
ただ、下を向いちゃいけない、顔を見ちゃいけないと思い(何故そんな風に思ったのかよくわからないが)
そのまま水を飲み終わるまでじっとしていた
766 :本当にあった怖い名無し :2013/08/14(水) 00:39:40.20 ID:fy39kgUp0
ふっと、両手首を掴んでる感触が消えると、もうそこに親父の姿はなかった
台所のオフクロの所に戻ると
「手首まできちんと洗いなさいね」
とだけ言われ、それに従った
手を洗い終わって、もう電気点けていいのか?と聞くと、頷いたようなので台所の照明を点けた
明るくなった台所で、オフクロはどこか呆けたような表情でしばらく立っていたが
ザバザバと水が流れる音にふっと我に返ったかのように
「なに水を出しっぱなしにしてるの! 勿体無い!」
いきなり怒鳴られた
「なんで部屋の電気消してるの。暗くて危ないでしょ!」
えー?
767 :本当にあった怖い名無し :2013/08/14(水) 00:43:36.99 ID:fy39kgUp0
今のは何? うちの家系に伝わるなんか儀式的なものなの? 等々質問攻めにしてみても
「あんた何寝惚けてるの?」
と、全く取り付く島も無い
知らぬ存ぜぬを決め込んでいる風にも思えないし
そもそもうちのオフクロは嘘が全くつけないというかつかない人間なので
どうも本気で自分がしてたことを覚えていないらしい
もしかして親父、喉渇いてたのかなと思い、翌朝日が昇る前に墓参りに行ってみた
墓石の前に置いてある湯飲みが、風で吹き飛ばされたのか地面に落ちて割れていた
多分そうなんじゃないかなーと予想していたので、代わりの湯飲みに水を汲んで置いてきた
おしまい
【「親父の命日」の続きを読む】
2013.08.19 |
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ほんのりと怖い話スレ その95
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800 :本当にあった怖い名無し :2013/08/14(水) 00:38:06.31 ID:mZGKfm340
嫁と出会ってまだ付き合い始める前の事
ドライブ中に蔦が絡まってるような廃吊り橋(頑丈そう)を見つけて吊り橋効果を期待しつつ一緒に渡り始めてみたものの
怖くなって1/5くらいで引き返す俺
「こわーい、もういやー」と言いながらズンズン進む嫁
プロポーズの時も指輪は買っいたのに切り出すのを躊躇してたんだが、ある時仕事から帰ると嫁がいてしまっておいた指輪を薬指にはめてニコニコして出迎えられた
そして一言「一生大事にするね!」
普段は大人しめで外見も控えめに見えるのに時々行動が大胆な時があってその度に惚れ直すわ
あ、ほんのり話。
前のアパートは半年の間に3回も自殺が連続してしかも全部1階(3階建て)だった
俺も1階に住んでたんで怖くなってそれから1年もせずに引っ越したわ
804 :本当にあった怖い名無し :2013/08/14(水) 04:43:19.30 ID:s3pzMReH0
>>800と似た話だけどさ
香港の高層アパートで、1階、2階、3階…と同じ号室の住人が
下から順番に事故や心臓麻痺で急死していく話があって何か不気味だったな
あと、遠縁に起きた実際の話なんだけど、
その家は代々病院を経営する資産家で、男・女・女・男の順に4人の子供がいたんだ
んで、末息子は幼稚園の時に突然走行中の車ドアが開き、ころがり落ちて重傷(確か脳挫傷)
その数年後、下から二番目の娘が通事故で両足切断、完治に10年以上かかって後遺症が残った
その数年後、長女も交通事故に遭って一生寝たきりの半植物状態に
その数年後、とうとう後継ぎの長男(当時20代後半)が旅行中に崖から転落死
その場にいた友人達の証言では、なぜあんなところから落ちるのか?というような場所で足を踏み外したそうだ
下から順番に子供に不幸が起こって、しかも不幸がだんだん大きくなる感じで怖いねと家族で話していたら
その家の御主人が突然病気で倒れ、後継ぎがいなかったため病院を人手に渡し、翌年亡くなった
不幸もこれで終わりだろうと家族で言い合っていたら、その数年後に台所から出火して家が全焼
家にいた奥さんと次女はかろじて助かったが(長女は入院中)、豪邸は家財ごと見事に焼けて灰になった
その家は土地やビルをいくつも所有するかなりの金持ちだったんだけど
娘2人にかかる長年の治療費が膨大で、ほとんど売り飛ばしてしまっていたらしく
今は焼け跡に安っぽいアパートを建て、1階の2DKかなんかで母娘2人で大家やって暮らしている
偶然だとは思うけど、親戚内では「祟り?」みたいなことを言ってるオバちゃん達もいるよw
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2013.08.19 |
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ほんのりと怖い話スレ その95
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897 :本当にあった怖い名無し :2013/08/17(土) 19:30:51.32 ID:SK99x97/0
先日 お盆休みで田舎に帰省した時の話
両親と自分の3人で外食する事になり家を出た所で 家の隣の離れの前に黄色いプラスチックの籠(農家がみかんとか入れる四角いやつ) が伏せてあって石の重しが上に乗せてあった
なんだこれ と触ろうとすると親父が
「触るなっ!」と物凄い剣幕で怒鳴った
その瞬間 籠の下の隙からトカゲのシッポの様なのがチョロっと
898 :本当にあった怖い名無し :2013/08/17(土) 19:49:12.23 ID:SK99x97/0
籠の穴からは茶色の毛が見えた
なにより驚いたのは普段おとなしい親父がその時はまるで別人の様な勢いで驚いた
その後 車で店まで向かったんだけど 車内ではさっきの事などなかったかの様に別の話題で盛り上がっていた
食事を終え 母が会計をしてる時 親父がケータイでどこかに電話してた
とても怖い顔で「とにかく早く持ってってくれ!」とか…
その後 家に帰ってくると石はどけてあって籠がなくなっていた
とても気になるんだが両親はその話は一切しないし なんか怖くて聞けない
あの籠の中身はなんだったんだろう…
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2013.08.19 |
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ほんのりと怖い話スレ その95
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856 :本当にあった怖い名無し :2013/08/17(土) 01:26:03.80 ID:c3LPVaQw0
怖くはないからスレチで申し訳ない。が、先日体験したばっかりの霊体験だ。
忍法帳とやらで、細切れ+遅いが許してくれ。
自分の実家は西日本の漁村だ。正直田舎、それもかなりの。
ご先祖様の霊魂をお迎えし、また送り出すという盆の行事も勿論普通に行われてる。
857 :本当にあった怖い名無し :2013/08/17(土) 01:33:09.85 ID:c3LPVaQw0
うちの村の場合なんだが、
海岸から沖に向かって防波堤が伸びてて、この一番先に門(と言っても大人が屈んでくぐれるくらいの木枠)をこさえて、
その門から毎年8/7に霊魂を迎える。
防波堤は、岩を敷き詰めて作ったもので、盆の間は魂の通り道になるから、生きた人は近づいちゃいけないことになってる。
858 :本当にあった怖い名無し :2013/08/17(土) 01:38:00.14 ID:c3LPVaQw0
8/8から8/14までは、その海の目の前にある寺の墓に、行燈を持ってお参りをする。
行燈の灯りを頼りに、ご先祖様が無事にうちに帰ってくるように、ってやつだな。
8/15になると、その年初盆の故人の身内や仲間だけ、
防波堤の門の脇から、行燈や木製の小さな船を海に流して御霊を極楽に送る、とまぁ概要はそんな感じ。
859 :本当にあった怖い名無し :2013/08/17(土) 01:42:38.82 ID:c3LPVaQw0
で、今年はうちの祖母の初盆だったから自分も8/7にいったん帰省して、その行事に参加したんだよ。
砂浜から、防波堤の先端にある門の方向を向いて住職が経を唱え、村の人間は目閉じて手合わせて一生懸命拝む。
……んだが、自分は経なんて読めないし、夕暮れ前の西日がすげー暑いし、しかも蚊がめっちゃいるという最悪な環境でじっとしてろって無理だろって感じだった。
860 :本当にあった怖い名無し :2013/08/17(土) 01:46:48.95 ID:c3LPVaQw0
南西の向きに防波堤が来る位置にみんな集まってて、夕日が門の向こう側からさしてる。まぁなかなか絶景なんだが眩しい。
目を細めてそっちを見てたんだよ。そしたら、門の横に人が見えたんだ。
逆光だから黒っぽいシルエット。どうもスカートを履いてるようで、門より頭一つ分程背が低い。女の子だ。
おいおい、だめだろ、そこに立ったら。防波堤に近づいたらダメなルールだろ?子供でも怒られるって。
861 :本当にあった怖い名無し :2013/08/17(土) 01:50:38.88 ID:c3LPVaQw0
と思って周りを見回すが、みんな拝むのに必死で誰もそっちを見てない、というか気づいてないっぽい。
正義感の強い自分は、隣にいた母親にちくるわけだ。ちょっとお母さん、あれ見てよ、と。
怪訝そうにそちらに視線をあげる母。な?とドヤ顔の自分。眉間に皺を寄せる母。満足げに再度門に視線を預ける自分。
……あれ、いない。女の子、いなくなってた。
862 :本当にあった怖い名無し :2013/08/17(土) 01:55:18.14 ID:c3LPVaQw0
門の付近を何度も目を凝らしながら探すが、やっぱりいない。もしかして、これはもしかしてというやつか……?
