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ランドセル

実際に幽霊見たことあるやつ集まれ
http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1394340999/

39 :名無しさん :2014/03/11(火)00:33:55 ID:HPwiRmQ8u
夕方1人で家にいるとき、ドアノブガチャガチャする音聞こえて、よく見ると風呂場のドアノブが勝手に動いてた

部活帰り(8時過ぎ)にランドセルの女の子いたから声かけようとしたら、影無くて、あ、人間じゃないって思ってダッシュで家帰った

夜中目覚めたら金縛りなっててうっすら目開けたらお腹に犬乗ってた。動物飼ったことないのに

って感じかな


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2014.05.31 | | Comments(8) | Trackback(0) | ■怪異

足音

実際に幽霊見たことあるやつ集まれ
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35 :名無しさん :2014/03/10(月)21:37:56 ID:3ZhLjdJBu
金縛りあったときは黒い人影にマウント取られてたな
寝惚けてたから金縛りってわかってたけど「うぜえ!!どけや!!」って心の中で怒鳴ったらいなくなったわ
あと
心霊スポットとして有名な公園あったから怖がりな友達むりやり連れて車で見に行ったんだけど、窓全開にしてると足音聞こえたから変質車に思われたらやだなと思い周り見渡すけど誰もいない
すると運転席扉の前で足音止まったからさすがにヤバイとすぐ車出したわ
見たことあるやつより聞いたとか感じたとかの方が多いんじゃね?

2014.05.31 | | Comments(8) | Trackback(0) | ■怪異

ドンドン

実際に幽霊見たことあるやつ集まれ
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36 :名無しさん :2014/03/10(月)21:56:25 ID:mbCwytV5l
夜に寝ようと思ったら二回なのに窓をドンドン5回された
なんか人間が叩いたようなぐぐもった音で怖かった
そんでカーテンがかかってたから何もに得なかったわけ
だけどカーテンの向こうを確認する勇気はなかったからそのまま
ガクブルしたまま寝たって話。
それ以外にもたまに視界の端に人影が見えて、「ん?」って思って
振り返って見てみると誰もいないってのがよくある。

2014.05.31 | | Comments(5) | Trackback(0) | ■怪異

新聞配達

実際に幽霊見たことあるやつ集まれ
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29 :名無しさん :2014/03/09(日)22:52:45 ID:Y7cJ/SDQr
じゃあ俺ね。

田舎で新聞配達のバイトしてるんだけどさ。
配達で新規の購読者に新聞を届ける事になったわけ。

で、家に着いたのは良いんだけど新聞を入れるポストが無いの。
どうしようか…と思ってたらその家の離れの方から青白い光が見えたんだ。

行ってみるとそこには小さな小屋があって八十代位のお婆さんと黒猫(ペット?)が居た。
なんかぼうっとと青白く光ってるけどTVの深夜番組でも見てるんだろうと思って話し掛ける事にした。

俺「おはよう御座います」
婆さん「あら、だあれ」
俺「新聞配達です」
婆さん「ごめんなさいね、私耳が遠いの」

俺は手に持ってる新聞を見せた。
婆さん「ああ、新聞屋さんね。ご苦労様」
お婆さんに新聞を渡すと俺は急いで次の配達先へ向かった。

次の日。
俺「お疲れ様です」
先輩「おう、お疲れ」
俺「先輩、昨日〇〇さんの家に新聞届けましたよ」
先輩「何だお前知らねーのか?あの家契約キャンセルしたんだぞ」
俺「え、そうなんですか?」
先輩「ポストに入れてきたのか」
俺「お婆さんが居たから渡しましたけど…」
先輩「おい、怖いこと言うなよ。あの家にお婆さんなんて居ねーよ」
俺「ファッ!?」
先輩「だから居ねーんだって。俺あの家と知り合いだもん。別の家と間違えたんじゃないのか?
   あの家のお婆さんは三年前に亡くなってるよ。」
俺「・・・・・」

六年くらい前の話。
後日確認したら本当にお婆さんは居なくて、あの家の離れの小屋も無かった。
お婆さんの家だったけど亡くなってから取り壊したんだって。
じゃあ、あのお婆さんは…

2014.05.31 | | Comments(2) | Trackback(0) | ■都市伝説・噂

走る音

実際に幽霊見たことあるやつ集まれ
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18 :名無しさん :2014/03/09(日)15:48:21 ID:29dAbObzb
数年前にお袋が仕事の帰りに交通事故に遭って深夜に手術することになった。
手術室の前のベンチに座って手術が終わるのを待っていたら目の前の廊下を何度も往復するバタバタと走る音が聞こえ、その音を追いかけるように走る足首から下の部分だけが一瞬だけ見えた。
幸いなことにお袋の手術はうまくいって今でも元気だ。

2014.05.31 | | Comments(4) | Trackback(0) | ■怪異

魔除けの包丁

【オカルト】不思議体験したことあるやつwwwwwwwww
http://toro.open2ch.net/test/read.cgi/occult/1394112615/

48 :名無しさん :2014/03/14(金)07:55:06 ID:JMwJUHJpe
>>40>>41
なんかなんてことないけど具体的なのがいいな。和光市とか近いわw

地蔵前」書いたものだけど、祖母の死って奴でひとつ思い出した。
前述したように本当の祖母は北朝鮮で亡くなってるんだけど、引揚者の悲しい混乱でうちはなかなか
複雑な家庭で、同じ引揚者で身寄りのない婆さんを死ぬ前の数年間だけ引き取っていた。
むろん血のつながりはないし、20年以上前だったがその時点で既に90を越える歳で枯れ木みたいな
寝たきりになってたんで、あまり人間らしくないというかあんまり思い入れもなく淡々と世話してた

んである晩ついに亡くなったんだが、通夜の準備なんかで家族がバタバタしてるなか、俺が一人で
見ている事になった。
身近の葬式初めてなんで知らなかったが、遺体の上に包丁を一本置いた形で一晩中番をする。
生きていた時から枯れ木みたいだったし、「あー」とか「うー」とかほとんど意思疎通もできない
感じだったんで、さほど怖いと思う事もなく本なんぞ読んでいたが、ちょうど周りが静かになった
十時ごろ、不意に婆さんがはっきりと「あああ」と声をあげると上半身を起こしかけた。

愕然としていると遺体はまたゆっくりともとに戻った。おそるおそる反応を確認してみたが、瞳孔
は開いているし、脈もない。何より人が死ぬとのどに痰が上がってくる(生きているうちは自然と
飲み込まれていく)のだが口を開けたら痰が口元まで上がっていた。

何となく魔除けの包丁はこういうときのためのものなのかと納得した次第。昔の話では猫とか
もののけが夜遺体に取り付いて悪さをするという話もあったみたいだな。


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2014.05.31 | | Comments(18) | Trackback(0) | ■怪異

地蔵前

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14 :名無しさん :2014/03/09(日)15:09:39 ID:oAVvQjjWj
俺のおふくろは戦前満州から北朝鮮のあたりに開拓移民でいたんだが、
夕暮れ時、街角の十字路で1m超えるような人魂を見たことがあると
言っていたな。

ぽっかりと浮かんだ人魂は逢魔が時の薄暮の中をふらふら漂っていた
らしい。恐怖はなく、何か不思議な物を見ている感覚だったとか。

家に帰ったら、危篤だった祖母が亡くなっていたとか。
(だから祖母の墓は北朝鮮にあって、たびたびの洪水でおそらく流れて
しまったろうから、今となっては場所も分からないらしい)


俺自身にはそういう経験はないが、実家が江戸時代の刑場跡近くにあって、
そこは何かと噂の絶えない場所だった。最寄りバス停が「地蔵前」という
だが、地元民だけが知っている本当の名前は「首切り地蔵前」
そのバス停から直接見えない交差点の裏に首の無い地蔵があって、それは
江戸時代刑場で処刑される罪人の供養のためのものだった。

