【誰と】霊感?乳幼児の不思議発言【話してるの?】
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778 :名無しの心子知らず :2013/10/28(月) 23:07:08.08 ID:l42NQB27
今日聞いたのでどっかに落としたかった
数日前、友人が娘ちゃん連れて近所のショッピングモールに行って
駐車場で手繋いで歩いてたら娘ちゃんが急にねこちゃん!って叫んだ
えっ、こんなとこに?危ないなあと思った矢先娘が手振りほどいて走り出したから
慌てて追いかけたら、目の前歩いてたお姉さんに、ねこちゃんなでなでしていい?って聞いたんだって
お姉さん驚いて固まってたんだけど、娘ちゃん構わず足元に座り込んでかわいいーと絶賛
友人謝り通しだったんだけど、固まってたお姉さんが携帯出してもしかしてこんな子?って聞いたら
うん!って思いきり返事して、とたんにお姉さん泣きだしちゃったんだって
どうやら少し前に飼ってた猫を亡くされたらしくて
ありがとう、ありがとうねえって娘ちゃんすごくお礼言われたらしい
ちなみに友人も昔犬飼ってて、
後で娘ちゃんに、ママの側にワンちゃんいる?って聞いたらいないよぉと即答されてショックとかw
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2013.10.31 |
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717 :名無しの心子知らず :2012/09/03(月) 04:59:01.98 ID:NvZCExCG
当時5歳の息子が、突然狂ったように泣き出した。
どうした?何なに?と聞くと、
「天井から大きなまんまるの変なのが、ギューンってこっちに来るの。」
「まんまるの中にへんなおじちゃんの顔が入ってて、にらむの。」
「そしたら、目の前に出て来てじっと見るの」いまいちよくわからん。
それから、しょっちゅうそういう話をする。
家の中に黒い頭巾をかぶったじいちゃんがいるとか。
階段にへんなおばあちゃんがいるよとか、押し入れを見て、なんかびびりまくったり。
そうこうしているうちに、不幸の連続で、家庭崩壊。
そして、俺は父子家庭になった。
マンションも維持できなくなり、公団に引っ越した。
引っ越し先ではその後なにもない。
あのマンション。なんかあったんだろな。
新築だからといって、安心しちゃだめだ。
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2013.10.31 |
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714 :名無しの心子知らず :2012/09/02(日) 21:33:06.65 ID:ABXGIgE7
今日の出来事
散々騒ぎ散らした挙げ句にギャン泣きする息子3歳をなだめて近くの公園にいった時に、
「お父さん…さっきは泣いてゴメンナサイ。」ってあまりにも素直に謝るから
「いいよ。謝ることじゃないよ。大丈夫。」と声をかけると息子が全然違う方向見てたんで、どうしたのか聞くと
「家からずっとお父さんの足にぶら下がってる人が帰っていくよ。もう怖くないよ。」って…
俺に何か取り憑いてたのか?
2013.10.31 |
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709 :名無しの心子知らず :2012/09/02(日) 15:39:04.53 ID:ETb1AzL3
4歳娘と夫のやり取り
先日、夫と娘で電車に乗ろうとした時の話。
夫が切符を買っていたら
娘「とーちゃん早く!早く!」
夫「ん?どうした?」
娘「怖い人がついて来る!」
かなり焦った様子で改札まで急がされた。
何だかよくわからないんだが、何かの遊びをしてるのだと夫は思っていた。
改札を抜けて、階段を下りホームに到着。
娘は何度も後ろを振り返り夫を急かす。
電車が来た。
娘「早く!とーちゃん電車に乗ろう!(涙目」
夫「どうしたのさっきから、何がどうした?」
娘「あそこ!お爺ちゃんとお婆ちゃんの後ろ!ずっとついて来てるの!
710 :名無しの心子知らず :2012/09/02(日) 15:48:42.96 ID:ETb1AzL3
夫には、階段を下りてる老夫婦しか見えない。
夫「ついて来てる?誰が?」
娘「血だらけの…顔も腕も足も血だらけの女の人と男の子、手をつないでる。その後ろにおじさん!怖いよ!早く電車乗って!!」
夫は兎に角怖くなり、娘を抱えて電車に急いで乗り込んだ。
娘「良かったぁ…」
奥の空いている座席に座ると、娘は今来たホームを窓からじっと見ていた。
夫「その人達は今どこに居るの?」
娘「入口に居るけど入って来れない。良かったぁ。」
いつも通勤で使う改札とは別の改札だったのですが、帰りにもう一度夫が辺りを確認した所
電車事故等で亡くなった人の為の慰霊碑があったようです。
お粗末様。
2013.10.31 |
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691 :名無しの心子知らず :2012/06/29(金) 11:32:13.85 ID:Ka6lu/gI
おじいちゃんの葬式の時に、甥っ子(当時4歳)が
「ひいじいちゃんはなんで家の外にいるの?」
って真顔で聞いてきたときは驚いた。話を聞いたら軒先で竹箒持って立ってたらしい。
その後の和尚さんの説法(?)で
「故人は49日は家の軒先にいます」
って話を聞いたときは更に驚いた。見えてたんだろうな。
2013.10.31 |
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667 :名無しの心子知らず :2012/01/17(火) 20:27:59.23 ID:eMdtqx6f
息子三才の頃
引っ越しして初めてのお盆の入りの日、息子が「おうちに知らないおじいさんがいる~」って言い出した。「どこに?」ってきいたら「あそこ~」って…
リビングの磨りガラスの入ったドアの向こうに人影!
人影が向かってたさきは壁ですた…orz
ちなみに家の裏は道路挟んで墓場だ
2013.10.31 |
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666 :名無しの心子知らず :2012/01/17(火) 20:10:29.33 ID:ZR4ZA5dw
長男が2歳のころの話。
ある日、私の方をちらっと見て「赤ちゃんいるよ。」と言う。
私「え?どこに?」
長男「・・・」(無言で走り去る)
数日後にまた「赤ちゃんいるよ。」と言うので、もしや妊娠?と思い、
「赤ちゃんて、もしかしてお母さんのここ(お腹を指す)にいる?」
と聞くと、
「ちがう。そこ。」
と、私の肩の上を指差した。ひょー!それは生きているのかしら!?