母は、真面目にせぇと呆れて呟いた後、また念仏に没頭していった。諦めきれない自分はその女の子を視線で探し続けた。
そしたらその子が防波堤と砂浜の付け根辺りにいたんだ。なんだ、やっぱりただの悪戯か……ってちょっとがっかりした。
その防波堤なんだが、今時のコンクリ造りのものではないから、正面から見ると、
~海~/ ̄\~海~ こんな感じになってるんだよ。蒲鉾みたいな形。
864 :本当にあった怖い名無し :2013/08/17(土) 01:59:30.52 ID:c3LPVaQw0
で、自分らは、 →/ ̄\ →の方から見てるんだ。
だから反対側の斜めになってるところは死角になる。その子はそこを伝って、こっちに戻ってきたんだろうって思ったんだ。
経が終わるまでじっとその子を見てて、終わってから母に、さっきあの子が門のところにいたんだって言ったんだが、母は、はいはいって感じで、相手にしてくれなかった。
次の日から自分はまだ仕事があったので、その日はそれで今住んでる街に戻って、それからまた地元に帰ってきた。それが8/14。
865 :本当にあった怖い名無し :2013/08/17(土) 02:04:25.69 ID:c3LPVaQw0
その日の墓参りは自分が行くことにした。
行燈を墓の上に乗っけて、線香を立てて、花に水やって……って作業自体は5分もかからん。誰か知り合いでもおらんかと思ったが、いるのはじい様ばあ様ばっかり。
で、その寺なんだが、ちょうど墓全体が左手、右手に例の儀式をやる海岸が見える位置にベンチと灰皿がある簡単な休憩所みたいなのが備え付けられてるんだよな。
だから、自分もそこに座って自分ちの行燈と海を交互に眺めながら、煙草を吸ってたんだ。
そしたらさ、8/7に門のところにいた女の子がいるんだよ。戦争で亡くなった人の墓ってでかいだろ?そのでっかい墓の陰に隠れるみたいにしてしゃがんでんの。
867 :本当にあった怖い名無し :2013/08/17(土) 02:09:03.66 ID:c3LPVaQw0
かくれんぼか?って思ったんだが、その子くらいの年齢の子供ってほとんどいないんだよな、この村。
自分が子供の頃ですら、近所に同じくらいの年の子供なんて5人いたかなって感じだったし20年以上経った今ならもっと少ないのかもしれん。
しかも盆のこんな行事だ。自分も子供の頃はほとんど参加したことはなかった。だから、あの時浜でも子供はあの子しか見かけなかったし、その時もあの子しかいなかった。
たぶん家族に連れてこられたんだろうが、暇を持て余してんだろうな。
遊んでやろうかな、と思ったんだが、その後すぐに住職が来て、立派になったなぁとか、今どこに住んでるとか話しかけられて、機会を失ってしまった。
869 :本当にあった怖い名無し :2013/08/17(土) 02:13:40.44 ID:c3LPVaQw0
その帰り際に、あの子どこのお子さんですか?って住職に聞いた。まだその子はでっかい墓の脇にしゃがんでたから。
そしたら、住職がそっち見て、あぁ……ってちょっと嬉しそうに笑ってから、あの子は、●●さんとこのお嬢さんやで、こないだこっちに帰ってきたんやなって。
自分は、●●さん知らなかったんだが、帰ってきてるってことは、●●さんとこも都会に出てるんだろうな。
そこの子供なら、ここの風習も知らないだろうし、門に近づいても仕方ないわな。
だから、住職には、門に近づいてたことを黙っといてやることにした。
871 :本当にあった怖い名無し :2013/08/17(土) 02:21:49.59 ID:c3LPVaQw0
帰ってから母に、あのとき門の所にいたの、●●さんとこの娘さんだったみたいって言ったら、母も、あの子も帰ってきてんねって、嬉しそうにしてた。
で、次の日。うちの祖母も極楽に行ってもらわにゃならんので、お送りする行事はちょっと真面目に参加した。
浜についたときなんとなく周りを見回したが、●●さんとこのお嬢さんとやらはどうも今日は来てないみたいだった。
まぁ色々やってから行燈流して無事終了。今年はどうやら風も波もいいみたいで、うちの祖母の行燈も、他の1軒分の行燈も、途中で沈むことなくどんどん沖に流されてった。
874 :本当にあった怖い名無し :2013/08/17(土) 02:24:49.54 ID:c3LPVaQw0
これで終わりです。
帰り道母親がめちゃ上機嫌でさ、どうしたん?って聞いたんよ。そしたら、
おばあちゃんも、●●さんとこのお嬢ちゃんも、ちゃんと極楽に行けたから。って。
春に、交通事故で亡くなってたらしいわ、その子。盆で、帰ってきてたんだろうが、
当たり前に霊が存在するうちの村って、ちょっとすげぇって思った。
いろいろすまんかった。ありがとう。
【「うちの村の場合」の続きを読む】
2013.08.19 |
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ほんのりと怖い話スレ その95
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847 :本当にあった怖い名無し :2013/08/16(金) 11:02:09.29 ID:CTCnBR3zO
当方大学生なんだが、ある日具合が悪くて、部室で机に突っ伏して1人で寝てたんだ。
そしたら、部室のドアが開く音がして、2人くらい入ってくる気配、ってか足音?がした。
普段も人の出入りが激しいから最初は特に気にしてなかったけど、雰囲気がおかしくて、寝たふりをしていた。
すると、『そいつら』の1人が俺に対面する位置から、「あのー」と話し掛けてきた。
848 :本当にあった怖い名無し :2013/08/16(金) 11:04:38.27 ID:CTCnBR3zO
「あのー」なんて話して来るやつらが、何も言わず部室に入ってくるはずがない。怖くてずっと寝たふりを続けてたら、「あのーあのーあのーあのーあのーあのーあのー」と、頭に響いてきた。
意味がわからなくて固まってたが、1分くらいそれが続いた後、耳元で一言
「あのー」と聞こえてから、声も気配も無くなった。
幻覚?だったんだろうけど、こういうの初めてで怖かったわ。
2013.08.19 |
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ほんのりと怖い話スレ その95
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841 :本当にあった怖い名無し :2013/08/16(金) 04:22:39.05 ID:rXssIyFz0
両親が他界して数年経つこの盆。
それらしいことは何もしていないので、雰囲気的?な物でナスに割り箸を刺して
牛をこしらえ、仏壇に飾ってみた。
墓参りの帰りに顔を見せた姉が、牛はゆっくりだから帰り用の乗り物で、
帰宅には早く来れる様に、キュウリの馬を置くのだと教えてくれた。
なるほど、と思いキュウリで馬を作ってみたが、残っていたキュウリは形がややいびつで、
足を付ける位置も適当だったので、どう見ても謎の爬虫類にしか見えなかった。
そして次の日の朝、仏壇を見るとびっくり。
キュウリの馬は胴体?が真っ二つに折れて分離していた。
勿論そんなことをする者がいるはずもなく、やれ二人乗りで折れた、不格好で気に入らなかったのだろうなどと憶測話しに花を咲かせたが真相は結局わからず終い。
会えるものなら会いたいけれど、そういう感性が自分には全く無いらしく気配すら感じたことがない。小言の一つも聞きたくなった一昨日の出来事でした。
2013.08.19 |
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ほんのりと怖い話スレ その95
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830 :本当にあった怖い名無し :2013/08/15(木) 21:51:48.44 ID:P/GQNbKiP
去年のちょうど今ぐらいの季節の話。
当時おれは車中泊の旅に凝っていて、知らない街を一人で旅するのが好きだった。
夜の山道をドライブ中、のどが乾いてきたおれは、自販機を探した。
すると、自販機の灯りが見えてきたので、飲み物を購入し、休憩することにした。
田舎にありがちなちょっとした休憩所で、駐車場に小さな公園が併設されている。
公園のベンチに腰掛けて、遠くの夜景を眺めていると、
7、8メートルほど先の外灯の下にジジイがしゃがんでるのに気づいた。
「すいません」突然ジジイが声を上げる。
それほど大きな声ではなかったけれど、静かな夜の田舎だ。声は通る。
周囲に他に人はいない。おれに言っているのだろう。
体調が悪いのかな?救急車呼んでほしいのか?