そのせいとも言えないが、そこの交差点は県下でも事故の多い交差点で、
特に地蔵の前にあたる角はヤバいと言われていた。
そこに最初に建物作った時は、古い人骨がワラワラ出てきたそうだ。
俺の知ってる限りでも、そこに出店した弁当屋がガス爆発事故を起こして
廃業したり、とにかく店がいつかない。

今では郊外の住宅地として新参が増え、そういうことを教えてくれる古老も
いなくなったけど、古くからの住民は皆知っている。
皆も「ヶ原」とかつく住所は要注意だ。
たいてい江戸時代まで遡れば町はずれの刑場だからな。
地蔵はまだある。


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2014.05.31 | | Comments(8) | Trackback(0) | ■都市伝説・噂

ガサガサガサガサ

実際に幽霊見たことあるやつ集まれ
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4 :名無しさん :2014/03/09(日)14:20:04 ID:UNmaM40sm
誰もいないけどまず俺からな
最近のことなんだがある夜自分の部屋で寝ようとしてたんだ。
んで落ちそうになった時、部屋にあったゴミ袋のガサガサガサガサ
って音がしはじめたんだ。
俺ん家猫飼ってるからその猫が勝手に部屋に入ってきてゴミ袋で遊んでんのかと思った俺はしばらく無視し続けた。

でも2~3分くらい?音が止まなかった。
眠気も覚めちゃったし我慢の限界に達した俺は猫を追っ払おうとして起き上がったんだ。
そしたらずっと鳴ってた音が急に止んだんだ。
んでゴミ袋の周りを確認したけど部屋に猫すら入ってなかったうえにゴミ袋の周りには音を2~3分もなるし続けられるようなものは置いてなかった。(薄暗かったからよくわかんなかったけど)
そのときはただ自分の空耳かと思ったので俺は再び布団に潜った。
布団に潜ってすぐにまたゴミ袋がガサガサガサガサ鳴りだした。
「またかよ…」って思い俺はその時軽い神経質になってたので少し大きめの声で「なんだよ!!」って叫んでみた。するとまた音は鳴り止んだ。
少し怖くなった俺は周りの音が聞こえないように腕で軽く耳を塞いだ。
しかし今度はそこそこ大きな音で壁をコンコン叩くような音が鳴り始めた。
早く寝たかった俺は勇気を振り絞ってその音がなっているであろう壁を見てみた、すると暗くてよくわかんなかったけど猫背の老人が体育座りしてるような影がぼんやり見えた。
その瞬間ありえないくらいの眠気が襲ってきてすぐ寝たと思う。
朝起きてなんかの見間違いだとおもったのでその老人が体育座りしてた場所を見てもなにも置いてなかった。
文章が雑ですまん

2014.05.31 | | Comments(4) | Trackback(0) | ■怪異

人のいない部屋

【オカルト】不思議体験したことあるやつwwwwwwwww
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44 :名無しさん :2014/03/14(金)00:41:33 ID:PPZweIvii
昔住んでたアパートで人のいない部屋から深夜決まって音が聞こえた
その頃は気にしないようにしていたが
あれは何だったのかとふと思うことがある

2014.05.31 | | Comments(3) | Trackback(0) | ■怪異

初孫

【オカルト】不思議体験したことあるやつwwwwwwwww
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24 :名無しさん :2014/03/09(日)22:08:32 ID:TPkJZbb4t
祖母が亡くなった時の話。
祖父母4人の中で一番若い人で一番大好きな人だったから、ショックで数日経ってもまだ思い出しては泣いてた。
ある日の夕方、自室のベッドで横になってやっぱり泣いてたら、突然祖母の声が聞こえた。
「まだ泣いてんの?」って。頭を撫でられた感触もあった。
すぐに目を開けたけど当然姿なんてなくて、困惑して母に話したら
「お葬式の時あんたが一番泣いとったし、おばあちゃん心配やったのかもね、初孫やし。」
と言われた。
因みに葬儀の準備中、孫世代はする事が無いと言われたので私を含めた孫メンバーで
「ばあちゃんが好きやったゲームを皆でやって偲ぼう」って事になって、
私はテトリス(FC版)をやったんだけど、いつもは5-1から始めても最後までクリアできないのに
その時はなぜか祖母がやってたのと同じように5-6から始めてあっさりノーミスでクリアできた。涙で画面歪んでたのに。
でも、クリアできたのは後にも先にもその一回だけ。
皆で「たぶんばあちゃんが力貸してくらはったんやね」って言ってる。

2014.05.31 | | Comments(2) | Trackback(0) | □体験談

【オカルト】不思議体験したことあるやつwwwwwwwww
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20 :名無しさん :2014/03/09(日)11:50:27 ID:HeQrGIBbd
小学六年の夏休みに学校の行事で県内の有名な山に行った。二泊三日で山中の研修施設に泊まった。

自分がいた学年は高確率で遠足では雨が降る。(確率にして70%)その日も例外ではなく2日目の夜は雷を伴う激しい雨になりキャンプファイアーは体育館内でのキャンドルファイアーとなった。8月とはいえ雨の降る夜の山の中はかなり冷え込んだ。体育館内では児童約120名と教職員10数名がいた為割と気温と湿度が高く、窓は結露していた。

皆で輪にフォームダンスを踊った。俺はその頃天気とか好きだったので、踊りつつも窓から外を見ていた。

近くに雷が落ちた。その時、稲妻から白く光る丸いものが出てきた。それは数秒で消えてしまったが、上下しながら左に動いていた。

呆然としていると隣で踊ってる奴から「どうした?」と聞かれた。「なんか飛んでた」と答え、周りを見渡すと同じように呆然としている奴が6人ほどいた。風呂でそいつらに話を聞くと全員の見たものが一致した。

まあそれだけなんですけどねww
その後窓の結露が笑顔の形に無くなってるのが数カ所あったりしたけど何もおきなかったです。翌朝雷が落ちたと思われる場所に行きましたが石碑があるだけでした。その石碑が関係あるものではないと思います。

・ ・
 ∨   ←こんな感じ

高校で同じ施設を使ったけど今度は何もなかったです。

一体なんだったのでしょうか?

2014.05.31 | | Comments(3) | Trackback(0) | □体験談

小豆UFO

【オカルト】不思議体験したことあるやつwwwwwwwww
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13 :名無しさん :2014/03/07(金)21:40:35 ID:wWin0rgqu
小学生の頃、布団に小豆のようなものがパラパラ落ちる音で目が覚めた
隣で寝てるばぁちゃんは反応ないし、暗い中手探りしてもなんもないしで気のせいと思いまた寝ようとした
すると、枕元で何かホワンホワン浮いてる音がし始めた
怖くて目を開けられなかったが、それは俺の横を通り過ぎ今度は足元でホワンホワンやりはじめた
しばらくしたらそいつは消えた

俺はそいつを「小豆UFO」と名付けた いつかまた会いたいなぁ

2014.05.31 | | Comments(5) | Trackback(0) | ■怪異

一直線

【オカルト】不思議体験したことあるやつwwwwwwwww
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12 :名無しさん :2014/03/07(金)21:18:38 ID:APhH79Wcj
昔怪談サイトに投稿した話なんだけど
閉め切った部屋でクーラー効かせてテレビを見てたとき
のどが渇いたから飲み物を取りに行って部屋に戻ったら床に放置してたビニール袋が天井に近い高さで飛んでた
は?と思ってるうちにひらっと床に落ちて、しばらく落ちた袋を見てたんだがもう浮き上がったりはしなかった

で、問題なのはここから。部屋をよく見ると何枚も重ねて積んでた漫画や遊戯王カード、座布団が崩れてた
カードや漫画はそれぞれ1メートルから2メートルくらい離れた所にテキトーに積んでたからすぐには分からなかったんだけど
開きっぱなしにしてたはずのテレビ台の2枚扉が片方だけ閉まってるのを見たときに気づいた
扉の閉まった方向、漫画やカードが崩れてる方向が全部同じだったんよ
ちょうど壁から窓に向かって、本当に綺麗に一直線に、なにかが無理矢理通ったみたいに