その後検査薬で妊娠を確認して、無事次男を出産しました。
2013.10.31 |
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665 :名無しの心子知らず :2012/01/17(火) 18:29:48.36 ID:pxbc9lhp
ウチの双子がまだ寝返りも出来なかった頃のこと。ふと気がつくと、揃って天井の同じあたりを眺めてはえらくご機嫌ににこにこしている。特に天井に何か模様らしいものもないし、日光の照り返しみたいなものもない。場所も毎回違う。が、当時はとにかく一緒にご機嫌なら、家事をする絶好の機会だったので、あまり気にしていなかった。
ちょっと成長してくると、今度はあうあうきゃっきゃと微妙に間のあるお喋りっぽくなってきて、心なしか時間も長くなってきたような…。なんとなく心配になって、ダンナに話してみると、ちょうど天井を見上げてご機嫌な双子に向かって、ダンナが「もう夕方だよ。そろそろお友達に帰ってもらいなさい」と半分冗談で声をかけた。
と、途端に双子がぴたっと笑いやみ、視線がそろってすうっと窓の方へ移動した。
それから、「天井を見上げてご機嫌」はなくなってしまった。
双子が生まれる前に亡くなったじーちゃんや、ひぃじじばばなら全く問題はなかったんだけど、確証が無いから怖かったよ。
2013.10.31 |
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ほんのりと怖い話スレ その97
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401 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2013/10/10(木) 08:09:25.06 ID:sgmeU/JhO [1/1回(携帯)]
祖父が亡くなった年のお盆に祖母宅で初盆の法要?をした。
弟は祖父愛用のiPodとタブレットをもらっていたが両方故障した。
何かあるのかな、と思っていたら私の枕元に祖父が立ち 「茶碗蒸し」と言った。
茶碗…蒸し…? 私は祖母にその話をした。
「ああ茶碗蒸しね」と言って、茶碗蒸しを作って「はいはい茶碗蒸しね」と供えた。
聞くと亡くなる前の日、祖母は「明日は茶碗蒸し作ってくるから」と約束したが
急変して祖父が亡くなったので忘れていたらしい。
お盆が過ぎるとiPodとタブレットは復活したがなぜか弟の曲は全て消え代わりに
「夜桜お七」がDLされていた。
2013.10.30 |
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ほんのりと怖い話スレ その97
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389 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2013/10/10(木) 02:53:24.17 ID:tvA/hJDx0 [1/1回(PC)]
この話するとトシバレだけど御愛嬌で勘弁
昭和50年頃、アタシは旅役者で全国をドサ周りしてたのガチ
んで、某県に行った時のことさ
いつも木賃宿(って分かる?)的な安宿に泊まるんだけど、この時の宿は気持ち悪かった
戦災から焼け残ったボロボロの木造平屋で、廊下の両側に畳二畳の小部屋がズラーッと並んでる
聞いたところでは、昭和34年の売春禁止法施行前まで売春宿(いわゆる赤線)として使われていたらしい
ここで一人一部屋ずつ入れられて寝たんだけど……
廊下の片側の部屋に泊まった人間全員(マジ全員!)が金縛りに遭って
16,7の田舎臭い女の子が血まみれの大きな舌を首もとまで垂らしてる夢に一晩中うなされた
しかも、その子はケーロケロと蛙みたいな声を出し続けてるんだって
アタシは被害に遭わなかったから、翌朝その話を聞いて不覚にも笑っちゃった
でも、被害者の中で一人だけ、蛙語を聞き分けた東北出身の女性がいた
彼女いわく「あれは蛙の鳴きマネじゃない、ケェシテケロ(=帰してくれ)って言ってたんだよ」
朝、窓を開けたら裏庭に大きな柿の木があったから「あの柿の木で首を吊ったんだと思う」と言っていた
彼女の話がホントなら、柿の木側の部屋に泊まった人間だけがやられたんだろうね
戦後は東北から売られてくる娘がまだいたんだねーと
みんなで何となくしんみりしちゃったことを覚えてる
2013.10.30 |
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ほんのりと怖い話スレ その97
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388 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2013/10/10(木) 02:25:46.99 ID:Y04y+s7R0 [1/4回(PC)]
自分も無関係でない理由で
親友が自殺したって人にあったことある
投身自殺の現場が通勤ルート上にあって
自殺する親友の幻影か何かをしばしば目撃するようになって
墓参りをいくらしてもし足りないって悩んだ末
本人も結局病院送りになってたな
2013.10.30 |
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ほんのりと怖い話スレ その97
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386 : 1/2[sage] 投稿日:2013/10/09(水) 23:18:35.48 ID:42p37h0N0 [1/2回(PC)]
オカルト好きだけど霊感が全くない俺の唯一の体験
学校所有の宿舎があって、1年の時はそこへ水泳合宿に行く
入り口は勿論守衛室があるし、裏にある海岸は学校のプライベートビーチになってて部外者は入れない
で、俺のクラスが寝泊まりする部屋がその海岸に出る扉(勝手口みたいな木の戸)と一番近くて中庭に面したところだった
クラス40人が襖を外して一繋がりになった和室で蚊帳下げて寝ることになるんで、晩飯後はまあめっちゃ騒がしかった
部屋にはテレビもなく22時に消灯したけど携帯とか懐中電灯つけて雑談やらゲームやらしてて、0時過ぎたくらいかな?