近づこうとすると、ジジイがおれを見つめてしきりに手招きする。
831 :本当にあった怖い名無し :2013/08/15(木) 21:53:07.97 ID:P/GQNbKiP
今思うと不気味な光景なのだが、そのときのおれは猛烈に腹が立った。
会社の上司が部下を呼びつけるような、そんな手招きに思えたんだ。
ジジイそれが人にモノを頼む態度かよ!という怒りがわく。
なんだ元気じゃん!という気持ちもあった。
「ちょ!それが人に!ざけんな!」と声にならない声をあげ、
おれはきびすを返して車に戻り、休憩所を去った。
ジジイが何かつぶやいたようだが、小声だったしブチギレてたため何と言ったかはわからない。
その夜は、予定していた道の駅で夜を明かした。
気を取り直して、朝から観光を楽しむつもりだ。
車中泊は時間にしばられない気楽さがたまらない。
さわやかに晴れ渡った朝、観光地へ向かう途中、ゆうべの休憩所が見えてきた。
腹立ちが蘇ってきたものの、一方で万一ジジイが倒れていたら、、、ふと気になった。
おれは、思い切って立ち寄ることにした。
832 :本当にあった怖い名無し :2013/08/15(木) 21:54:43.67 ID:P/GQNbKiP
ジジイはいなかった。
が、ジジイのいた外灯は、道路の脇に設置されたもので、
おれのいた休憩所との間はぽっかりと谷が口をあけていた。
深さは2メートル近くあり、急傾斜になっている。
その谷間をみた瞬間に背筋が凍った。
明るければ、周囲がよく見えるならば、注意して降りれば降りられるだろう。
だが、夜に知らずに踏み込んだら、途端に転げ落ちてしまう。
もし夕べあのままジジイのほうへ向かったら、ただじゃすまなかったはずだ。
あのジジイが霊的なものだったなのか、それとも生身の人間だったのかはわからない。
だが、とんでもないことを企んでいたのだけは確かだ。
2013.08.19 |
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ほんのりと怖い話スレ その95
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828 :本当にあった怖い名無し :2013/08/15(木) 19:20:48.53 ID:0CrGjMbL0
友人の御主人が脳溢血で急逝した
四十九日が明けてから友人が御主人行きつけのバーに御主人の死を伝えに行くと
バーのマスターは御主人が亡くなったことをすでに知っていた
週2回ほど、気がつくとカウンター隅の席に御主人の幽霊が座っているのだという
マスターは黙って御主人のボトルと氷と水を出してあげていたが
御主人が消えるたびにボトルのウィスキーは微妙に減り続け
とうとうなくなったので「今は水割りを出してる」とマスターは言ったそうだ
「悪いから主人の名前でボトルを入れてきた」と友人は語った
ほの怖なのか、ほのぼのなのか、マスターが詐欺野郎なのか
自分にもよくわからない
2013.08.19 |
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ほんのりと怖い話スレ その95
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827 :前にチャイムが夜中に鳴ると書いた者です :2013/08/15(木) 18:57:21.10 ID:NCMZwJis0
ちょっとした話なんで、怖くないかも
うちの近所には有名な幽霊の逸話からつけられた名前のレストランがある
つまりそれなりに有名な話なんだけど、地元でもあまり知られてない
どこにでもあるだろう話だけど、江戸時代から昭和初期にかけて、橋のたもとに女の幽霊が出るという話があった
夜通り掛かる旅人に時間を聞き、消えてしまう
教えてくれなかった旅人は川に引き込まれる(これは後付けくさい)それくらいしか伝わってなかった
今は川の流れも変わり、その霊が出たと言われてる場所にはラーメン屋が出来て、レストランの名前の由来も知られてはいない
本題は、先日夜中にチャイムが鳴り、怪奇現象にもうんざりしていたので、来ていてくれた友人と食事に出掛けた時の事
ちょっと大きな通りを車で北に向かっていたのだけれど、ふと道の脇をみたら公衆電話ボックスがある
綺麗なお姉さんが、その中でただ立ち尽くしていた
しかし運転しているのを止めるわけに行かず、さらに進むとまた電話ボックスがあり……お姉さんがいる
これって霊か?と思いながら、四回ほどお姉さんを電話ボックスで見かけ、そのままファミレスに入った
食べたらすっかりそんな事忘れて(ここ数週間、毎日チャイムとドアノブガチャガチャされてたので慣れてしまった)、帰路につく
そこでさっきの出来事を思い出した
「さっき来る時に、綺麗なお姉さんが電話ボックスに……」
「ああ、有名だよな」
と、さらっと言われた
「あんまりにも目撃談が多くて、撤去されてないんだよ、電話ボックス」
「いや、あったよ?」
反論したが、見たと思った場所には電話ボックスもお姉さんもない
余りにも怪異に触れすぎて、幻覚を見たのかと落ち込んで、途中のコンビニで酒でも買おうかとして車を止めた時、友達に電話がかかってきた
反射的に電話に出た友達は、次の瞬間エンジンも切らずに友達が外へ飛び出した
慌てて追い掛けて、真っ青な顔の友達に問うと、電話に女の声で「今、何刻ですか」と囁かれたそうだ
通知には何にも残ってなくて、幻聴と思えたけど、確かに着メロ聞いた
でも今時そんなの聞く奴いねぇよ、と爆笑させてもらったけど、霊っていうのも進化するのかもと考えてしまった
2013.08.19 |
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∧∧山にまつわる怖い・不思議な話Part70∧∧
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568 :本当にあった怖い名無し :2013/08/14(水) 02:24:20.48 ID:9WJlwrv+O
うちの田舎では毎年大晦日に町中の神社を参拝する風習がある。そのため、毎年決まった家から神社の番を交代でしている。
自分が珍しく大晦日前に帰省したこともあり、神社の番に参加することになったのだが、家の担当は町外れの林の中にある神社だった。
569 :本当にあった怖い名無し :2013/08/14(水) 02:30:34.31 ID:9WJlwrv+O
その年改修が終わったその神社はうちとS家の担当だった。当然そんな立地なので人も来ないのだが、当のSさんが来ない。
親父に連絡が来たが家の車が動かないので迎えにきてくれ、ということで番におれを残し迎えに行った。
一人で暇になったのでストーブの上で温めている甘酒を紙コップで一杯やろうかというときに外から声をかけられた。
570 :本当にあった怖い名無し :2013/08/14(水) 02:41:28.32 ID:9WJlwrv+O
『少しよろしいですか』
黒いコートの短髪の男性だった。初めて参拝の方の対応だったので、言われていたとおりに甘酒を一杯つくり中へお招きした。
『久しぶりに来ましてね』『まだこちらにいらっしゃって嬉しいです』のような会話をした。
『そろそろ行きます』と言われたので、寒いだろうと思い甘酒を持って行ってはとふっとストーブの方に目を離したら、その方はもういなかった。外にいるかなと出てみたら、雪だというのに足跡がなかった。
怖いのと不思議なのとですっかりストーブの前で縮こまってしまったが、今でもなんのことかわからない。
長文失礼しました
【「神社の番」の続きを読む】
2013.08.19 |
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358 :雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :2013/08/12(月) 18:37:01.91 ID:aPOzd4ar0
知り合いの話。
その昔、盆で里帰りした時のこと。
まだ幼かった彼は、兄と二人で実家の裏手にある崖で遊んでいた。
と、いきなり兄が上を見上げたまま、口をポカンと開けて動かなくなる。
何を見ているのかと、同じように顔を崖の上へと向けた。
赤い女性が、崖の中腹に張り付いていた。
赤い帽子に赤いワンピース、ご丁寧なことにブーツまで真っ赤だった。