ちなみに幽霊だとは思ってない。あまりにはっきり物を動かしすぎてるし何か違う気がする
て言うかこんなアグレッシヴな幽霊嫌だ

2014.05.31 | | Comments(3) | Trackback(0) | ■怪異

6人目のビスコ

【オカルト】不思議体験したことあるやつwwwwwwwww
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10 :名無しさん :2014/03/07(金)17:48:53 ID:Cm5/ojDmO
高校3年ん時、5人組のグループでつるんでた。
でも全員がいつも「もう一人いる」気がしてた。
移動教室の時とか「もう一人がまだ来ない」から
廊下で待ってると「アレ?全員いるね。誰待ってたんだろ??」ってなる。この繰り返し。

更に話しは変わって
修学旅行に行った(5人組同部屋)。
部屋で寛いで、各自持ってきたオヤツを広げた。

私 「ビスコー」
A子「私もー」
B子「えー、私も持ってきたー」
C子「なんだよー私もだよー」 私~Cは大笑い。
D子「‥ジャーン!(ビスコ掲げる)」 全員爆笑
と思ったら更に
E子「実は私も‥(オズオズ)」
キャー!ヽ(≧▽≦)ノ" o(≧▽≦)o
女子高生の修学旅行の楽しい思い出。

なんだけど、全員が『6人目のビスコ』が誰だったのか結局分からず終い。

因みに、こんなんじゃオカルトって認められないかな?
この位地味なのでよければ沢山あるのだが‥

2014.05.31 | | Comments(8) | Trackback(0) | ■怪異

悲鳴

洒落にならないくらい怖い話教えて
http://toro.open2ch.net/test/read.cgi/occult/1339071354/

100 :名無しさん@おーぷん :2014/05/21(水)23:02:10 ID:BO6Uw0Qf3
結構前の話、姉が大学に通ってて女性専用のアパートに一人暮らししてた。
日付が変わろうかという時間くらい、そろそろ寝ようと思ったら隣の部屋から
「きゃああぁぁぁぁ!」
ともの凄い悲鳴がしたそうだ。

知らんふりもできないので、武器になりそうな風呂掃除用の短いモップを持って玄関を開けると、
同じタイミングで悲鳴のした部屋の住人もラクロスのステッキを片手に飛び出してきたと。
隣人はびっくりした顔で「大丈夫ですか!?」と訪ねてきたが、それはこっちのセリフだと思った姉は
「そっちの部屋から悲鳴がしたので飛び出してきたんですが…」とお互いに首をかしげた。

お互い???と思っていたらアパートの住人が続々と出てきて「何かあったんですか!?」と聞いてくる。
二人とも悲鳴を聞いて飛び出してきたことをみんなに伝え、アパートの住人一同無事を確認し合うとさっきの悲鳴はなんだったのかと首をひねった。
何があったかわからないものを考えても埓があかないし、どっかで誰かが悲鳴を上げていたのかもしれないということで、
最寄りの交番に通報しその日は解散となった。
翌日、交番からアパートを管理している不動産会社に連絡が入り不動産屋が調査に来た。
すると驚くことがわかった。

悲鳴と思った声は悲鳴ではなかった。
姉の部屋と隣人の部屋の間でアパートが真っ二つに割れていたのだった。
悲鳴は部屋と部屋の間の鉄骨が擦れて出た音だったとのこと。
アパート自体新築で設計に手抜きもなく、なんで真っ二つになったのかは調査結果を姉が聞かなかったからわからなかったが、
もしかしたらアパートは寝てる間に崩れていたかもしれないという話だった。

その後引越し費用や引越し先を不動産屋が全部面倒見てくれて、2~3日で引越しは終わったので、姉はラッキーとか言って済ませていました。

2014.05.25 | | Comments(6) | Trackback(0) | □体験談

鳴らない電話機

洒落にならないくらい怖い話教えて
http://toro.open2ch.net/test/read.cgi/occult/1339071354/

87 :名無しさん :2014/03/30(日)02:05:56 ID:o9DzHYcBp
うちの会社には、滅多に鳴らない電話機がある。
今よりも部署が多かった頃の名残で、回線は生きているものの
発信する事もなければ、着信もごくたまに間違い電話がある程度だった。

あるとき、俺は仕事が立て込んで、深夜まで一人で仕事をしていた。
週末で、何も無ければ飲みに出かけようかと思っていた矢先に
急な仕事が入ってしまい、やむなく遅くまで残業する羽目になったのだ。
その仕事も終わり、そろそろ帰ろうかと支度を始めようとした時、
不意にその電話が鳴った。

またか、と思った。深夜まで残業する事はたまにあり、夜の12時に
差し掛かるあたりになると、よくその電話が鳴る事があったからだ。

こんな時間に仕事の電話はかかってこないし、間違い電話だろう。
いつもその電話が鳴ったときには、そう決め込んで無視をしていた。
しばらく鳴るが、いつもは呼び出し音が10回も鳴れば切れていた。

ところがその日は、呼び出し音がずっと鳴り続けて止まらない。
仕事を終えて、緩んだ気持ちの俺は呼び出し音に段々いらだってきた。

鳴り続けている電話機の受話器を取り上げ、そのまま切ってしまおう。
間違いFAXの場合もあるので、一応受話器を耳にあててみた。すると、

「もしもーし、ああ、やっとつながった!」

と、快活な声が聞こえてきた。あまりに明るい調子の声に、俺は
そのまま切るのが少し申し訳ない気持ちになった。間違い電話で
あることを相手に伝えてから切ろう。そう思い返事をした。

「すみません、こちらは株式会社○○ですが・・・
電話をお間違いではないでしょうか?」

そう言うと、相手は予想外の事を言い出した。

「○○ですよね!わかってますよ!Tさん!」


88 :名無しさん :2014/03/30(日)02:06:48 ID:o9DzHYcBp
Tさんと聞いて、俺は少し慌てた。
別部署にT主任という社員が確かに居たからだ。ただ、当然もう帰っている。

「すみません、私はMと申します。Tは本日既に退社しておりますが」

こんな夜中に居るわけないだろ、と思いながらも丁寧に答えた。

「いや、Tさんですよね!Tさん!お会いしたいんですよ!」

口調は相変わらず明るいが、相手は俺がT主任だと思い込んでいた。
更に、こんな時間に会いたいと言ってくるのもあり得ない。

気味が悪くなった俺は、話を切り上げて電話を切ろうとした。
Tはもう退社してます、人違いですと繰り返した。
それでも相手は構わず話し続ける。明るく快活な口調で。

「Tさん!Tさん!会いたいです!今から行きます!行きます!」

Tさん、という声と行きます、という声がどんどん連呼される。
俺は恐ろしくなって、何も返事できずただ聞くしかなかった。
やがてテープの早回しのように声が甲高くなり、キリキリと不気味な
「音」にしか聞こえなくなった。

キリキリという音が止んだ瞬間、これまでと一変した野太い声で

「まってろ」

という声が聞こえた。
その瞬間、俺は恐怖に耐えられず電話を切った。
そして一刻も早く、会社から出ようと思った。カバンを持って玄関へ
向かおうとしたその時、インターホンが鳴った。

とても出られる心境ではなく、息を殺してドアモニターを見た。
細く背の高い男が、玄関の前に立っていた。背が高すぎて、顔は
カメラに映らず首までしか見えなかった。手には何かを持っている。


89 :名無しさん :2014/03/30(日)02:07:20 ID:o9DzHYcBp
二度、三度とインターホンが鳴らされた。出られるわけがない。
俺はただただ震えながら立っていた。早くいなくなってくれと思いながら。
男がひょい、と頭を下げ、ドアモニターのカメラを覗き込んできた。

男は満面の笑みを浮かべていた。歯を剥き出しにして笑っていた。
目は白目が無く、真っ黒で空洞のようだった。

「Tさん!Tさん!いませんかー!会いに来ましたよー!」

電話と同じく明るい男の声がインターホンを通して、静かな社内に響き渡る。
俺はモニターから目をそらせない。
男はカメラに更に近づく。空洞の目がモニターいっぱいに広がる。
男はなおも明るく呼び掛けてくる。