突然意味もなくシーンとする瞬間ってみんな経験したことあると思うんだけど、それが来た
で、それと同時に中庭側の障子の外に人だかりの影が映った
見回りの先生とかじゃなくて、明らかに隊列を組んでザッザッザッと海岸への扉に進んでいく影
387 : 2/2[sage] 投稿日:2013/10/09(水) 23:20:07.16 ID:42p37h0N0 [2/2回(PC)]
クラスメイトがざわつき始めて、これは俺だけが見てるものじゃないって分かった
そしたら今度は、障子の外が下からオレンジ色に明るく照らされた
同じくらいのタイミングでウーーーーーってサイレンみたいな音もしてきた
この頃には周りがみんな軽くパニックみたいになってて、でも誰一人として障子を開けようとはしなかった
どれくらい時間が経ったのかは分からないけど、気付いたら人影も明かりも音もなくなってた
夢から覚めたみたいにもう何も感じなかったし、他の奴らが騒いでなければ夢にしか思えなかっただろうなと
騒ぎ声で見回りの先生が部屋に来て、一部が今あったことを報告、先生たちによるドッキリか?とも疑った
でも後から来た他の先生もさっぱり分からんって反応で、結局集団ヒステリーで片付けられた
学校は古くて敷地内では兵隊の幽霊がいるなんて話は生徒の中では有名だったから、思い込みでそんなものを見たんだろうか
でもクラス全員がっていうのは珍しいよなあ、と未だに同窓会では話題にのぼる
2013.10.30 |
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ほんのりと怖い話スレ その97
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369 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2013/10/09(水) 14:28:28.74 ID:UUcIC9e50 [1/3回(PC)]
私の実家の天井には、何箇所か手形やら足型やらがついている。おそらく、家を建てるときに大工さんらがつけていったものだと思うのだけど、ちょっと不可解なことがある。
ここ最近になって気付いたんだけど、手形の数が記憶していたものよりもちょっと多い。
ただの記憶違いだろうけど、気付いた時はぞっとした。
昔から、夜になると天井をバンバン叩くような音がする家ではあった。ずっとただ単なる家鳴りだと思ってたけど、もしかしたら…って最近は実家に帰るたびにガクブルしてる。
2013.10.30 |
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337 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2013/10/08(火) 18:17:10.15 ID:jQRuhlpl0 [1/1回(PC)]
この前の日曜日、妻とホームセンターに行った。
車から降りて店の出入り口に向かう途中、台車に乗せた荷物を車の荷台に載せようとしているじいちゃんがいた。
「よーっこらせ!!」とかけ声をかけて持ち上げる。が、耐えきれないらしく台車に戻す。ばあちゃんがそれを見守っていた。
1袋20kgだったかな?セメントだった。それが2袋。自分が代わりに荷台に積んでやった。
1袋目を積み込む際に、ばあちゃんが「いつもいつもすみませんね。」と言った。
(いや自分店員じゃねーから)とちょっと可笑しくなりながら2袋積み終えて店内へ。
妻に「あのばーちゃん、自分のこと店員さんだと思ったのかな。こんなカッコ(普段着)してるのに。」と言ったら、妻が少し間をおいて、「あの人、○○(自分)がよく夢に出てきたって言ってたおばあちゃんみたいだったね。」と、ちょっとこわばった顔で答えた。
夢に出てくるばあちゃんは、額の真ん中にほくろがあって、なんて言うか、自分のイメージ的にウルトラ警備隊みたいな変わったブローチのようなバッジのようなものを付けている。
シチュエーションは毎回違って、地下鉄のようなところから道路に出る階段だったり、船に乗るところだったり、横断歩道を渡るところだったり。
必ずばあちゃんが荷物を持っていて、自分がそれを持ってやる。
「この前話したばあちゃん、また夢に出てきた。」というのを何回も妻に話していて、ばあちゃんの姿形を結構妻に説明していたんだ。
こんなに何回も出てくるのは、子供の頃に何度も顔を見ていた近所のばあちゃんか親戚のばあちゃんなのかなー、みたいな話を妻としていた。
自分はじいちゃんの事もばあちゃんの事もろくに見ていなかったので判らなかったが、妻が言うにはそのばあちゃん、自分が説明した感じを妻なりにイメージした姿そのものだったらしい。
それを聞いたとき、「いつもいつもすみませんね。」の言葉を思い出して、ちょっと複雑なほんのりだった。
2013.10.30 |
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ほんのりと怖い話スレ その97
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176 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2013/10/05(土) 19:52:25.07 ID:NqWtcHRI0 [2/6回(PC)]
それでは。
釣り雑誌のライターさんから聞いた、という話を友人から又聞きした話です。
青梅街道で奥多摩を抜けて、ご存知のおいらん淵のほんの少し手前に川の合流があります。
一ノ瀬川という支流で、この合流からしばらくの間は、ゴルジュという谷と言うよりは垂直の崖の間を流れるような川です。
町谷さんという、主に渓流釣りを楽しまれている方が居りまして、「人を寄せ付けない場所であれば、さぞ魚も釣れるだろう」と、止せば良いの合流から川に入り竿を出したんだそうです。
ところがさっぱり魚は釣れない。川から出るにも両岸とも高い岩壁、嫌々ながら遡行を続けました。
一ノ瀬川にも更に幾つかの支流があり、大常木谷という沢が流れ込んでいます。
釣りのポイントとして実績があり、沢登りでも人気のある川ですが、やはり険しい場所。滑落などで少なからずの死亡事故が発生している"悪渓"と呼ばれる沢です。
良いポイントではあるものの、単独行では危険と判断し、この合流には入退渓できる箇所もあるので、別の川に移動しようかと考えたそうなのですが。
178 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2013/10/05(土) 20:01:43.48 ID:NqWtcHRI0 [3/6回(PC)]
どういうわけかここから急に魚が釣れはじめる、それも良好なサイズの魚がかかる。その先は再びゴルジュとなりますが、そのまま一之瀬川を釣り上ることにしたそうです。