スカートから覗く白い腿が、妙に強く記憶に残っているという。
その他の特徴はあまり憶えていない。
女はスルスルと滑らかな動きで崖を登り続け、一番上まで達すると、
そのまま流れるように山奥へ姿を消した。
我に返った兄と一緒に、実家の祖父へ報告しに行く。
「真っ赤な女の人が崖を登っていったよ、変なの」
そう話した次の瞬間、祖父は怖い顔になり大声で詰問してきた。
「顔は、その女の顔は見ていないだろうな!?」
祖父の剣幕に驚きながらも、「見てないよ」と返事をする。
すると祖父は心底ホッとした風になり、
「今日と明日はもう裏で遊んじゃいかんぞ、目が合うといかんけん」
と真剣な表情で言った。
その年は結局、それ以上外で遊ぶことなく、家へ帰ったのだという。
359 :雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :2013/08/12(月) 18:37:33.22 ID:aPOzd4ar0
「結局その後、あの赤い女をまったく見てないんだよね。
アレが何だったのか、詳しく聞く前に、祖父ちゃん死んじゃった。
他の家族は全然知らないって言うし。
ただまぁ、見ていて気持ちの良い女性じゃなかったな」
現在は、兄も彼も自分の子供を連れて、そこへ里帰りするようになった。
子供らは幼い頃の自分達のように、崖で楽しく遊んでいるらしい。
しかし遊ばせる前に、兄弟は必ず崖を確認しているのだそうだ。
そこに赤い女が張り付いていないことを。
「よくわからんけどさ、目が合ったら嫌なことになりそうじゃない?」
そう言って彼は肩を竦めた。
2013.08.19 |
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ほんのりと怖い話スレ その95
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734 :本当にあった怖い名無し :2013/08/10(土) 23:07:11.08 ID:cbRBbtWN0
今年の春、川沿いの公園を桜の花を眺めながら歩いていると、連れが「うわっ」と短い小さな声をあげて立ち止まったので、
私はびっくりして「何?何?」と聞くと、「あれ」と前方のブランコを指差した。
二つあるブランコの内、左側のブランコが前後30度eachの勢いで揺れていた。
結構な勢いで揺れ続ける無人のブランコに目は釘付け。
風?だろうか?と、ブランコのすぐ横を通ってみたが、風がある様には思えなかった。
止めたり触る勇気まではなく、そそくさとその場を離れた。
http://beebee2see.appspot.com/i/azuYyc_VCAw.jpg
写真はブランコを通り過ぎてから撮ったので、揺れているブランコは右側になっています。
右側のブランコに角度が付いているのわかりますか?
動画にすればよかったんだけど、連れが足早にその場を離れるので、
振り向きざまに一枚撮っただけです。
【「ブランコ」の続きを読む】
2013.08.12 |
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675 :本当にあった怖い名無し :2013/08/08(木) 19:33:20.86 ID:IcFZpw3S0
この四日間、夜中にチャイムが鳴った後にドアノブをガチャガチャされる
勿論鍵はかけているのだけれど、開きそうで怖い
八年前だと思うのだが、引っ越し前の家は古く、建て付けが悪かったのか、たまに家に帰るとドアが開きっぱなしだったり、夜中に勝手に開く事が多々あった
チェーンしていれば開ききらなかったが、ノックされたりして気持ち悪い家だった(家の中の方が足音がしたり、子供が見えたり物が動いたり怖かったが)
引っ越して今年で四年目なんだが、それまで何事も無かったのに去年のお盆からチャイムとドアガチャが始まった
気づくと止んでいるので気にしないようにしていたが、今年……昨日はさすがに驚いた
鳴る時間が解らず、確かめようがないので部屋で寝ていたんだけど、突然のチャイムに起き上がり、ドアに突進した
ドアガチャされていたので、慌てて覗き窓を見たけど人影はない
でもノブをガチャガチャされる
なんとか見れないかと、ドアが見えるキッチンの窓に近づいたら手がその窓を叩いた
廊下に面してるので、柵があるんだがそれを素通りして赤黒い手がバシバシ叩いて来る
慌ててキッチンの仏壇に蝋燭つけて、線香焚こうとしたんだけど、蝋燭の火が風も無いのに消える
怖くてベッドに入って、近くの友達にメールしたらすぐに来てくれるというので、待つことにした
10分くらいしたら、人の足音と、ブツブツ言う声が聞こえて、ほっとして部屋から出ようとしたら
ガチャっと鍵の開く音がして、ドアの開く音、足音がバタバタと入ってきた
あれ?鍵なんて持ってないのに、と思ったけど間違いなく人の気配
部屋のドアを開けたら、誰もおらず、仏壇から線香と蝋燭が床にぶちまけられていた
怖いとかそれより、掃除しなきゃ!しか、考えられなかった
線香の灰を泣く泣く雑巾で拭いていたら(夜中なんで掃除機は無理)チャイムが鳴って、間違いなく友達だったので招き入れた
何も居なかったと確認して、掃除を一緒にしてくれてから(夜中三時に…)友達は帰って行った
今日もなんかあったら困るので、仏壇の線香だけは片付けてあるけど、どうしたらいいかわからない……
【「手」の続きを読む】
2013.08.12 |
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658 :本当にあった怖い名無し :2013/08/07(水) 20:40:26.08 ID:6Am1q2dA0
私の伯母さんの話を
私の叔母さんはお寺の跡取りさんと結婚して、 離島に一軒しかないお寺に住んでいた。今は旦那さんに先立たれて、子供もいなかったので 最近私たちの家の近くに引っ越してきた
お寺といえば、よく怖い話とかじゃ心霊写真だの,いわくつきのものを預かったりとかいうから,伯母さんのところはどうだったのと聞いた
「そりゃ、預かったことあるわよ」と軽く言われ
「怖くないの?」と聞いたら
「慣れるよ」と
「でもどんどんたまってくでしょ?」
「おたきあげするから」
なるほど~って感じだった
659 :本当にあった怖い名無し :2013/08/07(水) 20:44:40.75 ID:6Am1q2dA0
そんな伯母さんが、一度だけ怖いと感じたことがあって、 それは一本の日本刀を預かった時だったそうな
その刀は抜くと不幸なことがあるという刀で、持ち主は 捨てるに捨てれないし、預かってほしいと言ってきたそうだ
その頃は結婚してお寺に住んでいたが、 亡くなった伯父さんではなく、伯父さんのお父さんが住職だった時で、その方が預かったんだそう
住職さんが預かったあと、どんな刀だろうと面白がって,止めたけどぬいてしまったそうだ
そうしたら、そのあとすぐ喀血して亡くなった
660 :本当にあった怖い名無し :2013/08/07(水) 20:48:36.53 ID:6Am1q2dA0
で、こっからが私が一番怖いと思ったことだけど、 そのあと刀どうしたの?って聞いたら
「なんか知らないけど無くなった」
確かにそうなってもおかしくない、田舎のお寺で、地域の人が無断でどんどん入ってくるんだよ
しかも、お寺と自宅がつながってるから、家にまで入ってきちゃう
私は仕事で行けなかったけど、学生だった妹がお葬式とか、整理を手伝いに 行ったとき、ドア開けたら、廊下に知らない人が立ってて,マジでびっくりしたって
そんなんだから、よく物がなくなるんだよ
うちの母は 「まあ結局必要なところに行くのよ」
とか訳の分からんことを言ってたけど、必要なところってどこよ・・・
2013.08.12 |
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644 :本当にあった怖い名無し :2013/08/07(水) 16:02:21.67 ID:m5wM6hNO0
ここに書き込んで良いのかわからないけど
一週間前から不可解な家鳴りがすごい
バンとかドンとかラップ音、たまにベランダから足音して不安で仕方ない
母も隣で寝てるのですが私が寝始めた瞬間から不可解な音が始まってどうしたものかと
人影も気になりますし、やはりお盆だから誰か来てるんですかね?