「Tさん!いないですかー!?Tさん!ちょっとー!」

男の顔が前後に揺れている。

「Tさアーーーンんーーー」

男の声が、先程の電話と同じように、野太く変わった。
そして、男の姿がフッとモニターから消えた。

俺はしばらくモニターの前から動けずにいた。また男がいつ現れるか。
そう考えるととても外には出られなかった。

そうしてモニターを見続けているうちに、段々と夜が明けてきた。
ぼんやりと明るくなってきた外の景色を見ていると、外へ出る勇気が
沸いてきた。恐る恐る玄関へ近づいてみたが、人の気配は無く
静まり返っていた。

ロックを解除し、自動ドアが開いた。
すると、ヒラヒラと何かが足元に落ちてきた。茶封筒だった。
拾い上げて中身を見てみると、人型に切られた紙切れが入っていた。

これ以上気味の悪い出来事はご免だ、と思った俺は、その紙切れを
封筒に戻した。そして、ビリビリに破いてその辺りに投げ捨てた。
もうすっかり明るくなった中を家まで帰り、ほぼ徹夜だった事もあって
俺は早々に眠り込んだ。


90 :名無しさん :2014/03/30(日)02:07:46 ID:o9DzHYcBp
週末は不気味な出来事を忘れようと、極力普通に過ごした。
そして週明け、会社に出てきた俺は、T主任の訃報を聞かされた。

土曜日の夜、電車に撥ねられたという事だった。
遺体は原型を留めないほどバラバラになっていて、持っていた免許証から
T主任だと判明したという事らしかった。

それを聞いた瞬間、俺は週末の一連の出来事を思い出し、寒気がした。
不気味な電話、T主任を尋ねてきた男、茶封筒の人型の紙。
紙を破った事が、何かT主任の死に影響を与えたのか。

沈んだ気持ちでT主任の葬儀に出席し、花の置かれたT主任のデスクを背に
仕事をした。断言はできないが、責任の一端があるのかもしれないという
もやもやとした罪悪感が、t主任の死後、しばらくは常に頭の中を覆っていた。

それから半年程経って、徐々にその罪悪感も薄まってきた頃、急な仕事で
深夜まで残業する機会があった。同じ部署のA係長も残業しており、会社には
俺とA係長の二人だけが残っていた。

不意にまた、あの電話が鳴った。
俺は心臓が止まりそうになった。あの半年前の出来事も忘れかけていたのに、
電話が鳴った事で克明に思い出してしまった。
青ざめる俺をよそに、A係長は「うるさいなあ」と言いながら電話に近づいていった。
出ないでくれ、と言う前に、A係長は受話器を取ってしまった。


91 :名無しさん :2014/03/30(日)02:08:12 ID:o9DzHYcBp
「はい、株式会社○○ Aでございます」

A係長が怪訝な声色で言う。俺はA係長の会話の内容に、恐る恐る聞き耳を立てた。

「私はAと申しまして、Mでは無いのですが・・・」
「Mに何か御用でしたでしょうか?」
「ああ、左様でございますか。ではお伝え致します」
「・・・はぁ?」
「・・・失礼致します」

電話を切ったA係長が、不機嫌な顔で戻ってきた。そして俺にこう言った。

「なんか、やけに明るい声でとんでもない事言いやがった。頭に来たから切ってやった」
「Mさんですよね!っていきなり言われた。俺Aだって言ってんのに。人の話聞けっての」
「で、Mさんに伝言してくれって。何言うかと思ったら、『Tさんは残念でしたね』だと」
「『Mさんが来てくれても良かったんですよ』とか。わけわかんない」

俺はなんとか平静を装いながら、A係長の話を聞いていた。

その後少しして、俺は会社を辞めた。
あの電話の主は何者だったのか。T主任は俺のせいで死んだのか。
今でも分かっていない。

2014.05.25 | | Comments(6) | Trackback(0) | ■怪異

バイトリーダー

洒落にならないくらい怖い話教えて
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80 :名無しさん :2014/03/24(月)19:30:18 ID:7EaLKhS21
大概どのバイトにも、仕事できて社員にもバイトにも親しまれてるバイトリーダーみたいな人いると思うんだけど
俺が学生時代にしてたバイト先にもそういう人がいた
名前はKさん
Kさんは仕事できる、顔はイケメン、いい大学いってて、更に性格も良くてほんとみんなに親しまれてた
俺もバイトしてる時は何度も助けてもらったし、バイト以外でも色々お世話になったりしてKさんが大好きだった
バイト先での飲み会や忘年会でもKさんは常にみんなの中心にいて、場を盛り上げてた
飲みつぶれた奴の介抱や、熱くなって喧嘩しそうな奴らがいたら止めたりと面倒なことも率先してやってくれた
Kさんは正にみんなの憧れだった

そのバイト先には俺と同期のSって奴がいた
Sと俺は同い年で同期ということもあって仲が良かった
けど残念ながらSはあまり仕事ができるほうでは無く、よく社員に怒られていた
そんなSだからしょっちゅうKさんに助けてもらってた
勿論SもKさんのことが大好きで、よく三人でバイト後にラーメン食いにいったりしてた


81 :名無しさん :2014/03/24(月)19:30:49 ID:7EaLKhS21
バイト先での飲み会があった次の日、大学もバイトも休みだった俺はSに呼び出された
Sは前日飲みつぶれていたこともあってか、元気が無い様子だった
「二日酔いは大丈夫か?話ってなんだよ?」
そう聞くとSはゆっくりと話し始めた

「先月あった飲み会なんだけど、○○がめちゃくちゃ酔ってたの覚えてるか?」
あぁあいつアホみたいに酔ってたなぁ
「で、いつものようにKさんが介抱してくれてたじゃん」
「俺結構遠くの席にいたんだけど、特に何も考えないでなんとなく介抱してるKさんの口元を見てたんだ」
「そしたらさ、なんて言ってんのかは全然わかんないんだけど、Kさん口元がずっと動いてんのよ」
「あれ?○○はどう見ても泥酔してるしKさん誰に話しかけてんだろ?とか思いながらボーッとそれ見てた」
へー・・と相槌を打つとSは続けた


82 :名無しさん :2014/03/24(月)19:31:22 ID:7EaLKhS21
「ほんで昨日の飲み会、お前も知ってる通り俺ベロベロに酔っちゃってすぐに記憶無くなったんだ」
「でも途中何故かちょこっとだけ意識があってさ、その時にやっぱりKさんが俺を介抱してくれてたのがわかったんだ」
「その時に微かになんか聞こえてくるんだよ」
「ん・・?Kさんなんかいってる・・?」
「なんだろう・・俺に何て言ってるんだろう・・って思いながら耳を澄ましたんだ」
「すると微かにだけど、確かに聞こえてきたんだ、Kさんの声で」

「おい、死ねよ、なぁ、死ねよ、死ね、死ねって、お前みたいな奴死んだほうがいいよ、おい、死ねって、ほらさっさと死ね、さっさと死ねって、自殺しろよ」
「死ねって、クソが、お前が死ねばみんな喜ぶから、死ね、頼む、死ねって、なぁ、死ね、グズが、死ね、死ね、死んでくれ、飛び降りろ、死ね」
「頼むよ、死んでくれ、死んでくれよ、グチャグチャになってさ、死ね、一人で死ね、死ねよ、ほら、死ね、ほら」


83 :名無しさん :2014/03/24(月)19:31:54 ID:7EaLKhS21
俺は言葉を失った
とてもSが冗談を言ってる様には見えなかったからだ
そしてSはこう続けた
「・・俺さ、Kさんにも、やっぱり悩みとか色々あると思うんだよ」
「俺はずっとKさんに頼りっぱなしで、甘えてた。正直みんなもそうだと思う」
「だから、俺はKさんに頼るのはもう辞めようと思う」
「Kさんも俺らと同じ人間なんだよ」