相変わらず釣果は絶好調。途中3mほどの滝があり、ここでこの日一番の良形を手にして大喜び。更に大物をと滝を越えると、上流に先行者いることに気がついたそうです。
竹の和竿を振り、一目で上手とわかる所作ではあるものの、その出で立ちはスーツにビジネスシューズ、ハンティング帽という異様なものでした。
とは言え釣りの腕前は相当のもので、次々と魚を釣り上げていく。普通なら徐々に上流へ移動しポイントを変えて行くものですが、スーツの男は全く移動せず、同じ場所で釣り続けていたそうです。
渓流釣りの場合、先行者を追い越して先へ行くという行為はマナー違反とされているのですが、先行者が移動しないような時は断りの上で、先へ行かせて貰う事ができます。
179 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2013/10/05(土) 20:17:41.22 ID:NqWtcHRI0 [4/6回(PC)]
町谷さんはかなり不気味だと感じたものの、上流に入らせてもらう為に「こんにちは、今のは良い魚でしたね」と声をかけました。
その時、スーツの男は町谷さんに背をむけてしゃがんでおり、針でも外している様子だったと。
「尺はあるでしょう。お上手ですね」と続けて話かけたもののスーツの男はしゃがんだまま無言。
耳が不自由なのかなと、視界に入るように男の右側へ出ると、男は顔を背けて町谷さんを見ようとしない。でも、男が何をしているかは分ったそうです。
標本用のガラス瓶に、魚を押込んでいる。
それも一匹二匹ではなく、魚の原型が無くなる位にぎっしりと詰め込まれている。
やはりまともではない、係わり合いになるのは止そうと、「お先に」とだけ言って男の脇を通り過ぎたそうです。男は町谷さんの動きに合わせて背を向け、やはり顔を見せようとしなかったそうですが、その間も魚をビンに押込んでいるようだったと。
10mほど歩いたところで、男が気になった町谷さんが振り返ると、男は居なくなっていたそうです。両岸は10m近い高さの岩壁、下流には滝と、容易に脱渓できる場所ではなかったそうですが。
後日、町谷さんは釣り仲間同士の飲みの席で、「奥多摩にこの人あり」と言われる重鎮と会われた際に、このスーツの男の話をしたそうです。
この方は、かなり細い支流や沢に至るまで踏破し、雑誌連載を持ったこともある、奥多摩の主のような方だったそうですが、町谷さんの話を聞き終えると、
「町谷さんも見ましたか‥」
とだけ、呟かれたそうです。
2013.10.30 |
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ほんのりと怖い話スレ その97
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46 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2013/10/02(水) 16:22:19.50 ID:+jWdGBy90 [1/4回(PC)]
高校時代、たまに肩をパシーンと叩いて横切ったりする変な奴が友人にいた。
周囲からはそういう奴だから…みたいに見られていたが、あるとき理由を聞いてきた。
「お前、いきなりひっぱたいたりするのって何なの? あれ結構いてぇぞ?」
「いや、俺、何となく霊感みたいなの見えるんだ、で、変なのが見えるとひっぱたいてやってるw」
って笑いながら話してた。
嘘か本当かわからないけど、こっちはむしろ霊感のところに興味津々。ムーとか流行ってたしw
「じゃぁ、今までで一番怖いと思った霊とかってある?」と後に尋ねてみた話。
彼は数年前、中学時代に家族で旅行に行っていた。
その時見た湖が、写真では良くある観光地だな~って感じだけど、実際には何倍も綺麗に見えたらしい。
うわ~すげぇ綺麗じゃん!
とかひとしきり感動して、同時に「これなんかおかしいぞ…湖から目が離せなくなってるし」と思った。
金縛りとかじゃないけど、水面をずっと見ていたい、この湖をもっと知りたい…って心境になっていた。
結局、家族がもう行こうって事で他の場所への移動になったが、両親からは
「ずっと見てたけどなんかあったの?」って心配されたらしい。
47 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2013/10/02(水) 16:22:51.24 ID:+jWdGBy90 [2/4回(PC)]
で、夜になってホテルに入る。
温泉につかって、豪華な夕食食べて、ゲーセンで遊んで、寝たらしい。
そしたら、湖のほとりに立ってる夢を見たと。
ただし、足元は湿地の様で、舗装もされていないし、観光地になるずっと前の風景のようだったらしい。
夢の中の風景は早送りみたいになっていて、あっという間に夜から朝、朝から夜を繰り返している。
そこに、力ない感じの狐が来て、最後に水を飲んで息絶える。
遺体はあっという間に腐り、腐葉土のようになり、長いのに短い冬を経て、そこから緑が芽生え、そして枯れていく…
次の年には力ない熊が来て、最後に水を飲んで、やはり息絶える。
遺体が腐敗し酷い悪臭がしてそこで目が覚めたらしい。
不思議と悪意や嫌悪感は感じられないが…何かやべぇな…これなんか変なもん拾ってきたかな?
子供の頃から心霊現象には慣れていたらしく、彼は中学生の頃にはそんな感じで折り合いをつけていたらしい。
けど、良くある金縛りや人の気配とかではなく、何なのか意味がわからなかったので寝なおしたらしい。
彼曰く「悪意が無いのは無視するのが一番」らしいので。
48 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2013/10/02(水) 16:23:28.44 ID:+jWdGBy90 [3/4回(PC)]
また同じ夢を見た。
狐が息を引き取り、四季がめまぐるしく変わり、また熊が息絶え、その悪臭で目を覚ます。
起きる、寝る、夢を見る、また起きる…をそこから3,4回は繰り返したらしい。
それで、普通じゃないというのは理解した、けどこの状況がなんなのかが理解できない。
霊感や悪霊みたいな悪意は感じられない。
そこで、最後まで見てみようと思ったらしい。
四季が移り変わり、狐、熊が息を引き取り…熊の死体の悪臭にも耐え、雪に埋もれたそれから勇壮な芽吹き…
その時、ふと理解したらしい。
この水を飲んで、湖の一部となる事で初めて湖の事が理解できるのか…それを促していたんだ…
あぁ、自分が知りたかった湖の事ってこの事なのか…この水を飲めば自分もこの一部になれる…
しゃがみこんで両手で水をすくって口をつける…という瞬間にヤバイ!!って目を覚ましたらしい。
全身鳥肌、汗びっしょりで目覚めて、その後は目を閉じて、湖さん、湖の神様?何だか良くわからないけどごめんなさい!
俺はまだあなたの一部にはなれません、まだ生きていたいです、勝手な事ですけど許してください!!