皆さんも誰か帰って来てる気配ありますか?
2013.08.12 |
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628 :本当にあった怖い名無し :2013/08/07(水) 00:59:05.49 ID:ljK8FNjI0
7月に徳島の有名な心霊スポットの古い廃病院に4人で凸した時のこと
夜10時すぎくらいだった
周辺住民に通報されやすい場所と聞いていたので静かに侵入
入って暫くすると2階からギイギイと歩く足音とヒソヒソと声を殺した話し声が聞こえるから「先客がいるんだな」と思ってたんだわ
1階をほどほどに回ってさて2階に上がろうかと思ったらさっきまで聞こえてた声が聞こえなくなってるのに気がついた
「あれ?まさかなあ」と思ったんだが、まあでも普通に若者っぽい声だったし多分俺らが来たことを知って警察か何かと勘違いして隠れたのかと思った。いや、思い込もうとした。みんなちょっと怖がってただろうけど気にしないフリをしてた。多分
2階に上がるとやっぱり誰かが潜んでる気配がする。暗がりで見えないんだけど押入れっぽい戸の影あたりに2、3人の息づかいというかじっと様子を見て堪えてる気配
とりあえず、こっちも同業ですよって知らせる為に「今晩わー」って声をかけたんだ
とたん、ガタガタガタって音がして誰かが出てこようとしてる感じなんだ。
あ、やっぱり誰かいるな
と、思ってたんだけど誰も出てこない
そして音も止んで、気配もなくなった気がした
え、これってヤバくね。って思ってちょっと逃げ腰になる俺たち
と、そこに空気の読めない連れのB型登場。気配がした押入れの戸に手をかけて、すかさず開ける。俺ら唖然
ええ、誰も居ませんでした。というかそこは窓でその先は人が立てる場所じゃ無かった
すかさず、撤収する俺ら
物音を立てすぎたんでひとまず隣の畑に
「鳥じゃね?窓だったし」
「でも、そしたらもっと音するんじゃね」
「いや、あれ間違いなく声だったよ、足音も人の重みのある足音だったし」
「怖いこと言うなよー」
なんて、現場から少し離れた場所で雑談してると暫く黙ってたB型が「窓の戸を開けた直後くらいにさ、後ろから誰か俺の真後ろでヤダーフフフって言った?」って言った。空気読めない奴が真剣な顔で。
言うわけがない、全員男だし。あの時みんな唖然として黙ってたし
本当はそれからもう一件行く予定だったんだが、その日は朝までファミレスで駄弁ってから帰ったわ
あまり怖く書けなくてすまん。怖く書きたくないんだわw
その時撮った写真はまだ見てない。何か写ってたら怖すぎる
629 :本当にあった怖い名無し :2013/08/07(水) 01:07:43.13 ID:ljK8FNjI0
ちなみにその病院の奥の部屋から老人のお経みたいな声が聞こえてたんだよな
囁き声で
他にそのことを言う奴が居なかったから気のせいだと思ってたんだけど。今思えば間違いなく聞こえてた。…気がする。
それと、友達のカメラがシャッター下りず何回か押してたら勝手に終了したりした、今までにそんな事一回も起きなかったらしいけどね。
今考えればあの廃病院ではおかしい事だらけだったわ
【「廃病院」の続きを読む】
2013.08.12 |
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616 :本当にあった怖い名無し :2013/08/06(火) 16:58:13.43 ID:/GkNol2o0
とりあえずここに投下。
私は完全に霊感皆無で見たことも感じたことさえない人間。
でも小学六年のとき、修学旅行先ではじめて金縛りにあった。
乗り物酔いが激しい質でみんなより早めに寝たんだけど、夜中にふいに目が覚めた。
テンションあがってたみんなもさすがに寝ていて、私も二度寝しようとした。でも目がさえてる。
ふいに隣の布団で寝てた女の子、仮にSさんとするけどその子も目が開いてて起きてた。
Sさんはすごく複雑そうな顔してこっち向いてこれから一言も喋るな、って言った。
617 :本当にあった怖い名無し :2013/08/06(火) 17:03:46.07 ID:/GkNol2o0
それから金縛り。体がばきって音しそうなくらい強張って、嫌な汗が垂れてきた。
そんな経験いままで皆無なわけでもうパニック。でもSさんのいうこと守らなゃって何故か思っててずっと声は出さなかった。
なんか生ぬるいっていうかいやなもわもわした、重い空気で寝る前と明らかに部屋の様子が違う。
金縛りに加えて、部屋の外からズッズッて重い足音みたいなのが聞こえてくる。
お約束で近づいてくる。部屋の中から聞こえるようになる。とてもクリアに。引きずるように歩いてくる音が。
Sさんはずっと顔をしかめて祈るみたいなポーズをしてた。
ズッ、って足音が止まってそれから何の音もしない。でも嫌な空気のまま。
618 :本当にあった怖い名無し :2013/08/06(火) 17:07:53.54 ID:/GkNol2o0
そのとき、ふっと体が軽くなるというか妙な安堵感にみたいなのに満たされた。
すごく安心する空気。枕元を何かが通り過ぎて足音のほうに行った。
しばらくするとSさんが「もういいよ」って言ったから、それからはもうずっと話し込んでた。
怖くて寝るどころじゃなかったし。
Sさんがいうには足音はよくないもののもので、あの安堵する空気はSさんの守護霊のものらしい。
追い払ってくれたし、明日からはいっしょにくるとおもうって言ってた。
2013.08.12 |
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ほんのりと怖い話スレ その95
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603 :本当にあった怖い名無し :2013/08/06(火) 11:34:46.49 ID:8GUM2vyY0
子ども会のイベントで近くの河原で川遊びをした。
大人15名 子供27名 合計42名だ。
全員バスに乗ったのを確認するために数えると43名いる。
もう一度数えても43名だけど、まあ時間なかったので出発。
河原で遊んで帰るときバスで数えるとやはり43名。
バスから降りるときに、子供におみやげを渡すんだが、30個かっておいたのに、2個しか余らない。
もしかして、俺が数えられないだけ? と思ったりしてるが、無事に何事もなく終わったイベントなのでまあいいや。
【「43名いる」の続きを読む】
2013.08.12 |
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601 :本当にあった怖い名無し :2013/08/06(火) 10:11:24.59 ID:Pm3wKwfm0
昨日タクシー乗ったら、走りだしてしばらくして運転手が
「あの・・・すみません、俺さんじゃないですか・・・?」と聞いてきた。
名前は間違ってないけど見覚えのない顔だったんで
「はい、俺ですけど。すみません、どこかでお会いしましたか?」と答えた。
運転手「え?○○だけど覚えてない?高校の時バスケ部で一緒だった○○」
俺「いや、バスケ部でしたけど・・・すみません」
運転手「うわー酷いなー××とか△△とかとはまだ連絡取ってるんだよ、本当に覚えてない?」
俺「・・・××も△△も確かに一緒でしたけど、○○さんでしたか?すみません覚えてないです。」
運転手「ほら1番の○○、覚えてないかな―、俺くん3番で一緒にやってたのに」
俺「え?PGは□□でしたよ?確かに俺はSFでしたが・・・」
運転手「え?□□?知らないな・・・。」
俺「あの、95年卒のA校ですけど、合ってます?」
運転手「あ・・・すみません、93年のB高です。すみません。」
その後結構気まずかったが、ここまで名前やポジションがかぶってるとちょっと怖かった。
俺だけパラレルワールドに紛れ込んだのかと思った。
ちなみにみんな佐藤とか鈴木とか言う名前ではなくて、結構珍しい名字なのでほんのり。
2013.08.12 |
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∧∧山にまつわる怖い・不思議な話Part70∧∧