確かに、Kさんが冗談では無く本気で弱音を吐いたりしてるとこなんて見たことない
Kさんはみんなに親しまれて、仕事ができて、イケメンで、本当にやさしくて・・
そんなKさんにも、心の闇ってやつが確かにあるんだ
そう思った

「俺さ、今日Kさんと会ってみようと思う」
「大丈夫、バイトもやめないし、ちゃんと話するよ」
「あとこの話は誰にも言わないで欲しい。俺もお前に言ったことはKさんに言わない」
「休みの日に呼び出して悪かった、じゃあまた明日な!」
そういってSとは別れた


84 :名無しさん :2014/03/24(月)19:32:40 ID:7EaLKhS21
正直、俺はまだ信じられなかった
まさかKさんがそんなこと・・きっと、きっとあいつが酔っ払って聞いた幻聴だろう
そうに決まってる
あのKさんがそんなこと・・想像すらできない
そうして家に帰り、無理矢理に寝た

次の日、バイトに行った俺はSが死んだことを聞かされた
Sは昨日の深夜、裸で高速道路にいたところを車に撥ねられて死んだ
発見された時はもう原型を留めていなかったそうだ

Sの通夜ではみんな泣いていた
Kさんも泣いていた
俺は涙が出なかった
とにかく一人で酒を飲んだ
酒を飲んで、飲んで、飲みつぶれた

目が覚めると、Kさんが俺を介抱してくれていた
俺が「すいません、大丈夫です」と言うとKさんは俺の肩をポンと叩いて一言だけこう言った

「ざんねんだったな」

俺はそのあとすぐにそのバイトを辞め、大学も卒業して今は故郷を離れ働いている
Kさんはどこかいい会社に入って早々に出世し結婚して子供が産まれたと聞いた

2014.05.25 | | Comments(3) | Trackback(0) | ■サイコ

【グロ】役立たず

洒落にならないくらい怖い話教えて
http://toro.open2ch.net/test/read.cgi/occult/1339071354/

34 :名無しさん :2014/03/06(木)22:48:50 ID:w0OE21hva
私が高校生のころ、父が癌で死んだ。
私が幼い頃、父はいい意味でも悪い意味でも私を一人の人間として扱ってくれた。
幼かった私にはできないことが多く、父をその度に怒らせた。
役立たずとよく言われた。
私は父と性格が似ているらしく、父は私を責めるというより私を通して自分を責めているらしかった。
でも私は博学な父を恐れつつも好きで、よく機嫌がいいときはたくさん遊んでもらった。


35 :名無しさん :2014/03/06(木)22:49:25 ID:w0OE21hva
そんな父が癌で弱りだし、一人の人間と同じことがだんだん出来なくなっていった。
病の痛みは壮絶らしく、父はよくのたうち回っていた。
しかし私には医療知識などないし、痛みもわからないので、何もできなかった。
「大丈夫?」という言葉を繰り返す意味もわからなくなって、私はただ呆然とするようにだんだんなっていった。
そしてその頃、父はだんだん性格が歪んでいった。
きっと痛みのせいだと思う。痛くないときはまだマシだったから。


36 :名無しさん :2014/03/06(木)22:49:58 ID:w0OE21hva
母は帰りが遅いので、痛みのピークのときはいつも私と父は二人きり。
痛みで一人の人間と同じこともできず、陰険な性格になった父に私は、病気のせいだと思いながらも酷く失望していた。

父はその頃食事をしてもよく吐いた。
食べたくても食べられないとよく言っていた。
父は食べることが好きだったので、本当にその頃からは歪みに歪んだ。


37 :名無しさん :2014/03/06(木)22:50:28 ID:w0OE21hva
そんな父が、俺は病人だから俺を病人らしく扱え的なことを言った。
確かに当然のことだったのだが、私はそのときに初めて自覚した感情があった。
父に対する憎しみだった。
私が幼かった頃、できもしないことをさせられて失敗して役立たずと罵られたことが、かなりトラウマだった。
役に立たないものは捨てる。父はよくものを捨てる人だ。
だから私もいつか捨てられると怯えたことを瞬間的に思い出した。
育ててくれた親に感謝せねばと思っていたのに、痛がる父に何もできない私に私自身が役立たずと慢性的に罵り続けていたり、父の言葉もあってかなり消耗していて、理性が効かなかった。


38 :名無しさん :2014/03/06(木)22:50:59 ID:w0OE21hva
今では自分ばっか守ろうとした私が完全に悪いと思ってる。
父には悪いことをした。

私は父に向かって「役立たず」と言って爆笑してしまった。
そのときの父の顔は忘れられない。
きっと父に止めを刺したのは私だ。

父はそれから二週間後、死んだ。

私は悲しいよりも、やっと自由になれた気がして爽快だった。
それについても自己嫌悪はかなりあったが、事実ホッとしていた。


39 :名無しさん :2014/03/06(木)22:51:31 ID:w0OE21hva
そして一周忌が終わった夜、私は父を食べる夢を見た。
血が滴るステーキに大きな骨付き肉。ホルモン焼き。
すべて平らげてから、デザートに父の頭部がカラメルソースやらなにやらかけられた状態で出された。
夢の中で私は今まで食べた肉が父の肉であることをそこで知った上で、何とも思わずにそれを食べた。
頬の肉をナイフで削いで、皿のソースをそれで拭き取って食べた。
甘くてジューシーだった。
私はすべて平らげた。
脳みそから背骨の髄まで柔らかい部分はすべて食べた。


40 :名無しさん :2014/03/06(木)22:52:03 ID:w0OE21hva
脳みそから背骨の髄まで柔らかい部分はすべて食べた。

そこで目が覚めた。
目が覚めると布団が血だらけだった。
起き上がろうと布団に手をつくと、激痛。
私は自分の腕の肉を食べてしまったらしい。
寝室にあった姿見には口の回りが血だらけの私がいた。
母に連れられて病院にいくと、深くは無かったけれど抉れていた。
やっぱり食べていた。
父が私を叱ったのか、私がおかしいのか、わからない。
多分後者だと思う。
けれどこれは私史上で一番洒落怖。

2014.05.25 | | Comments(8) | Trackback(0) | ■サイコ

心霊スポット

ほんのりと怖い話スレ
http://toro.open2ch.net/test/read.cgi/occult/1395824154/


69 :名無しさん@おーぷん :2014/05/21(水)11:40:30 ID:AfwhUZVsu
昔、とある施設で研修をした時のこと。
よく話し相手になってくれる、Aさんという50代の男性入所者さんがいた。
Aさんは穏やかな人で、私が病気の親の面倒を見てる話をすると、色々励ましてくれた。
Aさん自身は、幼い頃に両親と兄妹をいっぺんに亡くしたとのこと。
家族は大切だよね、大変だろうけど、親孝行できるのは幸せだよと言ってくれた。

Aさんとは出身地も同じで、よく地元の話で盛り上がった。
ある時私は、何のはずみかは忘れたけど、地元の心霊スポットになっている廃屋の話をした。
いつも穏やかなAさんの表情が、その時一瞬とても険しくなって
「君はその廃屋に行ったことあるの?」と聞いてきた。
私は、「いえ、私は心霊スポットとか肝試しとかは嫌いなんで。
しかもそこでは、肝試しに行った人が大怪我したらしんですよ。
何でそんなところに行くのか理解できませんよね」と答えた。


70 :名無しさん@おーぷん :2014/05/21(水)11:59:53 ID:AfwhUZVsu
するとAさんはホッとした表情になって
「そうだよね。肝試しなんてする連中の気がしれないよ」と頷いていたが
そのうち、「うんうん、ああいう、肝試しなんて言って荒らしに来る連中は
屑だ、あいつらは屑だ」と、急に人が変わったように呟きだした。
私は驚いて、Aさん? Aさん? と呼び掛けたんだけど、Aさんは上の空で
「…心霊スポットだと? 人の魂を何だと思ってる、ゲラゲラ笑いやがって。
何の罪もないのに、殺されたあげく笑い物にされなきゃならんのか。
ふざけるな、糞野郎どもめ。あいつらは殺されて当然だ
女は犯してやった、ざまあみろ!!!」