って念じながら寝たら、気がついたら朝になっていたらしい。
49 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2013/10/02(水) 16:24:00.38 ID:+jWdGBy90 [4/4回(PC)]
で、彼の中でのとびっきりの怪談?を聞かせてもらって、
何度も言うようだけど、その時の夢に悪意は感じられなかった。
それが自然の理で、多分迎えいれてくれようとしてたんだよな~
やっぱ自然ってすげぇわ、少なくとも自然の中に神様って居るわ!!
ってな感じで幽霊が見えるって人から、神様について熱く語られましたw
彼が言うには、悪霊、怨念、霊魂とかは個人の物で、そんな物は自然の力と比べれば全然だと。
大自然の意思?みたいな物は口では上手く説明できないけど、圧倒的に雄大でしかも寛大なパワーで、それに触れたら、
もう後は何されても隣の家の壁ドンうるせぇ!(当時は無い言葉ですが)
位にしか感じられなくなるって言ってました。
話全体は、シリアスにやりつつ、笑いも含めつつだったんだけど、最後にシリアスに
「でも、多分あの時「まだ」って言っちゃったんだよな…もしかするとあそこで俺死ぬのかもな~」
って、しみじみと言ってたのが印象的です。
高卒後、特に連絡とかもしてないけど、まだ生きては居ると思いますが。
【「湖」の続きを読む】
2013.10.30 |
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ほんのりと怖い話スレ その97
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74 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2013/10/03(木) 09:27:21.86 ID:gi5Bnw+/0 [1/1回(PC)]
怖いか怖くないかわからんが書いてく
自分の父親が登山が趣味でその父親が話してくれた話
その日も暇ができたから山に登ったんだ、でも途中歩いてたらいきなり頭が痛くなって「高山病かな?」って思ったんだけどまだそんなに登ってないし...と思ってたらどっからか「おまいりしてけ」って声が聞こえた
しかも何度も何度も言ってくる「おまいりしてけ、おまいりしてけ」って
いきなりの出来事で父親が混乱してたら次の瞬間道の横にあった竹林って言うのかな、そこからすごい気配がしたらしい、しかもガサガサッってすごい勢いで何かが竹林から近づいてきた
その瞬間にも頭痛はするし「おまいりしてけ」って五月蝿いし、そこで父親が「わかったから!」っていって山をおりて山のふもとにあった社?かなそこで急いでおまいりした
そしたらいつのまにか頭痛も声も消えたらしい
父親がいうには「多分あれは山の神様だよ、俺もまだ山登り初心者だったし、おまいりすることを教えてくれたんだね」だそうで
...文章変だったらすいません...
2013.10.30 |
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ほんのりと怖い話スレ その97
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29 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2013/10/02(水) 09:26:24.28 ID:pGTNhV2MO [2/7回(携帯)]
祖母が亡くなり形見分けの時母が人形を見つけた。
しかし高そうな日本人形じゃなく 顔や髪も布地で出来た目の丸い女の子の人形。
可愛い、と母は私か妹にと親族に了承もらって私のものになった。
私は縫い子で、妹はアパレル、母親は呉服屋にいた為
人形が地味な綿の着物だった(ちょっと変色)為 母がちりめんや余り絹を調達して
妹が色を合わせ 私が人形の着物を縫った。
赤い牡丹に柿色の帯半襟は正絹薄萌木色にして髪に薄い絹で椿をつけた。
お人形遊びみたいだね と話しながら、人形は母の蘭のそばに飾った。
翌日妹が「人形がほんまおおきに!!って言ってる夢見たよw」と言ってて皆で笑った。
30 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2013/10/02(水) 09:32:13.66 ID:pGTNhV2MO [3/7回(携帯)]
数日後、母親の知り合いの親子が遊びに来て その女の子が人形がほしいと泣き出してしまった。
しかし形見なので上げられないの ごめんなさい、と母が謝ると女の子は人形を掴んで床に叩きつけた(らしい)
ついでに蘭もぶちまけた… その子の親は「子供のした事だから」と言い帰っていった。
母親は人形にごめんね、と謝り蘭の花を片付けた。
数日後に京○府で大きな交通事故があり、人形を叩きつけた女の子は重症を負った。
まあ偶然かもしれないと最近まで思っていた
31 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2013/10/02(水) 09:41:56.13 ID:pGTNhV2MO [4/7回(携帯)]
最近になってまたその子の母親が家に来て、 ようやく娘か退院した。と話した。
そしてついては快気祝いにあの人形を譲ってほしい。と言う
母は丁寧に断ったが、人形で遊ぶなら小さい子だし…私がいいなら譲る。と言ったけど
そもそも人形を叩きつける子供には譲れないと私は断ってしまった。
しかしその母親は「子供がほしいって言ってるのに!!」と飾ってあった人形をまたも取り上げて床に叩きつけた(遺伝?)。
人形は足が少し曲がってしまった。
数日後 その叩きつけた母親も交通事故にあった
命に別状はないが下半身不随になった。
ちょっと怖くなった。
32 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2013/10/02(水) 09:46:51.14 ID:pGTNhV2MO [5/7回(携帯)]
書いててすごいありがちだなと思ったけど
この手の怖話は「髪の毛がリアルな日本人形」でしかあり得ないと思っていた。
見た目は普通の可愛いお人形だし身内には被害もなく
むしろ妹が宝くじを当てたり私の嫌な上司がなくなったりで良いことのが多い。
33 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2013/10/02(水) 09:58:31.90 ID:pGTNhV2MO [6/7回(携帯)]
>>29だけど 妹はもう一枚人形に着物を作ろうとして
自分で紫や黒の布地を集めていたが また夢に人形が出てきて
「そんなんいやや」と言われたらしい。
これはただの夢かもしれないけどね。
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2013.10.30 |
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ほんのりと怖い話スレ その97