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276 :雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :2013/08/09(金) 19:56:12.96 ID:L3hbmMFa0
友人の話。
子供の頃、毎年夏になると、家族で山奥の避暑地に逗留していたという。
涼しくて彼のお気に入りな過ごし方だったのだが、一つだけ気になることがあった。
毎朝毎朝、誰もいない筈の森の奥から、ラジオ体操の音楽が流れてくる。
その森は道など付いておらず、下生えを分けて足を踏み入れるのも大変な場所だった。
両親に聞いてみたが、
「物好きな誰かが森で体操しているんだろう」程度にしか考えていない様子。
正体を明らかにしてやろうと、苦労しながら森の奥へ足を運んでみたところ、どれだけ歩いても音源には近寄れない。
それどころか、まるで彼から逃げているかのように、段々と小さくなっていく。
結局、何処で誰が体操しているのかを知ることは適わなかったそうだ。
現在、彼の家はその別荘を手放しているという。
「ラジオ体操の歌、今でもあの森で流れているのかなぁ」
懐かしそうに目を細めながら、彼はそう言っていた。
2013.08.12 |
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275 :雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :2013/08/09(金) 19:54:53.53 ID:L3hbmMFa0
知り合いの話。
山中を軽トラで流していると、行く手に襤褸切れのような物が落ちている。
毛布のようだ。どこかの作業車から落ちた物だろうか。
片そうと路肩に停車し、車を降りた。
近よってみると、何となく布ではないような印象。少し生臭い。
「……あ、ペチャンコになった動物の轢死体か?」
そう考えながら傍にしゃがみ込んだ途端、襤褸はムクリと起き上がった。
下になっていた側から、犬のものらしき口が剥き出しにされて迫ってくる。
欠けた牙の間から、紫色の舌がだらしなく垂れていた。
顎から上は削ぎ落とされたかのように失くなっている
思わず飛び退ると、起き上がった時と同様、唐突にそれはペシャリと潰れた。
先ほどの印象も幻のように掻き消え、もうどこをどう見ても、古びてほつれた毛布にしか見えなくなっていた。
恐る恐る持ち上げると、間違いなく確かに古毛布だ。
先ほど見た口は何だったのか。いくら考えても答えは出なかった。
後日、近所の老人から「それはカブソだろう」と教えられた。
正体は皆目不明だが、昔からあの山に出て人を化かすモノであるらしい。
「化かされたって話はよく聞くけど、実際にやられると本当にビビルぞ」
彼はそう力説していた。
2013.08.12 |
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∧∧山にまつわる怖い・不思議な話Part70∧∧
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274 :雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :2013/08/09(金) 19:53:30.14 ID:L3hbmMFa0
山仲間の話。
山歩きの途中で休憩していると、唐突に花の香りに包まれた。
様々な野花の匂いが混じっているようで、何の花かは特定出来ない。
見回してみたが、辺りには花など一輪も咲いていなかった。
後で山に詳しい者に聞いたところ、「サニャツキに出会したのだろう」と言われた。
サニャツキとは『山野憑き』が訛った語らしく、取り憑いた者の周囲に野花の香りを
漂わせる物の怪なのだという。
「花の香りを振りまくだけで、他に害はないというから、何も心配しなくていいよ。
ただこいつ、気に入った人間に憑くというから、しばらく付きまとわれるかも」
確かに下山後、街中の自宅にいる時にも、いきなり花の香りが部屋に充満することが
あったという。
「一月くらいでなくなったけど、爽やかだし悪いものじゃなかった。
ただトイレの中で香りが爆発した時は、我慢できずに笑ってしまったよ。
凄く豪華な芳香剤だったなぁ」
そう言って彼は苦笑した。
2013.08.12 |
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一人暮らしの怖い話… part26
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313 :本当にあった怖い名無し :2013/08/10(土) 09:54:06.45 ID:SjRanC5A0
額入りの絵を三つ 部屋に飾ってるんだけど
そのうち一つだけがときどき落ちる
掛け方はごく普通で ちょっと説明しにくいんだけど
額の裏に紐を通して輪っかにして
それを壁に刺した足の長い画鋲二つにひっかけてる
これが落ちるとしたら 画鋲が外れるか 絵の重さで画鋲が曲がるか
紐がほどけるか くらいしかないと思うんだけど
落ちたあと見ても画鋲はまっすぐ壁に刺さったままだし紐もほどけてない
物理的にあり得ない気がするんだけど なんなんだろう
2013.08.12 |
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不可解な体験、謎な話~enigma~ Part89
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671 :本当にあった怖い名無し :2013/08/04(日) 16:12:04.51 ID:YdeLNrCQI
小学生の頃。
夕方、遊びから帰ってきて玄関あけたら台所に母がいた。
「ただいま~!」
って言ったんだけど反応なし。
あれ?お母さん怒ってる?
何か悪い事したっけ?
と思いながら台所に入って、 ノド渇いたから冷蔵庫からジュースとって、飲みながら母をチラチラ見てた。
なんか違和感感じて、よく考えたらさ、お母さんシンクの所に立って皿洗ってるのかと思ってたら、水道出てないのね。
手も体も動いてもいないし。
ただ、無言でシンクの所に突っ立ってるの。
こっちに背をむけて。
真っ赤な夕日が落ちかけて、暗くなってる台所で。電気もつけずに。
その異様な雰囲気にゾッとして、リビングに行ってテレビ見ようとしたら、「ただいま~」って玄関から母が入ってきた。
ずっと庭で花とか野菜の世話してたんだって。
じゃあ台所に居たの…何?誰?
って思ったら怖くなって、泣きながら母に抱きついた。
台所の母の顔、覗き込んだりしてたら…と思うと今でも鳥肌がたつ。
2013.08.05 |
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不可解な体験、謎な話~enigma~ Part89
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/occult/1371511160/l50
651 :本当にあった怖い名無し :2013/08/02(金) 13:18:11.06 ID:FlXnk2R60
亡くなった父が無類のビール好きだったので
月命日にはかならずビールの135缶を仏壇に供えているんだけど
先月、たまたま買い忘れてしまって、普段自分が飲んでいる
いわゆる第三のビールってのを「ごめんねー」と言って供えた
それから洗い物をしていたら、仏壇の方でガターン!ともの凄い音がして
びっくりして行ってみたら、缶が床に転がり中身がだばだばと・・・
どうやらお気に召さなかったらしい
2013.08.05 |
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不可解な体験、謎な話~enigma~ Part89
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592 :本当にあった怖い名無し :2013/07/31(水) 00:01:14.81 ID:AjY77547P
1.