異変を察した職員が飛んできて、Aさんは静養室に連れて行かれた。
私はスーパーバイザーからこっぴどく叱られた。
あとから聞いた話では、Aさんの家族は強盗に皆殺しにされ
空き家になったその家が、のちに心霊スポットと言われるようになった。
大人になって久しぶりに家に訪れたAさんが
肝試しに来たDQNとトラブルになり傷害致死 とのことだった。

2014.05.21 | | Comments(5) | Trackback(0) | ■サイコ

足踏み

ほんのりと怖い話スレ
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68 :名無しさん@おーぷん :2014/05/06(火)10:35:57 ID:0gTH4QqWG
何年か前のお盆に鬼籍の祖父の墓参り目的で
祖母宅へ子供連れて行った。
従弟もいて、みんなで墓参りの事は忘れて
明日、中華料理食べに行こうと盛り上がった。
その時、廊下をドスドスドスドスと大きな音を立てて
歩いていく人が。
皆で顔を見合わせる。何の音?
耳の遠い祖母以外、全員に聞こえたもよう。
一軒家だし、家にいるはずの人は皆居間に揃ってたしで
これは泥棒か!と廊下へのふすまを開けるけど
誰も居ない。
廊下の奥の玄関は閉まってるし、人もいない。
廊下の向かいの誰もいない台所……から、音がする。
誰もいないなら台所の屋根の上か!?と
外へ出て見たけど、誰も居ない。
従弟は天袋から天井裏まで入ったけど、誰も居ない。

結論、怒ると足踏みしてアピールする祖父が
自分の事を忘れて美味しい物を食べに行く話をしてた私達に
怒りまくって存在をアピールしてきたんだ。
と、いう事にして
次の日、お墓を丁寧に磨いて謝ってきた。

2014.05.21 | | Comments(4) | Trackback(0) | ■怪異

女の子

ほんのりと怖い話スレ
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64 :名無しさん@おーぷん :2014/05/03(土)02:58:50 ID:MqReULA6x
あんまり、というか全然怖くないけど貴重な実体験。
自分は大学生女で、友人と一緒に全く面識がない人の家を訪ねなければならない機会があった。
詳しくは伏せるけど、「村」ってかんじの場所。
呼び鈴を鳴らすと、中から返事が。こちらから戸を開け、出てきたのは30前後くらいの女性だった。
後からついてきたのは小学生ぐらいの女の子だ。ピンク色のTシャツが可愛かった。
玄関先で用事を済ませる。友人が女性と話をしている時、女の子と目が合ったので笑いかけてみた。女の子は恥ずかしそうにニコニコとしてくれた。

その家を後にした帰り道、友達に言った。「さっきの子、可愛かったね」
友人は半笑いで言う。「は?ごめん何のこと?」
よくよく話を聞いてみると、どうもふざけてはいないらしい。「そんな子いなかった」の一点張りだった。

自分だけが女の子を認識していた…というより友人が緊張して認識できてなかっただけとは思う。自分は怖い話好きだが幽霊否定派なんだ。
たぶん生きてる子だった、はず。たぶん。

2014.05.21 | | Comments(9) | Trackback(0) | ■怪異

入っちゃいけない場所

ほんのりと怖い話スレ
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62 :名無しさん :2014/04/21(月)22:12:44 ID:i7JTon06Y
中学校の同級生の話。
又聞きなんで、ヤマもオチもない。勢いで事実のみを描く。

中学の同級生T、高校入学後DQN化。
高校のDQN仲間とつるんで心霊スポット巡り。ウェーイ。
ある日、車に乗ったまま線路で立ち往生。電車とドカーン。
車に乗っていた4人のうち、2人死亡。2人大けが。
行き残った2人のうち、1人は病院から抜け出し線路でうずくまっていたところを電車とドカーン。自殺。
もう一人はオリのついた病院に収容中。

地元じゃ、あそこの心霊スポットに行ったのではないかという噂が先走り。
まあ、真相はわからん。でも、入っちゃいけない場所ってあるのかな、という話。


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2014.05.21 | | Comments(3) | Trackback(0) | ■都市伝説・噂

階段

ほんのりと怖い話スレ
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61 :名無しさん :2014/04/21(月)11:35:22 ID:qwrsLOHED
聞いた時ちょっとゾッとした話。大学に入学してすぐに、見た目はゴツいけど、大人しくて若干ゲイぽいっ奴と友達になったんだ。LUNA SEAの真矢に似てるから真矢とする。
うちの大学には、ユニデンスって言う学内敷地に建ってる学生寮があった。20階建てくらいのぱっと見ビルみたいなでかい寮だった。
真矢は入学したての頃そこに住んでいたんだが、5月の半ばくらいで寮生活を止め、突然実家から通い出した。
真矢の実家からうちの大学まで片道2時間以上かかるし、寮は1年契約で途中で部屋を出ても家賃は返ってこない。
不思議に思ったが、使わないから自由にしていいということで、鍵を貸してくれたので講義の合間の溜まり場になった。でも真矢は絶対にその部屋には近づこうとはしなかった。

その時にもテレビが勝手についたり消えたり、閉めたはずの鍵が開いてたりちょくちょくおかしな事があったりした。
けど、もともとその寮はいわく付きというか、心霊系の話がよく噂されるとこだったから、うおーこれかー、ぐらいにしか思ってなかったんだ。

そんなある日、真矢と学食でたまたま2人っきりになる機会があって、軽い気持ちで聞いてみた。
「そーいや、なんでお前寮から通わないの?」
その瞬間、それまで笑顔だった真矢の顔が真顔になり、その直後泣き出しそうな顔になった。

「…その話はマジでやめてください。お願いします…。」
(敬語なのは俺が浪人してて年が1コ上だから)
真矢のガチで泣きそうな声と表情に驚いて
「お、おぅ…すまん。」
ってしか言えなかった。
そしてしばらくの気まずい沈黙の後に真矢が重々しく口を開いた。
「俺…見ちゃったんすよ…。」
真矢は俯いたまま消え入りそうな声で言った。
「見ちゃったって…幽霊?」
真矢は下を向いたまま頷いた。
「部屋出るちょっと前の話なんすけど、俺の部屋の窓から階段見えるじゃないすか?
たまたまその階段を見たとき、何か女が立ってるんすよ。」
うちの寮は男子寮と女子寮が別れている。でも、女子が男子寮に入るのは割と簡単だった。(逆は相当厳しい。見つかったら謹慎処分、2回目には退学)
「最初はただの女子学生かと思ったんすよ。でも2時間くらいしても全然動いてなくて。」
「俺、やべーとか思ってカーテン閉めてすぐ寝たんす。朝起きて見たらいなくなってました。」
「でも次の日、見てみたらまたいるんすよ。前日と同じ格好で。」
ちなみに顔は髪に隠れて見えなかったそうだ。
「その次の日も、朝にはいなくなってました。でも夜にはいるんです。」
「何時から現れて何時に消えるとかは全然分かんなくて、気がついたらいて朝は消えてるんす。」
「でも最初こそビビってたんすけど、だんだん慣れてきて、あー、今日もいるわーぐらいにしか考えなくなりました。」

「でもある日、俺…気づいちゃったんすよ…。」

もう真矢は視点の定まらない目を小刻みに左右に揺らしていた。恐怖が蘇ってきているように見えた。
「その女…毎日1段づつ階段上ってるんすよ。最初は5階だったのに最後の方は俺の部屋がある8階のすぐ下の段でした。」
「俺の部屋角部屋で一番階段に近いじゃないですか。それに、最初は女の顔、見えなかったんすけど、近づいてきたら見えたんすよ。」
「髪の隙間から見える目が…。明らかこっち見てて…。俺見てて…。」
「笑ってるんすよ…。もうすぐ着くぞと言わんばかりに。」
「その次の日からあの部屋には行ってません。」