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12 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2013/10/01(火) 18:12:17.82 ID:t9PAdndR0 [1/3回(PC)]
昔住んでた家の話
小学生の頃鍵っ子でさ、親と妹の帰りがいつも遅くてほとんど家ではぼっちだった
友達もいなかったし、学校が終わると真っ先に家に帰ることにしてた
いつものように家の鍵を開けたらマジでビビった
家 の 中 が 血 塗 れ
玄関の先のフローリングが真っ赤
半ばパニックのまま近くの家に駆け込んで
親に連絡してもらって警察よんだ
13 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2013/10/01(火) 18:14:02.35 ID:t9PAdndR0 [2/3回(PC)]
すぐに犯人は捕まった。
警察によると犯人は窓ガラスを庭にあったスコップで叩き割って傷を負った
で、そのまま血が出てる状態で家の中をうろうろ
ご丁寧に各部屋を回って
俺のPS2とか妹の教科書とか、そういうのにも血が余すところなくついてたっつーか塗られてた
結局家の中のものは何も取られてなかったけど逆に気持ち悪かった。
14 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2013/10/01(火) 18:14:37.68 ID:t9PAdndR0 [3/3回(PC)]
警察は犯人は訴えられないみたいなことを言ってた
わかると思うが精神的にヤバイひとだったから
犯行動悸は俺の家から電波が出ててそれが自分を操ったから、と
掃除は親戚一同でしたけどやっぱ気持ち悪くてその家を貸してアパートに移った
今でも血が怖い
2013.10.30 |
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5 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2013/10/01(火) 11:58:33.73 ID:1gVMs58T0 [1/1回(PC)]
前スレの自販機の話読んで思い出した話。
高校の時、夏の補習帰りに書店に寄った。
その日は、同行する友人もいなくて一人で、店内を見て回る内に、トイレに行きたくなった。
書店の奥の階段の隅にトイレはある。和式しかない。
個室に入って、御用をすませて立ち上がり、身繕いしながらふと足元を見た。
それほど狭くないつくりの個室だったので、私は便器の後方に立ってた。
ドアの下の隙間から、白い細い手が掌を上に向けて入って来てた。
便器の辺りで探るように手を動かして、しばらくして消えた。
声も出せず、長い事出られなかった。
ガチレズのねーさんだったのかな。
2013.10.30 |
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4 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2013/10/01(火) 11:49:34.29 ID:uJiDoQ8q0 [1/1回(PC)]
子供の頃、近所の神社で一人でブランコに乗っていた。
夏休みの午後3時くらいで丁度誰もいなかった。
ブランコの後側には大きな気が植えてあって、ブランコの上はその木の枝で覆われていた。
ブランコをこいでいると一瞬強い風が吹いた。
その途端、上からザーッと雨のように滴が落ちてきた。
俺の腕や頭にも落ちてきたが、その水滴は水ではなくて変にネバネバした液体だった。
何か、樹液でも落ちてきたのかと思ったが、ブランコの鉄柱や鎖にもその液体はいっぱいついていた。
なんだろうと見ていると、透明だった液体がだんだん白く粉をふくように盛り上がりだして羽が生えてきて小さな蛾のようになり一斉に飛んでいってしまった。
あれはなんだったのか、まったくわからない。
2013.10.30 |
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ほんのりと怖い話スレ その97
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2 : 1/2[] 投稿日:2013/10/01(火) 10:28:18.99 ID:ocxQxGg20 [1/4回(PC)]
子どものころの話
どんな訳か覚えていないけど、普段ならとっくに帰宅しているはずの時間に道を歩いていた。
日が落ちて暗くなっても街頭も無い、車も一方通行のさほと広くない道。
片側に電柱があった。
電柱の数メートルくらい手前まで来た時、電柱のちょうど目線くらいの高さあたりに何かがあることに気が付いた。
解りづらいけど、本当に「あれ、なんかある。なんだろ」という感じだった。
視界も暗くてびくびくしていたせいか、そのまま近づくのが嫌で、立ち止まってじっと様子をみた。
首だった。
電柱から垂直、つまり横向きに、人間の頭部だけが突き出ていた。
あまりのことに声も出ず、泣くこともできないパニックの中で、それでも子どもながらに必死でどうしようか考えた。
この道を通らないと家に帰れない。回り道をするには夜遅すぎて時間がかかる。
何より、突き出た首から目を離して背中を向けるのが怖かった。
3 : 2/2[] 投稿日:2013/10/01(火) 10:40:05.82 ID:ocxQxGg20 [2/4回(PC)]
しばらく立ち往生したすえ、できる限り電柱から離れた側を、首から目を離さずに、そろそろ通り過ぎることにした。
首は動く気配も無い。
少しずつ近づいてくる首付電柱。道の反対側に身を寄せながら通り過ぎる。
まんまと首に気づかれずに(当時はそう思った)首の生えた電柱を通りすぎても、首はぴくとも動かなかった。
そのままゆっくり歩き続け、電柱からずいぶん離れても、まだ怖くて走って逃げることもできなかった。
結局、その後なにがあったわけでもなく、翌日昼間には現金にも怖さは失せていた。
首も消えていた。
それだけの話。
2013.10.30 |
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∧∧山にまつわる怖い・不思議な話Part71∧∧
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489 :雷鳥一号 ◆jgxp0RiZOM :2013/10/15(火) 19:25:09.99 ID:X/22lcU/0
知り合いの話。
彼の地元には、かつて風葬地として使われていた山があるそうだ。
近くに賭場が立っていた宿場町もあったそうで、賭け事のいざこざで亡くなった人の
死体もよく野晒しにされていたと言われている。
何時の頃からか、この山で野宿をすると、夜中にある音が聞こえてくるようになった。
カラカラという、賽子を振る音が。
伝わるところによると、音の正体を確かめてやろうと、夜の山に登った博打打ちが
何人もいたそうだ。
いずれも次の朝には、死んでいるのが見つかったという。