最初に断わっておくが、改行がどうたら句読点がどうたらそんなことは知らん。
連投でどうなるのかもよくわかっていない。 orz
北海道は昭和炭鉱での話。ぐぐればすぐにわかる。
その昔炭鉱で栄えた町で相当の人数が住んでいたそうだが、俺が友達と馬鹿なキャンプに行った時は既に廃墟だった。
言いだしっぺは定岡で、俺は嫌だといったが、強がりで絶対に引かない田村の性格が災いして、3人でその廃墟に一泊のキャンプに行くことになった。
自転車で2,3時間はゆうにかかる距離だった。
なぜ俺が嫌だといったかというと、親父と車で一度行ったことがあったから。
特にお化けがどうたらとかいう話を聞いたわけではないが、あまりいい気持ちがしなかったのと、その日に金縛りにあっていた記憶があり気乗りがしなかった。
ま、それはともかく、夏休みのちょっとしたお遊びのはずたった。
現地に着いたのはまだ2時ころだったと思う。
団地やら平屋の共同住宅やらがたくさんあった。割れている窓ガラスもあったが、まだまだ使えそうな家もたくさんあった。
石を投げて窓ガラスを割って遊んだり、家を探検して遊んでいた。
廃墟になって数十年たっていたと思うが、まだまだ生活感が感じとれた。障子にカレンダーが貼ってあったり、レトロなポスターが貼ってあったり。
593 :本当にあった怖い名無し :2013/07/31(水) 00:03:38.57 ID:AjY77547P
2.
町だったのか村だったのか知らんが、自転車で少し町はずれと思われるところに行った時、なんとも妙な建造物を発見した。
一見祠のようだが、神社のミニチュアのようでもあって、鳥居みたいのがあって、でも横が3本なので鳥居ではなかった。
何かを祭ってあるのか、開き戸が正面にあった。大きさは箪笥くらい。
今思えばよせばいいのに、定岡が面白そうだといって扉を開けようとした。
特にお札とかが貼ってあったわけでもないし。
簡単には開かずガシャガシャやってやっと開いた。
中はまわりが紙垂のようなもので飾られていたが、決して白くはなくたぶん赤色が経年劣化したようなどす黒い変な色だった。
で何が妙だったかというと、その奥に貼られている紙に書かれている文字だった。
当時その存在を知らなかったので何だコレくらいにしか思わなかったが、今ならたぶんハングル文字だと思う。
その前に小さな引き出しだか箱みたいなのが幾つかあって、その前に石ころがおいてあった。
開けた瞬間なぜだか、たぶん3人ともぞわぞわっとしたんだと思う。俺はそうだった。
594 :本当にあった怖い名無し :2013/07/31(水) 00:05:29.11 ID:4vf+0d2iP
3.
しばらく沈黙が流れて定岡は戸を閉めた。
いや、閉めようと思ったのだが左の扉が朽ちていたのか、ぽろっと落ちてしまった。
廃墟だし別にほっといていいのだが、定岡はあわてて拾ってたてかけ、元に戻したふりみたいな感じでその場を去り住宅街に戻った。(といっても廃墟な)
とりあえず自転車を止めて一息つき、俺が「なんかすんげぇ怖くて後ろを振り返れなかった」というと、二人も同じだった。
怖いというより、気持ち悪いといった方が近いか、要はそんな嫌な気持ちだった。
気を取り直してその後も探検を続けて楽しんだ。
野イチゴもあってすっぱかったがうまかった。唯一のいい思い出な。
最初は楽しかった探検も、だんだんと日が暮れてくるとなんだか怖くなってきた。さっきの事もあったし。
風と虫の鳴き声以外は静寂そのものだった。
595 :本当にあった怖い名無し :2013/07/31(水) 00:07:08.17 ID:AjY77547P
4.
最初はテントに泊まる予定だったが、とある住宅の2階で比較的綺麗な和室があって、テントよりこっちの方が良くねってことになった。
テントはるのも面倒だったし、和室の畳で寝られる方が良さそうでしょって感じ。
キャンプといってもそんなたいそうな支度もしてなかったし、夕食は簡単にパンと牛乳みたいな感じですぐに終わった。
懐中電灯とランタンの灯りでトランプで遊んだりしていたが、夜も真っ暗になると無条件に恐怖に包まれた。
俺は「今ならまだ11時には帰れるからもう帰ろう」といったが、ここでも田村の性格が災いして却下。
9時近かったと思う。定岡が「うんこしてぇ」と言い出した。昼間の記憶だときたない和式のぼっとん便所。
仕方ねぇなぁといいながら定岡は便所へ行った。便所は玄関の横にあって俺たちの和室からは一部屋先。
すぐそこといえばすぐそこなのだが、とてつもなく遠くに感じ、俺は絶対に便所は行かないぞと思った。
その時「ぐぅわぁぁぁぁぁっ」と悲鳴をあげながらバタバタバタバタと定岡が戻ってきた。
俺と田村は定岡の悲鳴を聞いて驚き「うわぁぁぁぁ」と悲鳴をあげた。 orz
定岡のズボンはまだ半分下げたまま。顔はランタンの灯りでも真っ青で、めちゃブルブル震えていた。
596 :本当にあった怖い名無し :2013/07/31(水) 00:09:03.94 ID:AjY77547P
5.
まともに喋れる状態でなかったが、何があったかというと話はこうだ。
便所に入ってズボンを脱いでしゃがもうとしたとき、便所の小窓から男がこっちを睨んでいたというんだ。
半開きの窓の隙間から月明りではっきり見えたという。
でもって何の根拠かしらないが、お化けとかじゃなくあれは生きた人間の顔だとブルブル震えながら話した。
田村が「馬鹿野郎ここは2階だぞっ」そう言った時の定岡の顔は忘れられない。
俺は「やっぱり帰ろう」と言った。
ここは山奥の炭鉱町廃墟。帰るにしたって相当怖い山道を通らなきゃ帰れない訳だが、こんなところで一晩過ごすよりはよほどましだと思った。
こんなところにキャンプに来たことを心底後悔した。
とにかくかあちゃんやとうちゃんのいる所へ帰りたかった。
その時だった。
597 :本当にあった怖い名無し :2013/07/31(水) 00:11:02.20 ID:AjY77547P
6.
ドンドン、ドンドン。
玄関を叩く音がはっきりと聞こえた。3人とも聞いた。
定岡が戸を開けっぱなしできたのでわずかに玄関が見える。
これも根拠はないが生きている人間がげんこつでドンドンしているような音だった。
俺たちは3人で手を握り合った。全員まさにガクブル状態。俺は膝がガクガクして止まらなかった。
この後何も起こるなと念じたが、少しの間をおいてまたドンドン、ドンドン。
心臓が爆発寸前だったよ。
小声で話し合った。
田村「もしかしたら本当に誰か来たのかもしれない、出てみようか。」
俺「馬鹿野郎、人間だったらノックと一緒に声をかけてくるはずだ。」
定岡「ガクガクブルブル」
その後ドンドンは途絶えた。が、俺たちのガクブルは収まらなかった。
3人で寄り添っていたわけだが、ふと定岡に異変が起きているのに気付いた。
便所の時からの震え方がどうみても尋常じゃなくなっている。痙攣みたいな感じ。
おまけに何かを話そうとしている風なのだが「・・・・ヒッ・・・・ヒッ・・・・ヒャッ」って感じ。
「サダ、なにやってんだよ、落ち着け、気持ち悪い声出すなよ」田村が小声で怒った。
もうわけわからん状態でこっちまで気が狂うんじゃないかと思った。
田村だけが頼りだったけど泣きそうな顔してた。
598 :本当にあった怖い名無し :2013/07/31(水) 00:12:55.01 ID:AjY77547P
7.