真矢の話はそれで終わった。
その後はその話をする事なく1年がたった。
これは後日談なんだが、その部屋は1年契約なので部屋を整理するため真矢はほぼ1年振りに部屋に行ったらしい。
しかし、それから真矢に会う事はなかった。急に大学を辞めてしまったのだ。
それ以来彼には連絡が取れず、大学の友達は誰も真矢のその後を知らないとの事。
俺らの中では、部屋を片付けに行って相当ヤバいもんを見たか、ヤバい目にあったんじゃねーかって噂してる。
あんま怖くなくてスマソ

2014.05.21 | | Comments(3) | Trackback(0) | ■都市伝説・噂

海の家

ほんのりと怖い話スレ
http://toro.open2ch.net/test/read.cgi/occult/1395824154/

48 :名無しさん :2014/04/20(日)05:19:15 ID:Jx0RDc52K
昭和50年代後半、俺が小学2年になったばかりの頃、うちの親父が友人の借金の保証人になって、友人が飛んだから、
我が家は家も土地も全て奪われ、一家全員宿無しになってしまった。

父は高速道路建設で7月から8月の2ヶ月間、出稼ぎのような状態。
母と姉(当時小6)と俺(当時小2)の3人は、7月から8月いっぱい、親戚から紹介された町営の海の家の住み込み従業員生活。
海の家といっても、浜は小さく、建物も昔は漁師小屋(番屋)だったところ。
朝は8時に開けて、夕方5時に閉店。更衣室と水道水シャワーと簡単な飲食提供。
掃除をしたら、店の残り物の焼きそばやおでんで食事。雨の日以外は夏の間は無休。
姉と俺は、元の小学校から遠く離れて友達も誰もいない土地で、海水浴客相手の接客を頑張ってた。


49 :名無しさん :2014/04/20(日)05:19:58 ID:Jx0RDc52K
この海の家で、俺と姉は不思議なものをよく見た。

夜、誰もいなくなった浜でよく火の玉を見た。
母親は「イカ釣り漁船の照明だ」と言っていたが、絶対に違う。
沖の方に火の玉がヒョコヒョコ流れて、やがて上空に向かってスゥーと飛び上がってやがて消えていく。
花火かもしれないが、わざわざ船で沖に出て、花火をやるようなオシャレなところではない。
最初と二回目、三回目あたりは不気味な感じもしたが、五回目あたりからは姉も俺も「またか」と見物するようになっていた。
約2ヶ月で10回以上は見たので、そのうち飽きて、わざわざ見物もしなくなった。


50 :名無しさん :2014/04/20(日)05:20:33 ID:Jx0RDc52K
雨の日は海の家は休みなのだが、母が町役場に出かけ、俺と姉はお留守番した日のことだ。
けっこうな暴風雨で昼間なのに真っ暗だったのを覚えている。
俺と姉は、映りが悪い14型のカラーテレビを見ていたのだが、突然、停電してしまった。
古い小屋だったから風雨の音ばかりが響く中、姉と俺は「やだなー」とボヤきながら、明かり取りの高いところにある窓を何気なく見たら、
長い髪の毛をざんばらにしたような人間が、明かり取りの窓からこちらを見下ろしている。
最初は常連客の誰かがフザケているのかと、姉が「だれー?」と声をかけると、
ざんばら男は「ゴブゴブ」と声を出して、すっと窓から離れた。
夕方になって雨がやんだので、外から明かり取りの窓へ向かってみると、海藻が何本かぶら下がっていた。
それから、雨の日には、よくそのザンギリ頭がよく現れ、明かり取りの窓から覗いていることに気付いた。
そして、よくよく見ると髪の毛ではなく、顔中を海藻で覆っていることに気付いた。
姉と俺で、小雨の中、波打ち際で遊んでいたら、全身も見たことがある。
磯でなにかを拾っている人影が見えて、俺が「あれ?」と声を出したら、「ゴブゴブ」言いながら海へ向かっていって消えた。
全身が海藻まみれで、身長は2メートル以上あったと思う。やたら手足が長かった。


51 :名無しさん :2014/04/20(日)05:22:04 ID:Jx0RDc52K
一番怖かった記憶は、8月15日。
お盆は一日だけ休みで、父も出稼ぎ先から海の家へ帰ってきていた。
久々に父親と再会して嬉しかったことと、お土産の豚肉の味噌漬けが美味しかったことを覚えている。
夜中、ゴザの上で寝ていると、姉に「なんか、変な音しない?」と起こされた。
外から波の音に混ざってカシャカシャ…カシャカシャ…という音が聞こえてくる。
夜の海からは色んな音が聞こえてくるのには慣れてしまっていたが、聞きなれない音というのは気持ちが悪い。
父親を無理矢理に起こして、3人で窓からそっと覗くと、月明かりの中、骸骨が浜を歩いていた。
やたらと大きな骸骨で、表面にフジツボらしきものがびっしりついていて気持ち悪い。
それが酔っぱらいのようにフラフラと浜を歩いている。
なにかを探すかのようにうろついている骸骨を数分見ていたが、
父親がガラリと戸を開けると、骸骨はその瞬間に消えた。


52 :名無しさん :2014/04/20(日)05:23:08 ID:Jx0RDc52K
8月下旬、海にクラゲが出るようになる頃、父の実家のある東京へ引っ越すことになった。
残された借金も、町役場の人が紹介してくれた弁護士を通じてどうにかなった。
俺たち家族がいなくなった後、町営の海の家はなくなった、と聞いた。

その後、大きくなってから、母に人魂や海藻人間や骸骨のことを聞くと、母も何度も見たと言う。
でも、子供たちが怖がるから、絶対に怖がる素振りは見せないようにしていた、と。
人魂は、母も何十回と見たことから、そういうもんだ、としか思わなかった、と。
母が言うには、海藻人間は夜明け近くに、海の家の前にトコブシ(小さい種類のアワビ)やヒメサザエを30粒ほど置いて行くことも何度かあった、という。
(母は、それらを普通に食卓に乗せていた。母曰く「あの頃、うちは貧乏だったから、アレも哀れに思ったんだろう」と)
ただ、骸骨だけは「いかん奴」だと母は認識していた。「アレは、海で死んで、遺体が発見されてないヤツなんだと思う」と。


53 :名無しさん :2014/04/20(日)05:24:02 ID:Jx0RDc52K
父は、母から「あの海の家はお化け屋敷だ。早く何とかしてくれ」と何度も電話で言われていたらしい。
が、理数系だった父は信じず、あの8月15日の骸骨を見るまでは、面倒臭いとしか思っていなかった、と。
あの骸骨を見て「あんなお化け屋敷に妻子を置いておけない」と、本気で借金処理を頑張ったんだと、後から知った。

姉は、小さい頃は言わなかったが、人魂を目の前30cmで見た、と俺が大学生になってから白状した。
便所(小屋の外にある)に行った時、やたらと外が明るいな、と思っていたら、
目の前にバスケットボールぐらいある人魂が飛んできた、と。
そして、姉の目の前で静止したので、よくよく人魂を見ると、人魂の光の中にお婆さんの生首みたいなものが見えた。
姉は驚いて、人魂の中のお婆さんにペコリと頭を下げたら、凄い勢いで人魂は沖に向かった。
人魂の中に、人の頭があるなんて知ったら、小さい弟が怖がるだろう、と黙っていたそうだ。
怖くなかったのか、と問うと、「見慣れていたし、お婆さんも普通のお婆さんだったから、怖くはないけど、ただ驚いた」と。

俺は、大学3年の時、バイクのソロツーリングで一度だけ、あの海の家のあった辺りに行った。
駐車場と浜へ降りる階段が残っていたが、海の家は跡形もなく消えていた。
海藻人間を目撃した磯は残っていたが、俺が子供の頃のようには貝もなかった。
なんで、あの頃、あんなにも色んなモノを見たのに、あまり怖くなかったんだろうか?