何故か、死に顔は満足そうに笑っていたそうだが。
地の者達には『博徒の果てる山』などと呼ばれて、大層気味悪がられたらしい。
現在は街道からも外れてしまい、近寄る者もいないのだという。
【「賽子を振る音」の続きを読む】
2013.10.27 |
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∧∧山にまつわる怖い・不思議な話Part71∧∧
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488 :雷鳥一号 ◆jgxp0RiZOM :2013/10/15(火) 19:24:20.69 ID:X/22lcU/0
知り合いの話。
実家のある山奥で、祖父の手伝いをしていた時のことだ。
何処からともなく人の笑い声が聞こえてきた。
・・・ケラケラケラケラ・・・
調子外れで甲高い声だったが、間違いなく女性のものだった。
何となく、何かを喜んでいるみたいな響きだ。
笑い声を聞くや否や、祖父が「山を下りるぞ」と撤収を始める。
祖父は作業を途中で切り上げることがまず無かったので、意外に思ったという。
訝しく思って「何かあるの?」と尋ねると、次のようなことを言われた。
「この奥には、大昔から『笑い女』っていう化け女がいるんだと。
山に入った木樵とか見つけると、良いものを見つけたと笑い声を上げるそうだ。
捕まると喰われてしまうというから、サッサと逃げるに限る」
「本当に食べられるの!?」驚いてそう聞き返す。
「本当のところはどうなのかはわからんが、お前はこんな山の中で、
嬉しそうに笑いながら追っ掛けてくるモノに逢ってみたいか?」
逢いたくなどなかったので、素直に祖父に従い下山した。
笑い声は途中まで追ってきたが、麓に近づくにつれて段々小さくなっていき、
やがて聞こえなくなったという。
2013.10.27 |
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487 :雷鳥一号 ◆jgxp0RiZOM :2013/10/15(火) 19:23:14.36 ID:X/22lcU/0
友人の話。
山の棚田で田植えをしていた時、足を取られて転倒した。
体勢を持ち直そうとしたが叶わず、顔から泥に突っ込んでしまう。
次の瞬間、上空から棚田を見下ろしていたのだという。
いきなり切り替わった視点に驚いていると、真下の棚田に倒れ込んだ男が見えた。
転けた自分だった。
理由はわからないがヤバイと感じ、必死で体に戻ろうと念じていたら、
視界が真っ暗になり息が出来なくなる。
顔が泥から出て、やっと自分が元の身体に戻れたことに気が付いたそうだ。
「俺ってあの時、幽体離脱でもしていたのかな?」
彼は不思議そうにそう言っていた。
2013.10.27 |
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417 :雷鳥一号 ◆jgxp0RiZOM :2013/10/09(水) 20:17:28.91 ID:03snDjMA0
知り合いの話。
彼は若い頃、欧州での一人旅を好んでしていたそうだ。
ある日、山を行くジプシーの一家と出会い、馬車に同乗させてもらったのだという。
荷馬車は一家の者が寝泊まりしているだけあって大きくゆったりとしていて、
午後の一時を楽しく会話しながら過ごした。
一家の祖母は昔ながらの占いをよくするらしく、車座になって一緒に夕食を取った後、
彼の未来を占ってもらうことになった。
老婆は、何か大きな動物の骨らしき物を手でこねくり回しながら、難しい顔になって
重々しくこう述べた。
「あんたはこれから……美味い酒を飲んで、一晩中楽しく唄って踊るだろうよ」
そう言ってニヘラと笑う。
一家の者も声を合わせて笑い、宴会が始まった。
実に楽しく愉快な酒盛りだったらしい。
彼も日本の歌を幾つも披露し、やんやの喝采を受けたそうだ。
翌朝に目が覚めると、周りには誰の姿も見えなかった。
焚き火を起こした跡はあるが、自分の荷物以外には何も残されていない。
418 :雷鳥一号 ◆jgxp0RiZOM :2013/10/09(水) 20:18:09.38 ID:03snDjMA0
二日酔いで痛む頭を擦りながら後ろを向くと、そこには朽ち果てた荷馬車があった。
近寄ってみてまじまじと見ているとあることに気が付き、口の中の唾が一気に引いた。
廃馬車の側面に微かに残された紋様は、彼が昨日乗せてもらった馬車に刻まれていた
それと一致していたのだ。
荷馬車の側にはぼろぼろになった楽器が幾つも落ちていた。
数といい種類といい、一家の者達が奏でていた楽器と同じ物に思えてならなかった。
「自分は昨日の昼からずっと、一体誰と過ごしていたのか……?」
いくら考えても答えは出ず、落ち着かない気持ちでその場を後にしたのだという。
2013.10.27 |
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360 :雷鳥一号 ◆jgxp0RiZOM :2013/10/04(金) 18:17:30.50 ID:PR100RCj0
知り合いの話。
彼はかつて漢方薬の買い付けの為、中国の奥地に入り込んでいたことがあるという。
その時に何度か不思議なことを見聞きしたらしい。
「とある山奥の村でですね、一風変わった注意を受けたことがあります。
ここの山奥に分け入るのならば、煙草を絶対に持っていけと。
私が『煙草はやりません』と言ってみても、吸う人も吸わない人も関係ないから、
常に身に付けておくようにと、そう言われまして」
「日本でも似たようなことを言われたことを思い出しまして、こう聞いたんです。
『蛇除けですか?』って。やはりそうでした。
お国が違うというのに面白いですねぇ、と思いましたよ」
ここで彼は少し苦笑して、こう続けた。
「しかしこの蛇というのが、日本とえらく違いましてね
人の顔を持つ大蛇だというのです。
体型はかなりずんぐりむっくりらしく、動きはそんなに速くないらしいのですが。
驚くことにこの蛇、丸呑みした人間の頭部を、自分の頭として複製するのだそうで。
つまりこの蛇の顔は、最後にこいつに呑み込まれた人間の物なのだそうです。
『人面の蛇』だの『顔盗みの蛇』のような呼ばれ方をしていました、はい」
「この蛇は、取り込んだ人の知性で物を考えることが出来るようで、常に頭の良い
人間を餌食にしようと探しているのだそうで。
蛇というよりも妖怪ですが、そういう類いにも向上心というか、進化したいとか
上に昇りたいという欲求があるのかもしれませんね。
この話を聞かされて興味深く思いましたですよ」
361 :雷鳥一号 ◆jgxp0RiZOM :2013/10/04(金) 18:19:24.68 ID:PR100RCj0
「こいつは先に言ったように、動きが素早くないものですから、狙った人に近づく
ために色々と興味を引くようなことを話し掛けてくるのだそうです。
お宝の場所を知っているだの、この先で人が倒れているので助けてやってほしいだの、
そんなことを話しながら近寄って、いきなりペロリと丸呑みするのだとか。
え、人間の口でどうやって人一人を呑み込むのかって?
