おばちゃんだよ
携帯電話の恐い話 5
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576 :本当にあった怖い名無し :2006/08/19(土) 17:59:53 ID:385HbgEz0
釣りだと思われても仕方ないと思うけど、実際に体験した話。
時間があれば聞いてほしい。
ひと月以上前の話だけど、わたしの携帯に6672…みたいな感じで始まるえらく眺めの番号から着信があった。
時間は夜の11時、わたしは丁度近くのコンビニに買い物をしていた。
見慣れない番号だったけど、出で見るとザァーっと少しノイズが入った後、
「もしもし、●●(自分の名前)ちゃん?おばちゃんだけど、元気にしてる?」
と、聞きなれない声の女の人だった。
親戚が多いわたしには、おばは何人もいたので「だれのおばちゃん?」と聞いてみたら
「○○くんのおばちゃんだよ」と、その相手は、自分が父の姉である的なことを言った。
最初は悪戯だと思った。だってその伯母は7年前に亡くなっている。
冗談だと思って、「元気だよ」と返したら、
(自称)伯母が「そぅ、良かった。近いうちに病気をするから気をつけてね」と言ってプツリと電話が切れた。
一方的に切られたので腹が立ち、着暦からかけなおすと「おかけになった電話は、現在使われておりません」とお姉さんの声が。
電話ってものはこんなにすぐに使えなくなるものなの??
家に帰ってから、「この番号何処の?」と親に聞こうとするとその番号は着暦から消えていた。
それから一週間くらいたってわたしは『マイコプラズマ肺炎』という病気にかかり、2週間ほど40度近くの高熱に苦しめられた。
あの時電話で言われたことが引っかかり、父に生前の伯母のビデオをだしてもらった。
ビデオに写るのは、まだ幼いわたしと、楽しそうに話す伯母(わたしは相当の伯母ちゃんっ子だった。
そのビデオから聞こえる伯母の声は、まさしく電話の声と一緒だった。
7年も経つと大好きだった伯母の声すら分からなくなるんだな・・・(´・ω・`)
怖くなくてごめん、長々とごめん。
2006.08.29 | | Comments(4) | Trackback(0) | ■怪異