時間は10時を過ぎていたが、俺たちはどうにかしてここを飛び出して自転車で帰る事を画策していた。
荷物はテントくらいだがそれは自転車に括り付けたまま。
外にさえ出られたら自転車ダッシュでとにかくここを離れよう、そんな計画をしていた時だった。
今度は何やら大人数が歩いているような音がざっざっと聞こえてきた。
というか、最初は小さい音だったので無視していたのだけど、徐々に大きくなってきていて聞き流すことができなくなったわけ。
話し声らしきものも聞こえた気がしたが、日本語とは思えない理解のできない声だったし、まだ遠くのような気もした。
良く考えると足音かどうかも知れないのだが、こういう時は本能的にそう感じるものなのね。
いずれにせよ、まだあやふやで断定はできないというかしたくない状況だったので、俺たちはそれが近づいてくる前に脱出することにした。
定岡はまだ「ヒャッ、ヒャッ」状態。
「サダっ、いいか、これから帰るぞ。自転車で一気に行くからな、しっかりしろよ」
二人で定岡を両脇で抱きかかえるように和室を後にして玄関の前に来た。
俺たちは恐怖から逃れるために思考を停止させ、とにかく一気にいくぞ作戦だった。
「いいか、3人でドアを開けてとにかく一気だ」
「せーの」でドアを開けるのだが、北海道というのは雪が積もるのでドアは基本引き戸なわけ。
(雪が積もると開けられなくなるでしょ)
で、小声で「せーの」で戸を開けて一気に突っ走る予定だったのだが、もろくもその算段は崩れ去った。
戸を開けたその先には恐ろしい形相の男が仁王立ちで俺たちを睨んでいたんだよ。 orz
599 :本当にあった怖い名無し :2013/07/31(水) 00:15:22.28 ID:AjY77547P
8.
俺たちは後ろにのけ反るようにしりもちをついた。というか、たぶんぶっ飛んでいたと思う。
で、なんでかわからんのだが俺は土下座して「すみません、すみません」を連呼していた。
途中からも田村も加わっていたが、定岡は声も聞こえないし、実際どんなだったのかは覚えていない。
とにかく「すみません、すみません」を連呼していたのだが、ふと気配が消えた気がして恐る恐る顔を少し上げたところ、男はもう見えなかった。
でかい声を出したせいか少し恐怖心は吹っ飛んだ気がした。
俺と田村は顔を見合わせて、定岡を両脇で抱え上げてとにかく階段を降りた。
一気に行きたかったけど定岡がそんな調子だし、廃墟の階段だし降りるのがなんとも危険でまどろっこしかったのを覚えている。
道路はほぼ一本道で左が昼間の祠?へ続く道、右が俺たちの町へ帰る道だった。
ざっざっという音は左から聞こえてきていたと思う。
唯一月明りが恐怖心をほんの少しだけ和らげてくれたが、見たくないものが見えそうな気もした。
その時また異変が起きた。
613 :本当にあった怖い名無し :2013/07/31(水) 03:41:19.99 ID:AjY77547P
9.
さっきまでのサダがすっかり気を取り戻して目が気味が悪いくらいに爛々と輝いているんだよ。
「カエサン」確かにそういって一瞬物凄い形相になった。
そして再び口を開いて何かを言おうした瞬間、田村がおもいっきりビンタを一発くらわした。
続きざまに横にいた俺は思いっきり定岡の背中を叩いた。
何が起きていたかは俺も田村も理解できていたんだと思う。今思えばすごいコンビネーションプレーだった。
当時2ちゃんなんかないし、どっか別なところで仕入れた知識だったと思う。
ビンタが効いたのか背中をドンが効いたのか、定岡の顔が元の泣き顔に戻ったのを見た俺らは、いちもくさんに自転車をこいだ。
田村が「ナーミョンホーレンゲッキョー」を大声で唱えだした。
俺んちは「ナムアミダブツ」だと思ったがここは合わせたほうが良いと思い、大声で「ナーミョンホーレンゲッキョー」を繰り返しながらとにかく漕いだ。
途中から少し余裕が出てきて学校の校歌に変わったが、とにかく大声で歌いながらひたすらに自転車を漕いだよ。
絶対に後ろは振り返らなかった。
614 :本当にあった怖い名無し :2013/07/31(水) 03:44:57.92 ID:AjY77547P
10.
昭和炭鉱の山あいを抜けるまで、止まるのが怖くて1時間はノンストップだったと思う。
道路たって砂利道な。それなりに脚色すればこの1時間だって超怖かった。
途中田村は「やめろー引っ張るなー」って叫んでいたし、夜中の山道ってだけで十分怖いし。
ま、そこは割愛するよ。長文は嫌われそうだし。ってか十分長文だな。
とにかく初めて外灯が見えた時は涙がでるほど嬉しかったね。
0時近くなっていたと思うが、何かの小さな駐車場みたいなのがあってそこにわずかに外灯が灯っていた。
電気だ電気だって感じ。
俺たちはいったんそこに自転車を止めて、しばらくの間ゼエゼエハアハア息を整えた。
携帯電話があれば家に電話するところだけど、そんな時代じゃなかった。
あったとしても絶対電波が届かないような所だったし。
定岡は泣きそうな顔をしていたが、とりあえずノーマルに戻っていた。
615 :本当にあった怖い名無し :2013/07/31(水) 03:47:02.38 ID:AjY77547P
11.ラスト
色々選択肢はあったけど、俺たちはそこにテントを張って一夜を過ごした。
電気が何よりもの守り神に思えたんだな。
何かを期待している人には申し訳ないが、その後は何も起きなかった。
というか俺はすぐに眠ってしまったんだよ。相当疲れていたんだと思う。身も心もね。
朝目が覚めると、定岡と田村はまだぐっすり寝ていた。
外に出て朝日を見た時、昨夜のことが一体何だったんだろうと、まるで夢のような出来事に思えた。
今思えば、実際夢か何かだったのかと思う。
中学を卒業して、定岡にも田村にも会っていない。
俺は北海道を出て、今神奈川のとある場所からこれを書き込んだところです。
あまり思い出したくもない経験でした。
どう思おうが自由だけど、実話な。
2013.08.05 |
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590 :本当にあった怖い名無し :2013/07/30(火) 23:14:52.73 ID:VGKVORiW0
うちの会社は節電対策かなんかで窓ガラスにフィルムを張っている。
日が落ちると、中の様子が鏡のように映るようになっている。
隣の課に今年移動できた人がいるんだけど(Aさん)、
去年までその人は工場で働いてた人なんだ。
かなり工場で腕がよくて評判がよかった人なんだけど、
なんでかいきなり営業にまわされちゃった経緯の人。
(自分も3年位前まで工場勤務だったんで、その人のことはよく知っている)
当然なれない仕事なんで、工場にいたときのように生き生きしていなくて
いつも白い顔をしてパソコンにがんばって向かっていた。
先週のこと何だけど、日が沈んで室内の様子が窓に映るようになった。
Aさんがコピー機に向かっている様子が窓に映っている。
窓に映るAさんは作業着にヘルメットを持っている。
「えっ?」とおもってコピー機のところを見ると、いつものようにAさんが真っ白い顔でいる。
でもコピー機の前のAさんは、普通のクールビズの格好だった。
「Aさん」と声をかけると、Aさんはこっちを向いてくれた。
そしてそのままふらふらと倒れこんだ。
そのままAさんは救急車で運ばれていった。
どうやら心労と夏バテが重なっていたらしい。
Aさん度々「工場に帰りたい」って言っていたもんな・・・・・
2013.08.05 |
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585 :本当にあった怖い名無し :2013/07/30(火) 16:48:13.44 ID:e14eURBG0
昨日、本屋で立ち読みしていたら隣にひょろっとした感じの男が来た
隣っていっても、間に3~4人は入れるくらいの間隔
ちょっとだけ横目で見たら、本を手に取ることもなく棚の本をじっと見つめてる
なんか変な感じはしたんだけど、気にしないでまた読むのを続けていたら
その男がボソボソと何やら独り言を始めた
たまにいる、立ち読みで音読する系か?と、少し気になってまたチラっと横目で見たら
相変わらず本は持っていないし正面を向いたまま
で、喋ってる内容に注意を向けてみたら、俺が読んでいた本の、まさに開いてるページを
一言一句、写真に付いてるキャプションまで正確に読み上げていた
一気にゾワっとなって慌てて本を置いて逃げた
あらかじめ本の内容を暗記していた?とは思うんだけど、めっちゃ怖かった・・・
【「立ち読み」の続きを読む】
2013.08.05 |
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