さぁそこまではわかりませんねぇ。聞いておりませんし。
頭を好きな形に変形出来るのですから、こう、ガッと広がるんじゃないですかね」
「厄介なことにこの蛇、食べた人の知識や記憶を、自分の物とするらしいのです。
その所為か、話し掛けてくる内容が、実に種類豊富で面白いのだそうですよ。
蛇の中に、知識が蓄積されていくんでしょうかね。
昔話に、過去の歴史を聞きたいがために、この蛇に会いに来る都の学者のお話が
あるのだとか。
学者を食べようと話し続ける人面蛇と、必死で逃げながら話を書きとめ続ける学者の、
恐ろしいけどどこかユーモラスな内容でした、はい」
「ドキドキしながらその山に登ったのですけど、人面蛇とは会えませんでしたね。
まぁ、会えなくて良かったのでしょうけど」
彼はそう言って笑っていた。
2013.10.27 |
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350 :雷鳥一号 ◆jgxp0RiZOM :2013/10/03(木) 17:44:29.31 ID:xyXI8rCC0
知り合いの話。
実家への里帰り、夜の山道で車を走らせていた時のこと。
前方に明かりの長い列が見えてきた。
近づくにつれ、大勢の人が提灯を下げて、練り歩いているのが見て取れた。
列は道の端を歩いていたので車と接触することはなかったが、用心のために
側を抜ける際は徐行してみた。
列の中程に籠が担がれており、その中に花嫁衣装の女性が座っている。
「花嫁行列か、今時珍しい。
……っていうか、何でこんな夜中にこんな場所を通ってるんだ?」
薄気味が悪く思えたので、じろじろと見るような真似はせず、
充分遠ざかってから後ろを確認してみた。
つい先に行列がいた道は真っ暗で、明かりなどどこにも見えなかったという。
帰宅後にこの話を家人にしたところ、祖父からしつこくこう聞かれた。
「花嫁は乗っていたか? いたんだな、間違いないな?」
安堵した様子にただならぬものを感じて、一体どうしたのだと問うてみた。
「あれは昔から目撃されてる花嫁行列でな。
『ミサキの嫁入り』なんて、地元じゃ呼ばれてるよ。
正体は誰も知らねぇ。
籠に花嫁が乗っている時は、何も問題なんて起こらないんだが……。
誰も乗っていないと、次の日、村から娘が一人消えるってんだ。
山の神様に嫁に獲られるって言われてたけどな」
351 :雷鳥一号 ◆jgxp0RiZOM :2013/10/03(木) 17:45:08.07 ID:xyXI8rCC0
彼はその数年後に結婚し、可愛い娘さんを授かった。
あの言い伝えを頭から信じた訳ではないが、出来るだけ実家に娘さんを
泊めないようにしているのだそうだ。
「いや、信じる信じないの前に、あの行列を見ちゃってるからなぁ。
祖父さん祖母さんも、夜に娘は泊めん方がええ、って言ってくれたし」
難しい顔をしながら、彼はそう言っていた。
2013.10.27 |
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345 :本当にあった怖い名無し :2013/10/03(木) 04:36:20.92 ID:0L0YFfAB0
秩父に夜のぼっちドライブに行った時のお話。
凄い狭くて車1台が通るのがやっとの山道走ってたんだけど。
前から対向車のヘッドランプの明かりが見えた。
「避難帯?もないし、どうしよう」と思ってたら、突然対向車のヘッドライトが消えた。あ、あっちには避難帯あったのかと思って進んだら、そんなものなくて俺を避ける場所なんてないしましてや分岐道もない。あの車どこいったんだろう。
背筋が寒くなって帰った。ちなみにその後は対向車には会わなかった。
似たような経験した人多いと思うけど不思議だ。
2013.10.27 |
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303 :本当にあった怖い名無し :2013/09/21(土) 02:13:11.06 ID:36jc2Kqt0
田和山遺跡は島根県松江市にある約50mほどの丘陵にあります。
1997年、市立病院移転のための候補地となり調査が行われたところ、
せまい頂上部分を囲むように三重の環濠が掘られていることが明らかになってきました。
このため神話の里、島根の住民の間で遺跡保存の運動が起こり、
開発を強行しようとする市側と争いになり、裁判にまで発展しました。
ところがわずか2ヶ月の間に、開発を主張していた市長、開発派の市議3人、
そして開発が始まれば確実に工事を担当すると考えられていた建設会社の会長が急死したのです。
5人は高齢ではありましたが、別に入院等をしていたわけでもなく現役で活躍しておられた方々です。
このため地元では祟りがささやかれるようになり、週刊誌等でも取り上げられました。
裁判と並行して、大学での考古学的調査が続けられ、実に貴重かつ特異な遺跡であることが判明しました。
これにより市側も方針を転換、史跡として保存されることになったのです。
この遺跡の特異な点というのは、三重の環濠に囲まれた面積はせまく、
出雲大社の原型とも考えられる柵跡に囲まれた高床式らしい建物の柱跡が発見されたものの、
日常的に人が住む場所とは考えられないことです。
実際に、人が住む竪穴式住居は環濠の外に見つかっています。
遺跡の時期はAD2世紀~BC1世紀頃、丘陵部分からは3000個をこえる石つぶてや銅剣型石剣などが発見されました。
ただし石つぶては使用された形跡はなく、
また石剣もすぐに折れてしまうため、実際の戦闘には適さない儀式用のものと見られています。
この遺跡をめぐっては、宗教的な模擬戦闘をする施設であるとか、
何か極めて重要なものを守るための施設であるとか、古代の貴人の産屋であるとか、様々な説が出されています。
最後に、この地方に古くから伝わる伝承として、
垣に守られた山には入ってはならない、たちまちに死ぬというものがあることを付け加えておきます。
2013.10.27 |
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