こうやって書き起こしてみても、全然怖くないので、こちらに思い出として残しておきます。

2014.05.20 | | Comments(8) | Trackback(0) | ■怪異

祖父

ほんのりと怖い話スレ
http://toro.open2ch.net/test/read.cgi/occult/1395824154/

45 :名無しさん :2014/04/19(土)15:55:22 ID:JsJ3LvEcm
婚姻届を出しに行ったのが大晦日だった。
時間外受付で受理してもらい、予定していた親戚の家に行き年越しの集いに行こうと思ったら、義理の母から電話があり義母の父親が危篤状態なので、すぐに病院に来てほしいとのことだった。
もうほろ酔いの義父と焦る義母を乗せて病院へ。
運転は夫で助手席は私。義父母は後部座席にいたのだが、運転席と助手席の間にもう一人いた。
よく目覚まし時計などに使われている黄緑色の夜光塗料のような色のおじいさんがいた。
眼鏡をかけて猫背で少し首を前に出していた。しかし他の人たちには見えている気配がなった。
生まれてはじめて人ではないものを見たのだが「まさか夫のおじいちゃん?あ、でも今言ったらパニックだな」と黙っていると、夫の携帯が鳴り「今亡くなった」と。
気づくと黄緑の人は消えていたが、車はそのまま病院へ。
義母の実家の人たちとは面識もあり私も病室にいれてもらったが、横たわるおじいさんの顔を見て「さっきの人は違う人か…この人は眼鏡をかけていないな」とボンヤリ思った。


46 :名無しさん :2014/04/19(土)16:08:55 ID:JsJ3LvEcm
それから年が明けてから慌ただしくお通夜や葬儀が行われた。
私も新米だけれどお勝手の手伝いをしていて、遺影を見たときに気づいた。
…眼鏡をかけている。
よく考えたらご臨終を迎えられたから眼鏡は外していたんだ。やっぱり車に乗っててたのは夫の祖父だったんだ。
実は祖父が亡くなるちょうど一年前、夫が突然の病で死にかけた。幸運なことに後遺症などもなく生活しているが、倒れる数日前に祖父の家を訪ねていたのだ。
なので「今年はあいつ(夫)は来るのかなぁ、元気にしてるのかなぁ」としきりに心配していたそうだ。
私たちは年が明けてから入籍のご報告に伺うつもりがお葬式になってしまったのだった。
葬儀からしばらくたち、皆でテレビを見ているときに義母が「幽霊って見たことある?」と私に聞いてきた。
渋りながら大晦日の話をすると、驚きつつも義母は納得してくれた。「きっと○○(夫)を宜しくっていいに来たんだね」と涙ぐんでいました。
本当にほんのりな初体験でしたが、長くなりすみません。


【「祖父」の続きを読む】

2014.05.20 | | Comments(5) | Trackback(0) | ■怪異

オカルトのテンプレ通り

ほんのりと怖い話スレ
http://toro.open2ch.net/test/read.cgi/occult/1395824154/

42 :名無しさん :2014/04/10(木)21:09:42 ID:tarWp3Z6h
何年か前になるが、知り合いの知り合いがまさにオカルトのテンプレ通りという体験をした。
友達に話してもああ、またそのパターンねって言って信じてくれない…。
オカルト板じゃありがちな展開なんだが、

兄の元カノの弟がQ州にある有名な心霊スポットの廃屋に彼女と行く。
特に何も起こらず帰る。
帰りの高速道路で走行中に、大きな毛布のようなものが車に向かってきて視界を遮る。
中央分離帯に衝突、単独事故を起こす。
フロントガラスが割れて、弟君も彼女も顔に傷が残る重傷。
ちなみに事故現場に毛布なんてなかった。

って聞いたときはそんなことが実際にあるんだ、gkbrと思ったんだが、
他人に話すとオカルトお約束の知り合いの知り合いが…になるからもおお、誰も信じない…はがゆい…。


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2014.05.20 | | Comments(9) | Trackback(0) | ■都市伝説・噂

黄色い雨合羽

ほんのりと怖い話スレ
http://toro.open2ch.net/test/read.cgi/occult/1395824154/

41 :名無しさん :2014/04/10(木)07:32:28 ID:RVnMNSFHO
仕事帰り、日も暮れて暗くなり始めた頃に交差点の横断歩道で信号待ちしてたんだけど
その日は結構雨降ってて傘差して先頭で信号が青になるのを待っていました
隣にも後ろにも仕事帰りの沢山の人が信号を待っています
すると交差点を左折してきたバスがゆっくりと左から右へ目の前を通過しようとしていました
バスにも沢山乗客がいて、ぼーっとそのバスを眺めていました
ちょうど目の前を通り過ぎる時、バスの乗り降りする大きなガラス扉に映った自分を見て変な事に気付きました
ガラスに映った自分の前に黄色い雨合羽を着た女の子が立っているのです
もちろん自分は先頭なので前には誰も立っていません
それなのにガラスには自分とバスの間に女の子がいるように映っていました
バスが通り過ぎると信号が青に変わり何事もなく皆一斉に歩き始めました
女の子に気付いていたのは恐らく自分だけです
今でもあの悲しそうな顔が忘れられません

2014.05.20 | | Comments(6) | Trackback(0) | ■都市伝説・噂

火の玉

ほんのりと怖い話スレ
http://toro.open2ch.net/test/read.cgi/occult/1395824154/

40 :名無しさん :2014/04/08(火)14:17:56 ID:V4ldNQyg1
小さい時に近所のお姉さんの家にダッコされて遊びに行った。
なので帰りもダッコしてもらって帰ってた。
すると高い塀の上に赤色の火の玉を発見。
お姉さんに伝えたら複雑な表情。
お姉さんは自分が見る少し前に
私の家の隣の家に青い火の玉を見たらしい。
最近わかった事だけど、青い火の玉は死者のもので
赤い火の玉は、これから赤ちゃんになる魂だと聞いた。

2014.05.20 | | Comments(4) | Trackback(0) | ■民話・伝承

白い虫

ほんのりと怖い話スレ
http://toro.open2ch.net/test/read.cgi/occult/1395824154/

37 :名無しさん :2014/04/07(月)18:13:31 ID:nmByZZQvh
自分のばあちゃんは、田舎の集落みたいなところに住んでいて、
里帰りで行くと、祭りの盆踊りの練習や獅子舞の練習みたいな、
公民館でやっているのに参加することができた。
けっこう夜8時とか9時ぐらいまでやっていて、大人が
酒飲んでる横で子どもが練習する、みたいなのが非日常的で
楽しんで参加してた。一人っ子だったし楽しかったんだ。

そこでしわっしわのばあちゃんで、「神様」みたいな人がいた。
神様は、「のんのんさま」みたいな感じで様付けで呼ばれてる人で、
それが名前じゃないというのだけは知っていた。
子どもが集められて、神様が一度、「この世のことわり」を話したことがある。

人間の寿命は200年。そこから何かするごとに、貸し借りで
命が削られていく。生き物を殺したら○年、盗みをしたら○年だ。
逆にいいことをしたら、チャンスがくる。
「○○」という白い虫を見たら食べろ、それが寿命がのびる唯一の
チャンス、みたいな話だった。その場で白い虫も見せてくれた。
のんのんさまは、それで200年以上生きているという話だった。
そのときじゃないけど、江戸の話を見てきたかのように語ってた。

それで子どものころは、白い虫が見えてたんだよね。ケサランパサランが
すごく近いんだけれど、雪虫の毛が長くなったような、なんかほわほわの虫。
目とか触覚とかもある、食べたらほんのり甘いやつだった。
不思議と、親の手伝いとか、誰が見ても人のために役立ついいことした直後に
見つかるんだよ。でもいつのまにか見なくなってた。
長寿の村というわけじゃないし、神様の意味がわからないけど、
あの虫なんだったんだろ。
どこに書いたらいいかわからないので書いたけど、俺、今寿命いくつなんだろうな。

2014.05.20 | | Comments(8) | Trackback(0) | ■民話・伝承

定時連絡

広告を消すためのエントリです。

2014.05.18 | | Comments(3) | Trackback(0) | ■怪異

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